本格モスコミュールの作り方|プロ級の味とアレンジ術|歴16年ホームバーテンダー

レシピ

モスコミュールは、ウォッカのキレとジンジャーの爽やかさがクセになる定番カクテル。

でも、居酒屋で飲んだあの味だけが「モスコミュール」だと思っていませんか?

実は、家でも簡単にバー顔負けの味わいを再現できるんです。
材料を少し工夫するだけで、スパイシーで爽快な「本格モスコミュール」が飲めちゃいます!

この記事では、

  • モスコミュールの基本レシピ
  • 自宅で本格的に作るコツ
  • 16年カクテルを作ってきた私の、2種類アレンジレシピ
  • おすすめの材料や道具

などを、私が16年間作ってきた実体験を交えてわかりやすく紹介します。

「モスコミュールってこんなに美味しかったの?」

そんな驚きがある一杯を、あなたも今日から体験できます!

この記事を書いているのはこんな人↓

  1. モスコミュールの基本レシピ|初心者でも失敗しない作り方
  2. どんな時に飲みたい?モスコミュールの似合うシーン
    1. 友達とのホームパーティーに
    2. 外で飲むならキャンプやバーベキュー
    3. 暑い日の夜、ベランダでひと息
    4. 銅製マグカップで飲めば、味わいも気分もオーセンティックバー
  3. 【意外と奥深い】モスコミュールのアレンジレシピ|自分好みの味に!
    1. スパイス×モスコミュール
    2. ラフランスとリンゴ×モスコミュール
  4. 本格モスコミュールを作るための5つのポイント
    1. 材料選びは味の方向性で決めるのがコツ
    2. 材料はすべて冷やしておく
    3. 銅製マグで、さらに本格的に美味しく!
    4. 味の決め手は氷!雑味ゼロの“純氷”が美味しさを引き立てる
    5. 生ライムの選び方、絞り方のポイント
  5. モスコミュールにおすすめ|ウォッカ・ジンジャービア
    1. コスパ型ウォッカ|アブソリュート ウォッカ
    2. プレミアムウォッカ|ベルヴェデール ウォッカ
    3. モスコミュールにおすすめのジンジャービア|フィーバーツリー
    4. ライムはフレッシュがベスト。でも代用もOK
  6. モスコミュールを作るための道具
    1. おうちカクテルの必須アイテム|バースプーン
    2. あると便利!メジャーカップ
    3. 銅製マグカップで見た目も味わいもプロ級
  7. おつまみ選手権
  8. モスコミュールの由来・歴史
  9. FAQ
  10. まとめ
モスコミュール 写真

キリッと爽快、大人のジンジャーエール

アルコール度数:15%程
カクテル言葉 :あなたに会えてよかった
7月11日   :モスコミュールの日

作り方


ウォッカ45ml
ライム15ml
ジンジャービア適量

全てを氷の入ったグラスに注ぎ、混ぜ合わせたら完成!

モスコミュールは、ジンジャーの刺激、ライムの酸味、ウォッカのキレが絶妙に重なった、まさに大人のジンジャーエール。

ひと口目からピリッと爽快で、後味はすっきり。飲んだ瞬間からその余韻まで、ライムの柑橘香がずっと香っています。

クセが少ないウォッカベースで、材料を混ぜるだけで簡単に作れるのでお酒初心者にもぴったり

アウトドアや食事のシーンにもよくなじみます。

今夜、モスコミュールでワンランク上の家飲みしませんか?

銅製マグカップで飲んだら、より一層オーセンティックになりますよ↓

自分で作るモスコミュールは、
居酒屋のものとは全然違います。

おうちで簡単に作るだでも本格的なモスコミュールを作ることができますよ。

ここでは、家で本格的に作ったモスコミュールがどんなシーンに合うのか、ご紹介していきます。

モスコミュール ホームパーティー 写真

料理を並べて、ワイワイ話しながら乾杯。
そんな時に、ただの缶チューハイじゃ物足りないなら――
見た目もちょっとおしゃれなモスコミュールで差をつけてみませんか?

縁にライムを飾れば、そこはもうルーフトップバー!

ジンジャーの風味はどんな食事にも合わせやすくて、
「なにこれ美味しい!」って言われること間違いなしです!

モスコミュール バーベキュー 写真

夏の暑いバーベキューでは、スカッとした飲み物が欲しくなりますよね?

まさにモスコミュールはすっきり爽やかな飲みごたえです!

さらに、ジンジャーの辛みは、肉料理と相性抜群で肉の油をスッキリさせてくれますよ!

作るのも簡単なので、野外にも最適なカクテルです。

モスコミュール 本格的

夕暮れどき。日中の熱がまだ残るベランダに出て、

氷をカラカラ鳴らしながら、銅マグのモスコミュールをひと口。

ピリッとしたジンジャーが喉を通った瞬間、体の奥からすーっとクールダウン

エアコンじゃ癒せない、そんな夏の疲れにぴったりの一杯です。

モスコミュール 銅 写真

ガラスのコップとは段違いに美味しい、

あなたもそう感じるはずです

その冷たい飲み口に、唇を近づける瞬間。
指先に、頬に伝わる「ひんやり感」。

銅製マグカップは、ただの入れ物じゃありません。
モスコミュールの清涼感を引き出すためのレシピの一つといってもいいと思います。

実際に“ミュールカップ”とも呼ばれ、
銅マグで飲めば美味しいというのはみんなが経験していることです!

暑い季節の夜に、ぜひ一度。

「これぞモスコミュール」と言いたくなる一杯を、銅マグで。

ここからは、アレンジレシピを2種類ご紹介します。

一つは、スパイシーなモスコミュール

もう一つは、フルーティーなモスコミュールです。

モスコミュール アレンジ スパイス 写真

スパイス×グレイグース=上級クラフト

作り方


グレイグースウォッカ30ml
ライム15ml
ジンジャービア適量
スパイス適量

スパイスにウォッカを注ぎ、ペストルでつぶしながら香りを移す。十分移ったら濾してスパイスは取り除く。
全ての材料を氷の入ったグラスに注ぎ、混ぜ合わせたら完成!

ジンジャーの辛味とライムの酸味に、スパイスが織りなす芳香の爆発!

グレイグースのなめらかさが全体を包み込み、飲み口はクリアなのに複雑です。

スパイス好き、クラフトカクテルファンに贈る“大人のミュール”。

びりびりッとくる味わいが好きな人はハマりますよ!

スパイス分量
八角1個
グリーンカルダモン3個
クローブ5個
シナモンスティック1cmくらいを削る
ブラックペッパー5個
輪切り唐辛子5輪っか
生姜好きなだけ

大体の目安です。好みに合わせて調節しましょう!

スパイスと相性が良いのはグレイグース!
シャープな味わいが抜群に合いますよ↓

モスコミュール アレンジ フルーティー 写真

ペア・ミュール|洋ナシとリンゴが香るフルーティーカクテル

作り方


グレイグース ラポワール30ml
ライム15ml
★りんご1個
★はちみつ10ml
★アップルリキュール10ml
ジンジャービア適量

★をミキサーにかけペースト状にする。グレイグース、ライム、ジンジャービアを氷が入ったグラスに注ぐ
最後に★を上にフローとさせたら完成!

洋ナシの上品なフルーティーな香りと、ジンジャービアのやさしい刺激。

トップに浮かべた「りんごシャーベット」が、飲むたびに溶けて変化する味わいを演出します。

スイーツのようでいてキリッと爽やか。

夏夜のご褒美にぴったりの一杯

このカクテルには「グレイグース ラポワール」が不可欠!
他のウォッカカクテルをこれに変えても美味しいのですぐ使いきれますよ↓

モスコミュール 作り方 写真

居酒屋のモスコミュールでは物足りない

↑そんなあなたにこそ知ってほしい、本格派の作り方です!

この章では、バーで飲むような本格モスコミュールを自宅で再現するためのポイントを解説します。

手間暇はかかるやり方ですが、これをやれば本格モスコミュールを作ることができますよ!

ウォッカやジンジャービアなどの材料は、

作りたい味の方向性で選んでいきましょう。

モスコミュールの味わいは、使うウォッカやジンジャービアによって大きく変わります。

だからこそ、自分がどんなカクテルを作りたいかをイメージして材料を選ぶことが大切です。

初めてモスコミュールを作るということであれば、以下の項目を参考にしてみてください

  • シャープでスパイシーなモスコミュールを作りたい
    ウォッカは、アルコールの刺激感が残るウォッカやグレイグースのようにシャープなもの。
    ジンジャービアは、辛口タイプにするとピリッと引き締まった味わいになるのでおすすめ
  • まろやかで厚みのあるモスコミュールが作りたい
    ウォッカは、アブソリュートやベルヴェデールのような芯があってまろやかなもの。
    ンジャービアは、甘口から中口と合わせると、どっしりと厚みのある味わいに仕上がります

このように、材料選びは「自分の好みの味」を意識して選ぶのがポイント。

ぜひ、いろいろな組み合わせを試して、自分だけの理想のモスコミュールを見つけてくださいね。

ウォッカやジンジャービア、グラスなどは、

しっかり冷やしておきましょう。

道具や材料を冷やしておくと、グラス内の氷が溶けにくく、かき混ぜ時間も短縮できます。

炭酸が抜けるリスクも減るので、一石二鳥です!

ウォッカは冷凍庫で冷やしておくのがベスト。

ジンジャービアやグラスなどは冷蔵庫で冷やしておくことをおすすめします

モスコミュールといえば、やっぱり銅製マグカップ。

銅製のマグカップを使うと、冷たさの持続性が保たれるというメリットがあります。

しかし、それだけでないと私は思います。実際に銅製マグで飲んでみると、口を近づけたとき、モスコミュールの味わいとともに、ごくわずかな金属の香りが鼻腔に届きます。

その香りは、ミントにひとさじの冷気を加えたような「切れ味のある香り」に変化する感覚があります。

ジンジャーの刺激とライムの爽やかさが、金属の清涼感をまとってより立体的に感じられるのです。

これはガラス製やタンブラーではなかなか味わえない、銅マグならではの体験だと思います。

モスコミュールを“ただの飲みやすいカクテル”から、大人の余韻を楽しむ一杯へと引き上げてくれますよ。

カクテルの味わいを左右するのは、実は“氷”。だからこそ、ゆっくり溶けて雑味のない純氷を選びましょう。

製氷器で作る氷は溶けるのが早く、カルキ臭がカクテルに溶け出してしまうことがあります。そのため、溶けにくく、かつ美味しい氷選びが重要なのです。

おすすめは氷屋の氷!一般人でもプロが使うような純氷を買うことができます。私も使っています!

氷、ドライアイスの配送、販売のことなら中央冷凍産業株式会社
東京の氷屋 氷販売・配達なら中央冷凍産業。ドライアイスの購入をご希望の方へネット販売も行っております。1948年銀座で創業。 質の良い純氷をお客様のニーズに合わせて提供。 氷彫刻、雪と氷の器、保冷剤や保冷ボックスなど冷凍に関する商品を主に扱っています。飲食店のかき氷や純氷の作り方、イベント風景や商品の発送方法など、当社...

氷屋の純氷は値段が高くてちょっと…」ということならコンビニやスーパーの純氷がおすすめです。氷屋には劣りますが、製氷器で作る氷と比較して溶けにくいです。

ライムはフレッシュな生ライムを選びましょう。

生ライムは、「選び方」「絞り方」に注意すると、より本格的にカクテルを作ることができます。

  • ライムは緑色のものを選ぶ
    緑のライムは爽やかでシャープな酸味とフレッシュな香りが特徴。
    一方、黄色いライムはまろやかで甘みがあり、酸味がやや穏やかです。
    モスコミュールは生姜のスパイシーな味わいが決め手なので、
    ライムのシャープな香りのほうが相性が良いです。
    そのため、モスコミュールでは緑色のライムを選びましょう
  • 白いワタを処理してえぐみのない果汁を作る
    生ライムの白いワタにえぐみがあるので、
    その部分を取り除くと美味しいライム果汁ができます。
    1. 生ライムの緑の皮の部分だけでなく、
      白い内側の部分(アルベド)も丁寧に取り除く
    2. ライムを櫛切りにして、
      果肉の白い部分も取り除きます。
    3. 細かめに切った果肉を、
      ペストル(すりこぎ)でやさしく潰すか、
      ブレンダーで細かくします。
    4. その後、果汁をこすことで、
      苦みや繊維のないクリアなライムジュースが完成!

この処理の仕方で作ったライム果汁は、
果汁だけでなく、濾したあとのライムの粒粒(果肉の小さな破片)も使えるのもメリット。

果肉感を出したいときにこの粒粒を加えることで、
フレッシュ感や口当たりのアクセントになり、より本格的な味わいを演出してくれます

ここまで読み進めた方は

「本格的なカクテルを作ってみたい!」

という方だと思います。

そんな方のために、おすすめのウォッカやジンジャービアをご紹介していきます。

これを見れば、絶対に揃えてから作ってみたくなります!

モスコミュール おすすめ ウォッカ コスパ 写真

モスコミュールにおすすめのコスパ型ウォッカは

アブソリュートウォッカです。

モスコミュールに限らず、どんなカクテルでも使える万能商品です。

クセのないクリアな香味と、スッと消える滑らかな口当たりが特徴です。
ライ麦由来のやわらかな甘みがほのかに広がり、
ジンジャービアやライムの味わいを邪魔せずきりっと仕上げてくれます。

アブソリュートはクリアながらもどっしりと厚みがあるので、
ジンジャービアで割っても味わいが崩れません。

そのため、「薄まった、、」という印象なく美味しいカクテルが作れますよ

これだけの利点があるのに、価格は1000円台とお手頃。一本持っておいて損なしの商品です!

モスコミュール おすすめ ウォッカ ベルヴェデール 写真

モスコミュールにお勧めのプレミアムウォッカは

ベルヴェデールです。

アブソリュートと同様にクリアな味わいですが、
ベルヴェデールはそれに加えて、わずかにクリーミーでまろやかな印象があります。

そのため、モスコミュールも角が取れたような、
しっとりとした余韻が感じられる仕上がりになります。

ベルヴェデールは、ジンジャービアで割っても、
しっかりとした芯が残りつつ、繊細で上品な風味も楽しめます

そのため、力強さとエレガンスが同居した一杯に仕上がります。

値段は3000円台と高価ですが、その価値ある一本です。こだわりたい方はぜひ

お店の味を家でも作りたい

そう思っている人にこそ試してほしいのが、フィーバーツリーのジンジャービアです

イギリス発のプレミアムブランドで、自然なジンジャーの辛みと深いコクが特徴。
ピリッとした刺激がライムの酸味と絶妙に合わさり、モスコミュールが一気にプロの味になります。

人工甘味料や香料は不使用。
すっきりとした後味で、ウォッカやライムの風味を邪魔しないのも大きな魅力。

一度使うと、

「もう他のジンジャーエールじゃ物足りない…」と思うかも。

いつものモスコミュールを格上げしたいなら、まずはフィーバーツリーから試してみてください。

ちなみに、ジンジャービアが手に入らない場合は、ジンジャーエールでも代用可能。

それぞれの味の違いや、おすすめの銘柄を比較した記事もあるので、
気になる方はこちらからどうぞ👇

モスコミュールの爽快さを決めるのは、

やっぱりライム。

できればフレッシュな生ライムをキュッと絞って使うのが一番です。

香りも味わいもグッと引き立ち、カクテル全体の印象が変わります。

とはいえ、いつも生のライムを常備しているのはなかなか大変…。
そんな時は、

果汁100%のストレートライムジュースでもしっかり代用できます。

中でもおすすめは、香料・保存料無添加のストレートタイプ
果汁感が強く、フレッシュライムに近い味わいが楽しめますよ

ライムジュース3種比較|味・香り・コスパを徹底レビュー

モスコミュールを本格的に作りたいなら、

道具も本格的に揃えてみませんか??

効率的に作れるだけでなく、

バーのマスターになった気分でテンションはもうバーテンダーです。

ぜひ揃えてほしい道具は、

バースプーン
メジャーカップ
銅製マグカップ  です!

バースプーンは様々な場面で必要になるアイテムです。

シェーク前に混ぜ合わせる時もステアという技法を使う時も、
ビルドという手法で作るときも、、
ほとんどのカクテルシーンで登場します。

そのため、バースプーンは、1本買っておくと後々困りませんよ
おすすめ商品はこちらです↓

取ってもらバンスに優れたプロも愛用するバースプーンです。

しかし、BIRDYの商品は非常に高品質ですが価格も高め。

そのため、コスパを重視する方には以下の記事で紹介している他の選択肢もおすすめです。迷ったときはこの記事を参考に↓

メジャーカップは材料を図り取るときに使います。

両端にメモリがついていて、カクテルでよく使用するメモリが引いてあります。

おすすめの商品はこちらです↓

WOMLEXの商品は、カクテルでよく使われている目盛り線が刻まれているだけでなく、
メモリ数も彫ってくれているので、非常に使いやすいです。

私は、使っているうちにどのメモリか忘れてしまうことがあるので、
このメモリ数の彫りこみは大変ありがたいです。

銅マグを使うことでモスコミュールがより本格的な味わいへと変化します。

極めたい方はぜひ購入しましょう。

銅マグの中には二重構造のものとそうでないものがありますが、
冷却効果にはそこまで違いがないので、好きなほうを選べば大丈夫です。

created by Rinker
キャッスルエンタープライズ(Castle Enterprise)

銅製マグが使われる理由は、
熱伝導率が高く、ドリンクをしっかり冷やせるからです。

しかしその反面、外気の熱もすぐに伝わるため、
暖かい場所ではすぐぬるくなる可能性も。

そこで今回は、外気に触れる一重構造の銅マグと、
断熱性のある二重構造の銅マグ
どれくらい温まりやすさに違いがあるかを比較してみました。

【手順】
1、予備冷却としてそれぞれのマグに氷水を入れて5分間放置しました。
2,氷水を捨て、冷えた水を注ぎ、1分ごとに温度を計測しました。

【条件】
室温  :25.9度
冷えた水:17.5℃

【結果】
単一構造のほうが若干、温まりやすかったです。
検証後に二つを飲んでみましたが、温度差を感じないレベルでした。

【考察】
上記の結果より、単一、二重どちらを選んでも冷たい状態を保ったモスコミュールが飲める!

せっかくならおうちで飲むならおうちにあるおつまみと合わせて飲んでみませんか??

ということで企画してみました。どれもおうちで揃えやすいものになるので是非参考にしてみてください

モスコミュール おつまみ 写真

結論、すべてのおつまみにおいて相性が良いと感じました。
モスコミュールがメジャーカクテルになったのも、うなずけますね。

居酒屋でもよくある通り、おつまみだけでなく食事とも相性抜群です。

食前・食中・食後どれでもいける、しかも簡単に作れるので、万能カクテルですね!

ここからは、モスコミュールの由来や歴史をご紹介します。

私が気になったところだけを調べてまとめてあるので、気になる方はご自身でも調べてみてくださいね。大変面白いですよ!

ーーモスコミュールの由来と歴史は?ーー

「モスコミュール(Moscow Mule)」という名前を初めて聞いたとき、

Moscow=モスクワ
Mule=ロバ

なんで“ロバ”が関係あるの?と不思議に思った方も多いのではないでしょうか。

実はこのカクテル、モスクワもロバもあんまり関係がないそうです↓

モスクワ=ウォッカ
ロバ=刺激がロバのキックみたいに強い

ということに由来するようです。

管理者の感想
管理者の感想

地域や出来事に由来するというよりは、「こんなイメージ」という雰囲気で決まったんですかね?

ーー始まりはロサンゼルスのバーからーー

舞台は1941年、ロサンゼルスの人気バー。
当時、このバーのオーナーが販売していたジンジャービアがまったく売れずに在庫の山に。そしてもう一人、ウォッカの販路に困っていたスミノフ社のマーケターが現れます。

「この売れ残りのウォッカと、売れ残りのジンジャービアを組み合わせたら…?」

──そうして、ウォッカ+ジンジャービア+ライムの「モスコミュール」が誕生したと言われています。

このカクテルは、レトロでスタイリッシュな銅製マグ(ミュールカップ)で提供されたことも話題を呼び、アメリカ中に広まりました。
写真映えもよく、ジンジャーの爽快感で飲みやすく、バーでも家庭でも愛される存在になっています。

Q
ウォッカの代用はできますか?
A

はい。
しかし、味わいも変化しますのでご注意を。
ジンやラム、すっきりめな焼酎と相性が良いです!

Q
アルコール度数を調節する方法はありますか?
A

はい。
ウォッカの量を調節すれば、
アルコール度数を調節できます。
ウォッカは無味無臭のお酒のため、
多少増減しても味わいに大きな影響はありません。

Q
バースプーンはマドラーで代用できる?
A

はい代用可能です。マドラーの先がスプーンの様になっていたらベストです。
しかし、継続してカクテルを作るのであれば、
バースプーンの購入をおすすめします。

Q
モスコミュールのノンアルコールバージョンはできる?
A

はい。ウォッカを除けばノンアルコールにできます。
ウォッカは無味無臭のお酒のため、
なくても味わいに大きな影響はありません。

Q
モスコミュールのジンジャービアは代用できる?どれがおすすめ?
A

ジンジャエールで代用可能です。
ジンジャエールは銘柄によって味わいが大きく異なります。
銘柄選びに迷った時は、こちらをご参考ください↓

Q
ライムがない場合はレモンで代用できる?
A

代用は可能です。
ただし、ライム特有の香りはなくなりますので、
すこしさっぱりめなフレイバーに仕上がります。

モスコミュールは、シンプルながらも奥深く、アレンジの幅も広い魅力的なカクテルです。

自分だけの一杯を作る時間は、きっと日々の楽しみに変わるはず。

ぜひこの機会に、本格的なモスコミュールづくりにチャレンジしてみてください!

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