寒い冬に体をじんわり温めてくれるカクテルが、
「ホットバタードラム」。
ラム酒にバターや砂糖、スパイスを合わせた一杯で、まろやかなコクと甘い香りが広がり、
まさに“大人のホットドリンク”。
- ホットバタードラムの基本レシピはもちろん
- 相性の良いラム酒の選び方や
- スパイスを使ったアレンジ方法まで
本記事では、詳しく解説します。
冬の夜にゆったり楽しめる本格的なホットカクテルを、おうちで気軽に作ってみませんか?
先に基本のレシピを知りたい方はこちら
先にアレンジレシピを知りたい方はこちら
書いているのはこんな人↓
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- ホットバタードラムとは?
- ホットバタードラムの味わいの特徴
- ホットバタードラムの基本レシピ
- ホットバタードラムを作るアレンジ方法
- ホットバタードラムの作るポイント
- ホットバタードラムづくりでよくある失敗
- ホットバタードラムにおすすめのラム・バター・スパイス
- ホットバタードラムの本格的アレンジレシピ
- ホットバタードラムに合うおつまみ
- ホットバタードラムにおすすめな季節・シーン
- ホットバタードラムの類似カクテル|ホットバタードラムカウ
- ホットバタードラム以外で楽しむラムカクテル|ゴールド・ダークの活用術
- カクテルづくりで必要な道具
- これからカクテルを始めたい方へ
- ホットカクテルにお勧めのグラス
- ホットバタードラムの由来・歴史 ホットトディ
- ホットバタードラムのカロリー・アルコール度数
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
ホットバタードラムとは?

ホットバタードラムは、
ラム酒にバター、砂糖、熱湯を加えて作る温かいカクテルです。
伝統的なホットドリンクで、寒い冬に体を温める「冬の定番カクテル」として知られています。
バターのコクとラム酒の甘くスパイシーな香りが溶け合い、まるでデザートのようなリッチな味わいが特徴。
シナモンやナツメグなどのスパイスを加えることで、より香り高くアレンジできるのも魅力です。
現在ではアメリカのバーや家庭で、冬のホリデーシーズンに楽しまれるほか、日本でも「本格的なホットカクテル」として人気です。
ホットバタードラムの味わいの特徴

ホットバタードラムの魅力は何といっても 、バターのコクとラムの芳醇な甘みが溶け合ったまろやかな味わい。
温かいカクテルなのでアルコール感がやわらぎ、体の芯からじんわりと温まるのも魅力の一つです。
ホットバタードラムのラムには、ダークラムを使うことが多いです。
ダークラムのバニラ・カラメルのような重厚な味わいがこのカクテルにはピッタリだからです。
ホットバタードラムとホットワインの違い・使い分け

ホットカクテルといえばホットワインが有名ですが、ホットバタードラムとは味わいや材料が大きく異なります。
両方とも冬に体を温める一杯ですが、シーンや好みによって選び分けるのがおすすめです。
- ホットバタードラム:
度数は約20度。
ラム酒をベースにバターや砂糖を加えた、濃厚でコクのある甘い味わい。 - ホットワイン:
度数は約10度
赤ワインをベースにオレンジやスパイスを加える、フルーティーで爽やかな酸味が特徴。
こんな気分の時は、、、
- まったりとデザート感覚で楽しみたい
→ ホットバタードラム - ライトに飲みたい・フルーティーさを楽しみたい
→ ホットワイン
ホットバタードラムの基本レシピ

ラム 40ml
角砂糖 1個
バター 約10g
熱湯 適量
ベース:
ラム
手法:
ビルド
スタイル:
ロング
味わい:
まったり甘
度数:
約20%
言葉:
良き思い出
誕生日:
1月17日
- STEP1耐熱グラスに角砂糖を入れ、潰す
- STEP2ラムを注いで混ぜ合わせる
完全には溶けないので、
ある程度でOKです! - STEP3熱湯で満たし、冷えたバターを浮かべる
- 完成!
手軽に作れるのも魅力のひとつ。
バターがゆっくりと溶けていくほどに、コクとまろやかさが重なっていきます!
ホットバタードラムを作るアレンジ方法

ホットバタードラムは基本レシピがシンプルな分、材料を少し工夫するだけで味わいが大きく変わります。
自分好みに調整できるのも、このカクテルの魅力です!
バターのアレンジ

ホットバタードラムを作るにあたって、どんなバターで作るかでもアレンジできますよ
- 無塩バターを使う
ラムのコクを十分に感じる。さっぱりな味わいに。 - 有塩バターを使う
塩味がバターの甘さ、ラムの甘さを引き立たせます。 - 発酵バターを使う
有塩バターよりも香りが豊かで濃厚なコクに。
これらの特徴を知って、自分に合うバターを探してみてください。
「バターバッター」とは、
あらかじめバター・砂糖などを練り合わせておくもののこと。
バターバッターとして保存しておくと、飲みたいときにお湯とラムを加えるだけですぐに作れます。
味の安定感もあり、複数杯をまとめて作るときにも便利ですよ!
甘みのアレンジ

ホットバタードラムの甘さは、使う甘味料によって大きく変わります。
基本は角砂糖ですが、他の甘味料に置き換えることでコクや風味の違いを楽しめます。
- 角砂糖をブラウンシュガーに
よりコクが深まり、カラメルのような風味に。 - ハチミツやメープルシロップに置き換え
優しい甘さや香ばしさが加わり、デザート感がアップ。
スパイスのアレンジ

- シナモンやナツメグを加える
香りが華やかになり、ホリデーシーズンらしい雰囲気に。 - クローブやスターアニスを少量
ピリッとしたアクセントで大人っぽい仕上がり。
以上が、ホットバタードラムにおすすめのスパイスです。
さらに、これらのスパイスを「煮出して使うのか」「ラムに漬けて使うのか」で香りの付き方も変わってきます。
おすすめは、ホットバタードラムを作る前にラムそのものに香りをつけておく方法です。

- ラムとスパイスを容器に入れる
- スパイスを少し潰して香りを出す
- 茶こし等でスパイスを取り除いたら完成
これだけでもだいぶ香りはつきますので、どの方法よりもお手頃でできますよ!
冬の夜に、その日の気分やシーンに合わせてアレンジを楽しんでみてください。
ホットバタードラムの作るポイント
ホットバタードラムはアレンジの幅が広いカクテルですが、ちょっとした工夫で仕上がりが大きく変わります。
ここでは、アレンジを成功させるためのポイントを紹介していきます。
バターは入れすぎない

バターを入れすぎると、せっかくのラムのコクや芳醇な香りが隠れてしまいます。
特に発酵バターのように風味が濃いタイプは、5gほどの控えめな量から試すのがおすすめです。
先に多く混ぜてしまうと調整が効きませんが、少なめならあとから足すこともできます。
まずは少量から始めるのが失敗しないポイントです。
甘みを加えるときのポイント

角砂糖を使う場合は1個でちょうど良い甘さになりますが、グラニュー糖やハチミツなど別の甘味料を使うときは注意が必要です。
種類によっては角砂糖よりも少量で強い甘さを感じることがあり、ラム本来の芳醇な風味を隠してしまうこともあります。
そのため、味を確かめながら調整するのがポイントです
一度ベストな配合が見つかれば、そのグラム数を覚えておき、次回以降は安定した味わいを楽しめます。
スパイスを使うときのポイント

スターアニスやナツメグ、クローブといったスパイスは香りが非常に強いため、使いすぎには注意が必要です。
入れすぎたり長時間煮出したりすると、香りが強すぎてバランスを崩したり、えぐみが出たりする原因になります。
ホットバタードラムにスパイスを加える場合は、ひと振り程度の少量から始めるのがおすすめ。
軽く香りを添えるくらいの量が、意外とちょうどよく、ラムやバターの風味を引き立ててくれます。
ホットバタードラムづくりでよくある失敗

ホットバタードラムは材料がシンプルですが、作り方によっては仕上がりに影響が出ます。
初めて作るときにありがちな失敗例と、その解決策をまとめました。
- 甘すぎて飲みきれない
砂糖やハチミツを入れすぎると、最後まで重たく感じることがあります。
最初は控えめに入れて、味を見ながら調整しましょう。 - アルコール感が強すぎる
ラムを入れすぎたり、度数が高いラムを使うと飲みにくくなることも。
お湯やミルクを多めに加えて調整するとまろやかになります。 - スパイスが強くなりすぎる
クローブやナツメグを多く入れすぎると苦味が出ることも。
仕上げに軽くひと振りする程度で十分です。
ホットバタードラムにおすすめのラム・バター・スパイス
ホットバタードラムを美味しく作るには、材料選びがポイントです。
ここでは、ホットバタードラムにおすすめのラム・バター・スパイスを紹介します。
ラム酒の選び方とおすすめ銘柄

様々なラムを実際に試飲して比べてみました。
その中で、ホットバタードラムに特におすすめできるのは「ダークラム」と「ゴールドラム」です。
- ダークラム(濃厚で王道)
ホットバタードラムには、ダークラムがおすすめです。
カラメルやバニラのようなラムの濃厚な風味があり、バターのコクと抜群にマッチします。
ホットドリンクらしい深みを出したいなら、ダークラムを選ぶと間違いありません。
- ゴールドラム(バランス型)
ホットバタードラムには、ゴールドラムもおすすめです。
ダークラムより軽やかですが、ラムの奥深い風味を楽しみたい方にぴったり。
甘さ・香ばしさ・フルーティーさのバランスが良く、飲みやすい仕上がりになります。
- スパイストラム
もともとシナモンやバニラなどの香りが付いているため、
バターの風味と重なってしまい、ラム本来の熟成香が感じにくいと思いました。
ただし、香りのアクセントや、ミルクを加えたホットバタードラムカウでは相性が良く、
スパイスの甘い香りがまろやかに広がりおすすめです! - ホワイトラム
ホットバタードラムには、ホワイトラムはあまり向かないと感じました。
仕上がりはスッキリしていますが、バターのコクに負けてしまい、ラムらしい香りや味わいがほとんど感じられません。
むしろ薄まった印象すらありました。
ホワイトラムはモヒートなど、フレッシュさを活かすカクテルのほうがおすすめです。
バターの選び方

ここではいくつかのバターを比較して実際にホットバタードラムを作り、試飲してみました。
その結果、ホットバタードラムに合うのは、「有塩バター」でした。(発酵バターを含む)
- 有塩バター:
塩味がバターのコクとラムの甘さを引き立て、奥行きのある味わいに仕上がります。
まったりと濃厚に楽しみたいときにおすすめです。 - 発酵有塩バター:
通常の有塩バターよりも複雑で深みのあるコクを楽しめます。
特別な日やおもてなしの一杯におすすめです。
すっきりとした印象に仕上がりました。
バターのコクやラムの甘さはしっかり感じられますが、有塩バターと比べるとやや平坦でシンプルな味わいに感じました。
初めてホットバタードラムを作る方には、クセがなく扱いやすいのでおすすめです。
スパイスのおすすめ
いくつかのスパイスを試し、相性が良かったものを紹介します。
- 王道のスパイス
・シナモンスティック:温かみのある香り、
甘さがでる
・ナツメグ :香ばしく、
甘い香りが乗る - ピリッとしたアレンジに
・クローブ :独特な刺激感と、
甘い香り
・スターアニス:甘く、
エキゾチックな香り
やはり王道は「シナモンスティック」。
初めて作る場合は、こちらを揃えておけば間違いありません
ホットバタードラムの本格的アレンジレシピ

ロン アブエロ12年 30ml
スパイスラム 10ml
発酵有塩バター 約7g
角砂糖 1個
ナツメグ 適量
シナモンスティック 1個
熱湯 適量
ベース:
ラム
手法:
ビルド
スタイル:
ロング
味わい:
上品な暖か
度数:
約20%
言葉:
–
誕生日:
–
- STEP1耐熱グラスに角砂糖を入れ、潰す
- STEP2ラムを注いで混ぜ合わせる
完全には溶けないので、
ある程度でOKです! - STEP3熱湯で満たし、冷えたバターをうかべる
- STEP4ナツメグを削り、シナモンスティックを添える
- 完成!
非常に奥深く上品な仕上がりで、飲んだ瞬間にほっとする味わ。
濃厚で上質なラムの香りに、バニラ・バターの奥行きあるコクが全体を包み込みます。
さらに有塩バターの塩気が甘さを引き立て、温かなスパイス香が加わることで、甘みと香りが一層際立つ一杯になります。
ホットバタードラムに合うおつまみ
濃厚で甘みのあるホットバタードラムには、塩気やスパイス感のあるおつまみが好相性です。
冬の夜にゆったり楽しむ一杯だからこそ、ちょっと特別感のある組み合わせを選ぶと雰囲気もアップします。
こだわったおつまみを探しているなら、「自家製のラムレーズンバター」を作るものおすすめ!
ラムのお酒に、ラムのおつまみ、相性が良くないはずがありません!

ホットバタードラムにおすすめな季節・シーン

ホットバタードラムは、寒い季節にぴったりの“ご褒美カクテル”。
体を芯から温めてくれるので、シーンごとに楽しみ方を変えるのもおすすめです。
- 冬の夜のリラックスタイムに
- クリスマスやホリデーシーズンに
- 食後のデザートカクテルとして
冬の夜のリラックスタイムに

仕事終わりや休日の夜に、暖房の効いた部屋でゆっくりと。
バターとラムの甘い香りが広がり、心までほっと安らぎます。
クリスマスやホリデーシーズンに

華やかな香りと濃厚な味わいは、クリスマスや年末年始の食卓にもぴったり。
ホットワインに並ぶ「冬の定番ホットカクテル」として盛り上げてくれます。
食後のデザートカクテルとして

甘みがあり、デザート感覚で楽しめるため、食後にスイーツ代わりとして味わうのもおすすめです。
ホットバタードラムの類似カクテル|ホットバタードラムカウ

ダークラム 40ml
ハチミツ 5ml
バター 1個
ホットミルク 適量
シナモンスティック 1個
ベース:
ラム
手法:
ビルド
スタイル:
ロング
味わい:
コク甘
度数:
約20%
言葉:
–
誕生日:
–
- STEP1耐熱グラスに角砂糖を入れ、潰す
- STEP2ラムを注いで混ぜ合わせる
完全には溶けないので、
ある程度でOKです! - STEP3ホットミルクで満たし、冷えたバターをうかべる
- STEP4シナモンスティックを添える
- 完成!
ホットバタードラムの熱湯を、温めた牛乳に変えた「大人のホットミルク」。
よりクリーミーで優しい味わいに仕上がるのが特徴です。
ホットバタードラムは、キャンプや冬のアウトドアで人気のあるカクテル。
漫画『ゆるキャン△』でも登場し、キャンプ好きの間で注目を集めました。
アルコールの強さをやわらげたい人や、甘めのカクテルが好きな人におすすめ。
ホットバタードラム以外で楽しむラムカクテル|ゴールド・ダークの活用術
ここでは、余ったラムを美味しく消費できる初心者向けカクテルを紹介します。
ホットバタードラムにおすすめの「ゴールドラム」と「ダークラム」に絞って紹介していきます。
ゴールドラムはカクテルで使う機会が少なめですが、ホワイトラムの代わりに使うとコクが増してひと味違う仕上がりになりますよ!
ボイナ・ロハ

ゴールドラム 20ml
ダークラム 40ml
グレナデンシロップ 1tsp
ライム 15ml
粉糖 1tsp
ミント 適量
枝付きレッドチェリー 1個
ベース:
ラム
手法:
ビルド
スタイル:
ロング
味わい:
芳醇南国
度数:
約30%
言葉:
–
誕生日:
–
- STEP1氷を入れたグラスにミントとチェリー以外の材料を入れステアする
できればクラッシュアイスがおすすめです!
- STEP2ミントとチェリーを飾る
ミントはあったほうが美味しいです!
スペアミントがおすすめ! - これで完成!
- ちなみにシェークでも美味しい!
材料のほとんどがラムでできているカクテル。
しかしその味わいは、まるで南国でミクソロジーカクテルを飲んでいるかのように、
ラムが全面に来ながらも、フルーティーで飲みやすい味わいです。
ダイキリ

ゴールドラム 45ml
ライム 15ml
シロップ 1tsp
ベース:
ラム
手法:
シェーク
スタイル:
ショート
味わい:
芳醇ドライ
度数:
約30%
言葉:
希望
誕生日:
–
- STEP1シェーカーにすべての材料を入れてシェークする
シェーク前に味見をして、
味の最終調整をしましょう! - STEP2ストレーナーでフレークを除いてグラスに注ぐ
砕けた氷(フレーク)を取り除くと、
水っぽさを防げます - これで完成!
ラムのまろやかなコクとライムの酸味が複雑で奥行きのあるエレガントな余韻が魅力のカクテルです。
ライムの絞り方、砂糖の加減、使うラムの種類で、
味わいは驚くほど変化します。
そのため、自分好みの「究極の一杯」を追求できるのも、ダイキリならではの楽しみです。
よりこだわって作りたいならこちらをご参考に↓
ハヴァナ・サイドカー

ダークラム 30ml
ホワイトキュラソー 15ml
レモン 15ml
ベース:
ラム
手法:
シェーク
スタイル:
ショート
味わい:
甘く芳醇
度数:
約30%
言葉:
–
誕生日:
–
- STEP1シェーカーにすべての材料を入れてシェークする
シェーク前に味見をして、
味の最終調整をしましょう! - STEP2ストレーナーでフレークを除いてグラスに注ぐ
砕けた氷(フレーク)を取り除くと、
水っぽさを防げます - これで完成!
バニラやチョコレートのようなコクと、柑橘系のキレ味が合わさった大人なカクテル
カクテルが温まってくると、ラムの重厚な甘い香りが立ち上ってきます。
最初は、キュラソーとレモンのキリッとする柑橘香が香り、
最後には、デザートのような豊かな甘さを感じる味わいに変貌します!
■カクテルでよく使うホワイトキュラソーのおすすめは、「コアントロー」。
香りが良く、味わいのバランスも優れています↓
ポーラーショートカット

ダークラム 15ml
ホワイトキュラソー 15ml
ドライベルモット 15ml
チェリーヒーリング 15ml
ベース:
ラム
手法:
ステア
スタイル:
ショート
味わい:
甘く濃厚
度数:
約25%
言葉:
–
誕生日:
10月27日
- STEP1別の小容器ですべての材料を混ぜ、味を調整-★
この段階で、完成形の味を作っておきましょう!
- STEP1ミキシンググラスに氷を入れて冷やす
液体の冷却が早く済むように、
あらかじめミキシンググラスを冷やしておきます - STEP3★をミキシンググラスに入れてステアする
大体30回転くらい
回数は味見をしながら調整しましょう - STEP4ストレーナーをかぶせてグラスに注ぐ
- これで完成
コペンハーゲンと東京を結ぶ空路が誕生したことを記念して作られたカクテル。
ラムのコクにチェリーの甘味、
ベルモットのドライ感とキュラソーの柑橘の香りが折り重なり、複雑で奥行きのある味わいが広がります。
しっかりとした飲みごたえがありながらも後味はすっきり。
バー通にも人気の、大人の雰囲気漂う一杯です。
■おすすめのドライベルモットは「ドラン」。
非常に上品で飲みやすいので、どんなカクテルにも使える汎用性高い商品です↓
カクテルづくりで必要な道具

カクテルづくりは主に、
ビルド
シェーク
ステア
の3種類があります。
基本的には、
この3つを覚えればカクテルづくりで困ることはありません。
どの手法でも使う道具は、
- バースプーン
- メジャーカップ
この2つの道具は、カクテルで必須アイテムです。
本格的に始めるなら、準備しておきましょう↓
■バースプーン
■メジャーカップ
ビルド

ビルドとは、
氷を入れたグラスに、お酒やジュースなどの材料を順番に注ぐだけの手法です。
ビルドで必要なのは、
- バースプーン
- メジャーカップ
のみでOKです。
■バースプーン
おすすめはBIRDYの40cm↓
プロも愛用者が多い信頼性の高いアイテムです。
バースプーンは何度も買い替えるものではないため、失敗しない1本を揃えるのがおすすめです
しかし、
BIRDYの商品は非常に高品質ですが価格も高め。
そのため、
「他にも見て決めたい!」という方は、この記事を参考に↓
■メジャーカップ(ジガー)
WOMLEXの商品は、カクテルでよく使われている目盛り線が刻まれているだけでなく、
メモリ数も彫ってくれているので、非常に使いやすいです。
私は、使っているうちにどのメモリか忘れてしまうことがあるので、
このメモリ数の彫りこみは大変ありがたいです!
シェーク

シェークとは、
材料をシェーカーに入れて振って混ぜる方法です。
シェークに必要な道具は、
- シェーカー
- バースプーン
- メジャーカップ
シェークには、この3つの材料が必要です。
■おすすめのシェーカー
おすすめは、またもBIRDYの商品↓
プロも愛用者が多い信頼性の高いアイテムです。
値段が張りますが、その価値は十分にあります。
初心者が作っても一段階上のカクテルに仕上がります←私です
しかし、
BIRDYの商品は非常に高品質ですが価格も高め。
そのため、
「他にも見て決めたい!」という方は、この記事を参考に↓
■バースプーン・メジャーカップ
ステア

ステアとは、
ミキシンググラスで氷と材料を静かに混ぜる方法です。
スプーンでゆっくり混ぜて、素材の風味を壊さずに冷やすのが特徴です。
ステアに必要な道具は、
- ミキシンググラス
- ストレーナー
- バースプーン
- メジャーカップ
が必要です。
■おすすめのミキシンググラス
おすすめは、
CRIZONのミキシンググラスです
重さ、口の広さ、ガラスの質が完璧です。
初心者は、CRIZONを買っておけば、失敗しませんよ
他にも見て決めたい!
という方は、こちらの記事がおすすめです↓
ミキシンググラスを色々な角度から比較して
どれが扱いやすいか徹底的に検証した記事です
ミキシンググラスを買う時は、ストレーナーも一緒に買いましょう。
ストレーナーは、ミキシンググラスで混ぜ合わせた後、
カクテルグラスに注ぐときの蓋として使います。
その他必要なもの
これからカクテルを始めたい方へ
「カクテル作りに挑戦したいけれど、何から始めればいいのかわからない…」
そんな方は「カクテルの始め方」の特設記事がおすすめです。
どこよりもわかりやく体系的に理解できる記事になっています。
必要な知識だけでなく、実際に作れるレシピも載せているので、すぐに実践できますよ↓
ホットカクテルにお勧めのグラス
ホットバタードラムは飲むシーンによってグラスを選ぶと、見た目も雰囲気もぐっと引き立ちます。
ここでは「おうち向け」と「アウトドア向け」に分けておすすめをご紹介します。
おうちで楽しむときにおすすめのグラス

ホットバタードラムに最も定番なのが「耐熱グラス」です。
中身が見えるため、バターが溶けていく様子やスパイスの色合いを目でも楽しめます。
普段はあまり使わないグラスだからこそ、特別感があり、注げば一気にオーセンティックバーの雰囲気に。
もし耐熱グラスが準備できないなら、マグカップでもOK。
容量が多いので、ゆっくり楽しみたい人にもおすすめです。
アウトドアで楽しむときにおすすめのグラス

ホットバタードラムは、キャンプなどお屋外でも美味しく飲むことができます。
アウトドアでは温度を長く保つことが大切で、真空二重構造の保温マグを使えば、最後まで温かいまま味わえます。
ホットバタードラムの由来・歴史 ホットトディ
ホットバタードラムは、17世紀のアメリカ植民地時代に誕生したとされる伝統的なホットカクテルです。
寒さの厳しいニューイングランド地方で、カリブから輸入されたラム酒に砂糖・スパイスを加えて飲む習慣が広がり、そこに「バター」を加えたことで独自の一杯となりました。
もともとイギリスで親しまれていたウィスキーベースの「ホットトディ」の文化が影響したとも言われ、ラム版のホットドリンクとして発展。
現在でもアメリカでは冬やクリスマスの定番として楽しまれています。
ホットバタードラムのカロリー・アルコール度数

ホットバタードラムはバターや砂糖を使うため、カロリーはやや高めです。
レシピの分量にもよりますが、1杯あたり約200〜250kcal が目安となります。
デザート代わりに楽しむ感覚で飲むとよいでしょう。
アルコール度数はベースにするラム酒の度数で変わります。
一般的にラムは40度前後なので、仕上がるカクテルのアルコール度数は約10〜15%程度。
- カロリーを抑えたいとき:
砂糖を減らす/バターを少なめに。 - アルコールを軽くしたいとき:
お湯を多めに加える/度数が低めのラムを使う
よくある質問(FAQ)
- Qホットバタードラムは作り置きできますか?
- A
基本的には作りたてを飲むのがおすすめです。時間が経つとバターが分離して風味が落ちやすいためです。ただし「バターバッター」を事前に作って冷蔵保存しておけば、飲みたいときにお湯とラムを注ぐだけで簡単に楽しめます。
- Qホットバタードラムはノンアルコールで作れますか?
- A
はい、可能です。ラムを抜いて代わりに「ラムシロップ」や「ラムエッセンス」を少量入れると風味が近づきます。お子さまやアルコールが苦手な方でも、バターやスパイスの香りを楽しめます。
- Qホットバタードラムはアイリッシュコーヒーと似ていますか?
- A
どちらも冬に人気のホットカクテルですが、ベースが異なります。ホットバタードラムはラム+バター、アイリッシュコーヒーはウイスキー+コーヒー。甘さや香りの方向性が違い、味わいも大きく異なります。
- Qホットバタードラムの見た目をおしゃれに仕上げるには?
- A
耐熱グラスに注いでシナモンスティックを添えるだけで雰囲気がアップします。仕上げにホイップクリームをのせると、デザート感覚の一杯に。
- Qホットバタードラムはおもてなしにも向いていますか?
- A
はい。甘くて飲みやすいので、お酒に強くない人でも楽しめます。冬のパーティーやクリスマスディナーで出すと喜ばれる一杯です。
- Qホットバタードラムは夏でも飲めますか?
- A
基本的には冬向けですが、アイスコーヒーのように冷たくして「アイスバタードラム」として楽しむ人もいます。ラムの甘さが強いのでデザートカクテルとして◎。
- Qホットバタードラムはどこで飲めますか?
- A
日本の一般的なバーでは提供されることは少なめですが、アメリカンバーや冬季のイベントでは出されることがあります。自宅で作るのが一番手軽です。
まとめ
ホットバタードラムは、ほっと一息つきたいときにぴったりのホットカクテルです。
クリスマスや寒い夜のリラックスタイムに楽しめば、心も体もじんわり温めてくれる一杯になるでしょう。
初心者でも簡単に作れるので、ぜひおうちで試してみてください!
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