【比較表付き】初心者でも失敗しない!ホワイトキュラソーおすすめ銘柄と選び方|カクテルレシピも紹介

リキュール

オレンジの爽やかな香りと風味が魅力のホワイトキュラソーは、カクテル作りに欠かせないリキュールの一つ。しかし、初心者の方にとっては

「どの銘柄を選べばいいかわからない」

「味や甘さの違いがよくわからない」といった悩みも多いはず。

そこで本記事では、ホワイトキュラソーの選び方ポイントをわかりやすく解説するとともに、人気のおすすめ銘柄を比較表付きでご紹介します。さらに、ホワイトキュラソーを使った基本のカクテルレシピもあわせて掲載しているので、初めての方でも失敗なく楽しめます。

この記事でわかること

  • ホワイトキュラソーが何なのか、体系的に理解できる
  • 自分に合ったホワイトキュラソーを選べるようになる
  • 購入したホワイトキュラソーで、すぐにカクテルが作れる

書いているのはこんな人↓

先に選び方を見たい方はこちら

先に銘柄別レビューを見たい方はこちら

先にカクテルレシピを見たい方はこちら

  1. 先に結論|失敗したくない人が買うべきはこれ一択!
    1. なぜコアントローがいいの?|他の銘柄と比較して解説
      1. コアントローは、初心者でも家で本格的なカクテルの味を出せる!
      2. コアントローは【入手しやすい】【安定供給】【お手頃価格】→だから続けやすい!
  2. ホワイトキュラソーとは?特徴と定義
  3. ホワイトキュラソーとキュラソーとの違いとは?
    1. ホワイトキュラソーとオレンジキュラソーの違いは?
    2. ホワイトキュラソーとトリプルセックの違いは?
    3. ホワイトキュラソーとコアントローの違いは?
    4. ホワイトキュラソーとブルーキュラソーの違いは?
  4. ホワイトキュラソーの選び方【甘さ・香り・度数・価格など】
    1. 味わいから選ぶホワイトキュラソー|香り高く甘さ控えめな1本から始めよう
    2. 初心者におすすめなのは、度数が高めで香りが立ちやすいタイプ
    3. 2000〜3000円程度の中価格帯 × 信頼ある大手メーカーの製品が、最もバランスの取れた選択
    4. ホワイトキュラソー選びで失敗しない秘訣は“ミニサイズ”
    5. どこでも買える1本が、初心者の強い味方
    6. 以上を踏まえた、一番のおすすめホワイトキュラソーはこちら!
  5. ただし、明確な好みがあるなら他の銘柄もあり!【比較表つき】あなたに合うホワイトキュラソー診断&レビュー
    1. デカイパー トリプルセック
    2. ソミュール トリプルセック
    3. ジファール トリプルセック
    4. エギュベル トリプルセック オレンジ
    5. ボルス トリプルセック
    6. ルクサド トリプルセック
  6. ホワイトキュラソーのカクテルレシピ【サイドカー・雪国など】
    1. ホワイトレディ
    2. コスモポリタン
    3. 雪国
    4. ポーラーショートカット
    5. サイドカー
  7. カクテル作りに必要な道具
    1. シェーク
    2. ミキシンググラス✖️ステア
  8. ホワイトキュラソーを徹底検証【甘さ・香り・容量・度数など】
    1. ホワイトキュラソーの香りの傾向の比較
    2. ホワイトキュラソーの甘味の比較
    3. ホワイトキュラソーのアルコール度数の比較
    4. ホワイトキュラソーの価格の比較
    5. ホワイトキュラソーの入手のしやすさの比較
  9. よくある質問(FAQ)
  10. まとめ|迷ったらこの1本!

■コアントロー

この記事で一番におすすめするホワイトキュラソーは「コアントロー」です。主な理由は以下の通りです↓

  • 唯一、精油のようなフレッシュ感のある香り!
    柑橘の精油のようなフレッシュ感。香りの複雑さは、頭一つ抜けています。香りで選んでもコレ一択!
  • 度数が高いので香りが立つ!
    度数が高いコアントローは、カクテル向けのホワイトキュラソーです!
  • 本格リキュール。なのに2000円台!
    この完成度でこの価格はコアントローだけ!ブランド力、生産能力、徹底した品質管理のたまもの!
  • ミニチュアボトルで試せる!
    「結局、飲んでみないとわからない」という方は。ミニチュアボトルがあるコアントローを!
  • ホワイトキュラソーの代名詞。いつでもどこでも売っている
    「もう一度買えない」はカクテル練習における大きなロス。おうちカクテルでは最重要項目!

コアントローは、品質・香り・味わい・価格・入手のしやすさ、すべての重要な要素が完璧に揃ったホワイトキュラソーの王道です。

今回、7種類ものホワイトキュラソーを一度にじっくり飲み比べて徹底検証しました。その結果迷ったらこれを選べば間違いなし!自信をもっておすすめします!

ミニチュアサイズ↓

私が16年おうちでカクテルを作ってきて、重要だと思うことはなことは

家にいての本格的な味

手に入りやすく、続けやすいの2点です。

コアントローは、初心者でも家で本格的なカクテルの味を出せる!

ホワイトキュラソーは「味わい」よりも「香り」を活かすリキュールです。実際、使用されるのはジンやウォッカを使ったショートカクテルが中心で、ソーダ割などのロングスタイルは少なめ。

私自身もジンとソーダで試しましたが、甘さが前に出て味がぼやける印象。一方でショートカクテルにすると、スピリッツの繊細さを保ったまま、柑橘の香りが際立ちました。

この経験からも、ホワイトキュラソーは甘さ控えめで、香り豊かな銘柄がカクテル向きだとわかります。

中でもコアントローは、甘さが抑えられ、複雑でフレッシュな柑橘の香りが特徴。乾いた果皮、青い皮、精油のようなニュアンスが重なり、カクテルに奥行きを与えてくれます。甘さが控えめだからこそ、ベーススピリッツの味を邪魔せず、香りだけを引き立ててくれました。

複数銘柄を試した中でも、初心者が家で本格的なカクテルを作るなら、コアントローが最も失敗のない選択だと実感しています。

コアントローは【入手しやすい】【安定供給】【お手頃価格】→だから続けやすい!

おうちバーテンダーに重要な「手に入りやすく続けやすいこと」を分解すると

【入手のしやすさ】【安定供給】【お手頃価格】の3つになります。

【入手のしやすさ】
プロは多銘柄を試して味を追求しますが、家庭では1本をじっくり使いこなすのが現実的。だからこそ、どこでも手に入り、常に安定して買える、その「入手のしやすさ」ことが、カクテル練習の継続に直結します。

【安定供給】
供給が不安定だと、再購入できず練習がリセットされる上、価格が高騰することも。おうちカクテルでは、希少性よりも「いつでも買える安心感」の方が価値があります。実際、プロが使うのもメジャー銘柄ばかりです。

【お手頃価格】
高価なものは継続的に買いにくく、せっかく練習を重ねても再現性が失われてしまいます。安定供給・流通のある「コアントロー」「ボルス」「デカイパー」などが候補ですが──

ボルスとデカイパーは、甘さや香りにややケミカルな印象があり、カクテルのバランスを崩すことも。一方コアントローは、甘さ控えめでビター、香りは圧倒的にフレッシュかつ繊細。プロ・アマ問わず選ばれる理由がそこにあります。

以上の理由より「買いやすさ・続けやすさ・本格的な味わい」のすべてを兼ね備えた1本として、初心者にまずおすすめしたいのがコアントローです。

ホワイトキュラソーとは、オレンジの皮を主原料とした、無色透明のリキュールです。

もともとはキュラソー島原産のリキュールに由来し、オレンジの風味を活かした風味付け用リキュールとして、カクテルやお菓子に幅広く使われています。

ホワイトキュラソーとキュラソーは、どちらもオレンジの皮から作られるリキュールですが、この2つの言葉には明確な違いがあります。

結論、キュラソーは、ビターオレンジの果皮を主原料としたリキュール全般を指す言葉で、

ホワイトキュラソーはキュラソーの一種で無色透明のキュラソーのことです。

またキュラソーの中には、ホワイトキュラソーのほかに、琥珀色のオレンジキュラソーや青色のブルーキュラソーも存在ます。

大まかにまとめると、

キュラソーの中に、ホワイト(無色)、オレンジ(琥珀)があり、ホワイトの中に着色料を加えたブルーがあると考えるとわかりやすいでしょう。

以下はそれぞれの違いについて簡単に解説しています。

ホワイトキュラソーとオレンジキュラソーの違いは主に色合いと風味の特徴にあります。

ホワイトキュラソーは無色透明で爽やかなオレンジの香りを楽しめるのが特徴です。一方、オレンジキュラソーは琥珀色で芳醇なコクを感じるのが特徴です。

これらは、使うカクテルの種類によって使い分けられることが多いです

ホワイトキュラソーとトリプルセックは、広く言えばイコールと思って大丈夫です。

実際にはブランドや製品ごとに幅があり、両者の境界はあいまいなことが多いからです。

細かくは、ホワイトキュラソーは、オレンジの風味が豊かで甘みのあるもの。トリプルセックは、甘さを控えめにした(ドライに仕上げた)ものを指します。

ホワイトキュラソーは、オレンジの果皮を使った無色透明のリキュールの総称です。

一方、コアントローは、フランスの有名なオレンジリキュールブランドのことです。

コアントローは高品質で伝統的な製法によって作られたホワイトキュラソーの代表銘柄として有名です。

ホワイトキュラソーとブルーキュラソーの違いは、色の違いだけです。

無色透明なホワイトキュラソーに青色の着色料を加えたものがブルーキュラソーと呼ばれます。

ブルーキュラソーは、用途や見た目を変えたいときに使われます。

違いはわかったけど、銘柄が沢山あって選べない、、と迷っていませんか?

ここでは16年間カクテルを作ってきた私が、7本のホワイトキュラソー同時に飲み比べて、初心者でも失敗しない選び方のポイントを整理しました。

香りや甘さの違い、価格、度数、入手のしやすさまで、リアルな視点でわかりやすく解説しています!

本格的なおうちカクテルを楽しみたい方、ぜひ参考にしてください。

フレイバーは、フレッシュで香り高く甘さが抑えられている商品を選びましょう。

ホワイトキュラソーは「味わいのリキュール」というよりは「香りのリキュール」

甘さが強いと柑橘の繊細な香りの印象が埋もれやすくなります

そのため、ホワイトキュラソーは、フレッシュで香り高く甘さ控えめな商品を選ぶと失敗しなくなります。

フレッシュで華やかな香りは、カクテルの仕上がりを何段階もあげてくれますよ。

中でもコアントローは、比較した中でもフレッシュな精油の香りが強く感じました!

ホワイトキュラソーは、アルコール度数が40度程度の商品を選びましょう。

ホワイトキュラソーのアルコール度数は、製品によって15%台から40%前後まで大きな幅があります。

一般的には度数が高いほうが、柑橘の香りが立ちやすいと言われています。

ホワイトキュラソーは柑橘の香りが高いほうがカクテルに向いていますので、アルコール度数が40度程度の商品を選ぶと香り高いカクテルを作ることができますよ。

ホワイトキュラソーは、700mlあたり2000円~3000円付近の銘柄を選びましょう

ホワイトキュラソーは、手頃な1000円台から高品質な3000円台以上まで幅広い価格帯があります。

安価な価格帯の商品は、カクテル練習用には向いていますが、香りが香料っぽかったりケミカルポカったりすることがあります。

一方、2000円台以上の格帯は、フレッシュな味わいでプロのバーテンダーが使うことも多いです。

価格が高い=必ず美味しい、ではなく、大切なのは「自分がどういうカクテルを作りたいか」ですが、そうは言っても、初心者には中々ハードルが高いですよね。

なので、コアントロー等の大手メーカーが出している中間価格帯以上の商品を選ぶと、プロも使う価格帯で味わいも安定してますのでおすすめです。

ここまで選び方を提示してきたが、結局は一度飲んでみないとわからないもの。

だから、少量で試せるミニチュアボトルが販売されているメーカーの商品を選びましょう。

大手メーカーのミニチュアは安定感と入手性が高いです。今回はコアントローが該当します

ホワイトキュラソーは、どこでも買える、流通の安定している商品を選びましょう。

もし、その銘柄の流通が不安定で「もう一度買えない」となった場合、

たとえその銘柄が気に入った味でも、作るカクテルの味わいの再現性が失われてしまいます。

また初心者には「売ってないから別のリキュールで代用」というのは難しいです。

代用品の知識がないうちは、思っていた味にならない=失敗体験になりやすいです

そのため、ホワイトキュラソーを選ぶ際は、入手のしやすい定番商品のほうが、続けられて味の制度も上がります。

よってコアントローやボルス、デカイパーなどの流通の安定している商品をお勧めします。

■コアントロー

以上の選び方を踏まえて、この記事で一番にお勧めしている商品は「コアントロー」です

  • 唯一、精油のようなフレッシュ感のある香り!
    柑橘の精油のようなフレッシュ感があるのは、コアントローだけです。香りで選ぶならコレ一択!
  • 度数が高いので香りが立つ
    40度と高いので、柑橘の香りがめちゃくちゃ立ちます!
  • 本格リキュール。なのに2000円台!
    破格です。大手メーカーのブランド力、生産能力、徹底した品質管理のたまもの!
  • ミニチュアボトルで試せる!
    ホワイトキュラソーの代表銘柄だからこそミニチュアがある!少なく試せるのはこれだけ!
  • ホワイトキュラソーの代名詞。どこでも売っている
    これもホワイトキュラソーの代表銘柄だからこそ!おうちカクテルでは最重要項目!

今回の選ぶポイントすべて網羅している商品です。

最初に王道の商品を覚えておくと、教科書のような役割を果たしてくれて、

後々に他の銘柄を買ったときに特徴をつかみやすくなります。

管理者の失敗談

【失敗談】
最初に個性的な高級品を買ったものの、何が良いのかよく分からず…。王道を後から買って学んだ頃には、もう高級品は手元になく、違いを比べられずに買い直す羽目に。苦い思い出です!

ここまで、ホワイトキュラソーの選び方とおすすめ銘柄をご紹介しました。

しかし、あなたの好みや用途がはっきりしているのであれば、自分に合う完璧な一本を購入するのもあり!

↑の比較表を用いれば、甘さや香りなどの特徴を一目で比較でき、あなたに最適なホワイトキュラソーを見つけることができます。

比較表で目星をつけてから、次で紹介している各銘柄の特徴を見れば、深いレベルで自分に合うかどうか判断できますよ。

オレンジジュースのような甘味、安く始めたいという方におすすめ

オランダの老舗リキュールメーカー。柔らかなオレンジの香りとしっかりした甘みが特徴。価格が手頃で入手しやすく、初心者にも人気。

味わいは、オレンジジュースのような印象があり、少しお菓子っぽい甘さが残りました。

価格はかなり抑えられているので、安く始めたいという方にはおすすめの商品。

甘いスイートカクテルオレンジジュースを使うカクテルでは、持ち前の甘さとオレンジジュース感が相性良く美味しく作れます。

管理者の感想

個人的には、甘いカクテルや甘いニュアンスをつけたいときに使うのが良いと思います!

柑橘系の果皮の爽快さと果肉のジューシー感の両方ほしい方。

ひかえめなフレイバーを探している方。はおすすめ

ドーバー社が輸入するフランス産のトリプルセック。公式には「エレガントなオレンジの香り」と、カクテル用としてバランスの良さが評価されています。

味わいは、柑橘の果皮・果肉どちらもするが、控えめといった感じ。

ソミュールが持つ軽くて乾いた感じの甘い香りの影響もあり、口につけた時、粉砂糖がむわッと纏うような甘い香りがします。

カクテルに使えば、甘い香りが立ち上るフレイバーを作れます。香りのバランスを取りつつも、甘い芳香を纏わすかくてるを作るならおすすめです!

管理者の感想

個人的には、カクテルとお菓子の中間。香りが程よいので、他の材料とのバランスをそこまで気にしなくてよいのが利点だと感じました!

柑橘の果皮の爽快さと上質で、かつ後に残らない甘さを求める方はおすすめ

1885年創業のフランスの老舗。公式サイトでは「ビター&スイートなオレンジピールを使用し、ドライな仕上がり」

バーテンダーからの信頼も厚く、プロの現場でも使用されています。

香りは、柑橘の果皮を強く感じます。味わいは、口に含んだ時は柑橘の豊かな香りとリッチな甘味を感じます。

しかし、甘味は早めにスッと消えてドライな余韻が残る大人な味わい。

これは、ジファールの糖度とアルコール度数が高いために、甘さが舌に残りにくく、揮発して引いていく印象を与えるから。

まさにトリプルセック(三倍辛い)がピッタリの味わい。

甘さが後に残らないので、非常に使いやすいホワイトキュラソーです。やはりプロの現場でも使用されるだけありますね!

管理者の感想

正直、ビターはあまり感じませんでした。それよりも、甘さの引きに驚きました。まったり残らずスッと消える上品な甘さが非常に心地よく、出来上がるカクテルを上品・上質にしてくれる印象があります!

オレンジのジューシー感を前面に出すカクテルを作りたい方はおすすめ

フランスの伝統的リキュールメーカー。エギュベルトリプルセックは公式より「果皮由来のビターオレンジの香りと、バランスの取れた甘み」とされています。

香りは、フレッシュなオレンジの果肉感。味わいもオレンジのジューシーさを感じ、甘めな印象。

どこかポカリスエットのような香りがしました。どのホワイトキュラソーよりもオレンジ!っという感じ。

カクテルでは、フレッシュフルーツと合わせるレシピに相性良く感じました。特にオレンジと合わせれば、抜群に香り高いカクテルができますよ!

管理者の感想

「作り物っぽい」と言われることもあるエギュベルですが、私は真逆の印象を持ちました。
7本を同時に飲み比べたからこそわかったのですが、エギュベルはみずみずしいオレンジの果実をそのままかいだような、フレッシュで自然な香りが特徴的でした。
単体で飲むのと、比較しながら味わうのでは、まったく印象が変わりますね!

安く始めたい、かつ様々なカクテルに応用が利くものを探しているという方はおすすめ

1575年創業、世界最古の蒸留所ともいわれるオランダの名門。

公式HPでは「オレンジピール由来のクリアな香りとすっきりした味わい」とされています。

香りは、柑橘の果皮の香りで、それと同じくらいアルコール感がキリッと香ります。

味わいはドライでシャープな印象があり、そっと柑橘の果皮が香る、というような感じ。

若干ケミカルでお菓子っぽい雰囲気があります。デカイパーよりはお菓子感は薄め。

これはデカイパーと比較して果皮感が強くドライに仕上がってるのでそのように感じたのかもしれません。

ボルスは糖度も控えめでドライなので、デカイパーよりは、ドライなカクテルとも相性良いです。甘さが控えめなことが影響しているんだと思います。

値段もお手頃のため、安くから始めたい人にはおすすめの商品です。

管理者の感想

ボルスは、どこの酒屋でも売っていて揃えやすいのが魅力。価格も安価なため始めやすいのも魅力ですね。購入するときは、ボトルの見た目がカカオホワイトと似ているので注意!

他とは違うホワイトキュラソーが欲しい。自然派なカクテルを作りたいという方はおすすめ

イタリアの老舗ルクサルド社による製品。公式に「オレンジピールの華やかな香りと複雑な甘み」がうたわれ、芳醇かつ奥行きある味わいが魅力とされています。

香り、味わいともに他のホワイトキュラソーとは大きく違います。自然というか湿った木のような香りがします。結構アタックも強めです。

しかし、不思議なことに、カクテルにすると独特さはあまり感じなくなります。フレッシュ感とアタックの強さは残るので、フレッシュで力強いカクテルを作りたいときはおすすめです

管理者の感想

他にはない自然派なホワイトキュラソー。初心者向けではなく、通向け商品かなと思いました!

せっかくホワイトキュラソーを買ったなら、本格的なカクテルを作ってみませんか?

ここからは、16年作ってきた私が、ホワイトキュラソーを使うカクテルレシピを厳選してご紹介してきます。

ひと口で、心まで凛とする。美しさが香るカクテル

作り方


ジン30ml
ホワイトキュラソー15ml
レモン15ml

全てをシェークしてグラスに注いだら完成!

オレンジの甘さとレモンの酸味、ジンのドライさが絶妙に調和し、すっきりとした飲み口が魅力のカクテル。

華やかな香りと上品な味わいで、女性的な名前の通りエレガントな一杯です。ジンベースの代表的なカクテルです。

ジンが主役のカクテルなので、ジンにこだわるとさらに本格的な味わいに仕上がりますよ違いが気になる方はこちらで徹底比較しています↓

さらにレモン果汁も意外と大切。ストレート果汁はおうちカクテルの強い味方です。たくさん種類がありますので迷ったときはこの記事を参考に↓

ジンを余らせる前に、簡単でおいしいレシピを知っておきませんか?初心者でも簡単に美味しくできるものばかり厳選して載せています↓

都会の夜に、ピンクの魔法を

作り方


ウォッカ30ml
ホワイトキュラソー15ml
クランベリー15ml
ライム1tsp

全てをシェークしてグラスに注いだら完成!

フルーティーで甘酸っぱく、爽やかな飲み口が特徴のカクテル。

ピンクがかった美しい色合いも人気で、女性を中心に親しまれています。セックスアンドザシティでも話題になりましたね!

スタイリッシュで洗練された印象があり、飲みやすさと華やかさを兼ね備えた、モダンなショートカクテルです。

普段カクテルを作らない人にとってはクランベリージュースって選び方が難しいです。迷ったときにはこちらをご参考に↓

カクテルではライム果汁もよーく使います。レモン果汁同様にたくさんの銘柄がありますので迷ったときはこの記事を参考に↓

ウォッカを余らせる前に、簡単でおいしいレシピを知っておきませんか?初心者でも簡単に美味しくできるものばかり厳選して載せています↓

雪のように静かでやさしい酔い心地

作り方


ウォッカ30ml
ホワイトキュラソー20ml
ライム10ml
グラニュー糖適量
緑マラスキーノチェリー1個

全てをシェークして、砂糖を縁に付けたグラスに注ぐ。チェリーを飾って完成!

口に付けた瞬間に砂糖の甘さが心地よく、その後ウォッカの透明感のある味わいが続きます。

グラスの縁のスノースタイルが美しく、まさに名前の通り「雪の国」をイメージさせる一杯。

シンプルながら計算されたバランスで、多くのカクテルファンに愛されている定番カクテルです。

コペンハーゲンと東京を結ぶカクテル

作り方


ダークラム30ml
ホワイトキュラソー20ml
ドライベルモット50ml
チェリーヒーリング10ml

全てをミキシンググラスでステアしてグラスに注いだら完成!

コペンハーゲンと東京を結ぶ空路が誕生したことを記念して作られたカクテル。

ラムのコクにベルモットのドライ感、ホワイトキュラソーの柑橘の香り、チェリーのまろやかな甘みが折り重なり、複雑で奥行きのある味わいが広がります。

しっかりとした飲みごたえがありながらも後味はすっきり。バー通にも人気の、大人の雰囲気漂う一杯です。

ラムを余らせる前に、簡単でおいしいレシピを知っておきませんか?初心者でも簡単に美味しくできるものばかり厳選して載せています↓

ドライベルモットを変えると味わいも変わります。色々な種類を試してみるのも面白いですよ。違いが気になる方はこちらで比較しています↓

黄金比で生まれた大人のカクテル

作り方


ブランデー30ml
レモン15ml
ホワイトキュラソー15ml

全てをシェークしてグラスに注ぎ、グラスに注いだら完成!

シャープな酸味と上品な甘さが絶妙に絡み合い、口に含んだ瞬間に広がる柑橘とブランデーの芳香が魅力です。

気品がありながらも芯のある味わいで、特別な時間を引き締めてくれる一杯です。まさに“大人の洗練”を体現したカクテル。

サイドカーの使い方をさらに詳しく知りたい方はこちら↓

ブランデー関連の記事が他にもあります。ご興味ありましたら↓

これらのカクテルを作るには、シェーカーやミキシンググラス、バースプーンが必要になります。

ゆったりした夜に、

自分だけの優雅なバータイムを楽しんでみては?

でも、いざ道具を揃えようとすると、その種類の多さに圧倒されて「どれを選べばいいの?」と立ち止まってしまうかもしれません。

ご安心ください!

カクテル作り初心者さんでも「これさえあれば間違いない!」と自信を持っておすすめできる「ハズレなしの必須アイテム」を厳選してご紹介します。

これを読めば、あなたも今日から自宅バーのマスター!

シェークは、カクテルを作る基本技法のひとつで、シェーカーと呼ばれる専用の器具に材料と氷を入れ、勢いよく振って混ぜ合わせる方法です。

シェーカーは様々なメーカーが販売していますが、安価なシェーカーを買うと噛み合わせが悪かったり爆発したりすることがありますので、大手のメーカーでメジャーなものを購入することをおすすめします。

バースプーンはシェークする前に軽く混ぜて味見をするときに重宝します。長めのものが扱いやすいのでおすすめです。

BIRDYの商品は非常に高品質ですが価格も高め。そのため、コスパを重視する方には以下の記事で紹介している他の選択肢もおすすめです。迷ったときはこの記事を参考に↓

ミキシンググラスという大きめのグラスに材料を入れて混ぜ合わせる手法です。ミキシンググラスを買う時は、ストレーナーもセットで購入しましょう。

ストレーナーは、ミキシンググラスからカクテルグラスに注ぐ際、ミキシンググラスに蓋をする道具です。

ホワイトキュラソーと一口に言っても、銘柄によって甘さや香り、アルコール度数、ボトル容量などの特徴は実にさまざま。

カクテルの仕上がりや使い勝手にも大きく関わるポイントだからこそ、しっかり比較して選びたいところです。

ここでは、代表的なホワイトキュラソーを実際に比較し、それぞれの違いを項目ごとにわかりやすくまとめました。

「どれを選べば失敗しない?」「甘さ控えめな1本は?」「香りが強いのは?」といった疑問に答えるためのリアルなレビューと考察をお届けします。

【比較銘柄】
■コアントロー
■ボルス
■ルクサド
■エギュベル
■デカイパー
■ジファール
■ソミュール

【比較項目】
■香りの傾向
■甘味度
■アルコール度数
■価格
■入手のしやすさ

結論、香りの傾向は果皮系と果肉系(果汁系)にわかれました。

果皮系は爽やかでドライな印象があり、果肉系はまったりとスイートな印象を感じました。

この香りの違いは、果皮系はビターオレンジ(セビリアオレンジ)の乾燥果皮の香りを立たせたものが多く、

果肉系は果皮だけでなく、果汁やフレーバー、場合によっては香料を使っているからではないかなと思いました。

以上より、オレンジの皮のような爽やかさを重視するなら果皮系、甘みやジューシー感が欲しいなら果肉系がおすすめです

系統香りの主軸主な銘柄傾向(甘さ・香り)
果皮系ビターオレンジの皮コアントロー、ジファール、ボルス爽快・ドライ寄り
中間型皮と果肉の中間ソミュール控えめでバランス型
果肉系熟した果実、香料系デカイパー、ルクサルド、エギュベル甘め・ジューシー

糖度はBrix計で計測(筆者による実測)

結論、実測値(糖度)と官能評価(感じた甘さ)の順位が一致しませんでした

それもそのはず、甘さは糖質の量だけでは決まりません。

酸味や苦み、香りの種類、粘度などにより、甘味の感じ方は異なるからです。

ただし、甘い中でも「爽快感があるのか」「まったりと甘いのか」の違いはありました。

果皮系のものは甘くても後を引かない果肉系は甘さが残るものが多かったです。そのため、ドライなカクテルでは果皮系、スイートなカクテルでは果肉系と使い分けるのもよさそうです。

銘柄実測糖度(高→低)官能甘さ(甘く感じた順)官能甘さの結果を考察
エギュベル404位(中間)糖度が高くても、オレンジのフレッシュ感があるので、甘さ控えめに感じた
ルクサルド39最後(最も甘く感じない)甘さの種類が他の商品と全く違うので、正直比べられなかった。
ジファール383位甘さが強いがスッと引く。官能甘さでは、最初の甘さを評価した
ソミュール372位舌で感じた甘さだけでなく、香りにも甘さを感じたことが大きい
デカイパー351位(最も甘く感じる)甘さが結構残る感じ。香りも加糖オレンジジュースのようなので相乗効果
コアントロー346位最後にビターな果皮の香りが来る。これにより甘さ控えめに感じた
ボルス335位デカイパーと同じような甘さではあるが、果皮のさっぱりとした香りにより、甘さを控えめに感じた

結論、アルコール度数は40%の商品が多かったです。

度数が低い商品は、低価格で飲みやすいものが多く、度数が高い商品はプロ向けの香り重視の銘柄が多い傾向にありました。

これは、カクテルに使う際に他の材料に負けないように度数を揃えているからだと思います。

そのため、ホワイトキュラソーはジン等の高アルコールをベースにしたショートカクテルが多いです。

実際に作ってみても40度のホワイトキュラソーで作るほうが、香りが立つような印象があります。

なので初心者の方こそ、度数の高いホワイトキュラソーがおすすめです。

銘柄度数傾向・特徴
デカイパー20%最も低い。初心者や家庭向け、価格重視。糖分多めで「お菓子感」あり。
ボルス38%カクテル用として香味バランスを保ちつつ、ややマイルド。やや甘めで果皮感もあり、使いやすい中間的な設計。
ルクサルド39%高めだが、甘味とのバランスで”生っぽさ”を感じやすい。イタリアの独特なリキュール文化が反映。
コアントロー40%高アルコールで香りが際立つプロ仕様。ドライ設計で「揮発性の高い香気」が前面に。
ジファール40%甘さと香りのバランスが秀逸で、ドライ寄り。プロ向け。
エギュベル40%ドライで高香気。オレンジの香りを活かしたいカクテル向け。
ソミュール40%香りも甘さもバランス志向。プロと家庭の中間を狙った印象。

結論、価格帯は3つにわけることができました。

【安価層(〜2,099円)】
■ボルス
■デカイパー

【中間層(2,100〜2,999円)】
■ルクサルド
■ソミュール
■コアントロー

【高級層(3,000円〜)】
■ジファール
■エギュベル

価格が高いほど美味しい、というわけではありませんが、

安価層のものは甘味が若干ケミカルな印象を受けます。甘いカクテルには相性が良いですが、ドライなカクテルだと調節が難しいです。

中間層のものだとケミカル感(お菓子感)はなく、ドライなカクテルにも相性が良いです。

そのため、あえて高級層をかわなくても十分においしいカクテルが作れます。よって初心者は中間層のものから選ぶのがおすすめです。

結論、入手しやすい商品は「コアントロー」「ボルス」「デカイパー」です。

そのほかの商品は、店頭で見かけることは少ない商品です。Amazon等の通販ならどの商品もそろいます。

やはり、大手メーカーの商品は、酒屋が扱いやすい「認知度」「価格帯」「販促力」が揃っており、一般流通に強いですね。

おうちカクテルにおいて、入手しやすさは非常に重要な要件になります。

定期的に購入できる商品であるからこそ、味わいを追及できたり、いつもの味で安心することができますよね

Q
ホワイトキュラソーを代用することはできますか?
A

ホワイトキュラソーは代用可能ですが、風味や甘さに違いが出るため注意が必要です。オレンジの皮やジュースで近づけることもできますが、完全な代用は難しい場面もあります。

Q
ホワイトキュラソーの保存方法や使用期限は?
A

ホワイトキュラソーは直射日光や高温を避け、涼しく暗い場所で保存しましょう。開封後も風味を保つためにしっかりキャップを閉め、冷蔵庫保存は必須ではありません。賞味期限は未開封で約3〜5年が目安です。

Q
ホワイトキュラソーのカクテル以外の使い方は?
A

ホワイトキュラソーはカクテル以外にも、洋菓子の風味付けや焼き菓子のしっとり感アップ、ソースやマリネの隠し味として活用されます。フルーツやクリーム系のデザートにもよく合います。

ホワイトキュラソー選びに迷ったら、まずは【コアントロー】を手に取ってみてください

クセのない爽やかな柑橘香と、甘すぎない上品な味わいは、プロのバーテンダーから家庭のカクテル愛好家まで幅広く支持されています。

アルコール度数40%としっかりしていながら、カクテルの風味を邪魔せず引き立てるのが魅力。

サイドカーやホワイトレディ、マルガリータといった王道カクテルでもよく使われており、1本あるだけでレシピの幅が一気に広がります。

はじめてのホワイトキュラソー選びに失敗したくない方には、まさに鉄板の1本です。

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