オレンジの風味が魅力のホワイトキュラソーは、カクテル作りに欠かせないリキュールの一つ。
しかし、初心者の方にとっては、

「銘柄が多くてどれを選べばいいのか、、」
「買ったけど美味しくなかった、、」
「失敗したくない、、」
といった悩みも多いはず。
そこで、年間720杯以上のカクテルを作っている筆者が”失敗しない!おすすめのホワイトキュラソー”を紹介します!

この記事では、
- ホワイトキュラソーとは?
- 比較表付き 銘柄比較
- 各銘柄の徹底レビュー
- ホワイトキュラソーを使ったおすすめカクテル
などなど”幅広く網羅”しています。
ぜひチェックしていただき、失敗しないホワイトキュラソーを選んでみてください!
当サイトはAmazonアソシエイトなどのアフィリエイトプログラムを利用しています。リンクから商品を購入された場合、売上の一部が運営者に還元されます。記事内のレビューや検証は個人の見解を含んでおり、商品の効果を保証するものではありません。あらかじめご了承のうえご覧ください。
先に結論|おすすめのホワイトキュラソーは?
今回紹介する厳選銘柄のおすすめポイントをまとめたものはこちら。
コアントロー |
デカイパー |
ソミュール |
ジファール |
エギュベル |
ボルス |
ルクサルド |
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|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ロゴ |
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| 香りの傾向 果皮or果肉 |
果皮感:強 | 果肉感 | 中間 | 果皮感 | 果肉感:強 | 果皮感 | 果肉感 |
| 味わい感想 | 華やかな精油感 | 菓子まったりオレンジ感 | 果皮・果肉バランス | 爽快で甘さ控えめ | オレンジ感が一番強い | ピリッと柑橘でドライ | 湿った木のよう。通向け |
| 価格 | 2938円/750ml | 1943円/700ml | 3330円/700ml | 4447円/700ml | 3840円/700ml | 2179円/700ml | 3380円/700ml |
| おすすめな人 | 汎用性の高さを求める人 | 主にスイートカクテルを作る人 | 果肉感と果皮感のバランスを求める人 | 上質な甘さとドライさを両立したい人 | オレンジの果肉感をいっぱいに感じたい人 | キリッとドライな果皮感を求める人 | 他とは違う商品を探している人 |
| Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon |
| 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 |
ホワイトキュラソーは銘柄による差が非常に大きい商品です。
ぜひ自分に合った銘柄を選んでみてくださいね。
もし「どれにするか迷う、、」という方は、次に紹介する”失敗しない銘柄”もチェックしてみてください。
迷ったらこれ!”失敗しない銘柄”はこのホワイトキュラソー

この記事で一番におすすめするホワイトキュラソーは「コアントロー」。
おすすめポイントをまとめると以下の3つ↓
| ① ”精油様の香り”はコアントローだけ | ② ”お手頃”な価格 | ③ 全国どこでも”安定流通” |
|---|---|---|
| ・ピール香の華やかなのフレッシュ感はコアントローだけ ・香りの複雑さは、頭一つ抜けている | ・この完成度なのに2000円台 ・ミニチュアボトルでさらに低価格 | ・最大手の安定感 ・「もう買えない」は大きなロス ・おうちカクテルでは最重要項目 |
今回7種類もの銘柄を”一度にじっくり試飲”して、
- フレイバーの豊かさ
- 価格の手ごろさ
- 入手のしやすさ
の全てにおいて、他の銘柄と比較し優れていました。
迷ったら、王道の「コアントロー」を選べば、まず失敗しないでしょう。
なぜコアントローがいいの?|他の銘柄と比較して解説

私が16年カクテルを作ってきて、特に重要だと思うことは、
- おうちで本格的
- 継続して手に入る
の2点。
ここでは、他のメーカーと比較しながら、コアントローの”凄さ”を見ていきます。
①コアントローだけの”華やかな精油”で初心者でも本格的な味わいに

ホワイトキュラソーは「味わい」よりも「香り」を活かすリキュール。
この香りがフレッシュなものに近いほど、本格的な香り高いカクテルに仕上がります。
試飲する中でフレッシュ感を感じたのは、
の4つ。
中でもコアントローはピールの精油のような香りも感じられ、よりフレッシュな印象がありました。
そのため、「コアントロー」を用いれば、”初心者でも簡単”にフレッシュで香り高いカクテルを作ることができますよ。
②コアントローは【入手しやすい】【安定供給】【お手頃価格】→だから続けやすい!

おうちカクテルでは「継続して手に入る」ことが”非常に重要”です。
なぜなら、「カクテルは分量を何度も調節して、自分好みの味わいに仕上げていく」からです。
再購入できない商品だと、せっかく味を調整しても再現ができず、”一から作り直し”になってしまいます。
なので継続して手に入る定番の「コアントロー」は、おうちカクテルでは特におすすめなのです。
- スーパーや酒屋でも手に入れやすい
- 大手だからできる安定供給
- 大手だからできる本格派なのにお手頃価格
こんなに条件がそろっている銘柄は中々ありません。
以上の①と②の理由より、
”本格的な味わい”と”継続入手のしやすさ”の両方を兼ね備えた1本として、初心者にまずおすすめしたいのが「コアントロー」です。
ホワイトキュラソーとは?特徴と定義
ホワイトキュラソーとは、オレンジの皮を主原料とした、無色透明のリキュールです。
もともとはキュラソー島原産のリキュールに由来し、オレンジの風味を活かした風味付け用リキュールとして、カクテルやお菓子に幅広く使われています。
ホワイトキュラソーとキュラソーとの違いとは?

ホワイトキュラソーとキュラソーは、似ていても明確な違いがあります。
結論、キュラソーは、ビターオレンジの果皮を主原料としたリキュール全般を指す言葉で、
ホワイトキュラソーはキュラソーの一種で無色透明のキュラソーのことです。
またキュラソーの中には、琥珀色のオレンジキュラソーや青色のブルーキュラソーも存在します。
大まかにまとめると、
- キュラソー
- オレンジキュラソー(琥珀色)
- ホワイトキュラソー(無色)
- ブルーキュラソー(青色)
※ホワイトキュラソーを着色
- ブルーキュラソー(青色)
↑キュラソーの中に、オレンジ・ホワイトがあり、ホワイトの中に着色料を加えたブルーがある、というイメージです。
ホワイトキュラソーとブルーキュラソーの違いは?
ホワイトキュラソーとブルーキュラソーの違いは、色の違いだけです。
無色透明なホワイトキュラソーに青色の着色料を加えたものがブルーキュラソーと呼ばれます。
ブルーキュラソーは、用途や見た目を変えたいときに使われることが多いです。
ホワイトキュラソーとオレンジキュラソーの違いは?
ホワイトキュラソーとオレンジキュラソーの違いは主に色合いと風味の違いにあります。
- ホワイトキュラソー
→”無色透明で爽やか”なオレンジの香り - オレンジキュラソー
→”琥珀色で芳醇なコク”
これらは、使うカクテルの種類によって使い分けられることが多いです。
ホワイトキュラソーとトリプルセックの違いは?
ホワイトキュラソーとトリプルセックは、広く言えばイコールと思って大丈夫。
一般的には、
- ホワイトキュラソーは、”甘みのある”もの
- トリプルセックは、”甘みを控えめ”にしたもの
とされています。
しかし、実際にはブランドや製品ごとに幅があり、両者の境界はあいまいなことが多いです。
ホワイトキュラソーとコアントローの違いは?
ホワイトキュラソーとコアントローの違いは「総称・ブランド」の違いです。
- ホワイトキュラソーは、リキュールの”総称”
- コアントローは、”ブランド・商品名”
コアントローは、高品質で伝統的なホワイトキュラソーの代表銘柄として有名です。
ホワイトキュラソーの選び方【香り・味わい・度数・価格など】

ここからは、

「銘柄が多すぎ。結局どれを選べばいいの?、、」
という方に向けて、自分に合ったホワイトキュラソーの選び方を紹介します。
実際に7本の銘柄を同時に試飲して、”リアル視点”でまとめました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
尚、詳しい検証内容を見たい方は、『最後のほうに紹介』していますので合わせてご覧ください。
【香りや味わい】で選ぶ|おすすめは”フレッシュ感”のあるもの

ホワイトキュラソーのフレイバーを分けると、
- ピールのような爽やかな”果皮タイプ”
- 果実のようなジューシーさの”果肉タイプ”
に分かれます。それぞれの使い分けは、
| タイプ | 特徴 | おすすめカクテル傾向 |
|---|---|---|
| ”果皮”タイプ | ・爽やかでキリッとした印象 ・全体を引き締める | ・ドライでシャープなカクテル ・華やかさを出したいカクテル 例:ホワイトレディ、サイドカー |
| ”果肉”タイプ | ・果汁感のあるジューシーな甘さ ・まろやかでフルーティーに | ・スイート系やフルーツ系に 例:オレンジブロッサムなど |
自分の好きな味わいに合わせて選ぶと失敗しにくいですよ。
迷った時のおすすめは「コアントロー」。
最も王道で定番。華やかで香り高い、初心者にもおすすめなホワイトキュラソーです。

また、度数が高いほうが香りが立つのでお勧めです。
最後のほうで検証していますのでご参考まで→ジャンプ
【甘さ】で選ぶ|おすすめは”甘さ控えめ”なもの

ホワイトキュラソーは、銘柄によって甘さが大きく異なります。
- 甘めなキュラソーを使うと
→”スイート”な仕上がりに近づく - 甘さ控えめなキュラソーを使うと
→”ドライでシャープ”なカクテルに近づく
このように甘さによっての使い分けが重要です。
以下は「糖度測定器で計測した値」と「試飲して感じた甘さ」をまとめた表になります。
| 銘柄 | 実測糖度 | 試飲して甘かった順位 | 甘さの感じ方 |
|---|---|---|---|
| エギュベル | 40 | 4位 | ・まったりめの甘さ ・実測糖度よりはドライに感じた |
| ルクサルド | 39 | 7位 | ・他商品と違いすぎて比較不可能 |
| ジファール | 38 | 3位 | ・最初に上質な甘さ ・甘さはスッとすぐに引く |
| ソミュール | 37 | 2位 | ・香りも甘い香り ・味わいも甘い ・しつこくない甘さ |
| デカイパー | 35 | 1位 | ・加糖オレンジジュースのような甘さ |
| コアントロー | 34 | 6位 | ・最初に上質な甘さ ・最後にビターな香り |
| ボルス | 33 | 5位 | ・デカイパーと類似 ・果皮のさっぱり感で甘さを控えめには感じた |
このように、実測糖度だけではわからない部分も多いため、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ホワイトキュラソーを甘さで選ぶ場合は、”甘さ控えめな銘柄”がおすすめです。
なぜなら、ホワイトキュラソーを使うカクテルは、キリッと爽快なレシピが多いからです。
そのため、汎用性を重視するなら、
といった甘さ控えめなホワイトキュラソーを選びましょう。
【価格】で選ぶ|おすすめは”3000円台~”

ホワイトキュラソーの価格帯は、銘柄によって様々。
今回の7銘柄をまとめると以下の通りになります↓
もちろん”価格が高いほど美味しい”というわけではありません。
しかし、安価な価格帯には、香りが香料っぽく感じるものも存在します。
なので、おすすめは3000円付近のものから選ぶことです。
この価格帯ならば、プロも使うような”味わいが担保”されていますので、安心して使用することができますよ。

「試しに買うには3000円台はちょっと高いかも、、」
そんな方には「コアントローのミニチュアボトル」がおすすめです。
やや割高にはなりますが、少量で味わいを試せるので、自分に合うかどうかを気軽に確かめられます。
【入手のしやすさ】で選ぶ|おすすめは”通販or大手メーカー”

おうちカクテルでは「継続して手に入る」ことが”非常に重要”です。
なぜなら、「何度も作って、自分好みの味わいに仕上げていく」からです。
しかし、上の図のように、プロ向けの銘柄に関しては店頭に並んでいないことがほとんど。
再購入できない商品だと、せっかく味を調整しても再現ができず、”一から作り直し”になってしまいます。
そこで登場するのがネット通販。
しかし、通販で比較的流通安定しているなと感じる商品は、
の二つくらい。他は”入荷待ち”のことが多い印象です。
なので、一番のおすすめは”大手メーカーを選ぶ”こと。
大手メーカーは大量生産体制が整っており、安定した流通が見込めます。
大手メーカーの
から選べば、安心して購入し続けられますよ。
以上を踏まえた、一番のおすすめホワイトキュラソーはこちら!

上記の選び方を踏まえて、一番にお勧めする銘柄は「コアントロー」です。
結論、こちらの商品を選んでおけば”失敗はない”でしょう。
ここまで読み進めていただいてお分かりの通り、選ぶポイントすべてクリアしている商品です。
| ① ”精油様の香り”はコアントローだけ | ② ”お手頃”な価格 | ③ 全国どこでも”安定流通” |
|---|---|---|
| ・ピール香の華やかなのフレッシュ感はコアントローだけ ・香りの複雑さは、頭一つ抜けている | ・この完成度なのに2000円台 ・ミニチュアボトルでさらに低価格 | ・最大手の安定感 ・「もう買えない」は大きなロス ・おうちカクテルでは最重要項目 |
ホワイトキュラソーと言ったら「コアントロー」。
そのように言われるのは、それだけの裏付けされた”根拠”があります。
そんなホワイトキュラソーの基本とも言うべき「コアントロー」をぜひ味わってみてください。

【失敗談】
最初に個性的な高級品を買ったものの、何が良いのかよく分からず…。王道を後から買って学んだ頃には、もう高級品は手元になく、違いを比べられずに買い直す羽目に。苦い思い出です!
【比較表つき】あなたに合うホワイトキュラソー診断 & 各銘柄の徹底レビュー

ここまでホワイトキュラソーの選び方とおすすめ銘柄をご紹介しました。
しかし、あなたの好みや用途がはっきりしているのであれば、自分に合う一本を探しましょう。
コアントロー |
デカイパー |
ソミュール |
ジファール |
エギュベル |
ボルス |
ルクサルド |
|
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ロゴ |
|
|
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|
| 香りの傾向 果皮or果肉 |
果皮感:強 | 果肉感 | 中間 | 果皮感 | 果肉感:強 | 果皮感 | 果肉感 |
| 味わい感想 | 華やかな精油感 | 菓子まったりオレンジ感 | 果皮・果肉バランス | 爽快で甘さ控えめ | オレンジ感が一番強い | ピリッと柑橘でドライ | 湿った木のよう。通向け |
| 価格 | 2938円/750ml | 1943円/700ml | 3330円/700ml | 4447円/700ml | 3840円/700ml | 2179円/700ml | 3380円/700ml |
| おすすめな人 | 汎用性の高さを求める人 | 主にスイートカクテルを作る人 | 果肉感と果皮感のバランスを求める人 | 上質な甘さとドライさを両立したい人 | オレンジの果肉感をいっぱいに感じたい人 | キリッとドライな果皮感を求める人 | 他とは違う商品を探している人 |
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①デカイパー トリプルセック
『ジュースの様な甘味・安く始めたい』人に!
デカイパーは、オランダの老舗リキュールメーカー。
味わいはオレンジジュースのようなお菓子っぽい甘さがしました。
甘さを活かしたスイートカクテルで使用するのがおすすめです。
価格はかなり抑えられているので、安く始めたいという方は「デカイパー」がおすすめです。
②ソミュール トリプルセック
『果皮の爽快さ・果肉のジューシーさを両方ほしい』人に!
”エレガントなオレンジの香り”と、カクテル用としてバランスの良さが評価されています(公式より)。
味わいは柑橘の果皮・果肉どちらも感じてバランスが良いです。
特に特徴的なのは口につけた時の”粉砂糖がむわッと纏うような”甘い香りがします。
香りのバランスを取りつつも、甘い芳香をまとわせたい人は「ソミュール」がおすすめです。

香りの強さが程よいため、他の材料の香りを邪魔せずに仕上がりますよ!
③ジファール トリプルセック
『果皮の爽快さ・後に残らない上質な甘さがほしい』人に!
ジファールの原料はビター&スイートなオレンジピール。ドライ仕上げが特徴です。(公式より)
バーテンダーからの信頼も厚く、プロの現場でも使用されている商品。
味わいは”柑橘の豊かな香り”と”後に残らない上質な甘味”で上品さを感じます。
カクテルに”上品さや上質さ”を求めるなら「ジファール」がおすすめです。

ジファールは甘さの引きに驚きました。
スッと消える上品な甘さが非常に心地よいですよ!
④エギュベル トリプルセック オレンジ
『果実のジューシー感を十分に感じたい』人に!
エギュベルは、果皮由来の”ビターオレンジ”の香りと”バランスの取れた甘み”が特徴です。(公式より)
何よりも特徴的なのはフレッシュなオレンジの果肉感。
オレンジのジューシーさを感じ、まろやかな甘みが印象的でした。
”豊かなオレンジ果実”の風味を存分に感じたい方は「エギュベル」がおすすめです。

エギュベルは「作り物っぽい」と言われることもあります。
ですが、私は実際に試飲して自然なフレッシュ感に思いました!
⑤ボルス トリプルセック
『ドライめな柑橘感。安く始めたい』人に!
ボルスは、オレンジピール由来の”クリアな香り”と”すっきりした味わい”が特徴。(公式より)
味わいは、シャープなアルコール感に”そっと柑橘の果皮の風味”というような印象です。
糖度が控えめなボルスは、ドライなカクテルと相性良いです。
”ドライが好み”で”安く”始めたい人には「ボルス」がおすすめです。

購入するときは、ボトルの見た目がカカオホワイトと似ているので注意!

⑥ルクサルド トリプルセック
『他にはない個性的なフレイバーを求める』人に!
ルクサルドは、オレンジピールの華やかな香りと複雑な甘みで、芳醇かつ奥行きある味わいが特徴。(公式より)
この商品は、香りも味わいも、他の銘柄とは大きく異なります。
試飲してみると、自然というか湿った木のような風味が印象的でした。
非常に独特な風味ですが、カクテルにすると、味わいがまとまるのは不思議なところ。
他の銘柄にはない、”個性的なフレイバー”を探している方は「ルクサルド」がおすすめです。

個人的にルクサルドの独特な香りは、通向けに感じました!
⑦ コアントロー ホワイトキュラソー
『華やかで香り高く、汎用性の高いものを求める』人に!
この記事で一番におすすめしているのは「コアントロー」です。
魅力は、何と言っても”華やかな精油感のある香り”。
| ① ”精油様の香り”はコアントローだけ | ② ”お手頃”な価格 | ③ 全国どこでも”安定流通” |
|---|---|---|
| ・ピール香の華やかなのフレッシュ感はコアントローだけ ・香りの複雑さは、頭一つ抜けている | ・この完成度なのに2000円台 ・ミニチュアボトルでさらに低価格 | ・最大手の安定感 ・「もう買えない」は大きなロス ・おうちカクテルでは最重要項目 |
今回7種類もの銘柄を”一度にじっくり試飲”して、
- フレイバーの豊かさ
- 価格の手ごろさ
- 入手のしやすさ
の全てにおいて、他の銘柄と比較し優れていました。
迷ったら、王道の「コアントロー」を選べば、まず失敗しないでしょう。
詳しくは『最初のほうの見出し』で解説しています。
ホワイトキュラソーのカクテルレシピ【サイドカー・雪国など】
せっかくホワイトキュラソーを買ったなら、本格的なカクテルを作ってみませんか?
ここからは、16年作ってきた私が、ホワイトキュラソーを使うカクテルレシピを”厳選”してご紹介してきます。
ホワイトレディ

ジン 30ml
ホワイトキュラソー 15ml
レモン 15ml
ベース:
ジン
手法:
シェーク
スタイル:
ショート
味わい:
きりっ爽快
度数:
約30%
言葉:
純心
誕生日:
11月4日
- STEP1シェーカーにすべての材料を入れてシェークする
シェーク前に味見をして、
味の最終調整をしましょう! - STEP2ストレーナーでフレークを除いてグラスに注ぐ
砕けた氷(フレーク)を取り除くと、
水っぽさを防げます - これで完成!
オレンジ果皮の柑橘感・レモンの酸味、ジンのドライさが絶妙に調和し、華やかな香りで上品な味わい。
ジンベースの代表的なカクテル女性的な名前の通り”エレガント”な一杯です。

リキュールの量を増やすと甘さが増しまろやかな味になります!
度数が強くて飲みにくいと感じた方はぜひお試しあれ!
カクテルではレモン果汁は”非常によく使用”されます。
中でもおすすめのレモン果汁は「テルヴィス 有機レモン」。
フレッシュさ・酸味・うま味のバランスが良く、これを選んでおけば”間違いありません”。
クラリッジ

ジン 20ml
ドライベルモット 10ml
ホワイトキュラソー 10ml
アプリコットブランデー 10ml
ベース:
ジン
手法:
シェーク
スタイル:
ショート
味わい:
ドライ
度数:
約25%
言葉:
–
誕生日:
2月27日
- STEP1シェーカーにすべての材料を入れてシェークする
シェーク前に味見をして、
味の最終調整をしましょう! - STEP2ストレーナーでフレークを除いてグラスに注ぐ
砕けた氷(フレーク)を取り除くと、
水っぽさを防げます - これで完成!
カクテルでよく使われる”主要な香味要素”がバランスよく”詰まっているのが特徴。
ジュニパーベリーやハーブ、杏、柑橘といった、香りの層が豊かで、奥行きのある味わいが楽しめます。
アプリコットリキュールには、
- 果実感のある”フルーティー”タイプ
- 芳醇な味わいの”ブランデー”タイプ
があります。
このカクテルには”ブランデー”タイプが相性良いです。
中でも、芳醇な香りが魅力の「エギュベル アプリコットブランデー」を使えば、完成度の高いクラリッジに仕上がりますよ。
コスモポリタン

ウォッカ 30ml
ホワイトキュラソー 15ml
ライム 15ml
クランベリー 10ml
ベース:
ウォッカ
手法:
シェーク
スタイル:
ショート
味わい:
甘酸っぱい
度数:
約25%
言葉:
華麗
誕生日:
1月14日
- STEP1シェーカーにすべての材料を入れてシェークする
シェーク前に味見をして、
味の最終調整をしましょう! - STEP2ストレーナーでフレークを除いてグラスに注ぐ
砕けた氷(フレーク)を取り除くと、
水っぽさを防げます - これで完成!
クランベリーの甘酸っぱさと柑橘の爽やかさが調和した、フルーティーで飲みやすい味わい
ピンクがかった色合いが美しく、スタイリッシュで華やかな印象を与えます。
ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」でも話題となり、女性を中心に人気の高い一杯。
クランベリーは、銘柄によっては”酸味が強い”ことがあるので、使う前に酸味を確認しましょう。
別の『クランベリーのおすすめ銘柄』記事で徹底解説しています。あわせてご覧ください。
雪国

ウォッカ 30ml
ホワイトキュラソー 20ml
ライム 10ml
グラニュー糖 適量
緑マラスキーノチェリー 1個
ベース:
ウォッカ
手法:
シェーク
スタイル:
ショート
味わい:
強まったり
度数:
約30%
言葉:
恋を占う
誕生日:
2月18日
- 準備グラスの縁に糖をつけてスノースタイルにする
グラスの縁にライムをつけてから、
皿に盛った糖に縁をつける。
グラスをトントンして余分な糖を落とす - STEP1シェーカーにチェリー以外の材料を入れてシェークする
シェーク前に味見をして、
味の最終調整をしましょう! - STEP2ストレーナーでフレークを除いてグラスに注ぐ
砕けた氷(フレーク)を取り除くと、
水っぽさを防げます - STEP3マラスキーノチェリーを沈める
漬液が嫌ならウォッカで、
チェリーを洗うと〇 - これで完成!
グラスの縁にまぶした砂糖の甘さと、その後にウォッカの澄んだ味わいでまったりと爽快な印象。
スノースタイルの白がきらめく姿は、まさに「雪の国」の名にふさわしい一杯。
シンプルながら計算されたバランスで、多くのカクテルファンに愛される定番です。

スノースタイルはなくてもOK。
その場合は、粉糖やシロップで少しだけ甘く作りましょう!
ライム果汁もカクテルでは”非常によく使用”されます。
中でもおすすめは「テルヴィス 有機ライム」。
テルヴィスはレモン果汁同様に優秀でバランスが良いものばかりです。
これを選んでおけば”間違いありません”。
アカプルコ

ホワイトラム 40ml
ホワイトキュラソー 5ml
レモン 15ml
シロップ 1tsp
ベース:
ラム
手法:
シェーク
スタイル:
ショート
味わい:
きりっ爽快
度数:
約25%
言葉:
清明
誕生日:
7月14日
- STEP1シェーカーにすべての材料を入れてシェークする
シェーク前に味見をして、
味の最終調整をしましょう! - STEP2ストレーナーでフレークを除いてグラスに注ぐ
砕けた氷(フレーク)を取り除くと、
水っぽさを防げます - これで完成!
アカプルコは、ラムとホワイトキュラソーにライムを合わせた南国風カクテル。
柑橘の爽やかさとトロピカルな甘酸っぱさが重なり、軽やかでリゾート気分を味わえる一杯です。
ラムは、ジャマイカラムのような”南国感”の強いものがおすすめです!
おすすめのジャマイカラムは「マイヤーズ」。
むわッとするような熱帯を感じる味わいは、アカプルコを奥深いものにしてくれますよ
ポーラーショートカット

ダークラム 15ml
ホワイトキュラソー 15ml
ドライベルモット 15ml
チェリーヒーリング 15ml
ベース:
ラム
手法:
ステア
スタイル:
ショート
味わい:
甘く濃厚
度数:
約25%
言葉:
–
誕生日:
10月27日
- STEP1別の小容器ですべての材料を混ぜ、味を調整-★
この段階で、完成形の味を作っておきましょう!
- STEP1ミキシンググラスに氷を入れて冷やす
液体の冷却が早く済むように、
あらかじめミキシンググラスを冷やしておきます - STEP3★をミキシンググラスに入れてステアする
大体30回転くらい
回数は味見をしながら調整しましょう - STEP4ストレーナーをかぶせてグラスに注ぐ
- これで完成
コペンハーゲンと東京を結ぶ空路の誕生を記念して作られたカクテル。
ラムのコクにベルモットのドライ感、キュラソーの柑橘香が重なり、複雑で奥行きのある大人の味わいに。
飲みごたえがありながら後味はすっきりと上品のため、バーでも人気のクラシックカクテルです。
おすすめのダークラムは「ロン・アブエロ12年」。
このカクテルの上品な口当たりと、アブエロの上品さは非常に相性良いです。
”そのままでも美味しい”ダークラムなので、買って味わってみてください。
サイドカー

ブランデー 30ml
ホワイトキュラソー 15ml
レモン 15ml
ベース:
ブランデー
手法:
シェーク
スタイル:
ショート
味わい:
芳醇で爽快
度数:
約30%
言葉:
いつもふたりで
誕生日:
9月24日
- STEP1シェーカーにすべての材料を入れてシェークする
シェーク前に味見をして、
味の最終調整をしましょう! - STEP2ストレーナーでフレークを除いてグラスに注ぐ
砕けた氷(フレーク)を取り除くと、
水っぽさを防げます - これで完成!
シャープな酸味と上品な甘さが絶妙に絡み合う気品がありながらも芯のある芳醇な味わいが魅力です。
特別な時間を楽しむための一杯で、まさに“大人の洗練”を体現したようなカクテル。
サイドカーはベースのブランデーを変えると大きく味わいが変わります。
- フルーティーな銘柄だと”軽めに”
- 熟成香が強いものだと”芳醇に”
おすすめのブランデーは「レミーマルタンVSOP」。
非常にバランスの良い味わいでフルーティー感・芳醇さの両方を兼ね備えています。
ブランデー購入は「流通安定性」「熟成年数」「原産国」等、考えることが非常に多いです。
そのため、カクテルに合うブランデーを選び取るのは、”意外と難しい”です。
この『ブランデーのおすすめ6選』の記事では、選び方から、おすすめ銘柄まで徹底解説しています。
ぜひあわせてチェックしていただき、自分に合った銘柄を探してみてくださいね。
カルヴァドス・カクテル

カルヴァドス 20ml
ホワイトキュラソー 20ml
オレンジ 20ml
ベース:
ブランデー
手法:
シェーク
スタイル:
ショート
味わい:
フルーティー
度数:
約25%
言葉:
–
誕生日:
–
- STEP1シェーカーにすべての材料を入れてシェークする
シェーク前に味見をして、
味の最終調整をしましょう! - STEP2ストレーナーでフレークを除いてグラスに注ぐ
砕けた氷(フレーク)を取り除くと、
水っぽさを防げます - これで完成!
カルヴァドスの深みのあるりんごの香りとオレンジが重なった芳醇でいて爽やかな柑橘感のある味わい。
口に含むと、ふわっと広がる華やかな香りが軽やかなため”意外と飲みやすい”仕上がりです。
このカクテルには、ブランデー感を感じる「ブラー」がおすすめです。
「ブラー」はリンゴの香りとブランデー感のバランスが良く、汎用性の高いおすすめカルヴァドスです。
カクテルを作るのに必要な道具

カクテルづくりは主に、
ビルド
シェーク
ステア
の3種類があります。
基本的には、
この3つ手法でカクテルづくりは網羅できます。
どの手法でも使う道具は、
- バースプーン
- メジャーカップ
この2つの道具は、カクテルで必須アイテムです。
本格的に始めるなら、準備しておきましょう↓
■おすすめのバースプーン「BIRDY.40cm」
※よく売り切れますが、「30cm」なら比較的在庫アリ!(30cmでも使い勝手は問題なし)
■メジャーカップ
ビルド

ビルドとは、
氷を入れたグラスに、お酒やジュースなどの材料を順番に注ぐだけの手法です。
ビルドで必要なのは、
- バースプーン
- メジャーカップ
のみでOKです。
■バースプーン
おすすめはプロも愛用者が多い「BIRDYの40cm」。
バースプーンは何度も買い替えるものではないため、”失敗しない1本”持っておくと良いですよ。
※よく売り切れますが、「30cm」なら比較的在庫アリ!(30cmでも使い勝手は問題なし)
しかし、BIRDYの商品は非常に高品質ですが価格も”高め”。
他の銘柄も気になる方は『バースプーンの選び方』で11種類、紹介していますので、併せてご覧ください。
■メジャーカップ(ジガー)
WOMLEXのメジャーカップは、目盛り線が刻まれているだけでなく、メモリ数の彫りもあるため、非常に使いやすいです。
私は、使っているうちに”どの線がどのメモリか”忘れてしまうことがあるので、WOMLEXのメモリ数の彫りこみは大変ありがたいです!
シェーク

シェークとは、
材料をシェーカーに入れて振って混ぜる方法です。
シェークに必要な道具は、
- シェーカー
- バースプーン
- メジャーカップ
シェークには、この3つの材料が必要です。
■おすすめのシェーカー
おすすめはプロも愛用者が多い「BIRDY.カクテルシェーカー」。
値段が張りますが、初心者が作っても一段階上のカクテルに仕上がります←私
しかし、BIRDYの商品は非常に高品質ですが価格も”高め”。
他の商品も気になる方は「カクテルシェーカーの選び方」で紹介していますので、併せてご覧ください。
■バースプーン・メジャーカップ
ステア

ステアとは、
ミキシンググラスで氷と材料を静かに混ぜる方法です。
スプーンでゆっくり混ぜて、素材の風味を壊さずに冷やすのが特徴です。
ステアに必要な道具は、
- ミキシンググラス
- ストレーナー
- バースプーン
- メジャーカップ
が必要です。
■おすすめのミキシンググラス
おすすめは「CRIZON」のミキシンググラスです
重さ、口の広さ、ガラスの質のすべてが”完璧”です。
「どれを選べばいいか迷う、、」という方には、「CRIZON」を選んでおけば”安心”ですよ。
「他の商品も観て選びたい!という方は、別の「ミキシンググラスおすすめ14選」記事で徹底解説しています。
ぜひあわせてご覧いただき、自分に合ったミキシンググラスを選んでみてくださいね。
ミキシンググラスを買う時は、ストレーナーも必須ですので、合わせて購入しましょう。
ストレーナーは、ミキシンググラスで混ぜ合わせた後、カクテルグラスに注ぐときの蓋として使う道具です。
その他必要なもの
他にも本格的なカクテルをおうちで作っていきたいなら、、

「他にも本格的なカクテル作りに挑戦してみたい!」
そんな方は、『カクテルの始め方完全解説』の特設記事がおすすめです。
どこよりもわかりやく体系的に理解できる記事になっています。
必要な知識だけでなく、”実際に作れるレシピ”も載せているので、すぐに実践できますよ↓
ホワイトキュラソーを徹底検証【甘さ・香り・容量・度数など】

ここでは、代表的なホワイトキュラソーを実際に比較し、それぞれの違いを項目ごとにわかりやすくまとめました。
「どれを選べば失敗しない?」「甘さ控えめな1本は?」「香りが強いのは?」といった疑問に答えるためのリアルなレビューと考察をお届けします。
【比較銘柄】
■コアントロー
■ボルス
■ルクサド
■エギュベル
■デカイパー
■ジファール
■ソミュール
比較項目は以下の通りになります。
ホワイトキュラソーの香りの傾向の比較

結論、香りの傾向は果皮系と果肉系(果汁系)にわかれました。
果皮系は爽やかでドライな印象があり、果肉系はまったりとスイートな印象を感じました。
この香りの違いは、果皮系はビターオレンジ(セビリアオレンジ)の乾燥果皮の香りを立たせたものが多く、
果肉系は果皮だけでなく、果汁やフレーバー、場合によっては香料を使っているからではないかなと思いました。
以上より、オレンジの皮のような爽やかさを重視するなら果皮系、甘みやジューシー感が欲しいなら果肉系がおすすめです
| 系統 | 香りの主軸 | 主な銘柄 | 傾向(甘さ・香り) |
|---|---|---|---|
| 果皮系 | ビターオレンジの皮 | コアントロー、ジファール、ボルス | 爽快・ドライ寄り |
| 中間型 | 皮と果肉の中間 | ソミュール | 控えめでバランス型 |
| 果肉系 | 熟した果実、香料系 | デカイパー、ルクサルド、エギュベル | 甘め・ジューシー |
ホワイトキュラソーの甘味の比較

糖度はBrix計で計測(筆者による実測)
結論、実測値(糖度)と官能評価(感じた甘さ)の順位が一致しませんでした。
それもそのはず、甘さは糖質の量だけでは決まりません。
酸味や苦み、香りの種類、粘度などにより、甘味の感じ方は異なるからです。
ただし、甘い中でも「爽快感があるのか」「まったりと甘いのか」の違いはありました。
果皮系のものは甘くても後を引かない、果肉系は甘さが残るものが多かったです。
そのため、ドライなカクテルでは果皮系、スイートなカクテルでは果肉系と使い分けるのもよさそうです。
| 銘柄 | 実測糖度(高→低) | 官能甘さ(甘く感じた順) | 官能甘さの結果を考察 |
|---|---|---|---|
| エギュベル | 40 | 4位(中間) | 糖度が高くても、オレンジのフレッシュ感があるので、甘さ控えめに感じた |
| ルクサルド | 39 | 最後(最も甘く感じない) | 甘さの種類が他の商品と全く違うので、正直比べられなかった。 |
| ジファール | 38 | 3位 | 甘さが強いがスッと引く。官能甘さでは、最初の甘さを評価した |
| ソミュール | 37 | 2位 | 舌で感じた甘さだけでなく、香りにも甘さを感じたことが大きい |
| デカイパー | 35 | 1位(最も甘く感じる) | 甘さが結構残る感じ。香りも加糖オレンジジュースのようなので相乗効果 |
| コアントロー | 34 | 6位 | 最後にビターな果皮の香りが来る。これにより甘さ控えめに感じた |
| ボルス | 33 | 5位 | デカイパーと同じような甘さではあるが、果皮のさっぱりとした香りにより、甘さを控えめに感じた |
ホワイトキュラソーのアルコール度数の比較

結論、アルコール度数は40%の商品が多かったです。
度数が低い商品は、低価格で飲みやすいものが多く、度数が高い商品はプロ向けの香り重視の銘柄が多い傾向にありました。
これは、カクテルに使う際に他の材料に負けないように度数を揃えているからだと思います。
そのため、ホワイトキュラソーはジン等の高アルコールをベースにしたショートカクテルが多いです。
実際に作ってみても40度のホワイトキュラソーで作るほうが、香りが立つような印象があります。
なので初心者の方こそ、度数の高いホワイトキュラソーがおすすめです。
ホワイトキュラソーは、アルコール度数が40度程度の商品を選びましょう。
ホワイトキュラソーのアルコール度数は、製品によって15%台から40%前後まで大きな幅があります。
一般的には度数が高いほうが、柑橘の香りが立ちやすいと言われています。
ホワイトキュラソーは柑橘の香りが高いほうがカクテルに向いていますので、アルコール度数が40度程度の商品を選ぶと香り高いカクテルを作ることができますよ。
| 銘柄 | 度数 | 傾向・特徴 |
|---|---|---|
| デカイパー | 20% | 最も低い。初心者や家庭向け、価格重視。糖分多めで「お菓子感」あり。 |
| ボルス | 38% | カクテル用として香味バランスを保ちつつ、ややマイルド。やや甘めで果皮感もあり、使いやすい中間的な設計。 |
| ルクサルド | 39% | 高めだが、甘味とのバランスで”生っぽさ”を感じやすい。イタリアの独特なリキュール文化が反映。 |
| コアントロー | 40% | 高アルコールで香りが際立つプロ仕様。ドライ設計で「揮発性の高い香気」が前面に。 |
| ジファール | 40% | 甘さと香りのバランスが秀逸で、ドライ寄り。プロ向け。 |
| エギュベル | 40% | ドライで高香気。オレンジの香りを活かしたいカクテル向け。 |
| ソミュール | 40% | 香りも甘さもバランス志向。プロと家庭の中間を狙った印象。 |
ホワイトキュラソーの価格の比較

結論、価格帯は3つにわけることができました。
【安価層(〜2,000円)】
■デカイパー
【中間層(2,000〜2,999円)】
■ボルス
■コアントロー
■ソミュール
■コアントロー
【高級層(3,000円〜)】
■ソミュール
■ルクサルド
■ジファール
■エギュベル
価格が高いほど美味しい、というわけではありませんが、
安価層のものは甘味が若干ケミカルな印象を受けます。
甘いカクテルには相性が良いですが、ドライなカクテルだと調節が難しいです。
中間層のものだとケミカル感(お菓子感)はなく、ドライなカクテルにも相性が良いです。
そのため、あえて高級層をかわなくても十分においしいカクテルが作れます。
よって初心者は中間層のものから選ぶのがおすすめです。
ホワイトキュラソーの入手のしやすさの比較

結論、入手しやすい商品は「コアントロー」「ボルス」「デカイパー」です。
そのほかの商品は、店頭で見かけることは少ない商品です。
Amazon等の通販ならどの商品もそろいます。
やはり、大手メーカーの商品は、酒屋が扱いやすい「認知度」「価格帯」「販促力」が揃っており、一般流通に強いですね。
おうちカクテルにおいて、入手しやすさは非常に重要な要件になります。
定期的に購入できる商品であるからこそ、味わいを追及できたり、いつもの味で安心することができますよね
よくある質問(FAQ)
ここからは、ホワイトキュラソーによくある質問に回答していきます。
- Q一番香りがいいホワイトキュラソーはどれ?
- A
柑橘の精油感とフレッシュな香りで選ぶならコアントローがおすすめ。
生のオレンジを搾ったような香りが際立ち、どんなカクテルにも合わせやすいです。
- Qカクテルに使うとき、どんなベースと相性が良い?
- A
相性がいいのはジン・ウォッカ・ブランデーなど。
無色スピリッツと合わせると香りが際立ち、ブランデーと合わせると深みが出ます。
- Qカクテルに入れる量はどのくらいが目安?
- A
ベーススピリッツに対して1/4〜1/3程度(15〜20ml前後)がバランスの取りやすい量。
入れすぎると香りが強くなり、他の素材を覆ってしまうため注意しましょう。
- Qホワイトキュラソーを使うカクテルで失敗しやすいポイントは?
- A
最も多いのは入れすぎによる香りの主張過多。
少量で香るリキュールなので、最初は控えめに入れて味を見ながら調整するのがコツです。
- Q香りが弱くなったと感じたらどうすればいい?
- A
開封後半年を超えると香り成分が揮発します。
冷暗所保管でも変化は避けられないため、フルーツジュースを足したり、柑橘の皮を絞ることで香りを補うのがおすすめです。
- Qホワイトキュラソーは「冷凍庫」で保管してもいい?
- A
アルコール度数が高いので凍結はしませんが、冷やしすぎると香りが立ちにくくなるため常温〜冷暗所が理想です。
- Qホワイトキュラソーの保存方法や使用期限は?
- A
ホワイトキュラソーは直射日光や高温を避け、涼しく暗い場所で保存しましょう。開封後も風味を保つためにしっかりキャップを閉め、冷蔵庫保存は必須ではありません。賞味期限は未開封で約3〜5年が目安です。
- Qホワイトキュラソーを代用することはできますか?
- A
ホワイトキュラソーは代用可能ですが、風味や甘さに違いが出るため注意が必要です。オレンジの皮やジュースで近づけることもできますが、完全な代用は難しい場面もあります。
- Qホワイトキュラソーのカクテル以外の使い方は?
- A
ホワイトキュラソーはカクテル以外にも、洋菓子の風味付けや焼き菓子のしっとり感アップ、ソースやマリネの隠し味として活用されます。フルーツやクリーム系のデザートにもよく合います。
- Qノンアル版(代用)はありますか?
- A
ノンアルで代用するなら、オレンジシロップ+少量のビターズで香りを近づけられます。
見た目や味わいの練習用に便利です。
また、『ノンアルコールシロップのホワイトキュラソー』も存在ます。合わせてチェックしてみてくださいね。
ホワイトキュラソーの選び方まとめ|迷ったらコアントローで間違いなし
ホワイトキュラソーは、銘柄によって香り・甘さ・価格帯・使いやすさが大きく異なります。
- 柑橘の精油感を重視するなら「コアントロー」
- 果皮の爽やかな香りと甘味なら「ジファール」
- 果実のジューシー感を感じたいなら「エギュベル」
などなど様々です。
初めての1本を選ぶなら、香り・価格・流通のバランスに優れた「コアントロー」が最適です。
カクテルの香りを引き立てる定番リキュールとして、”まずこの1本から”始めてみましょう!

コアントロー |
デカイパー |
ソミュール |
ジファール |
エギュベル |
ボルス |
ルクサルド |
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|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ロゴ |
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| 香りの傾向 果皮or果肉 |
果皮感:強 | 果肉感 | 中間 | 果皮感 | 果肉感:強 | 果皮感 | 果肉感 |
| 味わい感想 | 華やかな精油感 | 菓子まったりオレンジ感 | 果皮・果肉バランス | 爽快で甘さ控えめ | オレンジ感が一番強い | ピリッと柑橘でドライ | 湿った木のよう。通向け |
| 価格 | 2938円/750ml | 1943円/700ml | 3330円/700ml | 4447円/700ml | 3840円/700ml | 2179円/700ml | 3380円/700ml |
| おすすめな人 | 汎用性の高さを求める人 | 主にスイートカクテルを作る人 | 果肉感と果皮感のバランスを求める人 | 上質な甘さとドライさを両立したい人 | オレンジの果肉感をいっぱいに感じたい人 | キリッとドライな果皮感を求める人 | 他とは違う商品を探している人 |
| Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon |
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