日坂屋で飲んだ、ある日のモスコミュール。
作り方さえ知っておけば、”バーで飲むモスコミュール”が”自宅でも”作れます!
しかし、

「作り方がわからない…」
「何を用意すればいいの?…」
「美味しいモスコミュールを家でも作りたい!」
と不安や疑問を持たれる方も多いのではないでしょうか?
ここでは、カクテルを”年間720杯以上”作っている筆者が、
”失敗しない!モスコミュールの作り方”を紹介します!

本記事では
など”幅広く網羅”しています
「モスコミュールってこんなに美味しかったの?」
そんな驚きがある一杯をぜひ体験してみてくださいね!
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モスコミュールとは?

モスコミュールとは
- ウォッカ
- ジンジャービア(またはジンジャエール)
- ライムジュース
この3種を混ぜて作ったカクテルのことです。
爽やかな辛口のジンジャーとライムの酸味が調和し、キリッとした飲み口が特徴。
アルコール度数はおよそ10%前後と比較的飲みやすく、カクテル初心者にも人気の定番レシピです。
モスコミュールは定番カクテルのため、ほかのレシピと混同されがちです。
ここでは、その特徴と味の違いをわかりやすく整理して紹介します。
「モスコミュール」と「モヒート」の違いは?

モスコミュールとモヒートはどちらも爽やか系カクテルですが、
- ベースのお酒
- 香り
- 味わい
など大きく異なります。そのため
- 「刺激を楽しみたい」→モスコミュール
- 「爽やかな南国気分を楽しむ」→モヒート
のように、気分の違いで楽しむのも面白いですよ。
| 比較項目 | モスコミュール | モヒート |
|---|---|---|
| ベース | ウォッカ | ラム |
| 副材料 | ジンジャービア+ライム | ミント+ライム+ソーダ+砂糖 |
| 香り | ジンジャーとライムの刺激 | ミントとライムの清涼感 |
| 味わい | スパイシーでキリッと辛口 | ミント香る甘く爽やか |
「居酒屋」と「バー」のモスコミュールの違いは?

同じモスコミュールでも、居酒屋とバーでは
- 使用する材料
- 作り方
- 提供スタイル
などにより「香り」や「味わい」が大きく異なります。そのため、
- 「手ごろで安くゴクゴク飲みたい」→居酒屋
- 「じっくり味わいに向き合いたい」→バー
と使い分けると注文時の失敗を避けることができます。
| 比較項目 | 居酒屋のモスコミュール | バーのモスコミュール |
|---|---|---|
| ベース | ・お手頃なウォッカ | ・高品質なウォッカ |
| 副材料 | ・ジンジャーエール ・濃縮還元ライム | ・ジンジャービア ・生のフレッシュライム |
| 香り | ・香りは弱め ・甘いジンジャーの香り | ・香り高い ・ライムとジンジャーの刺激 |
| 味わい | ・甘くてマイルド ・炭酸弱め | ・キリッと辛口 ・スパイシーで爽快 |
| グラス | ・普通のタンブラー | ・ミュールマグ(銅マグ) |
| 作り方 | ・材料を注ぐだけ (軽く混ぜる程度) | 氷の量・比率・温度まで丁寧に調整 |
| メリット | 手軽で安く飲める | 本格的で洗練された味わい |
「缶」と「自家製」のモスコミュールの違いは?

モスコミュールは缶で販売されているものもあります。
実際に飲んでみると
- ジンジャーのスパイス感
- ライムの清涼感
の点で「自家製」が圧倒的に勝ります。
缶でも十分おいしいですが、自分で作ると香りや爽快感が格段にアップします。
ぜひ手作りで、できたてのモスコミュールを楽しんでみてください。
モスコミュールの作り方|初心者でも失敗しない作り方

ウォッカ 30ml
ライムジュース 15ml
ジンジャービア 適量
ベース:
ウォッカ
手法:
ビルド
スタイル:
ロング
味わい:
すっきり爽快
度数:
約13%
言葉:
仲直りしましょう
誕生日:
12月19日
- STEP1氷の入ったグラスに、ウォッカ・ライムを入れて混ぜる
ウォッカの温度を下げ、かつ馴染ませることで
香りを引き立たせます - STEP2ジンジャービアを1/3ほど注ぎ、軽く混和する
ここで味見をして、ジンジャーを後どれくらい
入れたらいいか最終確認します - STEP3ジンジャービアで満たし、ゆっくり混ぜる
満たした後、氷を底から軽く持ち上げるて、
落とすと混ざります - これで完成!
ジンジャーのスパイス感とライムの爽やかさが調和した、スッキリと飲みやすい定番カクテル。
食前・食中・食後どのタイミングでも楽しめ、飽きのこない味わいが魅力です。
本格的に作ってみたいなら、”銅マグカップ”も揃えてみませんか?
銅マグカップを使うことでワンランク上のおうちカクテルになりますよ。
おすすめは「アサヒの銅製マグ」。
日本製で作りがしっかりしており、冷たさ長持ちで口当たりも滑らか。
私も愛用している、本格派にぴったりの一品です。(上の写真はこれ)
モスコミュールを作るにはバースプーンがあればOK。
おすすめはプロも愛用する「BIRDY.バースプーン」。
これを使ったら他のバースプーンは触れなくなりますよ。
「他にも見て決めたい!」という方は、別に『バースプーン選び方』記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。
モスコミュールにおすすめの【ウォッカ】


材料はわかったけど、どのウォッカを使えばいいの?
という方に向けて、モスコミュールにおすすめのウォッカを紹介します。
価格別で紹介しますので、自分に合った銘柄を選んでみてくださいね。
お手頃な価格|おすすめウォッカ

手に取りやすい価格でおすすめのウォッカは「アブソルートウォッカ」。
スウェーデンを代表するプレミアムウォッカブランドです。
おすすめのポイントは
- 約2,000円で購入できるお手頃さ
- 非常に滑らかでクリアな味わい
- アルコール臭のクセはなし
- モスコミュールの他の材料の邪魔をしない
など「低価格」で「ピュアなクリアさ」も兼ね備える、コスパ最強の銘柄です。
コスパ重視するなら「アブソルートウォッカ」が一番におすすめです。
ハイエンドな価格|バー品質のおすすめウォッカ

とにかく失敗しないウォッカが欲しいなら「ベルヴェデールウォッカ」がおすすめ。
プロの現場でも使われるポーランド産のプレミアムウォッカです。
おすすめのポイントは
- アルコール感のある癖は一切なし
- 非常に高品質な原料
(厳選された希少なライ麦と地下の超軟水井戸水) - 数十回にも及ぶ品質管理検査
- ほのかな”バニラの甘さ”や”上質なまろやかさ”
など「原料の質の高さ」や「徹底した品質」を感じられるプレミアムな味わいです。
わずかな甘みがカクテルにまろやかさを与え、初心者でも失敗しにくい上品な味わいに仕上がります。
絶対に”失敗しない1本”を選ぶなら「ベルヴェデールウォッカ」がおすすめです。
モスコミュールにおすすめの【ジンジャービア】

ジンジャービアとは、生姜やスパイス等を混ぜて発酵させた炭酸飲料です。
銘柄によって
- ジンジャーの強さ
- 炭酸強度
などが異なります。
モスコミュールにおすすめのジンジャービアは「フィーバーツリー」。
- 本格的でスパイシーなフレイバー
- 氷を入れても飛ばない強炭酸
が魅力で、モスコミュールとの相性抜群の商品です。ぜひ試してみてくださいね。
ジンジャービアが手に入らなければ、ジンジャエールでも代用できます。
それぞれの味の違いやおすすめ銘柄など徹底解説していますので、合わせてご覧ください。
モスコミュールにおすすめの【ライムジュース】

モスコミュールに使うライムジュースには
- 生のフレッシュライム
- ストレート果汁
- 濃縮還元果汁
の3つがあります。
おすすめは、
- 生のフレッシュライム
- ストレート果汁
の2つです。
しかし、生ライムを毎回用意するのは、コスト面でも手間の面でも現実的ではありません。
そのため、おうちカクテルではストレート果汁(100%ライムジュース)を使うのがおすすめです。
中でもおすすめは「テルヴィス 有機ライム」。
青臭さもなく、酸味のバランスが絶妙でどんなカクテルとも相性抜群です。
特に初心者はこれを選んでおけば”間違いありません”。
『極めたい人向け』本格モスコミュールを作るための5つのポイント


せっかく作るなら、徹底的にこだわりたい!
そんな方のために、本格的なモスコミュールを作るポイントを紹介します。
本格的といっても、すべておうちでできる範囲の工夫だけ。
それでも味わいは驚くほどおいしく変わります。
ぜひチェックして、あなたも“家で作る本格モスコミュール”を楽しんでみてください。
①味の方向性で決まる!材料選びの黄金バランス

ウォッカやジンジャービアなどの材料は
- シャープでスパイシーな味にしたい
- まろやかで厚みのある味にしたい
などの作りたい”味の方向性”で決めていきましょう。
使うウォッカやジンジャービアの種類によって、風味は驚くほど変化します。
だからこそ、まずは「自分がどんな一杯を作りたいか」をイメージして選ぶことが大切。

下の表にお勧めの組み合わせをまとめてみました!
初めて作る方はぜひご覧ください!
| 作りたい味の方向性 | ウォッカ の選び方 | おすすめ ウォッカ | ジンジャービア の選び方 | おすすめ ジンジャービア |
|---|---|---|---|---|
| シャープで スパイシー | ・刺激が残るタイプ ・キレのある風味 | ・スミノフブラック ・ケテルワン | ・辛口タイプ | ・フィーバーツリー |
| まろやかで 厚みのある | ・柔らかい口当たり ・芯のあるタイプ | ・アブソリュート ・ベルヴェデール | ・中口〜辛口タイプ | ・ ・フィーバーツリー |
②冷やすだけで激変!素材をキンキンに冷やす理由

モスコミュールで使用する
- ウォッカ(冷凍庫)
- ジンジャービア(冷蔵庫)
- ライム(冷蔵庫)
はしっかり冷やしておきましょう。
さらに、銅マグやバースプーンなどの道具もあらかじめ冷やしておくと効果的です。
カクテルを作る間も温度が上がりにくく、最後までしっかり冷えたモスコミュールを楽しめます。

炭酸が抜けるリスクも軽減できて一石二鳥!
③銅マグで格上げ!見た目も味も本格バー仕様に

モスコミュールといえば、”やっぱり銅製マグカップ”ですよね。
銅マグの良さは、美しい見た目だけでなく
- 冷たさが長く続く
- 口をつけた時の金属の清涼感
- 銅のほのかな風味→カクテルに奥行きと立体感
など銅マグならではの体験を味わうことができます。
銅マグは”ミュールマグ”とも呼ばれています。
せっかく作るなら”本物のモスコミュール”を飲んでみませんか?
中でもおすすめの銅マグは「アサヒの銅製マグ」。
日本製で作りがしっかりしており、冷たさ長持ちで口当たりも滑らかで、私も愛用しています。
④氷で差がつく!“純氷”が生むクリアな味わい

モスコミュールを作るときの氷は、”純氷”を選びましょう。
カクテルの味わいを左右するのは、実は“氷”です。だからこそ、ゆっくり溶けて雑味のない純氷を選びましょう。
製氷機の氷だと
- 溶けるのが早い…
- カルキ臭がカクテルに溶け出す…
などのデメリットがあります。
しかし、純氷を使えば、
- 溶けにくい
- 溶けても美味しい
などカクテルの質を底上げしてくれます。
コンビニやスーパーでも売っていますので、ぜひ純氷を揃えて作ってみてください。
私のおすすめはこちらの”氷屋さんの純氷”です。
値段は張りますが、それだけの価値のある商品です。
一般もオンラインショップで購入可能ですので、ぜひチェックしてみてください↓

⑤ライムは最後の決め手!選び方・絞り方のコツ

モスコミュールを作るときのライムは非常に奥が深いです。
そのため、ここからはライムの
- 選び方
- 絞り方
の2つに分けて紹介していきます。
このひと手間が、美味しいモスコミュールに直結しますので、ぜひご覧くださいね。
失敗しないライムの選び方

本格的に作りたいなら、ライムはフレッシュな生ライムを選びましょう。
その中でも緑色のライムを選びましょう。
その理由は
- 爽やかでシャープな酸味がモスコミュールに合う
- フレッシュなライムらしい香りが強い
などジンジャービアに負けないフレイバーを持っているからです。
ちなみに、黄色いライムは熟成が進んだライムで
- まろやかな甘味
- 酸味が穏やか
- 香りは控えめでレモンっぽい
など全体的にまろやかで控えめなフレイバー。
そのため、香りの強いジンジャービアには、黄色よりも緑のライムがぴったり。
爽やかな酸味がしっかり際立ち、モスコミュールの味を引き締めてくれます。
もし生ライムが艇は入れなければストレート果汁の「テルヴィス 有機ライム」がおすすめ。
青臭さもなく、酸味のバランスが絶妙でどんなカクテルとも相性抜群です。
特に初心者はこれを選んでおけば”間違いありません”。
失敗しないライムの絞り方

ここからは、私が実践しているライムの絞り方を紹介します。
ポイントは”白いワタは取り除いて絞る”ということです。
生ライムの白いワタにえぐみがあるので、その部分を取り除くと美味しいライム果汁ができますよ。
- STEP1ライムの皮をすべて取り除き、果肉だけにする
緑の皮だけでなく、白いワタの部分も取り除く
果肉についている薄い白皮も取り除く - STEP2ペストル(すりこぎ)で優しく潰す
果肉を潰せればOKなので、
ペストルじゃなくても大丈夫! - STEP3ストレーナーで軽く濾す
果肉を残したくないなら
コーヒーフィールターでも可 - これで完成!
この処理の仕方で作ったライム果汁は、
- 綺麗なライム果汁
- 濾したあとのライムの粒粒(果肉の小さな破片)
の両方使えるのがメリット。
果肉感を出したい時、この粒粒を加えることで、フレッシュ感や口当たりを演出してくれますよ。
ここだけのモスコミュールのアレンジレシピ
ここからは、味の系統が異なる2種類のアレンジレシピを紹介します。
ぜひレシピを参考に、自分のアレンジで作ってみてくださいね。
スパイシーモスコミュール

ウォッカ 30ml
ライムジュース 15ml
ジンジャービア 適量
スパイスたち 適量
ベース:
ウォッカ
手法:
ビルド
スタイル:
ロング
味わい:
すっきり爽快
度数:
約13%
言葉:
–
誕生日:
–
- STEP1別容器にスパイスとウォッカを入れて、軽く潰す
スパイスを潰すことで香りを移す
- STEP2ストレーナーでスパイスを濾して氷の入ったグラスに注ぐ
- STEP3ライムも加えて混ぜる
ライムも馴染ませて、
香りを引き立たせます - STEP4ジンジャービアを1/3ほど注ぎ、軽く混和する
ここで味見をして、ジンジャーを後どれくらい
入れたらいいか最終確認します - STEP5ジンジャービアで満たし、ゆっくり混ぜる
満たした後、氷を底から軽く持ち上げるて、
落とすと混ざります - これで完成!
ジンジャーの辛味とライムの酸味に、スパイスが織りなす芳香の爆発!
スパイス好き、クラフトカクテルファンに贈る“大人のミュール”です。
今回のスパイスの種類・分量をまとめたので、一つの目安にしてみてくださいね↓
私のおすすめのスパイスメーカーは”VOXSPICE”です。
以前はメーカーをころころ変えながら使っていました。
しかし、「VOXSPICE」に変えてからは香りの鮮やかさが段違いに良く、以来ずっとリピートしています。
少量サイズもあるため、香りが飛ぶ前に使い切れるのも非常におすすめですよ!
ラ・フランスとリンゴのモスコミュール

☆グレイグース ラポワール 30ml
☆ライムジュース 15ml
★りんご 1/2個
★蜂蜜 10ml
★アップルリキュール 10ml
ジンジャービア 適量
ベース:
ウォッカ
手法:
ビルド
スタイル:
ロング
味わい:
すっきり爽快
度数:
約13%
言葉:
–
誕生日:
–
- STEP1★をミキサーにかけてペースト状にする
スパイスを潰すことで香りを移す
- STEP2☆は、氷の入ったグラスに注いぎ、混ぜ合わせる
- STEP3ジンジャービアを8割入れて、ゆっくり混ぜる
満たした後、氷を底から軽く持ち上げるて、
落とすと混ざります - STEP4ペースト状にした★をフロートさせる
ライムも馴染ませて、
香りを引き立たせます - これで完成!
洋ナシとリンゴの上品なフルーティーな香りが特徴的な味わい。
浮かべた「りんごシャーベット」が、飲むたびに溶けて変化する味わいを演出します。
このカクテルには「グレイグース ラポワール」が不可欠!
他のウォッカベースをこれに変えても美味しいのですぐ使いきれますよ↓
モスコミュールに合うおつまみ

せっかくなら、おつまみと一緒に飲みたい!
ということで企画してみました。
どれもおうちで揃えやすいものになるので是非参考にしてみてください↓

結論として、どんなおつまみとも相性が良いと感じました。
食前・食中・食後どのタイミングでも楽しめて、しかも作り方も簡単。
まさに万能カクテル・モスコミュールです!

モスコミュールがメジャーカクテルになったのも、うなずけますね!
モスコミュールを作るために必要なバー道具は3つ

モスコミュールを作るうえで揃えておきたいバー道具は
- メジャーカップ
- バースプーン
- 銅製マグカップ
の3つです。
ぜひ揃えて、おうちで本格的なカクテルを作ってみてくださいね。
①メジャーカップ
メジャーカップとは、お酒などを測り取るときに使うバー道具です。
中でもおすすめは「WOMLEXのメジャーカップ」。
この商品は、目盛り線に加えてメモリ数の彫りもあるため、非常に使いやすいです。
私は、使っているうちにどの線がどのメモリなのかを”忘れてしまう”ことがよくあります。
そのため、「WOMLEX」のメモリ数の彫りこみは大変ありがたく、非常におすすめです!
②バースプーン
バースプーンは
- 材料を混ぜる
- 測り取る
- 少量を味見する
- ステア手法で使用
などなどカクテルシーンの”ほぼ全ての場面”で使用されます。
そのため一本持っておくと非常に効率的で便利です。
おすすめのバースプーンは、プロも愛用者が多い「BIRDYの40cm」。
バースプーンは何度も買い替えるものではありません。
なので、”失敗しない1本”持っておくと良いですよ。
※よく売り切れますが、「30cm」なら比較的在庫アリ!
(30cmでも使い勝手は問題なし)
③銅製マグカップ
銅マグを使うことでより本格的なモスコミュールを楽しむことができます。
おすすめは「アサヒの銅製マグ」。
日本製で作りがしっかりしており、冷たさ長持ちで口当たりも滑らか。
アサヒの銅製マグには
- 一重構造
- 二重構造
の2種類がありますが、どちらでも快適に使用できますよ。
詳しく知りたい方は後述の『コラム』をご覧ください。
どんな時に飲みたい?モスコミュールの似合うシーン
自分で丹精込めて作ったモスコミュールは、店で飲むものとは一味も二味も違います。
ここでは、モスコミュールのおすすめシーンを紹介します。
気になるシーンに合わせて味わいを調整するのもカクテルの醍醐味ですよ。
友達とのホームパーティーに

料理を並べて、ワイワイ話しながら乾杯。
そんな時に、見た目もちょっとおしゃれなモスコミュールはいかがですか?
「なにこれ美味しい!」
と驚かれること間違いなしです!
外で飲むならキャンプやバーベキュー

夏の暑いバーベキューでは、スカッと爽快なモスコミュールがピッタリ!
さらに、ジンジャーの辛みは、肉料理の油をスッキリさせてくれますよ。
作るのも簡単なので、野外にも最適なカクテルです!
暑い日の夜、ベランダでひと息

夕暮れどき。
日中の熱がまだ残るベランダで、モスコミュールを飲めば体の奥からすーっとクールダウン。
”エアコンじゃ癒せない”ーーそんな夏の疲れにぴったりの一杯です。
銅製マグカップで飲めば、味わいも気分もオーセンティックバー

銅製マグカップで飲めば、
「ガラスのコップとは段違いに美味しい」
そうあなたも感じるはずです。
その冷たい飲み口に、唇を近づける瞬間の「ひんやり感」は銅製マグだけ。
「これぞモスコミュール」と言いたくなる一杯を、ぜひ楽しんでみてください。
コラム|銅マグの「一重構造」と「二重構造」による冷却の違い
ここでは、銅製マグカップの
- 外気に触れる一重構造タイプ
(液体と接する壁面が外気に触れる) - 断熱性のある二重構造タイプ
(液体と接する壁面は外気に触れない)
2つのタイプにおいて、温まりやすさの違いを比較してみました。
カクテルに銅製マグが使われる理由は、熱伝導率に由来します。
これにより冷却がすぐに伝わりドリンクをしっかり冷やすことができます。
しかし、熱伝導率が高いということは、それだけ温まりやすいとも言えます。
そのため、外気が暖かければ

すぐぬるくなってしまう可能性もあるのでは?
と考えました。
そこで、
- 液体と接する壁面が外気に触れる一重構造
- 液体と接する壁面は外気に触れない二重構造
を比較し、温まりやすさを比較しようと思いました!
比較と結果|一重と二重では温まりやすさに大きな差はみられなかった

【手順】
1、予備冷却としてそれぞれのマグに氷水を入れて5分間放置しました。
2,氷水を捨て、冷えた水を注ぎ、1分ごとに温度を計測しました。
【条件】
室温 :25.9度
冷えた水:17.5℃
【結果】
単一構造のほうが若干、温まりやすかったです。
検証後に二つを飲んでみましたが、温度差を感じないレベルでした。

【考察】
上記の結果より、単一、二重どちらを選んでも冷たい状態を保ったモスコミュールが飲める!
モスコミュールの由来・歴史
ここからは、モスコミュールの由来や歴史をご紹介します。
私が気になったところだけを調べてまとめてあるので、気になる方はご自身でも調べてみてくださいね。大変面白いですよ!
ーーモスコミュールの由来と歴史は?ーー
「モスコミュール(Moscow Mule)」という名前を初めて聞いたとき、
Moscow=モスクワ
Mule=ロバ
なんで“ロバ”が関係あるの?と不思議に思った方も多いのではないでしょうか。
実はこのカクテル、モスクワもロバもあんまり関係がないそうです↓
モスクワ=ウォッカ
ロバ=刺激がロバのキックみたいに強い
ということに由来するようです。

地域や出来事に由来するというよりは、「こんなイメージ」という雰囲気で決まったんですかね?
ーー始まりはロサンゼルスのバーからーー
舞台は1941年、ロサンゼルスの人気バー。
当時、このバーのオーナーが販売していたジンジャービアがまったく売れずに在庫の山に。そしてもう一人、ウォッカの販路に困っていたスミノフ社のマーケターが現れます。
「この売れ残りのウォッカと、売れ残りのジンジャービアを組み合わせたら…?」
──そうして、ウォッカ+ジンジャービア+ライムの「モスコミュール」が誕生したと言われています。
このカクテルは、レトロでスタイリッシュな銅製マグ(ミュールカップ)で提供されたことも話題を呼び、アメリカ中に広まりました。
写真映えもよく、ジンジャーの爽快感で飲みやすく、バーでも家庭でも愛される存在になっています。
よくある質問(FAQ)
ここからはモスコミュールでよくある質問に回答していきます。
- Qお酒が弱くてもモスコミュールは飲めますか?
- A
アルコール度数は8〜10%ほど。
お酒が弱い方はウォッカを15〜20mlに減らし、ジンジャービアを多めに入れると飲みやすいライトな一杯になります。
炭酸やライムの爽快感もあるので、食事中にもぴったり。
- Qモスコミュールは夏以外でもおいしい?
- A
実は冬にもぴったり。
ジンジャーのスパイシーさとライムの香りが体を温めてくれるので、ホットアレンジ(ジンジャーシロップ+お湯)も人気です。
- Qモスコミュールの基本の作り方を教えてください
- A
基本レシピは「ウォッカ30ml+ライムジュース10ml+ジンジャービア90ml」。
氷を入れたグラス(または銅マグ)に材料を注ぎ、軽くステア(混ぜる)だけで完成です。
※ 強めの辛口にしたい場合は、ジンジャービアを少し減らすのがコツ。
- Qアルコール度数を調節する方法はありますか?
- A
はい。
ウォッカの量を調節すれば、
アルコール度数を調節できます。
ウォッカは無味無臭のお酒のため、
多少増減しても味わいに大きな影響はありません。
- Qモスコミュールは炭酸が抜けやすいのですが、どうすれば長持ちしますか?
- A
ポイントは氷の量と注ぐ順番。
氷をグラスいっぱいに入れ、ウォッカ→ライム→最後にジンジャービアの順で静かに注ぐと炭酸が逃げにくくなります。
ステア(混ぜる)は1〜2回だけ軽くがコツです。
- Qモスコミュールのノンアルコールバージョンはできる?
- A
はい。ウォッカを除けばノンアルコールにできます。
ウォッカは無味無臭のお酒のため、
なくても味わいに大きな影響はありません。
- Qウォッカの代用はできますか?
- A
はい。
しかし、味わいも変化しますのでご注意を。
ジンやラム、すっきりめな焼酎と相性が良いです!
- Qモスコミュールのジンジャービアは代用できる?どれがおすすめ?
- A
ジンジャエールで代用可能です。
ジンジャエールは銘柄によって味わいが大きく異なります。
銘柄選びに迷った時は、こちらをご参考ください↓
- Qライムがない場合はレモンで代用できる?
- A
- Qバースプーンはマドラーで代用できる?
- A
はい代用可能です。マドラーの先がスプーンの様になっていたらベストです。
しかし、継続してカクテルを作るのであれば、
バースプーンの購入をおすすめします。おすすめは『バースプーンのおすすめ』記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。
まとめ
モスコミュールは、シンプルながらも奥深く、アレンジの幅も広い魅力的なカクテルです。
自分だけの一杯を作る時間は、きっと日々の楽しみに変わるはず。
ぜひこの機会に、本格的なモスコミュールづくりにチャレンジしてみてください!















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