「カクテルを作ってみたいけど、何から手をつければいいのかわからない、、」
と思ったそこのあなた!
「4つの技法」を覚えるだけでほとんどのレシピが作れるようになりますよ!
ここではカクテル作りで欠かせない「4つの技法」、用いるレシピまで幅広く載せていますのでこの記事をみるだけで本格カクテルが作れるようになります!
カクテルで主に使われる4つの技法
カクテルには4つの技法があります。このたった4つの技法を知ればカクテル作りで困ることはなくなります!
①ビルド|1番簡単!グラスに材料を入れて混ぜるだけ
ビルドとは氷の入ったグラスに材料を入れて混ぜるだけの技法のことです。
飲むグラスで直接作るので洗い物も少なくて済みます。簡単な技法なので初心者でもおすすめですよ。ビルドは大勢に振る舞う時サッとつくれるので場の雰囲気を壊すことなくスマートに振舞えますよ。
ビルドで使用する道具はメジャーカップとバースプーンです。
◼️メジャーカップ
お酒や割材(ジュースやソーダ等)を計量するときに使います。中でもメモリが内部にもついているものがおすすめです。中でもこの商品は45、30、15mlを網羅しているのでこれ一つ持っておけばOKです。
線横にml数が書いてあるのもポイント!記載がないと「これは何mlだったっけ?」となります(あるある)
◼️バースプーン
バースプーンは材料を混ぜ合わせるときに使うカクテルには欠かせない必須アイテムです。おすすめの商品は、プロの愛用者も多い「BIRDY」です。使いやすさ、バランスが完璧で最上級に使い心地が良いです。価格は7000円ほどと高価ですがその価値は十分にあります。特に予算を設けていない方はBIRDYおすすめです。
「もう少しお手頃なので試しに使ってみたい」という方はバースプーンの特設記事でお手頃アイテムも紹介しています↓
メジャーカップとバースプーンは計量カップやマドラーで代用可能です。しかしこの二つのアイテムは4つの技法全てで使用するものになりますので、皆いずれは購入するものになります。あなたが今後もカクテルを作るなら自分に合ったアイテムの購入をおすすめします。
管理者も最初はマドラー等で代用していましたが、結局メジャーカップとバースプーンを使っています
◼️バースプーンの特設記事
バースプーンの購入で失敗したことありませんか?また「初めて買うバースプーンで失敗したくない、、」という方にバースプーンの失敗しない選び方をご紹介しています
ビルドで作るカクテルをご紹介!
ジントニック
どのオーセンティックバーでも店の味を追求するカクテル。あなたもお家カクテルで最高のジントニックを完成させてみませんか?
ジンのハーバル感とライムのさっぱり感の相性抜群!
●ジン30ml
●ライム15ml
●トニックウォーター適量
全てをグラスに注いで混ぜ合わせたら完成!
自分で作ると居酒屋でのジントニックとは一線を画す美味しさになります。誰もが知っているカクテルだからこそ人に振る舞う時、そのおいしさに驚いてもらえるカクテルなんです。
〜よりオーセンティックに〜
ライムをフレッシュのものにすると華やかで香り高いジントニックが作れます。フレッシュライムは個体差があるので酸味の強さに応じて加糖しましょう。ただしガムシロップは雑味が出ることがあるのでおすすめしません。
そんなカクテルへの加糖はカリブシロップがおすすめです。100%サトウキビ天然糖液で上品で雑味のない味わいです。プロでも使用する商品ですので安心して使うことができますよ。値段もお手頃ですよ
◼️カクテルに使用する材料
◼️ストレートライム果汁おすすめ5選!
おうちで作る際に毎回フレッシュライムを買うのは効率的にも経済的にも微妙です。そんなホームバーテンダーの強い味方は「ライム果汁」。その中でも素材の香りや味を感じられるストレート果汁がおすすめです。あなたが使うライム果汁、こだわってみませんか?
◼️トニックウォーターおすすめ10選!
ジントニックはジンよりもトニックが圧倒的に多くの割合を占めています。より良いトニックウォーターを選ぶことでカクテルのレベルも底上げされます。ここではプロでも使う本格トニックウォーターを比較していますので自分に合う商品がきっと見つかりますよ↓
カシスオレンジ
二つの材料を混ぜるだけ!実はとっても濃厚な味わいのカクテルなんです!
オレンジとカシス酸味と果実の甘みを感じる飲みやすい味わいです
●ドメーヌ サトネイ(カシスリキュール)30ml
●オレンジ(市販の濃縮還元100%ジュース)180ml
全てをグラスに注いで混ぜ合わせたら完成!
居酒屋の飲み放題メニューでよく見かける「カシオレ」。スイスイ飲めてジュースのような味わいですよね。実はとても濃厚で果実味溢れる味わいなんです!気になる方は、レシピ通りにぜひ作ってみてください。
カシスリキュールはルジェ社のものが有名ですが、おすすめなのは「ドメーヌ サトネイ」です。ルジェに比べて値段は高いですがワインを思わせるような果実味を感じらる1本です。初めて飲む方はその完成度に驚くこと間違いありません。もちろんカクテルに使えば上質な味わいに仕上がります。
◼️失敗しないリキュール選びをご紹介しています↓
リキュールの中には使うレシピが少なく「一度使ったきり捨てた、、」という失敗をしてしまう方多いのではないでしょうか?そんな失敗を避けれるよう、汎用性の高く美味しい銘柄を紹介しています↓
②ステア|酒の風合いを生かした作り方!
ステアとはミキシンググラスと呼ばれる大きめのグラスに材料と氷を入れて混ぜ合わせる技法のことです。混ざりやすいもの同士を合わせたい時やお酒の風合いを残したいときに重宝する技法です。
ステアに必要な道具は「メジャーカップ」「バースプーン」「ミキシンググラス」「ストレーナー」です。
◼️メジャーカップ、バースプーン
メジャーカップとバースプーンは計量カップやマドラーで代用可能ですが、この二つの商品はビルドやステア、シェーク、ブレンド全ての技法で使用します。いずれ必要になる商品ですので買って損はありませんよ!
◼️ミキシンググラス
この大きなグラスで材料を混ぜ合わせてカクテルを完成させます。ミキシンググラスの選び方は「素材」「重さ」「口径」「底の厚さ」を見ると失敗する可能性が低くなりますよ。
◼️ミキシンググラスの選び方を詳しく知りたい方はこちら↓
「素材」「重さ」「口径」「底の厚さ」のポイントやおすすめの商品を紹介しています。ミキシンググラスは買い替えることがほとんどないので知識をつけてから適切な商品を購入しましょう
◼️ストレーナー
カクテルグラスに注ぐ際、ミキシンググラスから氷が飛び出ないようにする蓋のことを「ストレーナー」と呼びます。ミキシンググラスを購入するならセットで買っておきましょう。基本的にはどの大きさのミキシンググラスでも収まるようにサイズ設計されています。
ステアで作るカクテルをご紹介!
マティーニ
カクテルの王様です。材料はシンプルですが奥がとても深いカクテルです。極め甲斐あり!
ジンのジュニパーベリー感とベルモットのハーヴァル感。どっしりしたドライな味わいのカクテルです
●ジン45ml
●ドライベルモット15ml
ミキシンググラスに材料を入れてステア。カクテルグラスに注いで完成!
ジンの分量が多いカクテルなので、ジンのフレイバーがカクテルに影響を与えます。まずは自分の好きなジンで作ってみてはいかがでしょうか?
お気に入りバーと同じジンを使ってみるのも面白いですよ!味が少し近づきます!
初めて作るなら「タンカレー ロンドンドライジン」がおすすめです。ガツンとキレのある味わいに柑橘の香りがある王道のロンドンドライジンです。オーセンティックバーのプロでも愛用者が多く信頼できる一本です。
◼️写真で使っているジンはこちら
シップスミス:No.10=3:1ほどで作ってみました。まろやかでコシのある味わいとジュニパーベリーが香るロンドンドライなキレ味を感じられるマティーニが作れました
マレーネ・デート・リヒ
色味がとっても綺麗で上品な通向けのカクテルです。
甘み苦味、ハーヴァル感、柑橘香の全てが混ざり合うとても大人で上品なフレイバーです。度数は高いです。
●ウォッカ60ml
●カンパリ1tsp(バースプーン1杯分)
●ブルーキュラソー1tsp
●パルフェタムール1tsp
ミキシンググラスに材料を入れてステア。カクテルグラスに注いで完成!
ウォッカをベースとしながら、さまざまなニュアンスを感じられるカクテルです。レシピ難易度は高めでバランスの難しいカクテルですが、挑戦してみませんか?
美味しく作るコツは雑味の少ないウォッカを選ぶことです。一般的にウォッカは製法過程の蒸留回数が多いほど雑味が少ないです。しかしその分高価になりがちで5000円や10000円を超えるものも存在します。
初めて買うなら特に「手頃で雑味の少ないウォッカがほしい!」と思いますよね。そんなあなたには「アブソリュートウォッカ」がおすすめです。雑味がなくクリアな味わいなのに1500円ほどで買えて経済的です。基本これ一本あればどんなカクテルでもそれなりに満足するものが作れますよ。
「予算はない!とにかく本格的なカクテルを作りたい!」という方は、プレミアムウォッカを1本持っておくことをお勧めします。高級には高級なりの理由があります。プレミアムウォッカを使えばカクテルの質もグンと上がりますよ!
↓こちらでプレミアムウォッカの選び方も紹介しています
◼️「マレーネデートリヒ」その他の材料はこちら↓
パルフェタムールの紫色について:パルフェタムールは濃紫色が特徴のリキュールです。しかし最近はピンク色のパルフェタムールが増えておりカクテルの色が薄桃色になってしまうことがあります。メラーナー社のものは濃紫色なのでカクテルレシピ本通りの綺麗な色のカクテルを作れますよ(2024.12現在)
③シェーク|カクテル作りの醍醐味!
シェークとは、シェーカーに材料と氷を入れて振ることで急速冷却する技法です。混ざりにくいものをカクテルにする時やまろやかな味わいを作りたい時に選択されます。
シェークに必要な道具は「メジャーカップ」「バースプーン」「シェーカー」になります。
◼️メジャーカップ、バースプーン
メジャーカップとバースプーンは計量カップやマドラーで代用可能ですが、この二つの商品はビルドやステア、シェーク、ブレンド全ての技法で使用します。いずれ必要になる商品ですので買って置いて損はありませんよ!
◼️シェーカー
シェーカー選びには「素材」「形状」「容量」などさまざまな要素があります。中には初心者が扱うにはコツがいる難しいタイプも存在します。
「とにかく失敗しないシェーカーが欲しい!」という方はBARDYを購入しておけば間違いありません。他の商品と比べると高級品ですが、プロでも愛用者がいるほどで初心者が使ってもまろやかに仕上がる最強シェーカーです。
◼️「他のタイプのシェーカーをみてから決めたい!」という方はこちら↓
シェーカーによっては振り方にコツがいるものもあります。買って失敗した、、ということがないように主要なシェーカーをまとめた記事があります
シェークで作る代表的なカクテルをご紹介!
ホワイト・レディ
ジンベースの王道カクテル。ジンベースのカクテルの中でも超有名カクテルです。
スッキリ飲みやすい味わい。柑橘系の香りも華やかに香ります
●ジン30ml
●ホワイトキュラソー15ml
●レモン15ml
全てをシェーカーに入れてシェークしグラスに注いで完成!
ショートカクテルの基本とも呼べるような
ベース(ジン)➕リキュール(キュラソー)➕割剤(レモン)
というレシピです。レシピの基礎を掴むためにもおすすめのカクテルですよ。
強くて飲みにくい時は、リキュールの割合を増やすと飲みやすくなります!
ダイキリ
ラムベースでの王道カクテル。ラムベースでの超有名カクテルです。
ラムの柔らかい風味と砂糖のまろやかさ、ライムの酸味がさっぱりさせてくれます。
●ホワイトラム45ml
●ライム15ml
●シュガー1tsp
全てをシェークしグラスに注いで完成!
ラムが好きなら絶対に作るカクテルです。ラムの芳醇な香りと粉糖のやさしく立ち上がる香りが奥深いフレイバーです。
ダイキリはラムが味わいの決め手になります。そのためラム選びが非常に重要です。ここではダイキリを美味しく作れるラムを2種類紹介します。
◼️バカルディ ホワイトラム
こちらは「ラムと言ったらコレ!」という王道のバカルディ社のラム。オーセンティックなバーでも使う超定番商品。価格も手に取りやすいです。ラムの基本の味わいを覚えたい方はこちら一択でしょう。
◼️プラントレイ ホワイトラム (プランテーション)
こちらはブランデーのような上品な飲み口が心地よいホワイトラム。このメーカーは数々の賞をい受賞するほど定評があります。ラム独特の香りが苦手な方はこちらのラムがおすすめ。
◼️その他の材料↓
④ブレンド|フルーツカクテルやフローズンカクテルに!
ブレンドとはブレンダーを使用して作る技法のことです。フルーツカクテルやフローズンカクテルを作るときに使用する方法です。
必要な道具は「メジャーカップ」「バースプーン」「ブレンダー」です。
◼️メジャーカップ、バースプーン
メジャーカップとバースプーンは計量カップやマドラーで代用可能ですが、この二つの商品はビルドやステア、シェーク、ブレンド全ての技法で使用します。いずれ必要になる商品ですので買って置いて損はありませんよ!
お家カクテルにおけるブレンダーは「小サイズ」「粉砕能力」「消音機能」をみて選びましょう。
サイズに関しては本体だけでなく容器のサイズも気にすると良いでしょう。お店ではないので1人、2人分作れれば問題ないサイズを選びましょう。
基本的に晩酌で使うのでうるさいとご近所トラブルになる可能性があるので小音機能がついていると良いです。カクテルには氷を粉砕して作るフローズンタイプもあります。なので氷の粉砕に対応しているブレンダーを選んでおきましょう。
ブレンドで作るカクテルをご紹介!
生パイナップルモヒート
フレッシュなパイナップルとミントを合わせれば、グラスを近づけただけでガツンと香りが広がりますよ
パイナップルとラムのトリピカル感が最高!ミントで後味スッキリです
●ラム
●フレッシュパイナップル
●ライム
●粉糖
●ソーダ
●フレッシュミント
ラムとパイナップルをブレンダーにかけてグラスに注ぐ。粉糖とライム、ミントいれて氷を加えかき混ぜる。_★
ソーダは何回かに分けて注ぎ全体が混ざったら完成。上にミントを飾っても良しです
ガツンと香るフレッシュパイナップルとミントが特徴の贅沢モヒートです。パイナップルは甘味や酸味の個体差がありますので、適宜ライムや粉糖で調節します。
★の段階で酸味甘味濃いめに作っておくとソーダでアップした時にちょうど良くなりますよ!
まとめ
ここではカクテル作りで主に使われる「4つの技法」について紹介しました。
この4つを知っておけば、レシピ本をみただけでカクテルの全体像が掴めるようになります。
「どんなレシピ本を選んで良いかわからない、、」といったあなたに失敗しないカクテル本を紹介しています。ご参考まで
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