「カクテルを自宅で作ってみたいけど、何から始めればいいのかわからない…」
そんなふうに感じたことはありませんか?
実は、カクテルは特別な技術や高価な道具がなくても、
基本を押さえれば誰でも気軽に楽しめます。
このページでは、
カクテル初心者が最初にそろえるべき道具・材料・作り方の基本をわかりやすく解説。
実際に使える簡単レシピ付きなので、
この記事を読めばすぐにでも「家飲みバー」を始められます。
どのブログ記事よりも詳しく解説している自信があります!
興味がある人も、本気で作りたい人も是非読んでみてください!
書いているのはこんな人↓
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先にレシピを見て作りたい人はこちらから
「とにかく早く作ってみたい!」
という方のために、人気カクテルの写真付きリンクをまとめました。
気になる一杯があれば、まずはそこから始めてみてください。
それぞれのリンク先では、レシピはもちろん、必要な道具や作り方のコツまで丁寧に解説していますので、初心者の方でも安心してチャレンジできますよ。
↓写真をクリックすると、
各カクテルの詳しいレシピページに移動します。
カクテルとは?
カクテルとは、
2種類以上の飲み物(主にお酒やジュースなど)を混ぜて作る飲み物のことです。
たとえば、
ジンとトニックウォーターを混ぜた「ジントニック」
ウィスキーと炭酸水の「ハイボール」
も立派なカクテルです。
カクテルは、
ベースのお酒 + リキュール + 割材
という組み合わせで主に成り立っています。
※
ベース酒:ジンなどの高アルコール酒
割材 :炭酸水などのノンアル飲料
上記のように、
カクテルは一杯のグラスの中にさまざまな要素が組み合わさってできています。
それをわかりやすく説明するなら、一本の木にたとえるとイメージしやすいと思います↓
■イメージ図

カクテルは基本的に、
ベースのお酒を土台として、リキュールと割材でベース酒を補完する
というような作りになっています。
- 幹(ベース酒):
カクテルの中心となる部分。
ジンやウォッカ、ラムなどがこれにあたり、
味の土台とアルコール感を支えています。
カクテル全体の“方向性”を決める、まさに主軸です。 - 枝(リキュールと割材):
幹から伸びる枝には、2つの種類があります。- リキュールの枝:
甘さや香り、色彩を加えて、
カクテルに個性をもたらします。
フルーツやハーブ、ナッツなど、
風味の広がりを演出します。 - 割材の枝:
飲みやすさや仕上がりを整えるます。
ジュースや炭酸、ミルクなどが含まれ、
全体をバランスよくまとめてくれます。
- リキュールの枝:
このように、
ベース酒という主軸の味わいがあって、それをリキュールと割材が支えるのがカクテルの味の作り方になります。
なので、同じ幹でも枝の選び方によって木の形が変わるように、
同じベース酒でもリキュールや割材を変えるだけで、個性や飲みやすさが全く異なるカクテルができます。
次のセクションから、より詳しく材料を見ていきましょう↓
ベース酒とは?

カクテルの「ベース酒」とは、
味の中心、主軸となるお酒のことです。
ジン・ウォッカ・ラム・テキーラ・ウイスキー・ブランデーなどの、高アルコール度数のスピリッツが主に使われます。
アルコール度数が高いことで、
他の材料と混ぜても風味がしっかり残り、カクテルの骨格を作る役割を果たすため、カクテルらしい味に仕上がります。
以下が、カクテルのベースで使われる主なお酒たちの特徴です。

黄色で囲んだベース酒は、初心者でもカクテルに使いやすいベース酒です。
カクテル作りが初めての方は、まずはここから始めてみるのがおすすめです!
たとえば、その4つは以下のような特徴があります↓
- ウォッカベース:
クセのない無味無臭のため、他の材料の風味を活かすカクテルに向いています。 - ジンベース:
ジュニパーベリーの爽快感とハーブ感が特徴。香りやキレを活かしたカクテルが得意です。 - ラムベース:
原料のサトウキビ由来の甘い香りが特徴で、南国感のあるカクテルと相性が良いです。 - ブランデーベース:
ブドウの芳醇な香りとまろやかな口当たりが特徴。重厚で上品なカクテルに向いています。
このように、ベース酒によって向いているカクテルがある程度決まっています。
また、カクテルの分類にもベース酒が使われます。
「ジンベース」「ラムベース」などと呼ばれるように、
どんなベース酒を使っているかで、カクテルのカテゴリや特徴が判断できます。
以上より、
カクテルにおいてベース酒は、見た目や飲みやすさ以上に、味の軸や深みを支える主軸とも言える存在です。
自分の好みに合ったベース酒を知っておくことで、カクテルの世界がより一層楽しく広がりますよ!
それぞれのベース酒選びで迷った時は、こちらをご参考に。
どの記事も実飲して、徹底的に比較検討しています↓
■こちらはウォッカの記事。
カクテル向けでないものを選ぶと、
アルコール臭くて作るのが難しいです。
10種類を同時に飲んで、選び方からおすすめ銘柄まで幅広く紹介しています↓
■こちらはジンの記事。
17種類ものジンを同時に実飲して比較検討しています
絶対に一本は自分に合うもの見つかりますよ↓
■こちらはホワイトラムの記事。
ホワイトラムは、銘柄によって味の系統が大きく分かれます。
実際に飲んでみないとわからない部分が多いので、
買う前にご参考ください↓
■こちらはダークラムの記事
ホワイトラムを長期熟成させたものです。濃厚なコクが特徴です。
ダークラムのカクテルは、そのものの味わいを活かすカクテルが多いので
選ぶのを間違えると取り返しがつきません。
初めて購入するなら、購入前のご参考に↓
■こちらブランデーの記事
ブランデーは、他のベース酒と比較して流通が不安定なものが多いです。
ちゃんと選ばないと、再購入できないものに当たる可能性もあるので、
初めて購入するなら、購入前に見ておくことをおすすめします↓
リキュールとは?

リキュールとは、
蒸留酒(スピリッツ)に果物やハーブ、ナッツなどの風味と甘味を加えたお酒
のことです。ジンやウォッカのようなベース酒に比べて、アルコール度数はやや低めで、甘くて香りが強いのが特徴です。
カシスやコーヒー、ミント、チョコレートなど味や香りのバリエーションは非常に豊富です。
カクテルにおいてリキュールは、
風味や甘さを加えるアクセントのような存在です。
ジンやラムなどのベース酒がカクテルの土台をつくるのに対して、
リキュールはその上に個性や華やかさを加える役割があります。
また、リキュールは種類によって色も美しく、
見た目に華やかなカクテルを作るのにもぴったりです。
青いリキュールで色付けしたカクテル↓

このように、リキュールは、
カクテルに香り・甘み・彩りを加えてくれる
とても重要な要素を担っています。
ただ、リキュールは非常に種類が多く、
汎用性が高いものとそうでないものがはっきり分かれています。
↓この記事では、
初心者が買うべき汎用性の高いリキュールをまとめて紹介ていますので、
迷った時は参考にしてみてください↓
割材とは?

割材(わりざい)とは、
ベース酒やリキュールを「割る」ために使われる材料
のことで、ジュースや炭酸水などのアルコールではない液体が該当します。
度数や甘味が強すぎるお酒も炭酸水で割れば飲みやすさも向上して全体のバランスも整います。
つまり割材は、
味の調整・飲みやすさの向上・全体のバランスを整える時に活躍するアイテムです。
また、割材は、スーパーやコンビニでも簡単に手に入るのも魅力の一つです。
そのため
「まずは気軽にカクテルを楽しみたい」
という人にぴったりの必須アイテムです。
よりこだわって本格的に作りたいなら、以下の記事を参考に↓
全て実飲して徹底的に比較検討した記事です。
カクテルでよく使う度=満票:★★★
■ジンジャエール
優先度:★★★
ジンジャエールはカクテルでよく使います。
辛口から甘口まで様々な銘柄を試して、
その選び方とおすすめ商品を紹介しています↓
■トニックウォーター
優先度:★★★
ジントニックは絶対に作りますよね?
であれば、きっと参考になりますよ
どこよりも詳しく選び方からおすすめ銘柄まで紹介しています↓
■ストレートレモン果汁
優先度:★★★
レモンもよく使う割材です。
ストレートレモン果汁は、銘柄によって酸味や青臭さが違います。
迷った時はこちらの記事をご参考に↓
■ストレートライム果汁
優先度:★★★
ライムもレモンと同じくらい良く用いられます。
こちらもレモン同様、銘柄によって酸味や青臭さが違います
迷った時は、ご参考ください↓
■炭酸水
優先度:★★☆
炭酸水は強炭酸を選べば基本的には大丈夫です。
泡のきめ等さらにこだわるなら、ご参考に↓
同時に実飲して徹底的に比較検討しています
■グレナデンシロップ
優先度:★★☆
カクテルではよく使うザクロシロップ。
銘柄によりお菓子っぽいものとフレッシュっぽいものに分かれます。
購入する前に一度この記事を見ておくことをおすすめします↓
■クランベリー
優先度:★☆☆
コスモポリタンなど有名なカクテルで使います。
この商品は曲者が多く、味わい・容量の問題から選ぶのが難しいです。
そんな方のために作った特設記事があります。購入前のご参考に↓
ロングカクテルとショートカクテルの違い

カクテルは大きく、
「ロングカクテル」
「ショートカクテル」
に分けられます。
ロングカクテルは、
タンブラーなどの背の高いグラスで提供され、氷アリで量が多く、比較的アルコール度数が低めのものが多いのが特徴です。
ゆっくりと時間をかけて飲むタイプで、炭酸やジュースなどの割材が多く使われます。
一方、ショートカクテルは、
逆三角形のカクテルグラス(いわゆるマティーニグラス)に入っているような、氷なしで少量、アルコール度数が高めのカクテルです。
香りや味のバランスをコンパクトに楽しむ、いわば凝縮された一杯です。
この違いを材料の章で説明した木に例えると、
- ロングカクテル:
ベースのお酒という「幹」に対して、
炭酸やジュースなどの「枝(割材)」がたくさん伸びているイメージ。 - ショートカクテル:
同じ幹でも枝が少なく、
素材の風味がシンプルかつダイレクトに伝わってくるイメージです。
どちらも美味しさの方向性が異なるだけで、どちらが上ということはありません。
飲むシーンや気分に合わせて選ぶのが、カクテルの楽しみ方のひとつです!
カクテルの作り方・必要な道具

カクテルづくりは主に、
ビルド
シェーク
ステア
の3種類があります。
基本的には、
この3つを覚えればカクテルづくりで困ることはありません。
どの手法でも使う道具は、
- バースプーン
- メジャーカップ
この2つの道具は、カクテルで必須アイテムです。
本格的に始めるなら、準備しておきましょう↓
■バースプーン
■メジャーカップ
ビルド

ビルドとは、
カクテルをグラスの中でそのまま作る方法です。
氷を入れたグラスに、お酒やジュースなどの材料を順番に注ぐだけ。
混ぜる場合も、軽くスプーンでひと混ぜするだけでOKです。
シェーカーなどの特別な道具は必要なく、
手軽で失敗しにくい作り方なので、カクテル初心者にぴったりです。
ジントニックやカシスオレンジ、ハイボールなど、
よく知られたカクテルの多くはこの方法で作られます。
ビルドで必要なのは、
- バースプーン
- メジャーカップ
のみでOKです。
■バースプーン
おすすめはBIRDYの40cm↓
プロも愛用者が多い信頼性の高いアイテムです。
バースプーンは何度も買い替えるものではないため、失敗しない1本を揃えるのがおすすめです
しかし、
BIRDYの商品は非常に高品質ですが価格も高め。
そのため、
「他にも見て決めたい!」という方は、この記事を参考に↓
■メジャーカップ(ジガー)
WOMLEXの商品は、カクテルでよく使われている目盛り線が刻まれているだけでなく、
メモリ数も彫ってくれているので、非常に使いやすいです。
私は、使っているうちにどのメモリか忘れてしまうことがあるので、
このメモリ数の彫りこみは大変ありがたいです!
シェーク

シェークとは、
材料をシェーカーに入れて振って混ぜる方法です。
氷と一緒に強く振ることで、よく冷えた、なめらかな口当たりのカクテルに仕上がります。
甘みや酸味のあるジュース系のカクテルや、卵・クリームを使うものに向いています。
たとえば「サイドカー」や「ホワイトレディ」などが代表的です。
シェークに必要な道具は、
- シェーカー
- バースプーン
- メジャーカップ
シェークには、この3つの材料が必要です。
■おすすめのシェーカー
おすすめは、またもBIRDYの商品↓
プロも愛用者が多い信頼性の高いアイテムです。
値段が張りますが、その価値は十分にあります。
初心者が作っても一段階上のカクテルに仕上がります←私です
しかし、
BIRDYの商品は非常に高品質ですが価格も高め。
そのため、
「他にも見て決めたい!」という方は、この記事を参考に↓
■バースプーン・メジャーカップ
ステア

ステアとは、
ミキシンググラスで氷と材料を静かに混ぜる方法です。
スプーンでゆっくり混ぜて、素材の風味を壊さずに冷やすのが特徴です。
おもにアルコールのみで作る、繊細な味のカクテルに使われます。
「マティーニ」や「マンハッタン」などがこの作り方です。
ステアに必要な道具は、
- ミキシンググラス
- ストレーナー
- バースプーン
- メジャーカップ
が必要です。
■おすすめのミキシンググラス
おすすめは、CRIZONのミキシンググラスです
重さ、口の広さ、ガラスの質が完璧で、今まで触った中で一番使いやすいです。
初心者は、CRIZONを買っておけば、失敗しませんよ!
他にも見て決めたい!
という方は、こちらの記事がおすすめです↓
ミキシンググラスを色々な角度から比較してどれが扱いやすいか徹底的に検証した記事です↓
ミキシンググラスを買う時は、ストレーナーも一緒に買いましょう。
ストレーナーは、ミキシンググラスで混ぜ合わせた後、
カクテルグラスに注ぐときの蓋として使います。
■バースプーン・メジャーカップ
手法をもっと知りたい方はこちら
こちらでは、ブレンダーを使った手法も紹介しています。
生フルーツのカクテルを作ってみたいときは、ぜひ参考にしてみてください。
すぐに作れる!初心者向けおすすめカクテルレシピ集
ここでは、初心者でも自宅でかんたんに再現できる定番レシピをご紹介します。
「カクテルって難しそう…」
というイメージが多いですが、意外と簡単に本格カクテルは作れてしまいます!
気になるカクテルから、まずは気軽に試してみましょう!
ジントニック

ジン 30ml
ライム 15ml
トニックウォーター 適量
ベース:
ジン
手法:
ビルド
スタイル:
ロング
味わい:
すっきり爽快
度数:
約13%
言葉:
強い意志
誕生日:
5月21日
- STEP1氷の入ったグラスに、ジン・ライムを入れて混ぜる
ジンの温度を下げ、かつ馴染ませることで
香りを引き立たせます - STEP2トニックウォーターを1/3ほど注ぎ、軽く混和する
ここで味見をして、トニックをあとどれくらい
入れたらいいか最終確認します - STEP3トニックウォーターで満たし、ゆっくり混ぜる
満たした後、氷を底から軽く持ち上げるて、
落とすと混ざります - これで完成!
ジュニパーベリーや柑橘の香りがふわっと広がり、飲み口はすっきり。
素材や比率を変えるだけで、味わいは無限に広がります。
食前でも、風呂上がりでも。
いつでも、誰にでもフィットする万能な一杯。それがジントニックの最大の魅力です。
よりこだわって作りたいならこちらをご参考に↓
モスコミュール

ウォッカ 30ml
ライム 15ml
ジンジャービア 適量
ベース:
ウォッカ
手法:
ビルド
スタイル:
ロング
味わい:
すっきり爽快
度数:
約13%
言葉:
仲直りしましょう
誕生日:
12月19日
- STEP1氷の入ったグラスに、ウォッカ・ライムを入れて混ぜる
ウォッカの温度を下げ、かつ馴染ませることで
香りを引き立たせます - STEP2ジンジャービアを1/3ほど注ぎ、軽く混和する
ここで味見をして、ジンジャーを後どれくらい
入れたらいいか最終確認します - STEP3ジンジャービアで満たし、ゆっくり混ぜる
満たした後、氷を底から軽く持ち上げるて、
落とすと混ざります - これで完成!
ジンジャーのスパイス感とライムのスッキリ感でスッキリ飲みやすいです
レシピはウォッカとライム、ジンジャーとシンプルです。このシンプルさが故に広範囲のアレンジ幅を持っています。
本来はジンジャービアですが、ジンジャエールでも美味しく作れますよ!
よりこだわって作りたいならこちらをご参考に↓
ネグローニ

ほろ苦さがクセになる、赤い誘惑
ジン 30ml
カンパリ 30ml
スイートベルモット 30ml
ベース:
ウォッカ
手法:
ビルド
スタイル:
ロング
味わい:
甘苦い
度数:
約25%
言葉:
初恋
誕生日:
8月31日
- STEP1氷の入ったグラスに、すべての材料を入れて混ぜる
- STEP2オレンジピールを振る
香りが強すぎるなら、
グラス内に入れなくてもOK! - これで完成!
カンパリの心地よい苦みとスイートベルモットの甘み、
ジンの爽やかさが織りなす、複雑で大人な味わいです。
ネグローニは「The World’s Best Selling Classic Cocktails」で、
2022年・2023年と2年連続で世界第1位。
ネグローニは世界で飲まれているカクテルなんです!
ネグローニは食前でも食中でも飲みやすいので、
いつでも好きな時に飲めることも魅力ですよ!
よりこだわって作りたいならこちらをご参考に↓
ガルフストリーム

ウォッカ 30ml
ピーチリキュール 20ml
グレープフルーツ 50ml
パイナップル 10ml
ブルーキュラソー 10ml
ベース:
ウォッカ
手法:
シェーク
スタイル:
ロング
味わい:
南国感
度数:
約15%
言葉:
リゾート気分
誕生日:
–
- STEP1全ての材料をシェーカーに入れ、軽く混和し味見する
ここで味の最終確認をしましょう!
- STEP2シェークしグラスに注ぐ
- STEP3グラスに氷を入れる
シェークに使った氷でもOK!
- 感想
南国の海風を感じるような爽やかでフルーティーなカクテル。
ブルーキュラソーの鮮やかな青と、ピーチやパイン、パッションフルーツなどの果実感が合わさり、見た目も味もリゾート気分を楽しめる一杯です。
ベースはウォッカでクセが少なく、飲みやすさ抜群。
甘くてまろやかなピーチリキュールと、ほんのり酸味のあるジュースのバランスが絶妙で、お酒が苦手な人にも人気。
よりこだわって作りたいならこちらをご参考に↓
マティーニ

ジン 45ml
ドライベルモット 15ml
オリーブ 1個
レモンピール 1片
ベース:
ジン
手法:
ステア
スタイル:
ショート
味わい:
ドライ
度数:
約30%
言葉:
知的な愛
誕生日:
3月16日
- STEP1別の小容器ですべての材料を混ぜ、味を調整-★
この段階で、完成形の味を作っておきましょう!
- STEP1ミキシンググラスに氷を入れて冷やす
液体の冷却が早く済むように、
あらかじめミキシンググラスを冷やしておきます - STEP3★をミキシンググラスに入れてステアする
大体30回転くらい
回数は味見をしながら調整しましょう - STEP4ストレーナーをかぶせてグラスに注ぐ
- これで完成
マティーニの味わいは研ぎ澄まされた静謐と複雑な芳香です。
この「大人の味」という言葉がこれほどまでにしっくりくるカクテルはありません!
甘さのないドライでキリッとするアタックと、
ジュニパーベリーとベルモットの複雑なアロマの余韻が非常に奥深いです。
よりこだわって作りたいならこちらをご参考に↓
ダイキリ

ラムの芳醇なコクと透明感、洗練されたスタンダードカクテル
ホワイトラム 45ml
ライム 15ml
シロップ 1個
ベース:
ラム
手法:
シェーク
スタイル:
ショート
味わい:
南国ドライ
度数:
約30%
言葉:
希望
誕生日:
1月26日
- STEP1シェーカーにすべての材料を入れてシェークする
シェーク前に味見をして、
味の最終調整をしましょう! - STEP2ストレーナーでフレークを除いてグラスに注ぐ
砕けた氷(フレーク)を取り除くと、
水っぽさを防げます - これで完成!
ラムのまろやかなコクとライムの酸味が複雑で奥行きのあるエレガントな余韻が魅力のカクテルです。
ダイキリの魅力は、
わずか3つのシンプルな材料の使い方で味わいが大きく変わることです。
ライムの絞り方、砂糖の加減、使うラムの種類で味わいは驚くほど変化します。
自分好みの「究極の一杯」を追求できるのも、ダイキリならではの楽しみです。
よりこだわって作りたいならこちらをご参考に↓
キスオブファイア

ウォッカ 20ml
ドライベルモット 20ml
スロージン 20ml
レモン 2dash
グラニュー糖 適宜
ベース:
ウォッカ
手法:
シェーク
スタイル:
ショート
味わい:
甘酸っぱい
度数:
約25%
言葉:
熱愛
誕生日:
11月29日
- 準備グラスの縁に糖をつけてスノースタイルにする
グラスの縁にレモンをつけてから、
皿に盛った糖に縁をつける。
グラスをトントンして余分な糖を落とす - STEP1シェーカーにすべての材料を入れてシェークする
シェーク前に味見をして、
味の最終調整をしましょう! - STEP2ストレーナーでフレークを除いてグラスに注ぐ
砕けた氷(フレーク)を取り除くと、
水っぽさを防げます - これで完成!
妖艶なルビーレッドの液色が非日常感を醸し出すカクテルです。
カクテル言葉は「情熱的な恋」。誕生日カクテルは11月29日。
味わいはスモモのフルーティーな甘酸っぱさとハーブ感があり、しっとりと飲める味わいです
よりこだわって作りたいならこちらをご参考に↓
サイドカー

ブランデー 30ml
ホワイトキュラソー 15ml
レモン 15ml
ベース:
ブランデー
手法:
シェーク
スタイル:
ショート
味わい:
芳醇ドライ
度数:
約25%
言葉:
いつも二人で
誕生日:
–
- STEP1シェーカーにすべての材料を入れてシェークする
シェーク前に味見をして、
味の最終調整をしましょう! - STEP2ストレーナーでフレークを除いてグラスに注ぐ
砕けた氷(フレーク)を取り除くと、
水っぽさを防げます - これで完成!
シャープな酸味と上品な甘さが絶妙に絡み合い、
口に含んだ瞬間に広がる柑橘とブランデーの芳香が魅力です。
気品がありながらも芯のある味わいで、特別な時間を引き締めてくれる一杯です。
まさに“大人の洗練”を体現したカクテル
よりこだわって作りたいならこちらをご参考に↓
他にもレシピを知りたい方はこちら
カクテルには今回ご紹介した以外にも、まだまだたくさんの種類があります。
本格的に楽しみたい方は、レシピ本を一冊持っておくのもおすすめです。
▼こちらはレシピ本の特設記事です
実際に10冊を手に取り、初心者にとって使いやすいものを厳選しています。
どれを選べばいいか迷ったときは、まずこちらをチェックしてみてください。
■慣れてきたらこちらの本格派向けのカクテル本をチャレンジしてみましょう↓
カクテルレシピ記事もご参考に
また、当サイトではジン・ウォッカ・ラムなどベースごとに厳選したカクテルレシピ記事も用意していますので、そちらもぜひご参考ください。
ジンベースのカクテルはこちら↓
ウォッカベースのカクテルはこちら↓
ラムのロングカクテルのレシピ記事↓
ブランデーベースのカクテルはこちら↓
カシスリキュールのカクテルはこちら↓
ホワイトキュラソーのカクテルはこちら↓
グレナデンシロップのカクテルはこちら↓
ベースはなんでもいいから、とにかく簡単に作りたい
という方はこちら↓
カクテルを美味しく作るポイント

↑美味しく作るポイントの全体図
材料を混ぜるだけと思われがちなカクテルですが、
ちょっとしたコツで味や仕上がりがぐっと変わります。
お店のような美味しさに近づけるためには、
温度・材料・氷の使い方など、基本を丁寧に押さえることが大切です。
ここでは、カクテルを美味しく作るためのポイントを、初心者向けにわかりやすく紹介します。
材料はすべて冷やす

カクテルを美味しく仕上げるポイントのひとつは、
材料をあらかじめしっかり冷やしておくことです。
カクテルは基本的に冷たいほうが美味しく、香りや味わいのバランスも引き締まります。
常温の材料を使うと、氷で冷やすときに氷が多く溶けてしまい、水っぽいカクテルになってしまう原因になります。
バーでよく見る「霜のついたお酒のボトル」は、まさにこの加水を防ぐための工夫です。
家庭でも、冷蔵庫や冷凍庫でベースのお酒やジュースを冷やしておくだけでOK。
氷が溶けにくくなり、仕上がりがキリッと冷えて、水っぽくない、味がぼやけないカクテルに仕上がります!
フレッシュな材料を用意

カクテルに使うフルーツは、
できるだけ生のフレッシュなものを使うのが理想的です。
特にライムやレモンなどの柑橘類は、皮に含まれる精油(アロマ成分)が香りに大きく影響します。
フレッシュな果実を使うと、カクテル全体の香りが華やかになり、仕上がりに格段の差が出ます。
とはいえ、
毎回生のライムやレモンを買うのはコストも手間もかかるもの。
日常的にはストレート果汁(果汁100%のレモン果汁やライム果汁)を代用しても十分楽しめます。
ただし、
誰かにふるまうとき、
自分へのご褒美に本格的な一杯を作りたいとき、
などの大切なタイミングでは生のフルーツを使うのがおすすめです。
グラスに顔を近づけるだけで、バーのような香り高く繊細なカクテルにぐっと近づけます。
氷は純氷を使う

カクテルの味を大きく左右するのが、
実は「氷」です。
家の製氷機で作った氷は手軽ですが、
カルキ臭(塩素臭)や不純物がカクテルに溶け出すことがあり、せっかくの味を薬っぽく感じさせてしまう原因にもなります。
さらに、溶けやすいため、水っぽくなりやすいという欠点もあります。
カクテルをもっと美味しく楽しみたいなら、純氷(じゅんぴょう)を使うのがおすすめ。
純氷は、ゆっくりと凍らせて不純物を除いた透明な氷で、溶けにくく、味に雑味が出ません。
コンビニでも市販されており、手軽に入手できますよ!
さらにこだわりたい方は、
プロのバーテンダーが使う「氷屋さんの純氷」を試してみるとよいでしょう。
氷屋さんの氷は密度が高くて非常に溶けにくく、最後までカクテルの味をクリアに保つことができます。
私がいつも購入しているおすすめの氷屋さんはこちらです↓

美味しく作れなかった時の対策

カクテル作りに慣れていないうちは、
「なんだか薄い…」
「お酒が強すぎたかも」
「思った味と違う…」
と感じることがあるかもしれません。
でもご安心を!
ちょっとした工夫や原因の見直しで、グッと美味しく仕上げることができます。
ここでは、カクテルがうまく作れなかったときのよくある原因とその対策をわかりやすく紹介します
失敗も学びのひとつ!それは美味しい一杯への近道です!
それぞれをそのままで飲んでみる

カクテルが美味しくなかったときは、
使った材料をそれぞれ単体で味見してみるのがおすすめです。
ジン、リキュール、ジュースなどを一口ずつ飲み比べてみることで、
「どれが自分に合わなかったのか」
を見つける手がかりになります。
たとえば、
特定のジンが苦手だった場合は、
別の銘柄に変えるだけでぐっと飲みやすくなることがあります。
このとき、
できれば味の系統が異なる銘柄(例:ドライ系からハーブ系など)を選ぶと、
自分の好みに近い一本が見つかりやすくなります。
もしすべての材料が美味しく感じたなら、
原因は「配合バランス」や「組み合わせ」にある可能性が高いです。
分量を少し変えてみたり、同じ材料で別のレシピに挑戦してみると、新しい発見があるかもしれません。
こうして一つひとつの材料を確かめることで、
味の違和感の正体を特定しやすくなり、カクテル作りの上達にもつながります。
分量を変えて作ってみる

カクテルでは、
材料それぞれの比率(バランス)が味わいを大きく左右します。
同じ材料を使っていても、
分量の配分を少し変えるだけで、「ドライ(辛口)」にも「スイート(甘口)」にも調整できるのがカクテルの面白さです。
いきなり通常量(1杯分)で作るのではなく、まずは合計20ml程度の少量でテストするのがおすすめ。
小さなグラスなどで、いくつかの比率を試してみると、
自分にとって「ちょうどいい味のバランス」が見つかりやすくなります。
このように味を比べていくことで、
「キリッとした辛口が好きだな」
「まったりと甘いほうが飲みやすいな」
「フルーティーが自分には合うな」
といった自分の好みの傾向も把握できるようになります。
味の微調整はおうちカクテル作りの醍醐味です!
ぜひ気軽に“味見実験”して、自分だけの黄金比を見つけてみてください。
完成前に味見をする

カクテル作りで大切なのが、
完成直前の味見です。
タイミングは作り方によって異なりますが、
基本的には以下のポイントで味見をするとよいでしょう。
- ビルドの場合:材料を混ぜ合わせた直後
- シェークの場合:シェークする前の状態
- ステアの場合:プレミックスを味見する
※プレミックス:すべての材料をあらかじめ小さな容器で混ぜたもの
多くのカクテルレシピは、味がややドライ(辛口)に仕上がることが多いため、甘めが好きな方には物足りなく感じることもあります。
完成前に味見をすることで、
甘みを足したり、酸味を調整したりと、自分好みにカスタマイズが可能です。
この一手間を加えるだけで、
より自分に合った、まさに「オーダーメイド」のカクテルを完成させることができますよ。
オーセンティックバーで飲んでみる

カクテルがうまく作れないと感じたときは、
オーセンティックバーで実際にそのカクテルを注文して味わってみるのもおすすめの方法です。
プロのバーテンダーは、
そのカクテルの「美味しさの肝」や特徴を深く理解しているため、
味のポイントやバランスをしっかり押さえています。
バーで飲むことで、
本来の味わいや香りを体験できるので、自宅で作るカクテルの参考になります。
また素直に、
「家で同じレシピで作ってもうまくいかないのですが、どうすれば美味しく作れますか?」
と質問すると、意外と親切にアドバイスをもらえることも多いです。
プロの技術は真似できなくても、
味の大枠やポイントを学ぶだけで、自宅のカクテルのクオリティが格段にアップします。
ぜひ、オーセンティックバーでの体験をカクテル上達のヒントに活用してみてください!
質問コーナー
- Q初心者にテキーラやウィスキーのカクテルは難しいですか?
- A
はい。
テキーラとウィスキーは癖が強いものが多いので、
慣れてきたらチャレンジが良いと経験上思います。
もちろn、元々テキーラやウィスキーが好きなら、
最初から挑戦しても良いと思います!
- Q色々なカクテルを作りたいけど、そんなにお酒を揃えられない
- A
カクテル材料の中には、汎用性の高いものとそうでないものに分かれます。
汎用性の高いものを選べば、数は多くなくて済みますよ
特にリキュールについては顕著ですので、迷う方はこちらを↓
- Qお酒にあまり強くないけど、楽しめるカクテルはある?
- A
ロングカクテルは、度数が低いことが多いので、
お酒に弱い方でも楽しめますよ!
※ロングカクテル:タンブラーに入っているカクテルのこと
ラムベースのロングカクテルをまとめた特設記事がありますのでご参考まで↓
- Qカクテルに使う道具は代用できますか?
- A
はい。
バースプーン :マドラー
シェーカー :プロテインシェーカー
ミキシンググラス:大容量のコップ
これらは、一度だけ作るなら便利ですが、
毎回使うには効率が悪すぎます。
継続してカクテルを作るなら、専門用具を揃えることをお勧めします!
- Qステアってミキシンググラスで作るときと、ただ混ぜる時、どちらに使う用語ですか?
- A
ステアには2つの意味があります。
■なにかを混ぜる時に「ステアする」と言う
■ミキシンググラスで作る手法のことを「ステア」と言う
結構ややこしいですよね、、。でもだんだんと慣れてきますよ!
まとめ
カクテル作りは、最初は難しく感じるかもしれませんが、基本を押さえ、少しずつ工夫を重ねることで誰でも美味しく作れるようになります。
今回紹介したように、
- 材料はしっかり冷やすこと
- フレッシュなフルーツや良質な氷を使うこと
- 分量や配合を試しながら自分好みのバランスを見つけること
- 失敗したときは材料の味を確かめ、原因を探ること
- プロの味を体験し学ぶこと
これらのポイントを意識するだけで、カクテルの味は大きく向上します。
ぜひ今回の内容を参考にして、自宅でのカクテル作りを楽しんでください。
最初の一杯がうまくいった時の感動は格別です。
カクテルづくりにチャレンジして、素敵な時間を楽しんでください!
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