カクテルでよく使われる「カシスリキュール」。
王道で銘柄が沢山あるがゆえに、
「銘柄が多すぎ。結局どれを選べばいいの?」
「リキュール選びで失敗したくない、、」
「どんなカクテルがあるのかわからない、、」
などなど、多くの悩みが存在します。
ここでは”年間720杯以上”のカクテルを作っている筆者が、
”失敗しない!おすすめのカシスリキュール銘柄”を紹介します!
などなど、”幅広く網羅”しています。
本記事をチェックして、あなたにぴったりのカシスリキュールを見つけてみませんか?
当サイトはAmazonアソシエイトなどのアフィリエイトプログラムを利用しています。リンクから商品を購入された場合、売上の一部が運営者に還元されます。記事内のレビューや検証は個人の見解を含んでおり、商品の効果を保証するものではありません。あらかじめご了承のうえご覧ください。
先に結論|カシスリキュールのおすすめ銘柄は?
今回紹介するカシスリキュールのおすすめ銘柄”まとめ”はこちらです↓
ぜひ自分に合った銘柄を探してみてくださいね。
サトネイ |
ルジェ |
フィリップ |
マスネ |
アラン・ヴェルデ |
エギュベル |
レリティエ |
ヴェドレンヌ |
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ロゴ |
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| 味の系統 | 濃厚系 | 濃厚系 | 濃厚系 | すっきり系 | 香り系 | 香り系 | すっきり系 | 濃厚系 |
| 味わい感想 | 甘味・酸味の バランス◎ |
まったりとした 甘酸っぱさ |
濃厚な深い果実味 | 軽やかで 透明感がある |
上品でワイニー | ブルーベリー様の 複雑な果実味 |
しっとりとした 甘さと果実味 |
クランベリー様の 強い酸味と果実味 |
| 価格 | 4150円/700ml | 990円/200ml | 3965円/700ml | 3660円/700ml | 3900円/700ml | 3330円/700ml | 2032円/700ml | 3698円/700ml |
| おすすめ ポイント |
バランス◎ 汎用性の高い |
お手頃で 安く始められる |
プロ御用達 濃厚な果実味 |
爽やかな透明感 場所を選ばない |
ワインのような 上品なカシス |
様々なベリー 複雑な果実味 |
しっとり甘く 伸びのある果実感 |
フレッシュな 酸味・果実味 |
| Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon |
| 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 |
この表を見ても、銘柄が多すぎて、
「結局どれが良いのかわからない、、」
そんな方のために、”失敗しない”おすすめの銘柄は「ドメーヌ・サトネイ」。
これを選んでおけば、カシスリキュールは間違いありませんよ。
次項目で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください↓
【迷ったらこれ一択】初心者にもおすすめな”ドメーヌ・サトネイ”
この銘柄を選んでおけば”間違いのない”という商品です。
この銘柄の、
- ジューシーで重厚な果実味
- フレッシュな酸味と香りの高さ
の両立は初心者から玄人まで”誰もが納得する完成度”でしょう。
味わいのバランスも絶妙なため、どんなレシピもこれ一本で応用可能です。
”初心者でも失敗しにくく”かつ”万能”1本を探しているなら「ドメーヌ・サトネイ」は一番におすすめです。
カシスリキュールとは?
カシスリキュールは、黒すぐりを主原料とした甘い果実系リキュール。
一般的な特徴は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アルコール度数 | 約15〜20% |
| 原料 | 黒すぐり(カシス) |
| 色 | 深い赤紫色 |
| 味わい | 濃厚な果実感・甘酸っぱい風味 |
| 香り | 芳醇でフルーティー |
| 特徴 | 甘く飲みやすく、カクテルベースに最適 |
さらに、カシスリキュールは”果実量”や”糖度”などで分類わけがされています↓
まとめると、
- カシスリキュール
- クレーム・ド・カシス
- ディジョン
- ブルゴーニュ
- クレーム・ド・カシス
となり、区分によって味わいの特徴が異なりますので選ぶ際は注意しましょう。
しかしながら、日本で販売されている商品の多くは”ディジョン”です。
そのため「味が全然違った!」というようなことは、ほとんどありません。
(”ディジョン”の詳しい特徴はこちらからご覧ください。)
カシスリキュールの【クレーム・ド】とは?
カシスリキュールでよく見かける表記「クレーム・ド・カシス」。
これは、”濃厚で甘口”という意味になります。
さらに、この”クレーム・ド”という言葉には、その品質を保証する法的な意味が込められています。
具体的には、
| 項目 | 数値・基準 |
|---|---|
| アルコール度数 | 15%以上 |
| 糖度 | 400g/L以上 |
”クレーム・ド”を名乗るリキュールは、厳格な規定をクリアした高品質な商品になります。
そのため、クレーム・ド・カシスは、
- 濃縮された果実味
- 非常に強い甘味
が法的に保障されている、ということになります。
クレーム・ド・カシスで有名な銘柄は「ルジェ」。
濃厚な甘さが特徴で、まさにクレーム・ド・カシスを代表する商品です。
■クレームドカシスの法的規則(中間くらいにあるANNEX Iの34)
【失敗しない】カシスリキュールの選び方
カシスリキュールは王道リキュールがゆえに、種類が沢山あります。
「銘柄が多すぎて、どれを選べばいいの?」
「リキュール選びで失敗したくない、、」
と悩む方に向けて、初心者でも”失敗しない”カシスリキュールの選び方を紹介します。
ぜひ購入前の参考にご覧ください。
①【味わいの系統】から選ぶ|おすすめ”ドメーヌ・サトネイ”
カシスリキュールは、銘柄によって味の系統が大きく異なります。
自分の好みの系統に合わせて選ぶと、大きな失敗を防げますよ。
| タイプ | ブランド名 | 特徴 |
|---|---|---|
| すっきり系 | ・マスネ ・レリティエ・ギュイヨ | ・果実味・甘さ控えめ ・すっきりな味わい ・ジュース・ソーダ割り◎ |
| 濃厚系 | ・フィリップ・ド・ブルゴーニュ ・ルジェ ・ドメーヌ・サトネイ ・ヴェドレンヌ | ・果実味が強く甘味が濃厚 ・本格的な味わいが多い ・ショートカクテルのベース◎ |
| 香り系 | ・エギュベル ・アラン・ヴェルデ | ・香りが華やかで特徴的 ・エギュベルは複雑なベリー系 ・アランはワイニーな香り |
ぜひ参考にしていただき、自分に合ったものを選んでみてくださいね。
そんな中でおすすめなのは「ドメーヌ・サトネイ」。
この商品は、
- フレッシュで爽やか”すっきりさ”
- ジューシーな果実味の”濃厚さ”
が両立しています。
そのため、幅広いカクテルに応用できて、一本持っておくと重宝しますよ。
②【甘さ】から選ぶ|おすすめは”レリティエ・ギュイヨ”
カシスリキュールは、銘柄によって甘さも大きく異なります。
銘柄ごとの甘酸っぱさを知っておくと、選ぶ時に失敗しにくくなりますよ。
実際に糖度計にて計測・試飲し、
- 実測した糖度
- 試飲した感想
を下の表にまとめました。
| ブランド名 | 糖度(Brix) | 試飲メモ(感想) |
|---|---|---|
| ヴェドレンヌ | 57 | ・クランベリー様の強い酸味 ・甘さが控えめに感じる |
| ドメーヌ・サトネイ | 57 | ・濃厚でリッチな甘さ ・酸味の爽快感もある ・甘味・酸味のバランス◎ |
| エギュベル | 56 | ・ブルーベリージャム様の甘さ ・酸味は控えめ |
| マスネ | 56 | ・全体的に透明感のある味わい ・ほどよい甘さ ・軽やかな酸味で後味すっきり |
| アラン・ヴェルデ | 56 | ・上品でまろやかな甘味・酸味 ・全体的にワインのような味わい |
| フィリップ・ド・ブルゴーニュ | 55 | ・濃厚な甘酸っぱい果実味 ・甘味・酸味どちらも濃厚 |
| ルジェ | 54 | ・果実味と甘味・酸味のバランス◎ ・全体的に香りは薄め ・まったりとした甘さが残る |
| レリティエ・ギュイヨ | 51 | ・酸味は控えめ ・しっとりとした甘さ ・一番甘く感じた |
試飲の結果、感じる甘さの強さは糖度値と”必ずしも一致しない”ことがわかりました。
甘さから選ぶ際は、ぜひ試飲結果も併せて検討してみてくださいね。
甘さを重視して選びたいなら「レリティエ・ギュイヨ」がおすすめ。
しっとりとした甘さでカシスのまろやかな果実味を楽しめます。
酸味控えめで、上質な甘さは後に残りません。
③【価格】から選ぶ|初心者は”ルジェ”から試してみては?
カシスリキュールは王道リキュールが故に、たくさんの価格帯の商品が存在します。
大きく分けると、
- ~2000円台の”お手頃”な価格帯のもの
- 3000円以上の”本格派向け”な高価格帯のもの
に分かれます。
| 比較項目 | ~2,000円台 ”お手頃”価格帯 | 3,000円台~ ”高級”価格帯 |
| 主な用途 | ・ジュース・ソーダ割り | ・ショートカクテル ・贅沢なカクテル |
| 味わい | ・味わいのバランスに優れる ・コストパフォーマンス◎ | ・生産者の哲学が色濃く反映 ・原料へのこだわり ・手間暇かけた製法 ・濃厚な果実味、複雑なアロマ |
| 代表銘柄 | ・ルジェ ・レルティエ・ギュイヨ | ・マスネ ・ヴェドレンヌ ・フィリップ・ド・ブルゴーニュ ・ドメーヌ・サトネイ ・エギュベル ・アラン・ヴェルデ |
このように、価格帯によって味わいが大きく異なります。
まずは自分の予算の範囲内で気になる商品をチェックしていきましょう。
エントリーモデルでおすすめなのは「ルジェ」。
この銘柄だけは、200mlのベビーボトルの販売があります。
お試しに安く始めてみたい方は、「ルジェ」を選んでみてはいかがでしょうか。
迷った時のおすすめは”ドメーヌ・サトネイ”
ここまで3つの選び方を紹介してきましたが、
「結局どれにするか迷う、、」
という方もいるかと思います。
そんな方にお勧めしたい銘柄は「ドメーヌ・サトネイ」です。
この銘柄を選んでおけば”間違いのない”という商品です。
この銘柄の、
- ジューシーで重厚な果実味
- フレッシュな酸味と香りの高さ
の両立は初心者から玄人まで”誰もが納得する完成度”でしょう。
味わいのバランスも絶妙なため、どんなレシピもこれ一本で応用可能です。
”初心者でも失敗しにくく”かつ”万能”1本を探しているなら「ドメーヌ・サトネイ」は一番におすすめです。
【比較表あり】あなたに合うカシスリキュール診断&おすすめ銘柄のレビュー
ここまで”失敗しない選び方”を紹介しましたが、自分の好みや用途に合わせて探すのも”アリ”です。
ここからは、各銘柄の特徴や試飲レビューを比較しながら紹介していきます。
まずは、実際に試飲した結果をもとにまとめた比較表をご覧ください↓
サトネイ |
ルジェ |
フィリップ |
マスネ |
アラン・ヴェルデ |
エギュベル |
レリティエ |
ヴェドレンヌ |
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ロゴ |
|
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|
|
| 味の系統 | 濃厚系 | 濃厚系 | 濃厚系 | すっきり系 | 香り系 | 香り系 | すっきり系 | 濃厚系 |
| 味わい感想 | 甘味・酸味の バランス◎ |
まったりとした 甘酸っぱさ |
濃厚な深い果実味 | 軽やかで 透明感がある |
上品でワイニー | ブルーベリー様の 複雑な果実味 |
しっとりとした 甘さと果実味 |
クランベリー様の 強い酸味と果実味 |
| 価格 | 4150円/700ml | 990円/200ml | 3965円/700ml | 3660円/700ml | 3900円/700ml | 3330円/700ml | 2032円/700ml | 3698円/700ml |
| おすすめ ポイント |
バランス◎ 汎用性の高い |
お手頃で 安く始められる |
プロ御用達 濃厚な果実味 |
爽やかな透明感 場所を選ばない |
ワインのような 上品なカシス |
様々なベリー 複雑な果実味 |
しっとり甘く 伸びのある果実感 |
フレッシュな 酸味・果実味 |
| Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon |
| 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 |
この表で気になる銘柄を見つけてから、各銘柄のレビューを見るとわかりやすいです。
ぜひご活用ください↓
ルジェ クレーム・ド・カシス・デ・ディジョン
『まずは安く・基本から始めたい』
「ルジェ」はカシスでは最も有名なリキュールメーカー。
カシスの甘酸っぱい果実味を感じることができる王道の銘柄です。
おすすめポイントは、
- 王道の味わいで基本を知れる
- 安くから始められる
- 比較的どこでも購入できる
です。
まずは”安く”、”基本の味”から始めたい!という方は「ルジェ」がおすすめです。
フィリップ・ド・ブルゴーニュ クレーム・ド・カシス・デ・ディジョン
『プロ御用達。濃厚な果実味が欲しい』
「フィリップ・ド・ブルゴーニュ」はバーなどプロの場でよく使われるカシスリキュール。
その果実味の濃厚さは、他の銘柄の頭一つ抜けています。
おすすめポイントは、
- 果実味の圧倒的な濃厚さ
- 上質で高級感のある味わい
- プロ御用達の信頼・安心感
です。
上質で濃厚なカシスの果実味を求めるなら「フィリップ・ド・ブルゴーニュ」の”一択”です。
マスネ クレーム・ド・カシス・デ・ディジョン
『甘酸っぱさのバランス◎ クリアな味わいに』
「マスネ」は何と言っても透明感のある味わいが特徴です。
オレンジジュースやジンジャエールで割ると、”味の濁らないクリアな印象”に仕上がります。
おすすめのポイントは、
- 甘酸っぱさのバランス◎
- 透明感のある味わいで、割材と合わせやすい
(ロングカクテル向け) - フレッシュで軽やか→飲む場所を選ばない
”甘酸っぱさのバランス”が良く、”いつでも楽しめる味わい”を求める方は「マスネ」がおすすめです。
アラン・ヴェルデ クレーム・ド・カシス
「アラン・ヴェルデ」は濃厚さの中に”上質な赤ワイン”のような繊細さが宿る一本です。
香りの深みやニュアンスを重視する本格派におすすめな銘柄。
おすすめのポイントは、
- 濃厚な果実味。フレッシュな甘酸っぱさ
- 上質な赤ワインのような繊細さ
- 他銘柄とは違うワイニーな香り
上質な”赤ワインのような繊細さ”、”香り高さ”を求める方には「アラン・ヴェルデ」がおすすめです。
エギュベル ダブル クレーム・ド・カシス
「エギュベル」の特徴は”ダブル”クレーム・ド・カシスという表記です。
複雑なベリー感を感じる銘柄は、この商品だけです。
おすすめなポイント、
- 濃厚なブルーベリージャムのような香り
- 様々なベリー感の香りが華やか
- 穏やかな酸味、まろやかな甘味
様々なベリー系の”華やかな香り”を求めるなら「エギュベル」がおすすめです。
”ダブル”の意味を調査しましたが、明記はなし。
「様々なベリーを感じる複雑さの表現」だと本記事では結論づけました。
レリティエ・ギュイヨ クレーム・ド・カシス・デ・ディジョン
「レリティエ・ギュイヨ」はフランスの大手リキュールメーカー。
お手頃ながらも本格的なカシスリキュールを販売しています。
おすすめのポイントは、
- ジューシーなカシスの果実感
- 控えめな酸味、しっとりした甘味
- お手頃な価格で始めやすい
”安く始められて”、”甘さを重視”した銘柄を求めるは「レリティエ・ギュイヨ」がおすすめです。
ヴェドレンヌ クレーム・ド・カシス
「ヴェドレンヌ」のスーパーカシスは、最高級とされるカシスリキュール。
著名なコンクールで賞を受賞するなど、品質の高さが証明されています。
おすすめのポイントは、
- フレッシュでジューシーな果実味
- クランベリーのような強い酸味
- 数々の受賞歴→品質の高さの証明
”フレッシュな酸味”や”ジューシーな果実味”を求めるなら「ヴェドレンヌ」がおすすめです。
ドメーヌ・サトネイ クレーム・ド・カシス
この銘柄を選んでおけば”間違いのない”という商品です。
この銘柄の、
- ジューシーで重厚な果実味
- フレッシュな酸味と香りの高さ
の両立は初心者から玄人まで”誰もが納得する完成度”でしょう。
味わいのバランスも絶妙なため、どんなレシピもこれ一本で応用可能です。
”初心者でも失敗しにくく”かつ”万能”1本を探しているなら「ドメーヌ・サトネイ」は一番におすすめです。
カシスリキュールを使うおすすめカクテルレシピ
ここでは、カシスリキュールを使ったカクテルを”ベース別”に紹介します。
年間720杯以上カクテルを作っている管理者が、初心者でも美味しく作れるものを厳選しました。
興味のあるカクテルから、気軽に作ってみてくださいね。
カシスオレンジ
カシスリキュール 30ml
オレンジ 適量
ベース:
リキュール
手法:
ビルド
スタイル:
ロング
味わい:
甘酸っぱい
度数:
約5%
言葉:
–
誕生日:
2月13日
- 手順1氷を入れたグラスにカシスリキュールを注いで混ぜる
ここでカシスを馴染ませると同時に香りを出します
- 手順2オレンジを注いで混ぜ合わせる
味見をしながら入れていきましょう!
- 完成
カシスリキュールを使った定番カクテルといえば「カシスオレンジ」。
甘口ながらさっぱりとした味わいで、お酒が苦手な人でも飲みやすい人気カクテルです。
”簡単”に作れて”安定で美味しい”ため、宅飲みやホームパーティーにもぴったりですよ。
カシスバック
カシスリキュール 45ml
レモンジュース 20ml
ジンジャエール 適量
ベース:
リキュール
手法:
ビルド
スタイル:
ロング
味わい:
甘酸スパイシー
度数:
約5%
言葉:
正しき心
誕生日:
–
- 手順1氷を入れたグラスにカシスリキュール・レモンを注いで混ぜる
ここでカシス・レモンを馴染ませると同時に香りを出します
- 手順2ジンジャエールを注いで混ぜ合わせる
炭酸はバースプーンの背を添わして
グラスの壁面を伝うように
入れると抜けにくい! - 完成
カシスの果実味とジンジャーが重なる、甘酸っぱくも爽快な味わい。
カクテル初心者からお酒好きまで”幅広く愛される”定番の一杯です。
ジンジャーエールの種類によって味わいが変わり、
に仕上がります。どちらも美味しいので、ぜひ試してみてください。
キール
カシスリキュール 30ml
白ワイン 適量
ベース:
ワイン
手法:
ビルド
スタイル:
ロング
味わい:
カシスワイン
度数:
約5%
言葉:
陶酔
誕生日:
12月4日
- 手順1カシスリキュールと白ワインを冷蔵庫で冷やしておく
氷で冷やす工程がないので、
あらかじめ冷やしておきましょう! - 手順22つの材料をワイングラスに入れて混ぜる
ここで均一になるまで混和
- 完成
白ワインにカシスの果実味が重なる、まるで高級デザートワインのような味わい。
香りは、華やかな白ワインですが、口をつけるとカシスの甘酸っぱいジューシー感が広がります。
キールにあわせるカシスリキュールは「アラン・ヴェルデ」がおすすめです。
上質なワインを彷彿とさせる味わいは、このカクテルにピッタリですよ。
キール・ロワイヤル
シャンパン 4/5
カシスリキュール 1/5
ベース:
ワイン
手法:
ビルド
スタイル:
ロング
味わい:
芳醇な果実
度数:
約11%
言葉:
品格
誕生日:
12月13日
- ※適宜1別容器に1/3シャンパン・全量カシスリキュールを入れて混ぜる
シャンパングラスを割りたくないなら、
おすすめの準備です。 - ※適宜2混ざり切ったら、シャンパングラスへそそぐ
→☆へ進む
- STEP1グラスの1/3までシャンパンを注ぐ
- STEP2カシスリキュールを全量入れて混ぜ合わせる
ここでは激しめに混和してOK
完全に混ざり合うことが大切です! - STEP3☆残りのシャンパンを入れ、優しく混ぜる
ここでは炭酸が飛ばないように、
優しく混ぜ合わせます - これで完成!
シャンパンにカシスリキュールを加えた、華やかで甘い味わいのシャンパンカクテル。
見た目も華やかなカクテルなので、
- お祝いの一杯
- クリスマスパーティー
などにもおすすめです。
「もっとレシピを知りたい!」という方は、別の『クリスマスのシャンパンカクテル14選』で徹底解説しています。
クリスマス関係なく使えるレシピが沢山ありますので、あわせてご覧くださいね。
ミシシッピミュール
ジン 45ml
カシスリキュール 15ml
レモンジュース 15ml
ベース:
ジン
手法:
シェーク
スタイル:
ショート
味わい:
ドライカシス
度数:
約30%
言葉:
–
誕生日:
–
- STEP1シェーカーにすべての材料を入れてシェークする
シェーク前に味見をして、
味の最終調整をしましょう! - STEP2ストレーナーでフレークを除いてグラスに注ぐ
砕けた氷(フレーク)を取り除くと、
水っぽさを防げます - これで完成!
ジンのキレをベースにカシスの果実味が加わり、ドライながらも甘酸っぱい味わい。
カシスの深みある赤紫の色合いも綺麗で、見た目にも心が躍りますよ。
カクテルづくりにおいて、レモン果汁は”必須”と言っていいほど多用されます。
中でもおすすめのレモン果汁は「テルヴィス 有機レモン」。
青臭さもなく、甘味・酸味のバランスが絶妙で、他の材料とうまく調和しますよ。
パリジャン
ジン 20ml
カシスリキュール 20ml
ドライベルモット 20ml
レモンピール 1片
ベース:
ジン
手法:
ステア
スタイル:
ショート
味わい:
芳醇なカシス
度数:
約25%
言葉:
小粋
誕生日:
5月6日
- 手順1レモンピール以外を小容器で混ぜ合わせ味を調整-★
この段階で、完成形の味を作っておくのが
おすすめ - 手順2ミキシンググラスに氷を入れて冷やす
液体の冷却が早く済むように、
あらかじめミキシンググラスを冷やしておきます - 手順3★をミキシンググラスに入れてステアする
大体30回転くらい
回数は味見をしながら調整しましょう - 手順4ストレーナーをつけてグラスに注ぐ
- 手順5レモンピールを振りかける
軽くつけるくらいがおすすめ!
- 完成
ジンとベルモットのハーブ感、カシスのまろやかさが織りなす芳醇で奥深くフルーティーな味わい。
使用するカシスリキュールやベルモットによって味わいが大きく異なります。
自分の好きな組み合わせで、ぜひ作ってみてくださいね。
銘柄の組み合わせは、
- カシスリキュール→「アラン・ヴェルデ」
- ベルモット→「ドラン・シャンベリー」
がおすすめです。
通常リキュールは比重が大きく、沈みがちですが、「アラン・ヴェルデ」は比較的軽め。
そのため、ワインベースの様にステアしやすく、均一感のあるカクテルに仕上がりますよ。
「ドラン・シャンベリー」は華やかな香りで、初心者でも飲みやすいのが特徴。
どんなカクテルとも合わせやすいので、これを選んでおけば”間違いない”商品です。
ヴァルジーネ
アマレット 30ml
ブランデー 15ml
カシスリキュール 15ml
オレンジビターズ 1dash
ベース:
ブランデー
手法:
シェーク
スタイル:
ショート
味わい:
芳醇な杏
度数:
約25%
言葉:
幻の恋
誕生日:
–
- 手順1全ての材料をシェーカーに入れて軽く混ぜて味見
シェークする前に、
味の確認をしておきましょう! - 手順2シェークしてカクテルグラスに注ぐ
注ぐときに間にストレーナー(茶こしでも可)
を挟み細かい氷を取り除くと、
水っぽくなるのを防止できます - 完成
ブランデーや杏仁、カシスの芳醇な重厚さと、オレンジの爽やかさが重なり濃厚な甘さの中にも爽やかさがある味わい。
複雑な甘さだけでなく、苦みも感じるため、なんとも大人っぽいカクテルです。
おすすめのブランデーは「レミーマルタンVSOP」。
非常にバランスの良い味わいでフルーティー感・芳醇さの両方を兼ね備えています。
ザ・ラストドロップ
ピーチリキュール 30ml
ブランデー 15ml
オレンジ 15ml
カシスリキュール 1tsp
ベース:
ブランデー
手法:
シェーク
スタイル:
ショート
味わい:
芳醇な杏
度数:
約18%
言葉:
行き届いた配慮
誕生日:
–
- 手順1全ての材料をシェーカーに入れて軽く混ぜて味見
シェークする前に、
味の確認をしておきましょう! - 手順2シェークしてカクテルグラスに注ぐ
注ぐときに間にストレーナー(茶こしでも可)
を挟み細かい氷を取り除くと、
水っぽくなるのを防止できます - 完成
ピーチとオレンジのフルーツ感が、果実味溢れるジューシーな味わいです。
ブランデーの熟成感をプラスすることで、ただのジュースでない、大人の味わいに仕上がっています。
ピーチリキュールのおすすめは、
この二種類です。
お好みに合わせて選んでみてください。
カクテルで作るのに必要な道具
カクテルづくりは主に、
ビルド
シェーク
ステア
の3種類があります。
基本的には、
この3つ手法でカクテルづくりは網羅できます。
どの手法でも使う道具は、
- バースプーン
- メジャーカップ
この2つの道具は、カクテルでの必須アイテムです。
本格的に始めるなら、準備しておきましょう↓
■おすすめのバースプーン「BIRDY.40cm」
※よく売り切れますが、「30cm」なら比較的在庫アリ!(30cmでも使い勝手は問題なし)
■メジャーカップ
ビルド
ビルドとは、
氷を入れたグラスに、お酒やジュースなどの材料を順番に注ぐだけの手法です。
ビルドで必要な道具は、
- バースプーン
- メジャーカップ
のみでOKです。
■バースプーン
おすすめはプロも愛用者が多い「BIRDYの40cm」。
バースプーンは何度も買い替えるものではないため、”失敗しない1本”持っておくと良いですよ。
※よく売り切れますが、「30cm」なら比較的在庫アリ!(30cmでも使い勝手は問題なし)
しかし、BIRDYの商品は非常に高品質ですが価格も”高め”。
他の銘柄も気になる方は『バースプーンの選び方』で11種類、紹介していますので、併せてご覧ください。
■メジャーカップ(ジガー)
WOMLEXのメジャーカップは、目盛り線が刻まれているだけでなく、メモリ数の彫りもあるため、非常に使いやすいです。
私は、使っているうちにどの線がどのメモリなのかを”忘れてしまう”ことがあるので、WOMLEXのメモリ数の彫りこみは大変ありがたいです!
シェーク
シェークとは、
材料をシェーカーに入れて振って混ぜる方法です。
シェークに必要な道具は、
- シェーカー
- バースプーン
- メジャーカップ
シェークには、この3つの材料が必要です。
■おすすめのシェーカー
おすすめはプロも愛用者が多い「BIRDY.カクテルシェーカー」。
値段が張りますが、初心者が作っても一段階上のカクテルに仕上がります←私
しかし、BIRDYの商品は非常に高品質ですが価格も”高め”。
他の商品も気になる方は「カクテルシェーカーの選び方」で紹介していますので、併せてご覧ください。
■バースプーン・メジャーカップ
ステア
ステアとは、
ミキシンググラスで氷と材料を静かに混ぜる方法です。
スプーンでゆっくり混ぜて、素材の風味を壊さずに冷やすのが特徴です。
ステアに必要な道具は、
- ミキシンググラス
- ストレーナー
- バースプーン
- メジャーカップ
が必要です。
■おすすめのミキシンググラス
おすすめは「CRIZON」のミキシンググラスです
重さ、口の広さ、ガラスの質のすべてが”完璧”です。
「どれを選べばいいか迷う、、」という方には、「CRIZON」を選んでおけば”安心”ですよ。
「他の商品も観て選びたい!という方は、別の「ミキシンググラスおすすめ14選」記事で徹底解説しています。
ぜひあわせてご覧いただき、自分に合ったミキシンググラスを選んでみてくださいね。
ミキシンググラスを買う時は、ストレーナーも必須ですので、合わせて購入しましょう。
ストレーナーは、ミキシンググラスで混ぜ合わせた後、カクテルグラスに注ぐときの蓋として使う道具です
その他必要なもの
他にも本格的なカクテルを作ってみたいなら、、
「他にも本格的なカクテル作りに挑戦してみたい!」
そんな方は、『カクテルの始め方完全解説』の特設記事がおすすめです。
どこよりもわかりやく体系的に理解できる記事になっています。
必要な知識だけでなく、”実際に作れるレシピ”も載せているので、すぐに実践できますよ↓
カシスリキュールはいつ飲む?楽しみ方・おすすめシーンを紹介
カシスリキュールは、実はどんなシーンにも寄り添える万能選手。
ここでは、そんなカシスリキュールの魅力がより引き立つおすすめの楽しみ方やシーンを紹介していきます。
①女子会・ホームパーティー・おうちカクテル
カシスリキュールの華やかな見た目は、女子会やホームパーティーにはうってつけ!
ソーダやオレンジジュースで”割るだけ”で、カラフルで可愛いカクテルがすぐに完成。
「ちゃんと作った感」があるのに手軽だから、おうちでの集まりでも大活躍しますよ。
②デートやペア飲みに(レディキラー系カクテルにも)
カシスリキュールは”レディキラー”とも呼ばれるカクテルに使われるほど、甘くて飲みやすく、香りも上品。
そのため、恋人とのおうちデートや、少し特別な夜の乾杯にもぴったりです。
気取らず、でもちょっと”特別な雰囲気”を演出したいときにおすすめです。
③本格的なカクテルを作りたいときに
カシスリキュールはオーセンティックバーでもよく使われる本格リキュールです。
そんなカシスリキュールを使えば、自宅でもプロ仕様のような一杯を再現することが可能です。
自由な発想でレシピを試しながら”自分だけ”の本格カシスカクテルを楽しむのもおうちバーの醍醐味ですよ。
【実飲レビュー】実際に比較してみた(糖度・甘さ・酸味など)
ここでは、実際に8種類のカシスリキュールを購入し、糖度や味わいを比較してみました。
実際の感じたままをレビューしていますので、ぜひ購入の参考にしてみてくださいね。
【糖度の比較】糖度計にて糖度測定
測定の結果、最高値57%で最低値は51%と、糖度は銘柄によって大きく差がありました。
しかしながら、実際に試飲してみると、一番甘いと感じた銘柄は、”糖度が低いはずのレリティエ”。
甘さの感じ方には、”甘味の質”や”酸味の強さ”など様々な要素が関わるため、糖度だけでは判断できないと感じました。
次の表では、糖度に加えて、試飲で感じた甘さの質もまとめましたので、参考にしてみてくださいね。
| ブランド名 | 糖度(Brix) | 試飲メモ(感想) |
|---|---|---|
| ヴェドレンヌ | 57 | ・クランベリー様の強い酸味 ・甘さが控えめに感じる |
| ドメーヌ・サトネイ | 57 | ・濃厚でリッチな甘さ ・酸味の爽快感もある ・甘味・酸味のバランス◎ |
| エギュベル | 56 | ・ブルーベリージャム様の甘さ ・酸味は控えめ |
| マスネ | 56 | ・全体的に透明感のある味わい ・ほどよい甘さ ・軽やかな酸味で後味すっきり |
| アラン・ヴェルデ | 56 | ・上品でまろやかな甘味・酸味 ・全体的にワインのような味わい |
| フィリップ・ド・ブルゴーニュ | 55 | ・濃厚な甘酸っぱい果実味 ・甘味・酸味どちらも濃厚 |
| ルジェ | 54 | ・果実味と甘味・酸味のバランス◎ ・全体的に香りは薄め ・まったりとした甘さが残る |
| レリティエ・ギュイヨ | 51 | ・酸味は控えめ ・しっとりとした甘さ ・一番甘く感じた |
糖度で銘柄を選ぶ際は、実際のテイスティングコメントも参考にすることで、より納得感のある選び方ができると思いますよ。
【ストレート(原液)】の味わい比較
ここでは実際にストレートにて、全種類・同時に試飲して各銘柄を比較してみました。
比較して分かったのは、
- すっきり系
- 濃厚系
- 香り系
とタイプがわかれることです。
これらをまとめると以下の通りになります↓
| すっきり系 | ・マスネ | ・ジューシーな果実味 ・軽やかで透明感のある味わい |
| ・レリティエ・ギュイヨ | ・ジューシーな果実味 ・しっとりとした甘味 ・酸味は穏やか | |
| 濃厚系 | ・フィリップ・ド・ブルゴーニュ | ・群を抜いて濃厚な果実味 ・上質な甘さと酸味 |
| ・ルジェ | ・濃厚な甘酸っぱい果実味 ・まったりとした甘味 ・程よい酸味 | |
| ・ドメーヌ・サトネイ | ・濃厚でジューシーな果実味 ・甘味と酸味のバランス◎ | |
| ・ヴェドレンヌ | ・濃厚な果実味 ・クランベリー様な強い酸味 | |
| 香り系 | ・エギュベル | ・香りが華やかで特徴的 ・エギュベルは複雑なベリー系 |
| ・アラン・ヴェルデ | ・香りが華やかで特徴的 ・アランはワイニーな香り |
この資料を参考に、自分に合ったカシスリキュールを選んでみてくださいね。
【オレンジ・ジンジャエール割り】の味わい比較
ここでは、カシスリキュールを
- オレンジジュース割り
- ジンジャエール割り
して各銘柄を比較してみました。
結論、それぞれの銘柄で相性の良しあしは大きく分かれました。
以下の表は感想をまとめたものです↓
| 商品名 | オレンジ | ジンジャエール |
|---|---|---|
| フィリップ・ド・ブルゴーニュ | ★★★ フレッシュなんだけど重厚 | ★★★ どっしり重厚な刺激感 |
| ドメーヌ・サトネイ | ★★★ フレッシュですっきり仕上がる | ★★★ 果実と刺激のバランス◎ |
| エギュベル | ★★☆ 少々お菓子っぽいかも | ★★☆ グレープのような印象になる |
| マスネ | ★★★ フレッシュで香り高い透明感アリ | ★★★ 透明感のある刺激感◎ |
| アラン・ヴェルデ | ★☆☆ 繊細な香りがオレンジとぶつかる | ★★★ スパイスの複雑さと相性◎ |
| レリティエ・ギュイ | ★★☆ 上品な甘さ。カシスの味は薄い | ★★☆ 上品な甘さ。カシスの味は薄い |
| ヴェドレンヌ | ★☆☆ 酸味を強く感じる | ★★☆ 酸味とスパイスの相性〇 |
| ルジェ | ★★☆ まったりと甘さが残る | ★★☆ まったりと甘さが残る |
ぜひ、参考にしていただき自分が作りたいカクテルに合う銘柄をチェックしてみてくださいね。
”ブルゴーニュ”や”ディジョン”とは?
カシスリキュールの中には、
- クレーム・ド・カシス・デ・ブルゴーニュ
- クレーム・ド・カシス・デ・ディジョン
といった名称表記を見かけますよね。
この表記はIGPの認定を受けている商品しかつけることができない、特別な名前です。
よって”ブルゴーニュ”や”ディジョン”は、規定に沿った高品質が保証された商品であります。
IGP(地理的表示保護)は、製品の品質や評判がその産地と結びついていることをEUが認めたお墨付きブランド制度です。
指定地域内で製造工程の一部が行われ、一定の基準を満たすことで、その地域の名称を名乗る権利と信頼性が守られます。
”ブルゴーニュ”と”ディジョン”の違いは?
ディジョンやブルゴーニュが受けているIGPは、非常に厳しく規制がされています。
例:果実量、収穫方法、収穫量、肥料の規定などなど、、
そのため、ここでは”ディジョン”と”ブルゴーニュ”の違いを分かりやすくするために、
- カシスの果実
- 糖
- アルコール度数
に絞って比較していきます。
↓の表がまとめたものです。
| 比較項目 | クレーム・ド・カシス・ド・ブルゴーニュ (IGP認定あり) | クレーム・ド・カシス・ド・ディジョン (IGP認定あり) |
| 一番大きな違いは地域 | ブルゴーニュ地方の指定された広域(コート・ドール県など) | ディジョン市内に限定 |
| カシス品種の規定 | 主要品種: ノワール・ド・ブルゴーニュ ロワイヤル・ド・ナポリ 少なくとも25%は主要品種のいずれかまたは両方の組み合わせ。 主要品種の果実の最低使用量は250g/L この最低量を超えての使用量についての規定あり↓ ・主要品種なら上限なし。 ・補助品種なら主要品種に対して最大30%まで混合可能 | 主要品種: ノワール・ド・ブルゴーニュ ロワイヤル・ド・ナポリ 少なくとも25%は主要品種のいずれかまたは両方の組み合わせ。 主要・補助品種の果実の最低使用量は200g/L この最低量を超えての使用量についての規定はなし。 |
| 添加する糖分量の規定 | 転化糖として450g/L以上の糖分含有量 | 転化糖として400g/L以上の糖分含有量 |
| アルコール度数の規定 | 15%から25%の範囲 | 15%以上 |
| 認定を受けている主な生産者 | 主に少数の小規模生産者 (生産量少ない) | 主に大手メーカー(ルジェなど) (生産量多い) |
以上が違いのまとめになります。
この違いで味の優劣はなく、むしろ生産者の哲学や製法のほうが味わいに大きな影響を与えます。
■クレームドカシスドディジョンのIGP(フランス農業・食料主権省)
■クレームドカシスドブルゴーニュのIGP(フランス農業・食料主権省)
カシス選びで重要なことは、
- ブルゴーニュは、個性的な味わいで流通は不安定(生産量少)
- ディジョンは、王道な味わいで流通は安定(生産量多)
という傾向にあることです。
おうちカクテルでは、まずはレシピ通りに作り、続けていく中で自分好みに調整していくのが基本。
その点、王道の味わいで流通が安定しているディジョンがおすすめです。
”ディジョン”で慣れたら、”ブルゴーニュ”に挑戦。
この流れがおすすめです!
”ディジョン”から始めるなら、
- お手頃な「ルジェ」
- 高級で本格派な「フィリップ・ド・ブルゴーニュ」
がおすすめです。
ぜひチェックしてみてくださいね。
よくある質問(FAQ)
ここではカシスリキュールでよくある質問に回答していきます。
- Qカシスリキュールの甘さは銘柄によって違う?
- A
はい、糖度や酸味のバランスで甘さの感じ方が大きく変わります。
たとえば、フィリップやサトネイは濃厚で甘味が強く、
マスネやレリティエはすっきり軽やかな印象です。
- Qクレームドカシスに「ダブル」や「スーパー」って書いてあるけど何が違うの?
- A
メーカーが果実分や糖度が特に高いことをアピールするための商品名です。
法的規則があるのは、以下の名称です。
■クレーム・ド・カシス
■クレーム・ド・カシス・ド・ディジョン
■クレーム・ド・カシス・ド・ブルゴーニュ
- Qフランス産じゃないと美味しくないの?
- A
必ずしもフランス産が一番というわけではありません。
日本産でもフレッシュ感のある味わいや
、軽めの飲み口を楽しめるものもあるので、
目的や好みに合わせて選ぶのも楽しいですよ!
- Q安いカシスリキュールっておいしくないの?
- A
価格が安くても、用途に合っていれば十分楽しめます。
ただし、安価なものはカシスの果実量が少ないこともあります。
- Q男性でも楽しめる?甘すぎない?
- A
カシスリキュールは「甘いお酒」のイメージが強いですが、
使い方次第でさっぱり系にもシフト可能です!
炭酸やトニックウォーターで割ると爽やかになり、
男性でもちょうどよい「甘すぎない味わい」になります。
- Qカシスリキュールって太る?カロリーは高いの?
- A
糖度が非常に高いため、
カロリーは高めです(約250〜300kcal / 100ml)。
ただし、1杯に使う量は少ない(15〜30ml程度)ので、
飲み方次第で抑えられますよ。
- Qカシスリキュールは開封後どれくらいもちますか?
- A
冷暗所に保存すれば半年~1年は風味を保ちます。
ただし、風味の劣化を防ぐためには、
開封後はできるだけ冷蔵保存し、半年以内に使い切るのがおすすめです。
- Qノンアルコールで代用できるシロップはある?
- A
はい、モナン(MONIN)のカシスシロップが有名です。
カクテル風ドリンクやデザートにも使いやすく、アルコールを控えたい人に最適です。
- Qカシスリキュールはお菓子に使える?
- A
はい、使えます。
カシスリキュールは、チョコレートやベリー系スイーツ、
アイスに加えると香りが引き立ちますよ!
- Qカシスリキュールを料理に使うことはできますか?
- A
はい。肉料理のソースや煮込みに使うと、甘酸っぱい深みが加わります。
特に鴨肉や豚肉との相性が良く、レストランでも使われます。
まとめ
カシスリキュールは、その甘酸っぱい味わいから、初心者から本格派まで幅広く楽しめるリキュールです。
今回ご紹介した銘柄はそれぞれ特徴が異なりますので、ぜひ目的に合わせて選んでみてくださいね。
サトネイ |
ルジェ |
フィリップ |
マスネ |
アラン・ヴェルデ |
エギュベル |
レリティエ |
ヴェドレンヌ |
|
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ロゴ |
|
|
|
|
|
|
|
|
| 味の系統 | 濃厚系 | 濃厚系 | 濃厚系 | すっきり系 | 香り系 | 香り系 | すっきり系 | 濃厚系 |
| 味わい感想 | 甘味・酸味の バランス◎ |
まったりとした 甘酸っぱさ |
濃厚な深い果実味 | 軽やかで 透明感がある |
上品でワイニー | ブルーベリー様の 複雑な果実味 |
しっとりとした 甘さと果実味 |
クランベリー様の 強い酸味と果実味 |
| 価格 | 4150円/700ml | 990円/200ml | 3965円/700ml | 3660円/700ml | 3900円/700ml | 3330円/700ml | 2032円/700ml | 3698円/700ml |
| おすすめ ポイント |
バランス◎ 汎用性の高い |
お手頃で 安く始められる |
プロ御用達 濃厚な果実味 |
爽やかな透明感 場所を選ばない |
ワインのような 上品なカシス |
様々なベリー 複雑な果実味 |
しっとり甘く 伸びのある果実感 |
フレッシュな 酸味・果実味 |
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