甘くてフルーティーな香りが魅力の「カシスリキュール」。
ソーダで割るだけでも美味しいですが、
実はカクテルにすると驚くほどバリエーションが広がります。
この記事では、
初心者でも作りやすい定番から、バーで味わうような本格派まで、
おすすめのカシスカクテル24レシピをご紹介。
作り方や美味しく仕上げるコツもあわせて解説するので、
おうちでカクテル作りを楽しみたい方は必見です!
書いている人はこんな人↓
カシスリキュールとは?
カシスリキュールは、
カシスを主原料とした甘い果実系リキュール
のことです。
アルコール度数は15〜20%程度が一般的で、
濃厚な果実感・深い赤紫色・芳醇な香りが特徴です。
▼カシスリキュールの細かい説明はこちらの記事へ↓
図を使って詳しく説明しています

ロングかショートか

タンブラーなどの大きめのグラスに入っているものを「ロングカクテル」、
逆三角形のカクテルグラスなどに少量で提供されるものを「ショートカクテル」
と呼ぶのが一般的です。
ロングカクテルは、
ソーダやジュースなどで割られていることが多く、アルコール度数は比較的低め。
一方で、ショートカクテルは、
アルコール感がしっかりあり、濃厚かつ度数も高めの傾向があります。
「今日は軽く楽しみたい」
「アルコール感をしっかり味わいたい」
など、
気分やシーンに合わせてロング/ショートで選ぶのもおすすめですよ。
シーン別のおすすめカクテル
ここではおすすめのシーンに合ったカクテルをいくつかご紹介します。
気になるカクテルから見てみてください!
すっきり爽快な気分を味わいたいとき

まったりと落ち着いた時間を過ごしたいとき

カシスリキュールを使ったロングカクテル
ここからはカシスリキュールを使ったロングカクテルを紹介していきます。
実際に作って「美味しい」と思ったものだけ紹介します
カシスオレンジ

●カシスリキュール 30ml
●オレンジ 適量
- 手順1氷を入れたグラスにカシスリキュールを注いで混ぜる
ここでカシスを馴染ませると同時に香りを出します
- 手順2オレンジを注いで混ぜ合わせる
味見をしながら入れていきましょう!
- 完成
カシスリキュールを使った定番中の定番といえば、このカクテル。
とても飲みやすく、カクテルが苦手な人でもおいしく楽しめる、
甘口なのにさっぱりとした味わいが魅力です。
居酒屋で出てくるものとは一線を画し、果実感や香りがワンランク上の仕上がりになります。
カシスソーダ

●カシスリキュール 30ml
●炭酸水 適量
- 手順1氷を入れたグラスにカシスリキュールを注いで混ぜる
ここでカシスを馴染ませると同時に香りを出します
- 手順2炭酸水を注いで混ぜ合わせる
炭酸はバースプーンの背を添わして
グラスの壁面を伝うように
入れると抜けにくい! - 完成!
グラスに顔を近づけると、
カシスの濃厚な果実香が炭酸の泡とともに立ち上ります。
口に含めば、
甘酸っぱいカシスの風味を、炭酸水が引き締め、甘すぎず飲みやすい大人の味わいに。
カシスの種類はもちろん、炭酸の強さや泡のきめ細かさによっても印象は大きく変わります。
お好みの炭酸水を選んで、味わいの違いを楽しんでみてください↓
カシスリキュールはマスネがおすすめ!
透明感のある味わいで炭酸水とよく合います
カシス・サイダー

●カシスリキュール 30ml
●レモン 10ml
●サイダー 適量
- 手順1氷を入れたグラスにカシスリキュール・レモンを注いで混ぜる
ここでカシスを馴染ませると同時に香りを出します
- 手順2サイダーを注いで混ぜ合わせる
炭酸はバースプーンの背を添わして
グラスの壁面を伝うように
入れると抜けにくい! - 完成!
まるでカシス味のラムネ!
カシスのまったりとした甘酸っぱさを、
サイダーの爽快感がすっきりと引き締めてくれます。
暑い夏にぴったりの、ゴクゴク飲みたくなるカクテルです。
↓オレンジサイダーで作っても美味しいですよ!
ジャンキーなカシスオレンジ、といった感じ

炭酸系カクテルにはマスネがおすすめ!
果実味が重くないので爽快感の邪魔をしません
カシス・コーラ

●カシスリキュール 30ml
●レモン 10ml
●コーラ 適量
- 手順1氷を入れたグラスにカシスリキュール・レモンを注いで混ぜる
ここでカシスを馴染ませると同時に香りを出します
- 手順2コーラを注いで混ぜ合わせる
炭酸はバースプーンの背を添わして
グラスの壁面を伝うように
入れると抜けにくい! - 完成
コーラのスパイシーな風味が、カシスの豊かな果実味と好相性。
ジャンキーな印象から、フレッシュな味わいへと変化していきます
これも夏にゴクゴク飲みたくなるカクテルです。
↓イヨシコーラで作っても美味しいですよ
イヨシコーラのシナモン感が大人のカクテルに昇華します!

コーラのような濃厚な味わいには、
同じく濃厚なフィリップドブルゴーニュがおすすめ
カシスバック

●カシスリキュール 45ml
●レモン 20ml
●ジンジャエール 適量
- 手順1氷を入れたグラスにカシスリキュール・レモンを注いで混ぜる
ここでカシス・レモンを馴染ませると同時に香りを出します
- 手順2ジンジャエールを注いで混ぜ合わせる
炭酸はバースプーンの背を添わして
グラスの壁面を伝うように
入れると抜けにくい! - 完成
カシスのまろやかな甘酸っぱさに、レモンのフレッシュな酸味が調和。
そこにジンジャエールの爽快な炭酸と、
スパイス感が重なり、最後までスッキリとした後味を楽しめます。
甘酸っぱさと爽やかさのバランスが絶妙で、
カクテル初心者からお酒好きまで幅広く愛される定番の一杯です。
ドメーヌサトネイはどんなカクテルでも使いやすく本格派です↓
エルディアブロ

☆テキーラ 45ml
☆カシス 15ml
☆レモン 10ml
●ジンジャエール 適量
- 手順1氷を入れたグラスに☆を注いで混ぜる
☆を馴染ませると同時に香りを出します
- 手順2ジンジャエールを注いで混ぜ合わせる
炭酸はバースプーンの背を添わして
グラスの壁面を伝うように
入れると抜けにくい! - 完成
テキーラの豊かなコクを、レモンとジンジャエールが爽やかに引き立てる一杯。
ジンジャエールのスパイシーな風味が独特な香りをやわらげ、飲みやすく仕上がります。
初めてテキーラカクテルにおすすめの、すっきりとした味わいです!
キール

●カシスリキュール 30ml
●白ワイン 適量
- 手順1カシスリキュールと白ワインを冷蔵庫で冷やしておく
氷で冷やす工程がないので、
あらかじめ冷やしておきましょう! - 手順22つの材料をワイングラスに入れて混ぜる
ここで均一になるまで混和
- 完成
まるで高級な赤デザートワインを思わせる味わい。
香りは白ワインらしい華やかさですが、
口に含むとまったりとした果実のジューシーさが広がります
余韻には、デザートワインのような甘い果実味と白ワインのすっきり感が心地よく残ります。
ワインの風味を感じさせるアランヴェルデは、このカクテルにぴったりの相性です。
キール・ロワイヤル

●カシスリキュール 30ml
●シャンパンまたはスパークリングワイン 適量
- 手順1カシスリキュールとシャンパンを冷蔵庫で冷やしておく
氷で冷やす工程がないので、
あらかじめ冷やしておきましょう! - 手順2グラスにカシスを15ml、シャンパンを半量入れ混ぜる
カシスは混ざりにくいので、
ここで両者の比重差を少なくしておきます - 手順3残りのカシスを入れて軽く混ぜる
炭酸が飛ばないようにやさしく混ぜます
- 完成
シャンパンにカシスリキュールを加えた、ほんのり甘く上品なカクテル。
「甘いお酒が飲みたいとき」
「ゆっくりとまったり過ごしたいとき」
にぴったりです。
シャンパンが余ってしまう前に
消費レシピも見ておきましょう
クリスマス関係なく使えますよ↓
ルビーカシス

☆カシスリキュール 30ml
☆ドライベルモット 20ml
●トニックウォーター 適量
- 手順1氷を入れたグラスに☆を注いで混ぜる
☆を馴染ませると同時に香りを出します
- 手順2トニックを注いで混ぜ合わせる
炭酸はバースプーンの背を添わして
グラスの壁面を伝うように
入れると抜けにくい! - 完成
ドライベルモットとトニックの酸味が、
カシスリキュールの甘酸っぱい果実味を一層引き立てます。
果実感・ハーブ感・トニックの苦味がバランスよく重なり、
複雑でありながらもまとまりのある、芯の通った味わいに仕上がっています。
トニックをフェンティマンスのような、
ハーヴァルなものにすると、味わいが引き締まって美味しいですよ↓
他にも見て選びたい方へ
トニックウォーターの選び方からおすすめ銘柄まで徹底解説しています↓
ベルモットカシス

☆カシスリキュール 10ml
☆ドライベルモット 40ml
●レモンピール 1かけら
●炭酸水 適量
- 手順1氷を入れたグラスに☆を注いで混ぜる
☆を馴染ませると同時に香りを出します
- 手順2炭酸水を注いで混ぜ合わせる
炭酸はバースプーンの背を添わして
グラスの壁面を伝うように
入れると抜けにくい! - 手順3レモンピールを振りかける
柑橘香を強くつけたい場合は、
グラスの縁にもつけたり、
カクテルの中に入れても可! - 完成
ベルモットの持つハーブの香りと、カシスの果実感。
そこにレモンが加わることで、
香り全体が引き締まり、まるでジンのようなボタニカル感が際立ちます。
そのため、甘さ控えめでドライ寄り、すっきりとした飲み口に仕上がります。
このカクテルに合わせるカシスは、
お菓子のように甘いタイプよりも、ベルモットと同じく「ワイン由来の風味」を持つカシスが好相性
特に、アランヴェルデのようなワイン感を感じさせるカシスは、ハーブ感との一体感が抜群です。
ドライベルモットは銘柄で味わいがかなり違います。
迷った時はご参考に↓
ザ・ノーザンライト

☆ウォッカ 30ml
☆カシスリキュール 10ml
☆クランベリー 20ml
☆レモン 1tsp
●シロップ 適量
●グラニュー糖 適量
- はじめにコーラルスタイルはなくてもOK!
糖をなめながら飲みましょう!
写真は縁に付けるだけにしています(スノースタイル) - 準備1グラスの口径よりも大きい容器に糖をたっぷり入れる
- 準備2グラスの縁にシロップをつけて容器に埋め込む
- 引き抜けばコーラルスタイルの完成!
- 手順1☆をシェークしてグラスに注ぐ
この時液体がグラスに縁に
付着しないよう注意! - 完成
カシスリキュールの甘酸っぱさに、
酸味のあるクランベリーを合わせることでジューシーさが増します。
酸味が強くなりがちな組み合わせですが、
グラス縁の砂糖が口当たりを整え、絶妙なバランスを生み出します。
そのため、
カシスリキュールは酸味の強いタイプではなく、
ルジェのような甘みのしっかりしたものが相性抜群です。
アップルサンライズ

☆カルヴァドス 40ml
☆カシスリキュール 10ml
☆レモン 2tsp
●オレンジ 80ml
- 手順1氷を入れたグラスに☆を注いで混ぜる
☆を馴染ませると同時に香りを出します
- 手順2オレンジを注いで混ぜ合わせる
80ml入れなくても可!
味見をしながら入れていきましょう! - 完成
テキーラサンライズをアレンジした一杯。
オレンジ、リンゴ、カシス、レモンと、
複数のフルーツが織りなす華やかな香りと味わいが特徴です。
最初はフルーティーなジュースのような飲みやすさですが、
後半にはカルヴァドスの芳醇なブランデー感がふわりと広がり、大人っぽい印象に変化します。
カシスリキュールは、
果実味が豊かなフィリップ ド ブルゴーニュのようなタイプが特に相性抜群です。
メアリーローズ

☆ローズリキュール 30ml
☆レモン 10ml
☆シロップ 1/2tsp
●カシスリキュール 1tsp
●炭酸水 適量
- 手順1氷を入れたグラスに☆を注いで混ぜる
ここで☆を馴染ませると同時に香りを出します
- 手順2炭酸水を注いで混ぜ合わせる
炭酸はバースプーンの背を添わして
グラスの壁面を伝うように
入れると抜けにくい! - 手順3カシスリキュールをそこに沈める
バースプーンの背を添わして
グラスの壁面を伝うように
入れるのがおすすめ! - 完成
メアリーローズは、
ローズの華やかなフレーバーとカシスの甘酸っぱさが絶妙に調和した、上品で香り高いカクテルです。
単なるカシスベースではなく、
ローズがもたらすフローラルな香りが全体を引き立て、奥行きのある味わいを生み出します。
優雅なティータイムや記念日・特別な夜の乾杯、ロマンチックなひとときを彩る一杯としておすすめです。
マリブ×カシスジンジャー

●マリブ 30ml
●カシスリキュール 20ml
●ジンジャエール 適量
- 手順1氷を入れたグラスにマリブ・カシスリキュールを注いで混ぜる
マリブ・カシスを馴染ませると同時に香りを出します
- 手順2ジンジャエールを注いで混ぜ合わせる
炭酸はバースプーンの背を添わして
グラスの壁面を伝うように
入れると抜けにくい! - 完成
カシスの甘酸っぱさとココナッツのまろやかな香りが重なり、上品で落ち着きのある味わいに。
ジンジャエールの爽やかな刺激が甘さを引き締め、スッキリとした後味でごくごく飲める一杯です。
ココナッツリキュールとカシスの組み合わせは意外に相性抜群。
ジンジャエールはマイルドな味わいの「フィーバーツリー」がおすすめです!
他にも見て決めたい方へ
ジンジャエールの選び方やおすすめ銘柄を徹底解説しています↓
マリブは汎用性の高いリキュールです
使い方のポイントをご紹介しています↓
カシスリキュールを使ったショートカクテル
パリジャン

●ジン 20ml
●ドライベルモット 20ml
●カシスリキュール 20ml
●レモンピール 1かけら
- 手順1レモンピール以外を小容器で混ぜ合わせ味を調整-★
この段階で、完成形の味を作っておくのが
おすすめ - 手順2ミキシンググラスに氷を入れて冷やす
液体の冷却が早く済むように、
あらかじめミキシンググラスを冷やしておきます - 手順3★をミキシンググラスに入れてステアする
大体30回転くらい
回数は味見をしながら調整しましょう - 手順4ストレーナーをつけてグラスに注ぐ
- 手順5レモンピールを振りかける
軽くつけるくらいがおすすめ!
- 完成
ジンのボタニカルな香りと、
ベルモットのハーブ感・酸味が織りなすドライでシャープな印象を、カシスリキュールの甘酸っぱさがやわらかく包み込みます。
全体のバランスが非常に良く、
飲みやすさと奥深さを両立した一杯。
カシスリキュールはアラン・ヴェルデがおすすめで、
特徴的なワイン感がベルモットと抜群の相性を見せます。未体験の方はぜひお試しください!
ジンにこだわれば、より本格的なカクテルが作れます
選び方からおすすめ銘柄紹介まで、徹底解説しています↓
ジンが余る前にレシピを見ておきましょう
初心者でも作りやすいレシピを紹介しています↓
オーロラ

●ウォッカ 30ml
●カシスリキュール 10ml
●グレープフルーツ 5ml
●レモン 5ml
●グレナデンシロップ 10ml
- 手順1全ての材料をシェーカーに入れて軽く混ぜて味見
シェークする前に、
味の確認をしておきましょう! - 手順2シェークしてカクテルグラスに注ぐ
注ぐときに間にストレーナー(茶こしでも可)
を挟み細かい氷を取り除くと、
水っぽくなるのを防止できます - 完成
グレナデンとカシスの甘い果実感に、グレープフルーツとレモンの爽やかな酸味が重なります。
口に含むと、まるで完熟スモモのような甘酸っぱさが広がり、後味はすっきり。
お酒感が苦手な人でも、フルーツジュース感覚で美味しく飲めるカクテルです。
ベースのウォッカは、選び方によって質が大きく変わります。
迷った時はこちらをご参考に↓
グレナデンシロップはお菓子っぽいものやフレッシュ感のあるものまでさまざま。
ここでは選び方やおすすめ銘柄を徹底解説しています↓
ウォッカが余ってしまう前にレシピを見ておきましょう
スイカを使ったオリジナルレシピも載せています↓
ミシシッピミュール

●ジン 45ml
●カシスリキュール 15ml
●レモン 15ml
- 手順1全ての材料をシェーカーに入れて軽く混ぜて味見
シェークする前に、
味の確認をしておきましょう! - 手順2シェークしてカクテルグラスに注ぐ
注ぐときに間にストレーナー(茶こしでも可)
を挟み細かい氷を取り除くと、
水っぽくなるのを防止できます - 完成
ジンのキレをベースに、カシスのまろやかさとレモンのシャープさが加わることで、
甘すぎず、酸っぱすぎず、でも華やかで印象的な味わいが特徴です
色合いも美しく、カシスの深みある赤紫がグラスを彩り、見た目にも心が躍ります。
そこにレモンの香りがふわっと立ち、飲む前から爽やかな気分になるカクテルです!
レモン果汁はカクテルで非常によく使われるアイテムです。
おすすめの銘柄を紹介していますのでご参考まで↓
ブライア・ローズ

●ジン 30ml
●カシスリキュール 10ml
●パルフェタムール 5ml
●クランベリー 15ml
- 手順1全ての材料をシェーカーに入れて軽く混ぜて味見
シェークする前に、
味の確認をしておきましょう! - 手順2シェークしてカクテルグラスに注ぐ
注ぐときに間にストレーナー(茶こしでも可)
を挟み細かい氷を取り除くと、
水っぽくなるのを防止できます - 完成
ルームーンをベリー系にアレンジしたような一杯。
果実味あふれる甘酸っぱさに、すみれの花の余韻がふわりと香ります。
すみれのリキュールだけだとやや砂糖感が強くなりがちですが、
カシスとクランベリーを加えることで、フレッシュで軽やかな味わいに仕上がっています。
クランベリーは容量が多かったり、銘柄による味の違いが激しかったりします。
実際に試飲して、徹底比較しています。ご参考まで↓
ザ・ラストドロップ

●ピーチリキュール 30ml
●ブランデー 15ml
●オレンジ 15ml
●カシスリキュール 1tsp
- 手順1全ての材料をシェーカーに入れて軽く混ぜて味見
シェークする前に、
味の確認をしておきましょう! - 手順2シェークしてカクテルグラスに注ぐ
注ぐときに間にストレーナー(茶こしでも可)
を挟み細かい氷を取り除くと、
水っぽくなるのを防止できます - 完成
ピーチとオレンジのフルーツ感が、非常にジューシーでジュースな味わいです。
ブランデーを加えることで、
ただのジュースでなく深みのある大人の味わいに仕上がっています。
ブランデーは価格差が激しかったり、流通不安定なものも多いです。
カクテルに合うブランデーを選んでいきましょう↓
ブランデーをすぐに消費できてしまうレシピ集です。
どれも美味しいものしか載せていません↓
ヴァルジーネ

●アマレット 30ml
●ブランデー 15ml
●カシスリキュール 15ml
●オレンジビターズ 1dash
- 手順1全ての材料をシェーカーに入れて軽く混ぜて味見
シェークする前に、
味の確認をしておきましょう! - 手順2シェークしてカクテルグラスに注ぐ
注ぐときに間にストレーナー(茶こしでも可)
を挟み細かい氷を取り除くと、
水っぽくなるのを防止できます - 完成
アマレットの杏仁の香り、
カシスの、まったりとした甘み、そしてブランデーの芳醇なコクが重なり合い、重厚な味わいです。
オレンジビターズが入ることで、
オレンジの爽やかさをほんのり添え、ほろ苦さで全体を引き締めています。
結果として、
甘く濃厚でありながらもバランスが取れた一杯に仕上がり、
おすすめのカシスリキュールは、
特にフィリップ・ド・ブルゴーニュのような濃厚なタイプとの相性が抜群だと感じました。
カシスリキュール×シャンボール

●ジン 20ml
●シャンボール 20ml
●カシスリキュール 10ml
●レモン 5ml
- 手順1全ての材料をシェーカーに入れて軽く混ぜて味見
シェークする前に、
味の確認をしておきましょう! - 手順2シェークしてカクテルグラスに注ぐ
注ぐときに間にストレーナー(茶こしでも可)
を挟み細かい氷を取り除くと、
水っぽくなるのを防止できます - 完成
グラスを近づけると、
シャンボール由来のベリーの芳醇な香りとカシスリキュールの甘酸っぱさがふわりと広がります。
口に含むとやや甘めながら、
レモンの爽やかさが後味をすっきりと整え、上品な印象に仕上がります。
このフレイバーを引き出すには、シャンボールは欠かせません。
ストレートやロック、ソーダ割りでも美味しく、
比較的手頃な価格なので、この機会にぜひ試してみてください。
カシス×ベリー

●ジン 30ml
●ドライベルモット 10ml
●カシスリキュール 5ml
●季の梅 5ml
●グレナデンシロップ 1tsp
●レモン 10ml
- 手順1全ての材料をシェーカーに入れて軽く混ぜて味見
シェークする前に、
味の確認をしておきましょう! - 手順2シェークしてカクテルグラスに注ぐ
注ぐときに間にストレーナー(茶こしでも可)
を挟み細かい氷を取り除くと、
水っぽくなるのを防止できます - 完成
カシスのベリー感に、
プラムとザクロを加えて果実味を最大限に引き出しました。
レモンで甘酸っぱく仕上げ、
ジンにベルモットを合わせることで、ジンをやわらげつつハーブの複雑さをプラスしています。
フルーティーさを活かすためには、マスネのカシスリキュールがおすすめ。
ほかの果実系リキュールとも相性抜群で、非常にバランスよく仕上がります。
ぜひお試しください!
カシスリキュールのカクテルを美味しく作るポイント

↑美味しく作るポイントの全体図
材料を混ぜるだけと思われがちなカクテルですが、
ちょっとしたコツで味や仕上がりがぐっと変わります。
お店のような美味しさに近づけるためには、
温度・材料・氷の使い方など、基本を丁寧に押さえることが大切です。
ここでは、カクテルを美味しく作るためのポイントを、初心者向けにわかりやすく紹介します。
フレッシュな材料を用意

カクテルに使うフルーツは、
できるだけ生のフレッシュなものを使うのが理想的です。
特にライムやレモンなどの柑橘類は、皮に含まれる精油(アロマ成分)が香りに大きく影響します。
フレッシュな果実を使うと、
カクテル全体の香りが華やかにになり、バーのような香り高く繊細なカクテルにぐっと近づけます。
氷は純氷を使う

カクテルの味を大きく左右するのが、
実は「氷」です。
家の製氷機で作った氷は手軽ですが、
カルキ臭(塩素臭)や不純物がカクテルに溶け出すことがあり、せっかくの味を薬っぽく感じさせてしまう原因にもなります。
さらに、溶けやすいため、水っぽくなりやすいという欠点もあります。
カクテルをもっと美味しく楽しみたいなら、純氷(じゅんぴょう)を使うのがおすすめ。
純氷は、コンビニでも市販されており、手軽に入手できます。
純氷は、ゆっくりと凍らせて不純物を除いた透明な氷で、溶けにくく、味に雑味が出ません。
さらにこだわりたい方は、
プロのバーテンダーが使う「氷屋さんの純氷」を試してみるとよいでしょう。
氷屋さんの氷は、
密度が高くて非常に溶けにくく、最後までカクテルの味をクリアに保つことができます。
私がいつも購入しているおすすめの氷屋さんはこちらです↓

プレミックスすると分離しにくい

均一な味を求める場合はプレミックスが効果的です。
※プレミックス:
あらかじめお酒やジュースなどを混ぜて作っておくこと
カシスリキュールは比重が重く混ざりにくいため、分離してしまうことが多いです。
そのため、あらかじめ材料と混ぜ合わせておくと均一にしやすいです。
ただし、
層やグラデーションを活かしたいカクテルではこの限りではありません。

炭酸系カクテルでは、
あらかじめ炭酸以外の材料を混ぜ合わせておくと、炭酸を注いだときに混ぜる回数を減らせます。
その結果、炭酸が抜けにくく、爽快感のある味わいを保てますよ!
カクテルづくりに必要な道具

カクテルづくりは主に、
ビルド
シェーク
ステア
の3種類があります。
基本的には、
この3つを覚えればカクテルづくりで困ることはありません。
どの手法でも使う道具はメジャーカップ・バースプーン。
これはカクテルで必須アイテムです。
本格的に始めるなら、準備しておきましょう↓
■メジャーカップ
WOMLEXの商品は、カクテルでよく使われている目盛り線が刻まれているだけでなく、
メモリ数も彫ってくれているので、非常に使いやすいです。
私は、使っているうちにどのメモリか忘れてしまうことがあるので、
このメモリ数の彫りこみは大変ありがたいです!
■バースプーン
おすすめはBIRDYの40cm↓
プロも愛用者が多い信頼性の高いアイテムです。
しかし、
BIRDYの商品は非常に高品質ですが価格も高め。
そのため、コスパを重視する方や迷ったときはこの記事を参考に↓
次のセクションから、ここの作り方の説明とそれに使う道具を紹介します。
ビルド

ビルドとは、
カクテルをグラスの中でそのまま作る方法です。
氷を入れたグラスに、お酒やジュースなどの材料を順番に注ぐだけ。
混ぜる場合も、軽くスプーンでひと混ぜするだけでOKです。
ビルドで必要なのは、バースプーンとメジャーカップだけでOKです。
おすすめはBIRDYの40cm↓
プロも愛用者が多い信頼性の高いアイテムです。
バースプーンは何度も買い替えるものではないため、失敗しない1本を揃えるのがおすすめです
他にも選んで決めたい!
という方はこちらをご参考に↓
選び方からおすすめ商品まで幅広く網羅しています
シェーク

シェークとは、
材料をシェーカーに入れて振って混ぜる方法です。
氷と一緒に強く振ることで、よく冷えた、なめらかな口当たりのカクテルに仕上がります。
甘みや酸味のあるジュース系のカクテルや、卵・クリームを使うものに向いています。
■ シェークに必要な道具
シェークにはシェーカー・メジャーカップ・バースプーン(味見用)が必要です。
おすすめは、またもBIRDYの商品↓
プロも愛用者が多い信頼性の高いアイテムです。
値段が張りますが、その価値は十分にあります。
初心者が作っても一段階上のカクテルに仕上がります←これ本当
ステア

ステアとは、
ミキシンググラスで氷と材料を静かに混ぜる方法です。
スプーンでゆっくり混ぜて、素材の風味を壊さずに冷やすのが特徴です。
おもにアルコールのみで作る、繊細な味のカクテルに使われます。
■ ステアに必要な道具
ステアにはミキシンググラス・ストレーナー・メジャーカップ・バースプーンが必要です。
おすすめのミキシンググラスは、
CRIZONのミキシンググラスです
この商品は、重さ・口径の広さ・底の厚さが絶妙なんです。
迷っている方は、CRIZONを買っておけば、失敗しませんよ
ミキシンググラスを買う時は、ストレーナーも一緒に買いましょう。
ストレーナーは、ミキシンググラスで混ぜ合わせた後、
カクテルグラスに注ぐときの蓋として使います。
他にも見て決めたい!
という方は、こちらの記事がおすすめです↓
ミキシンググラスを色々な角度から比較して
どれが扱いやすいか徹底的に検証した記事です
FAQ
- Qカシスリキュールはどれくらい日持ちしますか?
- A
未開封であれば数年持ちますが、開封後は風味が徐々に落ちるため、6か月以内を目安に使い切るのがおすすめです。酸化を防ぐため冷暗所または冷蔵保存が望ましいです。
- Q開封後は冷蔵庫で保存したほうがいいですか?
- A
はい。特に果実系リキュールは香りや色の劣化が早いため、冷蔵保存することで鮮やかな風味を長く保てます。
- Qカシスリキュールを使ったカクテルは甘くなりすぎませんか?
- A
甘くなりやすいですが、ジンやウォッカなど度数の高いスピリッツ、レモン果汁やソーダで割ることでバランスの取れた味わいになります。
- Qノンアルコール版のカシスはありますか?
- A
「カシスシロップ」や「カシス風味シロップ」があり、ジュースやモクテル作りに使えます。見た目や香りは近いですが、甘味が強めになります。
まとめ
カシスリキュールは甘酸っぱくフルーティーな味わいが魅力で、初心者から本格派まで楽しめる万能リキュールです。
今回ご紹介した24選のレシピは、
ロングカクテルからショートカクテルまで幅広く、用途や気分に合わせて選べます。
この記事が、
あなたのカシスリキュールの楽しみ方を広げ、カクテル作りの参考になればうれしいです。
ぜひ気軽に色々なレシピを試して、お気に入りの一杯を見つけてみてくださいね!
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