【完全ガイド】モヒートの作り方とアレンジ|失敗しないコツとおすすめ材料

レシピ

夏の定番カクテルといえばモヒート

ミントの清涼感とライムの酸味が重なり、
ひと口で気分までリフレッシュさせてくれる一杯です。

この記事では、作り方や特徴をわかりやすく紹介します。

書いているのはこんな人↓

モヒート 写真

モヒートは、ラムをベースに作られるキューバ生まれのカクテルです。

暑い気候にぴったりの爽快感が特徴で、
清涼感のあるミント柑橘の酸味、そして炭酸のシュワッとした口当たりが絶妙に調和します。

本場キューバでは「イエルバブエナ」という柔らかい香りのミントを使いますが、日本では手に入りにくいため、一般的にはスペアミントが使われています。

ペパーミントでも作れますが、
メントールが強すぎてやや薬草っぽい印象になるため、初心者にはスペアミントがおすすめです。

モヒート 基本レシピ 写真

ひと夏を涼しく!ミントとライムが奏でる爽快カクテル

材料 材料 (1杯分)

ホワイトラム 45ml

ミント 10枚

ライム 15ml

シロップ 1tsp

ソーダ 適量

情報 味わいや度数

ベース: ラム
手法: ビルド
スタイル: ロング
味わい: すっきり
度数: 約10%
言葉: 心の癒し
誕生日: 7月11日

作り方の手順
  • STEP1
    グラスにミント・ライム・シロップを入れる

    ミントは入れる前に、
    叩いてから入れると香りが立ちます!

  • STEP2
    ミントをペストル等でつぶす

    潰しすぎるとえぐみが出るので注意!

  • STEP3
    氷とホワイトラムを加えて混ぜる

    ここで味見!
    ライム・シロップを適宜調節!

  • STEP4
    ゆっくりとソーダを加えて軽く混ぜる

    炭酸はスプーンの背に沿わせ、
    グラスの壁を伝わせて注ぐと
    気が抜けにくいです!

  • これで
    完成!

ミントの爽やかさとライムの酸味、

ラムの軽やかな甘みをソーダで引き立てた、夏にぴったりの清涼感あふれるカクテル

すっきりとした飲み口で、食事やリフレッシュにもよく合います!

モヒート 作り方 ポイント 手順 写真

ここからは、初心者でも本格的なモヒートを作るポイントを3つ紹介します。

どれも簡単にできるものばかりなので、ぜひ参考にしてい見てください

モヒート 作り方 ポイント フレッシュ 写真

モヒートの味わいを決めるのは、

フルーツやミントの鮮度です。

特にライムやレモンといった柑橘類は、
皮に含まれる精油(アロマ成分)が香りを大きく左右します。

フレッシュな果実を使えば、
グラスに顔を近づけただけで華やかな香りが立ちのぼり、仕上がりに格段の差が出ます。

とはいえ、毎回ライムを買うのはコストや手間がかかるもの。

普段は果汁100%のストレート果汁を代用しても十分美味しく作れます。

ただし——

  1. 誰かにふるまうとき
  2. 自分へのご褒美として本格的に楽しみたいとき

そんな大切なタイミングでは、ぜひ生のフルーツを使ってみてください。
一気にバーのような香り高いモヒートに近づきます。

モヒート 作り方 ポイント ミント 写真

ミントは潰しすぎないように注意しましょう!

ヒートの爽やかな香りは、ミントの葉の表面にある香り成分(メントール)によって生まれます。
この部分を軽く壊すことで、心地よい香りがグラス全体に広がります。

ただし——

  1. 強く潰しすぎると葉の細胞が壊れて青臭い成分が出てしまう
  2. 茎を潰すと渋みのもと(タンニン)が出てしまう

といった失敗につながります。

ポイントは「葉だけを軽く潰す」こと。

これだけで雑味のない、香り高いモヒートに仕上がります

モヒート 作り方 ポイント 氷 写真

モヒートの美味しさを左右するのは、実は「氷」です。

家庭用の製氷機で作った氷は手軽ですが、
カルキ臭(塩素臭)や不純物が溶け出し、せっかくのカクテルを薬っぽく感じさせる原因になります。加えて溶けやすいため、水っぽくなってしまうのも難点。

そこでおすすめなのが 純氷(じゅんぴょう)
純氷は時間をかけてゆっくり凍らせ、不純物を取り除いた透明な氷。

密度が高く、溶けにくいので、カクテル本来の風味をクリアに保ってくれます。
純氷はコンビニやスーパーでも手軽に購入可能ですよ。

さらにこだわりたい方は、
氷屋さんの純氷を試してみるのもおすすめです。プロのバーテンダーが愛用する氷は特に密度が高く、最後の一口まで美味しさをキープできます。

私がいつも利用しているおすすめの氷屋さんはこちらです ↓

氷、ドライアイスの配送、販売のことなら中央冷凍産業株式会社
東京の氷屋 氷販売・配達なら中央冷凍産業。ドライアイスの購入をご希望の方へネット販売も行っております。1948年銀座で創業。 質の良い純氷をお客様のニーズに合わせて提供。 氷彫刻、雪と氷の器、保冷剤や保冷ボックスなど冷凍に関する商品を主に扱っています。飲食店のかき氷や純氷の作り方、イベント風景や商品の発送方法など、当社...

ここまで紹介したポイントを意識すれば、美味しいモヒートが作れるはずです。

ただし、

初心者のうちはちょっとした工夫で失敗してしまうことも。

そこで次に、よくある失敗例とその解決策を3つ紹介します。

  1. 甘すぎる/味が薄い
    → 砂糖やシロップの量を調整。甘さ控えめにしたいならシロップを減らす。
    → シロップの質が原因の場合もあります。

おすすめのシロップは 「カリブ シロップ」
バーでも定番で、甘さがすっと引いて後味が残らないので、カクテルを爽やかに仕上げてくれます。一本持っておけば様々なカクテルに応用可能です。

  1. 炭酸が弱い
    → モヒートは作り置きNG。必ず飲む直前に炭酸水を注ぎましょう。
    → 強炭酸を選ぶのも大切。

おすすめの炭酸水は 「KUOS(クオス)」
群を抜いた強炭酸でモヒートをより爽快に仕上がります。

ちなみに、、
炭酸水は、泡のきめ細かさで選んでも◎
迷った時はこちらをご参考に

  1. お酒が強すぎる
    → ラムの量を45mlから30mlに減らし、炭酸を多めに入れるとバランスが良くなります。

こうした工夫をすれば、誰でも美味しいモヒートを再現できます!

ここまで読み進めたあなたは、
もう本格的なモヒートを作れること間違いなしです!

あとは物を揃えるだけ!ここからは、

モヒートにお勧めのホワイトラムの銘柄

おすすめバーツール

を紹介していきます。

① 初心者にまず試してほしい王道

バカルディ スペリオール ホワイトラム

世界で最も有名なホワイトラム。

クリアで飲みやすい味わいながら、
しっかりとフルーティーな香りもあり、

「ホワイトラムとはこういうものだ!」

と理解できる一本です。

ホワイトラムを買ったことがない方は、ぜひこちらから始めることをおすすめします!
どんなカクテルでも作れますよ!

② トロピカル感を味わいたいなら

マイヤーズ プラチナ ホワイトラム

ジャマイカ産ラムの代表格。

バナナの皮のようなトロピカルな香りがあり、バカルディよりも「南国感」が強め。

モヒートに使うと、リゾート気分が楽しめます!

パイナップルのような、
トロピカルフルーツと合わせるカクテルを作りたい方は、特にマイヤーズは香り高い仕上がりになりますよ!

③ 上品で奥行きある味わいなら

プランテーション ホワイトラム

ラムでありながらブランデーのような上品な飲み口

フルーツ感にまろやかさが加わり、大人っぽいモヒートに仕上がります。

ラム特有のムワッとする香りが控えめなので、
ラムが苦手な人でも飲みやすい商品です。王道のバカルディが苦手だった人、飲みやすさを求める人、はおすすめです。

他にも魅力的なホワイトラムは多数あります。
実際に飲み比べて詳しくまとめた記事はこちら ↓

カクテル作り方 ビルド 写真

モヒートはビルドという手法で作ります。

ビルドとは、

氷を入れたグラスに、お酒やジュースなどの材料を順番に注ぐだけ。

ビルドで必要な道具は、

  1. バースプーン
  2. メジャーカップ

だけでOKです。

■バースプーン

おすすめはBIRDYの40cm
プロも愛用者が多い信頼性の高いアイテムです。
バースプーンは何度も買い替えるものではないため、失敗しない1本を揃えるのがおすすめです

しかし、
BIRDYの商品は非常に高品質ですが価格も高め。

そのため、コスパを重視する方迷ったときはこの記事を参考に↓

■メジャーカップ(ジガー)

WOMLEXの商品は、カクテルでよく使われている目盛り線が刻まれているだけでなく、
メモリ数も彫ってくれている
ので、非常に使いやすいです。

私は、使っているうちにどのメモリか忘れてしまうことがあるので、
このメモリ数の彫りこみは大変ありがたいです!

ビルドのほかにもシェーカーやミキシンググラスを使った、
シェーク、ステアという手法もあります。

モヒートでは使いませんが、スタンダードカクテルではよく使われる手法になります。

それぞれの特設記事がありますので、気になる方はぜひ

これからカクテルを始めようという方は、この記事を見ておくことをお勧めします。

どこ記事で知るよりも詳しく、体系的にカクテルを理解できますよ↓

ここからは、モヒートのアレンジレシピを2つ紹介します。

どれも簡単で美味しいものですので、ぜひ作ってみてください

パイナップルモヒート カクテルレシピ 写真
材料 材料 (1杯分)

ホワイトラム 30ml

 

パイナップル 30ml

ミント 10枚

ライム 15ml

シロップ 1tsp

ソーダ 適量

情報 味わいや度数

ベース: ラム
手法: ビルド
スタイル: ロング
味わい: すっきり
度数: 約10%
言葉: 心の癒し
誕生日: 7月11日

作り方の手順
  • STEP1
    グラスにミント・ライム・シロップを入れる

    ミントは入れる前に、
    叩いてから入れると香りが立ちます!

  • STEP2
    ミントをペストル等でつぶす

    潰しすぎるとえぐみが出るので注意!

  • STEP3
    氷とラム・パイナップルを加えて混ぜる

    ここで味見!
    ライム・シロップを適宜調節!

  • STEP4
    ゆっくりとソーダを加えて軽く混ぜる

    炭酸はスプーンの背に沿わせ、
    グラスの壁を伝わせて注ぐと
    気が抜けにくいです!

  • これで
    完成!

よりトロピカル感を強調したモヒート

一口飲めば、南国を思わせるジューシーなフルーツ感が口いっぱいに広がります。

特に生のパイナップルを使うと、香りと甘みが際立ち、ワンランク上の仕上がりになります。

ダークラムモヒート カクテルレシピ 写真
材料 材料 (1杯分)

ダークラム 45ml

ミント 10枚

ライム 15ml

シロップ 1tsp

ソーダ 適量

情報 味わいや度数

ベース: ラム
手法: ビルド
スタイル: ロング
味わい: すっきり
度数: 約10%
言葉: 心の癒し
誕生日: 7月11日

作り方の手順
  • STEP1
    グラスにミント・ライム・シロップを入れる

    ミントは入れる前に、
    叩いてから入れると香りが立ちます!

  • STEP2
    ミントをペストル等でつぶす

    潰しすぎるとえぐみが出るので注意!

  • STEP3
    氷とダークラムを加えて混ぜる

    ここで味見!
    ライム・シロップを適宜調節!

  • STEP4
    ゆっくりとソーダを加えて軽く混ぜる

    炭酸はスプーンの背に沿わせ、
    グラスの壁を伝わせて注ぐと
    気が抜けにくいです!

  • これで
    完成!

通常のモヒートとはひと味違う、大人のモヒート

ダークラム特有の芳醇なコクとミントやライムと合わさって複雑で奥行きのある味わいを生み出します。

まるでミントジュレップをフルーティーに進化させたような一杯で、一口ごとにさまざまな香りが楽しめるのが特徴です。

今回は ジャマイカラムの「マイヤーズ」 を使用。香ばしいバナナのような香りが南国感をさらに引き立て、トロピカルでエキゾチックなモヒートに仕上がります。

もちろん、他のダークラムでも美味しく作れます。
ラム選びに迷ったときは、こちらの解説記事をご参考にどうぞ ↓

グレナデンシロップを加えても美味しいですよ!
甘酸っぱいジューシーさがプラスされます

ダークラムモヒート グレナデン カクテルレシピ 写真

モヒートは世界的に有名なカクテルのため、
缶チューハイタイプ割るだけのリキュールなど、手軽に楽しめる商品も数多く販売されています。

「手間をかけずに飲みたい」

「まずはモヒートの味を知りたい」

という方には、こうしたアイテムを試してみるのもおすすめです。

ただし、
やはりフレッシュなミントやライムを使って自分で作ったモヒートの方が香り高く、本格的な仕上がりになります。

慣れてきたら、ぜひ自宅で一から作る体験を楽しんでみてください。。

家でモヒートをつくるなら、おつまみにもこだわりたいですよね。

ここからは、家で揃えやすい4つのおつまみでモヒートに合うか比較してみました。

モヒート おつまみ 写真

ナッツ:★★★★☆
ナッツの燻製香がミントの香りを引き立てて相性良かったです!

ドライフルーツ:★★★★☆
ラムの熟れたフルーツの香りと相性が良かったです!特にトロピカル系フルーツが美味しかったです。ドライフルーツの甘さのおかげで、モヒートの爽快感が引き立ちました!

生ハム:★★★★☆
生ハムの燻製香がミントの香りを引き立てて相性良かったです!スーパーで売っているものから、熟成が進んだものまで、どの生ハムを選んでも美味しいかったです。

チーズ:★★★☆☆
他のおつまみと比べると、相性はそこそこという感じ。チーズ臭がミントによってさっぱりするため、食べやすくはなりましたが、チーズ主役な感じ。モヒートを楽しむと考えると微妙かなーと思いました。

Q
モヒートに使うミントはどれがいいですか?
A

本場キューバでは「イエルバブエナ」という種類が使われますが、日本では手に入りにくいため、スーパーで買えるスペアミントで十分です。

Q
ノンアルコールでもモヒートは作れますか?
A

はい。ラムを抜いて、ミント・ライム・砂糖・炭酸だけで作れば「バージンモヒート」として楽しめます。
個人的にはパイナップルを入れるとホワイトラムのトロピカルフルーツ感を補完できて、より本格カクテルに感じますよ!

Q
モヒートのカロリーはどれくらい?
A

1杯あたり約150〜200kcalが目安です。
砂糖を控えめにすればカロリーカットも可能ですし、甘さをガムシロップに変えると分量調整がしやすいです。

Q
ミントが売っていないときはどうしたらいい?
A

ペパーミントティーやミントシロップで代用できます。
香りは少し違いますが、爽快感はしっかり出ます。食べチョクやポケットマルシェなどの通販サイトでフレッシュミントを買う方法もあります。

Q
ライムの代わりにレモンでも大丈夫?
A

はい、レモンでも爽やかに仕上がります。
ライムより酸味がシャープなので、砂糖を少し増やすとバランスが良くなります。加えて、香りもキリッと香る味わいにも変わります。

Q
モヒートはどのグラスで飲むのが正解?
A

一般的にはロングタンブラーハイボールグラスがおすすめです。透明なグラスにするとミントやライムが映えて見た目も爽やかに仕上がります。

Q
ミントはどれくらい入れるのが正解?
A

1杯につき10枚前後が目安です。
少なすぎると香りが弱く、多すぎると青臭さや苦味が出やすいので、ほどよい量を使いましょう。

Q
砂糖は必ず入れないとダメですか?
A

甘さを調整できるのがモヒートの魅力です。
砂糖なしでも作れますが、少量入れるとライムの酸味とミントの香りが引き立ちます。ダイエット中ならカロリーゼロの甘味料でも代用可能です。

Q
モヒートが好きな人におすすめな類似カクテルは?
A

カイピリーニャがおすすめ!
モヒートと比較して、ムワッと濃厚な味わいが特徴です。重たすぎず、すっきり飲めますよ!

Screenshot

モヒートは、
簡単に作れる、夏にぴったりの爽快カクテルです。

自分で作れば、フレッシュで本格的なモヒートが作れちゃいます!

この機会にぜひ、自家製モヒートにチャレンジしてみてください!

■おすすめアイテム

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