【保存版】ブランデーで作るおすすめカクテルレシピ20選|歴16年ホームバーテンダー解説

レシピ

「ブランデーベースのカクテル」と聞くと、

なんだか高級そう…

と感じるかもしれません。

でも実は、

身近な材料と道具さえあれば、自宅でも手軽に楽しめるんです!

本記事では、
初心者でも挑戦しやすいレシピから、通好みの一杯まで、

ブランデーを使ったおすすめカクテルをご紹介します。

これを読んだ後、あなたもきっとカクテルを作りたくなりますよ!

書いているのはこんな人↓

ブランデーはもともとアルコール度数が40%前後と高め。

しかし、
カクテルにすることでその印象は大きく変わります。

割り方や他の材料とのバランスによって、

軽く飲みやすい一杯

から、

しっかり濃厚な一杯

まで幅広く楽しめるのが魅力です。

ここでは、アルコール度数を3つのゾーンに分けて、代表的なカクテルを紹介します。

「今日は軽く」
「しっかり飲みたい」
「ゆったり贅沢気分」

など、気分やシーンに合わせて選んでみましょう。

  • ライト(〜15%):
    食事中や昼飲みにもおすすめ
    ブランデートニック
    クリス
    他ロングカクテルなど
  • ミディアム(15〜30%):
    飲みごたえとバランスの黄金帯
    サイドカー
    アレキサンダー
    他シェーク系ショートカクテルなど
  • ストロング(30%以上):
    夜にゆったり、濃厚で贅沢な味わい
    サゼラック
    ニコラシカ
    他ストレート系のカクテルなど

迷ったら、、?

まずはライトなカクテルから試してみて、
自分の好みに合わせて度数を上げていくのがおすすめです。

ブランデーの芳醇さを軽やかに楽しむのもよし、じっくり味わうのもよし。

「飲みやすさ」から選ぶことは、カクテルをもっと身近にしてくれるコツです。

タンブラーなどの大きめのグラスに入っているものを「ロングカクテル」

逆三角形のカクテルグラスなどに少量で提供されるものを「ショートカクテル」

と呼ぶのが一般的です。

ロングカクテルは、
ソーダやジュースなどで割られていることが多く、アルコール度数は比較的低め

一方で、ショートカクテルは、
アルコール感がしっかりあり、濃厚かつ度数も高めの傾向があります。

「今日は軽く楽しみたい」

「アルコール感をしっかり味わいたい」

など、
気分やシーンに合わせてロング/ショートで選ぶのもおすすめですよ。

ここからは、ブランデーを使ったロングカクテルを紹介していきます。

どれも実際に飲んで「美味しい!」と感じたものだけを厳選しました。

初心者の方にも作りやすく、飲みやすいレシピばかりなので、

ぜひお気に入りの一杯を見つけてみてください!

作り方


ブランデー 30ml
ライム 15ml
トニックウォーター 適量

全ての材料を氷の入ったグラスに注いで完成!

ジントニックのジンをブランデーに置き換えたアレンジカクテルです。

ジントニックの爽やかさはそのままに、より上品で深みのある味わいが楽しめます。

トニックウォーターのスッキリとした苦味と甘さを感じながら、
ブランデー特有の芳醇な香りがふわりと広がる、バランスの取れた一杯

飲み口は軽やかですが、どこか落ち着きのある大人の雰囲気を感じさせます。

使用するブランデーは、コクが強すぎないタイプがおすすめ。

たとえば、
カミュのような軽めの味わいのものを選ぶと、トニックの爽快感を邪魔せず、香りも引き立ちます↓

さらに極めるならトニックウォーターも選んでみましょう!
日本で買えるほとんどの銘柄について、実飲して徹底比較した特設記事です↓

基本的には生ライムが良いですが、
手に入らなければ、ストレート果汁もおすすめ
選び方からおすすめ銘柄まで幅広く紹介しています↓

作り方


ブランデー 30ml
レモン 15ml
ジンジャエール 適量

全ての材料を氷が入ったグラスに注いで完成!

ジンバックでおなじみのレシピを、ジンの代わりにブランデーでアレンジした一杯。

ジンバックがすっきり爽やかな印象なのに対し、
こちらはまろやかで芳醇、より大人っぽい味わいに仕上がります。

ブランデーの持つハチミツのような甘く深い香りが、
ジンジャーエールのスパイシーさと見事に調和。

飲みごたえがありながらも、
後味は意外とさっぱりしていて、リッチだけど飲みやすいカクテルです。

特におすすめなのは、
クルボアジエヘネシーなど、ハチミツ系の香りが感じられるタイプのブランデー。

その香りが引き立つことで、より一層上品で洗練された味わいになります。

さらにこだわるならジンジャエールも選んでみましょう!
実飲して、徹底的に比較検討した特設記事があります↓

基本的には生レモンが良いですが、
手に入らなければ、ストレート果汁もおすすめ
選び方からおすすめ銘柄まで幅広く紹介しています↓

作り方


ブランデー 30ml
レモン 15ml
チェリーリキュール 15ml
シロップ 1tsp

全ての材料を氷の入ったグラスに注いで完成!

まったりとした甘さと、レモンのさっぱり感が絶妙にマッチしたカクテルです。

シロップとレモン果汁のバランスを調整すれば、

  • まろやかでリッチな味わいにも
  • 爽やかでキレのある味わいにも

好みに合わせて幅広く楽しめます。

ベースのブランデーには、濃厚すぎないタイプを選ぶのがポイント。

たとえば、軽やかでフルーティな香りが特徴のカミュなどが相性抜群です。

シーンを選ばず、昼間の軽い一杯から夜のリラックスタイムまで活躍してくれます!

作り方


ブランデー 40ml
アンゴスチュラ・ビターズ 1dash
パイナップル 40ml

全ての材料を氷の入ったグラスに注いで完成!

パイナップルのトロピカルな甘みと、
ブランデーの芳醇なコクが溶け合った、果実味あふれるフルーティーなカクテルです。

まったりとした口当たりの中に、
パイナップルの爽やかさが加わることで、意外にもスッキリとした後味が楽しめます。

もともとはロングカクテルとして親しまれていますが、ショートカクテル仕立てのレシピもあり、飲みごたえ重視の方にもおすすめです。

使用するブランデーは、香りがしっかりしていて、コクがスッと引くタイプが最適。

というのも、トロピカルフルーツの香りが強い分、
香りの弱いブランデーだと埋もれてしまう恐れがあるからです。

かといって、
コクの強すぎるタイプだと甘ったるく感じやすいため、香りは豊かでも後味が軽やかなタイプがベスト。

そんな特徴を備えているのがフラパンのブランデー。
芳醇な香りを保ちつつ、重たすぎないフィニッシュがこのカクテルにぴったりです。

作り方


ブランデー 45ml
アマレット 10ml
ドライベルモット 10ml
レモン 1tsp
粉糖 1tsp
トニックウォーター 適量
レモンスライス1個
マラスキーノチェリー1個

すべてを氷の入ったグラスに注いで混ぜ合わせる。最後にレモンとチェリーを飾って完成!

ブランデーの芳醇な香りにトニックの爽快さが加わり、複雑だけど飲みやすい、上品で大人な一杯です。

ひと口飲めば、
アマレットの甘みやドライベルモットのすっきり感が絶妙に重なり、まろやかさとキレの良さがバランスよく広がります。

このカクテルの魅力は、
ブランデーという重厚な素材を使いながらも、どこか透明感と軽やかさを感じられること

そのため、ブランデーはカミュマーテルのようなクリアで軽やかなタイプが相性抜群です。

ちなみに、ドライベルモットは、ノイリー・プラットのような、
華やかなもののほうがおいしく感じました

他にの相性の良いドライベルモットはありますで、
色々な種類を試してみるのも面白いですよ。
違いが気になる方はこちらで比較しています↓

作り方


ブランデー 30ml
ベネディクティンDOM 30ml

全ての材料を氷の入ったグラスに注いで完成!

B&Bとは、

Brandy」と「Benedictine(ベネディクティン)」

の頭文字をとって名付けられたカクテル。

まったりと落ち着いた味わいで、重厚な時間をゆったり楽しみたいときにぴったりの一杯です。

アルコール度数はしっかり高めですが、
ベネディクティンのハーブ系リキュールらしい甘さと複雑な香りが、ブランデーと絶妙に絡み合い、スムーズな飲み口に仕上がります。

おすすめの飲み方は、

大きめの氷をひとつ入れてロックスタイルでゆっくりと

時間の経過とともに味わいが変化し、ベネディクティンの甘さがほどよく開いていきます。

このカクテルには、軽やかなブランデーよりも香り豊かで重厚感のあるタイプが相性抜群。

なかでも、フラパンは、芳醇なアロマを持ちながらも後味がスッと引くため、
ベネディクティンの濃密な甘みとバランス良く調和します。

作り方


ブランデー 45ml
角砂糖 1個
レモンピール 1かけら
ペイショーズ・ビターズ 1dash

全ての材料をグラスに注ぐ。最後にピールを振りかけて完成!
※多少レシピはアレンジしています

世界最古のカクテルとも言われる伝統的な一杯。

その味わいは、一見シンプルながら、実に奥深いバランスで構成されています。

ベースは芳醇なブランデー。
そこにアニス系リキュールの香りがふわりと重なり、鼻を抜けるように香ります。

さらにレモンピールを添えることで、柑橘の軽やかさが全体を引き締め、重すぎない印象に

静かな夜にゆっくりと楽しみたい、大人のためのクラシックカクテルです。

ブランデーはどんな銘柄でも楽しめますが、
使う種類によって雰囲気ががらりと変わるのがこのカクテルの面白いところ。

重厚なブランデーを使えばより深く、軽やかなタイプを使えば飲みやすく…
ぜひ、自分の「推しブランデー」で試してみてください

ここからは、ブランデーを使ったショートカクテルを紹介します。

ショートカクテルは、
少量ながらアルコール度数が高く、香りや味わいがギュッと凝縮された贅沢な一杯

特にブランデーのような芳醇なお酒との相性がよく、大人のカクテルタイムにぴったりです。

こちらも実際に飲んで「これはおすすめできる」と感じたものだけを厳選しています。

ぜひ、お気に入りのショートカクテルを見つけてみてください!

作り方


ブランデー 30ml
レモン 15ml
ホワイトキュラソー 15ml

全てをシェークしてグラスに注ぎ、グラスに注いだら完成!

シャープな酸味と上品な甘さが絶妙に絡み合い、

口に含んだ瞬間に広がる柑橘とブランデーの芳香が魅力です。

気品がありながらも芯のある味わいで、特別な時間を引き締めてくれる一杯です。

まさに“大人の洗練”を体現したカクテル。

サイドカーはブランデーでも基本のカクテル。
こだわりの作り方やアレンジレシピも紹介しています
ご興味あれば↓

作り方


ブランデー 30ml
シャルトリューズ・ジョーヌ 15ml
アンゴスチュラ・ビターズ 1dash
レモン15ml

全てをシェークしてグラスに注ぎ、グラスに注いだら完成!

パリの大通り「シャンゼリゼ通り」を思わせる、

エレガントでどこか神秘的なカクテル

ブランデーの芳醇な香りに、
シャルトリューズの複雑なハーブ香が重なり、奥行きのある香味を生み出します。

そこにアンゴスチュラ・ビターズの苦味と、
レモンのシャープな酸味が加わることで、

ただ甘いだけではない、洗練された大人の味わいに仕上がっています。

このカクテルに使うブランデーは、重厚なタイプとの相性が非常に良いです。

なぜなら、
苦味と酸味がしっかり効いているため、多少の重みや深さはバランスの中で自然に中和され、
むしろブランデーのコクが味の芯としてしっかりと立ち上がるからです。

その点で、熟成感が豊かでコクのあるヘネシーのようなブランデーが特におすすめ。

深く、ゆっくりと広がる余韻が、このカクテルの魅力を最大限に引き出してくれます。

作り方


ブランデー 30ml
ホワイトラム 30ml
ホワイトキュラソー 30ml
レモン 20ml

全てをシェークしてグラスに注いだら完成!

一口飲めば、華やかで奥行きのある香りと、

じんわり身体に染み渡るような深みが広がります。

寝る前の一杯、特別な夜の演出、

静かなバーで自分を見つめ直したいとき——

どんなシーンでも、その名の余韻とともに、

あなたを艶やかな気分に誘う一杯です。

ホワイトキュラソーも味や香りに個性があり、
どれを選ぶかでカクテルの印象がガラッと変わります。

ホワイトキュラソーの選び方からおすすめ銘柄まで網羅している特設記事です。
ご興味あれば↓

作り方


ブランデー 30ml
チェリーリキュール 30ml
オレンジキュラソー 2dash
レモン 2dash
グレナデンシロップ 2dash

全てをシェークしカクテルグラスに注いで完成!

やさしい甘さの中に、

どこかフルーティーなニュアンスが感じられるカクテル。

ザクロ、オレンジ、チェリーといった果実の風味が層のように広がります。

そのそれぞれがシロップやリキュールという形で加わることで、単なる「甘いカクテル」にとどまらない複雑な香りを生み出します。

これほど多彩なフレーバーを一つにまとめあげるのは難しそうに思えますが、
ブランデーをベースにすることで全体が自然とひとつにまとまるのが、このカクテルの魅力。

まるで、フルーティーで華やかなブランデーをそのまま飲んでいるかのような上品な味わい

しっかり甘いのに、子供っぽさがなく、大人の贅沢なデザートカクテルとしても楽しめます。

使うブランデーに決まりはありませんが、
香りやコクの強さによって他の材料とのバランスが変わります。

そのため、
レシピはあくまで目安として、自分の好みに合わせて少しずつ加減しながら作るのがポイントです。

作り方


ブランデー 20ml
ホワイトカカオリキュール 20ml
チェリーヒーリング 20ml
マラスキーノチェリー 1個

チェリー以外の全ての材料をシェークしてグラスに注ぐ。最後にチェリーを沈めて完成!

「ブランデーにチョコレート…? 」

「ごはんに生クリームをかけるようなものじゃない?」

そんな疑念を抱きつつ口にしてみたら、

その見事な調和に驚かされるカクテルです。

ブランデーの濃厚なコクに、カカオリキュールのリッチな風味が重なり、
重層的でとても深みのある味わいへと昇華されています。

このカクテルの鍵は香りの相性。
カカオのロースト香に負けないように、しっかりとしたアロマを持つブランデーを使うのがポイントです。

とくに、ヘネシーフラパンのように、
香りが豊かでボディのあるブランデーは相性抜群

飲むたびに広がる、濃密で贅沢な余韻を楽しめます。

作り方


ブランデー 20ml
ベネディクティンDOM 20ml
グレープフルーツ 10ml
レモン 10ml
グレナデンシロップ 2tsp

全ての材料をシェークしてグラスに注いだら完成!

重厚さとフルーティーさが絶妙に溶け合った、バランスの良い一杯。

甘酸っぱい味わいで、お酒があまり得意でない方にもおすすめです。

ベースのブランデーが持つ「お酒っぽさ」は、
ベネディクティンの薬草香と自然な甘みでしっかりと包み込まれ、

さらにザクロやグレープフルーツのフレッシュな香りが全体をやさしくまとめてくれる印象があります。

一口飲めば、
「複雑さ」「親しみやすさ」の両方が感じられる、飲みやすいのに深みもある、そんな一杯です。

使用するブランデーは、軽やかで香りが広がりやすいタイプがおすすめ。

とくにカミュのような、繊細でクリアな香味を持つ銘柄が全体の調和を引き立ててくれます。

作り方


ブランデー 20ml
ホワイトラム20ml
フランボワーズリキュール10ml
レモン10ml

全ての材料をシェークしてグラスに注いだら完成!

フランボワーズのやわらかな酸味とブランデーのコクが絶妙に重なり合い、

華やかさのなかに落ち着きのある一杯

このカクテルのポイントは、

フルーティーさを単にリキュールだけに頼らず、ホワイトラムの香味で表現していることです。

ホワイトラムからは、熟したフルーツのような甘やかな香りが立ちのぼり、

ブランデーとフランボワーズリキュールの風味をつなぐ、絶妙な橋渡し役になっています。

全体としてはフルーティーで華やかですが、甘すぎず、どこか落ち着いた品のある印象

カクテルらしいフレーバー構成の中にも、しっかりとブランデーの存在感が光ります。

使用するブランデーは、ラムのクリアさと調和する、透明感のあるタイプがおすすめ

とくにマーテルのように、軽やかで繊細なアロマを持つブランデーが相性抜群です。

作り方


ブランデー 30ml
グラニュー糖 適量
レモンスライス 1枚

グラスにブランデーを注いだら、レモンスライスで蓋をしてグラニュー糖を載せたら完成!

  1. グラニュー糖をこぼさないようにレモンスライスを持ち上げる
  2. グラニュー糖とレモンスライスを一緒に食べる
  3. 口の中に残っている状態でブランデーを流し込む
  4. 一緒に食べて味わう
  5. 飲みこむ

見た目のインパクトと、手軽さの両方を兼ね備えたカクテル。

実はこのニコラシカ、
味わいは「サイドカー」にかなり近く、言うなれば「即席サイドカー」のような存在です。

ニコラシカならではの魅力は、
輪切りのレモンと砂糖をそのまま口に含んでから、ブランデーを一気に飲むというスタイル。

そうすることで、
レモンのフレッシュな香りがダイレクトに広がり、

まるで「ジュースをその場で絞った」ようなみずみずしさと香り高さを楽しめます。

サイドカーがカクテルとして調和された一杯なら、

ニコラシカは果実をもぎ取ってそのまま味わうような野性味と爽快感が魅力です。

使用するブランデーにこれといった縛りはなく、基本的にどんな銘柄でも美味しく作れます。

香り・コクの違いで印象が変わるので、
いくつか試してみて自分好みの組み合わせを見つけるのも楽しいカクテルです。

作り方


カルヴァドス 30ml
グレナデンシロップ 15ml
レモン 15ml

全てをシェークしてグラスに注ぎ、グラスに注いだら完成!

カルヴァドス(リンゴのブランデー)を使ったカクテルとして最も有名な一杯。

りんごの自然な甘さと、
ザクロ由来の爽やかな酸味がバランスよく溶け合い、フルーティーで飲みやすい味わいが楽しめます。

口当たりがとてもなめらかなので、
お酒が苦手な方でも美味しく飲めるのが魅力。

見た目も美しく、食前酒としてもぴったりです。

ジャックローズを美味しく仕上げるコツは、ザクロシロップ(グレナデン)選びにあります。

甘すぎるものではなく、
「甘酸っぱさ」がしっかりあるタイプを使うと、カルヴァドスのフルーティーさとよく調和し、完成度の高い一杯に。

グレナデンシロップの
選び方からおすすめ銘柄まで幅広く網羅した特設記事↓

作り方


ブランデー 20ml
カルヴァドス 20ml
レモン 20ml
粉糖 1tsp
ホワイトキュラソー 5ml

全てをシェークしてグラスに注ぎ、グラスに注いだら完成!

サイドカーにリンゴの香りをプラスしたような、フルーティーで上品なカクテル。

リンゴ由来のカルヴァドスが加わることで、
サイドカーよりも親しみやすく、飲みやすい印象に仕上がっています。

とはいえ、
ベースにはしっかりとしたブランデーを使っているため、重厚なお酒感はそのまま健在。

甘さと香りが広がる中にも、凛としたコクを感じられるバランスの良い一杯です。

このカクテルは、
使うブランデーとカルヴァドスの銘柄によって印象が大きく変わるのが面白いところ。

香りが強いもの同士だとぶつかり合ってしまうこともあるため、
それぞれの特徴に合わせて配合比率を微調整すると、より洗練された味わいになります。

たとえば、
カルヴァドスがフルーティーで香りが強いタイプなら、ブランデーはまろやかめの銘柄を。

逆に、
ブランデーに熟成感があるなら、カルヴァドスは軽やかに——

そんな風に選び方を楽しめるのも、このカクテルの魅力です。

作り方


ブランデー 30ml
カカオリキュール 15ml
生クリーム 15ml
ナツメグ 適量

ナツメグ以外をシェークしてグラスに注ぎ、ナツメグを軽く一振りしたら完成!

アレキサンダーは、ブランデーを使用するデザートカクテルの代表格。

口当たりはまろやかで、
チョコレートのような甘さとブランデーの芳醇さがあります。

まるでリッチなスイーツを食べているかのような幸福感があるのもこのカクテルの魅力です。

デザート代わりの一杯、特別な夜に自分へのご褒美として飲むのにもぴったりです。

アレキサンダーにこだわりぬいた特設記事↓
オリジナルレシピも載せています

エギュベルのカカオリキュールは、
その場でカカオをローストしたような新鮮さがあり、おすすめです↓

他にも初心者向けに揃えておくべきリキュールを解説しています。迷ったときはこの記事を参考に↓

作り方


ブランデー 30ml
いちご 4個ほど
生クリーム 15ml

ストロベリーシロップ 適宜調節
ホワイトカカオリキュール 20ml

☆をミキサーへ。その後、残りの材料とともにシェークしグラスに注いで完成!

ブランデーのコクと、いちごの甘酸っぱさが絶妙に調和した、

非常に上品でまったり楽しめる大人のデザートカクテルです。

生クリームといちごの風味がブランデーの芳醇さを引き立て、
まるで贅沢なスイーツのような味わいに。ゆっくりと落ち着いて飲みたいときにぴったり。

写真ではXOブランデーを使用していますが、
VSOPでも十分美味しく作れます

照明を落とした部屋で飲めば、まるで高級バーのような気分に──。

おうちで贅沢時間を楽しみたい方に、ぜひおすすめしたい一杯です。

作り方


ブランデー 30ml
スイートベルモット 30ml
オレンジ・キュラソー 1dash

全ての材料をステアしてグラスに注いだら完成!

ブランデーの重厚なコクに、
スイートベルモットの甘苦いハーブ香が絶妙に重なった、バランスの取れた一杯。

味わいはマンハッタンにも似ていますが、

こちらはオレンジの香りがふわりと香るのが特徴

ウイスキーベースのマンハッタンとは違い、
ブランデー由来の芳醇なぶどうの風味と柑橘の香りが上品に調和します。

骨格のしっかりしたマーテルヘネシーなどを使うと、味わいがより深まりおすすめです。

カクテルには今回ご紹介した以外にも、まだまだたくさんの種類があります。

本格的に楽しみたい方は、レシピ本を一冊持っておくのもおすすめです。

こちらはレシピ本の特設記事です
実際に10冊を手に取り、初心者にとって使いやすいものを厳選しています。
どれを選べばいいか迷ったときは、まずこちらをチェックしてみてください↓

↑美味しく作るポイントの全体図

材料を混ぜるだけと思われがちなカクテルですが、

ちょっとしたコツで味や仕上がりがぐっと変わります。

お店のような美味しさに近づけるためには、
温度・材料・氷の使い方など、基本を丁寧に押さえることが大切です。

ここでは、カクテルを美味しく作るためのポイントを、初心者向けにわかりやすく紹介します。

カクテルを美味しく仕上げるポイントのひとつは、

材料をあらかじめしっかり冷やしておくことです。

常温の材料を使うと、
氷で冷やすときに氷が多く溶けてしまい、水っぽいカクテルになってしまう原因になります。

家庭でも、冷蔵庫や冷凍庫でベースのお酒やジュースを冷やしておくだけでOK

氷が溶けにくくなり、仕上がりがキリッと冷えて、水っぽくない、味がぼやけないカクテルに仕上がり

カクテルに使うフルーツは、

できるだけ生のフレッシュなものを使うのが理想的です。

特にライムやレモンなどの柑橘類は、皮に含まれる精油(アロマ成分)が香りに大きく影響します。

フレッシュな果実を使うと、
カクテル全体の香りが華やかにになり、バーのような香り高く繊細なカクテルにぐっと近づけます。

カクテルの味を大きく左右するのが、

実は「氷」です。

家の製氷機で作った氷は手軽ですが、
カルキ臭(塩素臭)や不純物がカクテルに溶け出すことがあり、せっかくの味を薬っぽく感じさせてしまう原因にもなります。

さらに、溶けやすいため、水っぽくなりやすいという欠点もあります。

カクテルをもっと美味しく楽しみたいなら、純氷(じゅんぴょう)を使うのがおすすめ。

純氷は、コンビニでも市販されており、手軽に入手できます。

純氷は、ゆっくりと凍らせて不純物を除いた透明な氷で、溶けにくく、味に雑味が出ません

さらにこだわりたい方は、
プロのバーテンダーが使う「氷屋さんの純氷」を試してみるとよいでしょう。

氷屋さんの氷は、
密度が高くて非常に溶けにくく、最後までカクテルの味をクリアに保つことができます。

私がいつも購入しているおすすめの氷屋さんはこちらです↓

氷、ドライアイスの配送、販売のことなら中央冷凍産業株式会社
東京の氷屋 氷販売・配達なら中央冷凍産業。ドライアイスの購入をご希望の方へネット販売も行っております。1948年銀座で創業。 質の良い純氷をお客様のニーズに合わせて提供。 氷彫刻、雪と氷の器、保冷剤や保冷ボックスなど冷凍に関する商品を主に扱っています。飲食店のかき氷や純氷の作り方、イベント風景や商品の発送方法など、当社...

カクテルづくりは主に、

ビルド

シェーク

ステア

の3種類があります。

基本的には、

この3つを覚えればカクテルづくりで困ることはありません。

どの手法でも使う道具はメジャーカップ・バースプーン。

これはカクテルで必須アイテムです。

本格的に始めるなら、準備しておきましょう↓

■メジャーカップ

WOMLEXの商品は、カクテルでよく使われている目盛り線が刻まれているだけでなく、
メモリ数も彫ってくれている
ので、非常に使いやすいです。

私は、使っているうちにどのメモリか忘れてしまうことがあるので、
このメモリ数の彫りこみは大変ありがたいです!

■バースプーン

おすすめはBIRDYの40cm↓
プロも愛用者が多い信頼性の高いアイテムです。

しかし、
BIRDYの商品は非常に高品質ですが価格も高め。

そのため、コスパを重視する方迷ったときはこの記事を参考に↓

次のセクションから、ここの作り方の説明とそれに使う道具を紹介します。

ビルドとは、

カクテルをグラスの中でそのまま作る方法です。

氷を入れたグラスに、お酒やジュースなどの材料を順番に注ぐだけ。
混ぜる場合も、軽くスプーンでひと混ぜするだけでOKです。

ビルドで必要なのは、バースプーンとメジャーカップだけでOKです。

おすすめはBIRDYの40cm↓
プロも愛用者が多い信頼性の高いアイテムです。
バースプーンは何度も買い替えるものではないため、失敗しない1本を揃えるのがおすすめです

他にも選んで決めたい!
という方はこちらをご参考に↓
選び方からおすすめ商品まで幅広く網羅しています

シェークとは、

材料をシェーカーに入れて振って混ぜる方法です。

氷と一緒に強く振ることで、よく冷えた、なめらかな口当たりのカクテルに仕上がります。

甘みや酸味のあるジュース系のカクテルや、卵・クリームを使うものに向いています。

■ シェークに必要な道具

シェークにはシェーカー・メジャーカップバースプーン(味見用)が必要です。

おすすめは、またもBIRDYの商品↓
プロも愛用者が多い信頼性の高いアイテムです。
値段が張りますが、その価値は十分にあります。
初心者が作っても一段階上のカクテルに仕上がります←これ本当

他にも選んで決めたい!
という方はこちらをご参考に
様々なタイプのシェーカーを紹介しています。
自分に合ったシェーカーを探すことができますよ↓

ステアとは、

ミキシンググラスで氷と材料を静かに混ぜる方法です。

スプーンでゆっくり混ぜて、素材の風味を壊さずに冷やすのが特徴です。

おもにアルコールのみで作る、繊細な味のカクテルに使われます。

■ ステアに必要な道具

ステアにはミキシンググラスストレーナー・メジャーカップバースプーンが必要です。

おすすめのミキシンググラスは、

CRIZONのミキシンググラスです

この商品は、重さ・口径の広さ・底の厚さが絶妙なんです。
迷っている方は、CRIZONを買っておけば、失敗しませんよ

ミキシンググラスを買う時は、ストレーナーも一緒に買いましょう。

ストレーナーは、ミキシンググラスで混ぜ合わせた後、
カクテルグラスに注ぐときの蓋として使います。

他にも見て決めたい!
という方は、こちらの記事がおすすめです↓
ミキシンググラスを色々な角度から比較して
どれが扱いやすいか徹底的に検証した記事です

ブランデーとは、

ぶどうやりんごなどの果物を発酵させて蒸留したお酒のことです。

アルコール度数は40%前後と高めですが、
果実由来の華やかな香りとまろやかな味わいが特徴で、ストレートはもちろん、カクテルのベースとしても優秀なお酒です。

よく混同されがちなものとして「ウィスキー」があげられます。

色合いはどちらも琥珀色で似ていますが、全然違うお酒になります。

知りたい方は、詳しく解説した特設記事がありますのでご参考まで

実はブランデーにはさまざまな種類があり、

産地や熟成期間になどよって、

味・価格・流通の安定性が大きく異なります

カクテルに使うなら、
結論として「コニャック産のVSOP」を選ぶのがもっともバランスがよくおすすめです。

フランス・コニャック地方のブランデーは、
品質も流通も安定しており、VSOP(中程度の熟成期間)は、

アルコールの角が取れてまろやか、かつ重すぎず、価格も手頃と、

まさにちょうどよい選択肢です。

さらに詳しい選び方や銘柄比較については、別記事で詳しく解説しています。
「失敗しないブランデー選び」をしたい方はぜひ、そちらもチェックしてみてください↓

「レミーマルタン VSOP」がおすすめです!

フレッシュな果実香と、ほどよく熟成されたコク。

そのバランスの良さと完成度の高さは、

まさに「カクテル用ブランデー」として理想的な一本です。

今回ご紹介したカクテルは、すべてレミーマルタン VSOPで問題なく美味しく作れます。

むしろ相性が良すぎて当記事ではあえて外していたほど。
一本あれば、さまざまなレシピに対応できる“万能タイプ”のブランデーです。

「もっと自分に合ったブランデーを探したい」

「味・香り・価格帯でじっくり比較したい」

という方は、以下の特設記事もぜひご覧ください↓
どのブログよりも詳しく、比較・解説した自信作です!

カクテルをもっと美味しく、もっとおしゃれに楽しむなら、グラス選びも大切です。

グラスの形や厚みは、香りの立ち方や味わいの印象に大きく影響します。

とくにショートカクテルは、
グラスによって香りの感じ方が大きく変わるため、こだわるだけでワンランク上の一杯に。

せっかく作るなら、グラスもお気に入りを揃えてみませんか?

上の写真は、自宅にあるグラスにサイドカーを入れて、実際に試してみた様子です。

ここからは、項目ごとにそれぞれの感想を簡単にご紹介します。

鋭角なV字型で、スタイリッシュかつ視覚的なインパクトが強いグラス。

縁が大きく開いているのが特徴。

サイドカーを入れた印象:
全体的にさっぱりした印象のサイドカーに感じました。

まず、グラスに顔を近づけるとレモンの酸味がふわっと香りました。

口をつけて少ししてから、
レモンの酸味やアルコール感がしましたが、ブランデーやキュラソーの甘さはほとんど感じませんでした。

これはグラスの縁が外側に広がっているために、
香りがとどまりにくい構造であるからだと考えられます。

そのため、カクテルに
さっぱり感を求める方は、マティーニグラスがおすすめです。

浅めで丸く広がったボウル形状。シャンパングラスのように平たいデザインが特徴です。

サイドカーを入れた印象:
全体的にバランスの取れたサイドカーに感じました。

まず、グラスに近づくと、
ブランデー・レモン・キュラソーの香りがバランスよく感じます。

口に運ぶとすぐに、
ブランデーのコクとキュラソーの甘味、レモンの酸味を感じました。

マティーニグラスと比較してブランデーとキュラソーの印象が強かったです。

これは、マティーニグラスと比較して、
グラスの縁が内側に丸み帯びていることに起因していると思いました。

内側に巻いていることで、
香りが閉じ込められて、感じる香りの種類が広がったんだと思います。

全ての香りを満遍なく感じたい、という方は、クーペグラスがおすすめです。

細めのボウルに丸みをもたせた、
やや小ぶりなカクテルグラス。縁がやや立ち上がっており、香りを包み込むような設計になっています。

サイドカーを入れた印象:
全体的に重厚なサイドカーに感じました。

まず、グラスを近づけると、
ブランデーの豊潤な香りと柑橘の香りがします。

口に運んだ瞬間、
ブランデーのコクと甘さを強く感じ、その後キュラソーとレモンの柑橘感を感じました。

クーペグラスと比較して、
香り・味わいどちらもブランデー感、甘い印象が強いと感じました。

これはグラスの縁がさらに内側に巻いているため、
香りを閉じ込める構造になっているからだと感じました。

フレイバーを濃厚に感じたい、という方は、ニック&ノラグラスがおすすめです。

Q
ブランデーはそのままでも飲めますか?
A

はい、飲めます。
ブランデーはストレートやロックでそのまま楽しめるお酒で、
特に熟成されたものほど豊かな香りと味わいが引き立ちます。
ストレート・ロック・水割りなどで飲まれることが多いです。

Q
ブランデーをそのまま飲むのと、カクテルにするのでは何が違うの?
A

カクテルにすることで香りや風味が引き立ったり、
飲みやすくなるという魅力があります。
特に初心者には、カクテルにすることでブランデーの濃厚さが和らぎ、
親しみやすくなります。

Q
ブランデーは開封後どれくらい持ちますか?
A

ブランデーは蒸留酒なので腐ることはありませんが、
香りや風味は空気に触れることで徐々に落ちていきます。
開封後は1年以内を目安で飲み切りましょう。

Q
ブランデーの保存方法は?
A

ブランデーは直射日光を避け、
涼しく暗い場所で保管しましょう。
開栓後は酸化しにくいため、
しっかり栓をして立てて保存すれば長期間品質を保てます。
冷蔵庫に入れる必要はありません。

実はブランデーのカクテルは、
手軽に楽しめて、カクテルにするととても華やかで親しみやすいお酒です。

この記事でご紹介したレシピやポイントをもとに、
まずはひとつ、お気に入りのカクテルを見つけてみてください!

使うブランデーやグラスを変えるだけで、
同じレシピでも全く違った印象になるのもブランデーの魅力です。

気軽に、でもちょっとだけこだわって、自宅で上質な一杯を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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