せっかく家でモヒート作るなら、本格的にこだわってみませんか??
自分に合ったホワイトラムを選べれば、家でもプロの味がいつでも楽しめますよ!
しかし、ラム酒の中でもホワイトラムは、カクテル向きの定番として広く使われていますが、実はその味や香り、カクテルとの相性には意外と差があります。
同じモヒートでも、「どのラムを使うか」で、味わいの印象が大きく変わってしまうことも、、、
本記事では、実際に人気のホワイトラム7種類を実飲比較し、
- ストレートでの飲みやすさ
- ライム・ミントとの相性(=モヒート・ダイキリ向き)
- トロピカルフルーツとの相性(=トロピカルカクテル向き)
といった視点から、目的別に本当におすすめのラム酒を厳選しました。
「家でもっと美味しいカクテルを作りたい」「次に買う1本で失敗したくない」——
そんな方はぜひ参考にしてみてください!
書いているのはこんな人↓
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先に結論|迷ったら、初心者は【万能タイプ】を選べば失敗しない!
■バカルディ スペリオール ホワイト
入手性・汎用性・コスパの3拍子がそろった王道ホワイトラム、バカルディ。
どんな材料ともよく馴染み、モヒートやダイキリ、トロピカルカクテルまで幅広く対応します!
クリアでクセがなく、それでいてバナナやバニラのようなほんのり甘い香りが感じられる、バランスの取れた味わいです。
価格も手頃で、プロのバーテンダーからも支持される定番中の定番。私も最初にホワイトラムを買ったときから、今でも使ってるアイテムです。
「何を買えばいいか迷ったらこれ」――最初の1本にふさわしい安心の選択肢です!
ホワイトラムの選び方|カクテルとの相性+実用性で選ぶのが正解
私自身、これまで銘柄を横並びで比較したことはなかったので、今回改めて飲み比べてみて、
同じホワイトラムでも味や香り、カクテルとの相性の違いに本当に驚かされました。
「もっと早く知っていれば…」と思ったのは、自分にぴったりのラムを見つけて、それを軸にカクテルを極めるという楽しみ方ができたかもしれないこと。
逆に、せっかく見つけた1本が後から手に入らなくなって後悔する──そんな経験も防げたと思います!
この経験を踏まえて、おうちバーテンダーにとって、選ぶ基準で大切なのは、
①「どんなカクテルを作りたいか?」=ラムの味わい
②「入手性」や「価格帯」「汎用性」=実用的なメリット
だと思っています。
ここでは、
カクテルとの相性(味・香り)+価格・入手性・汎用性(実用的メリット)
の両面から、ホワイトラムの選び方をご紹介します。
① カクテルの種類に合わせて「味・香り」で選ぶ
ホワイトラムを使うカクテルは、
「ミントを使うカクテル」
「ライムを使うカクテル」
「トロピカルフルーツを使うカクテル」
の3つのレシピに分類されます。
昔は特に深く考えず、気になるラムをいろいろ試していましたが、どうもカクテルと合わないと感じることが多くありました。
今思えば当然で、ラムによって香りや風味がまったく違っていたんです。
なので、皆さんは私と同じ失敗をしないように、カクテルに合わせてホワイトラムを選んでいきましょう!
- ミントを使うカクテル(モヒート)
おすすめのホワイトラム:フルーティー系の香り。ただし香りは強すぎず、ミントの清涼感を引き立てるラム酒 - ライムを使うカクテル(ダイキリ)
おすすめのホワイトラム:香りはフルーティー系かナッツ系。ただし控えめでライムのキリッとした酸味を活かせるラム酒 - トロピカルフルーツを使うカクテル(トロピカルカクテル)
おすすめのホワイトラム:香りがフルーティーなもの。香りは濃くても軽くてもOK。ナッツ・チョコ系とも意外に相性良し!
次から具体的にどのようなラムが合うのかご紹介します
ミントを使うカクテルに合うラム=モヒートにおすすめ!
ミントに合うホワイトラムは、
濃すぎない甘いフルーティーなバカルディのような商品が向いています。(すなわち、モヒートに合うホワイトラムです!)
その理由は、ミントのフレッシュで爽快感のある香りを、ラム酒の甘いコクが引き立ててくれるからです。
そうすることで、ただのミントジュースじゃなく「本格的なモヒート」になります。
サントリーのようなフルーツの香りが濃いラム酒だと、ミントの香りを消してしまうことがあります。
また、ナッツ・チョコ系のラム酒だと、チョコミントな感じで美味しいですが、王道のモヒートの味わいにはなりませんでした。
そのため、ミントを使うモヒートにはフルーティーさが軽めのホワイトラムがおすすめです。
ライムを使うカクテルに合うラム=ダイキリにおすすめ!
ライムに合うホワイトラムは、
個性が控えめなホワイトラムがおすすめです。(すなわち、ダイキリに合うホワイトラムです!)
理由は、ラムの味が強すぎないことで、ライムのシャープでさっぱりとした風味が引き立つからです。
ことダイキリにおいては、ラム酒の比率が多いので、その比率の中でライムも引き立たせる必要があります。
なので、ラム酒の個性が強すぎると、ただのラム味になってしまいます。
そのため、ライムを使うダイキリには、個性が控えめな、ホワイトラムと合わせるのがおすすめです。
トロピカルフルーツを使うカクテルに向くラム=トロピカルカクテルにおすすめ!
パイナップルやココナッツのようなトロピカルフルーツには、
フルーツ系の香りがするホワイトラムがおすすめです。(すなわち、トロピカルカクテルに合うホワイトラムです!)
理由は、ラム酒のトロピカルなフルーティーな香りが、南国フルーツと相乗効果をもたらし、豊かで複雑な果実の味わいになるからです。
生のパイナップルを使ってカクテルを作れば、よりフレッシュで香り高いカクテルになりますよ!
ちなみに|ストレートで楽しみたい場合
ストレートは一番にラムのおいしさを感じられる飲み方です。
ストレートでおすすめなのは、熟成感もあり香り豊か、だけど控えめでクリアな商品です。
クリアすぎても物足りないし、熟成感が強くても個性的で飲みにくいし、
とストレート向けに選ぶのは少し難しいです。
中でもエルドラドは、まさにおすすめした理由通りのバランスの取れたクリアな味わいなので飽きずに楽しめますよ!
またラムのむわッとする熟成香が苦手な方は、トロピカル感控えめでチョコレートのような印象で飲みやすいセルバレイもおすすめ。
② 価格・入手性・汎用性で選ぶ(初心者にも大切なポイント)
おうちカクテルでは、
経済的にプロじゃなくても簡単に本格的にいつでも作ることができる、
ということが大切です。
そのためには「味」だけでなく、次のような実用的な視点も大切です。
「入手のしやすさ」「価格」「汎用性の高さ」
ここからは、この三項目について、より良いホワイトラムを選び取るコツを紹介していきます
入手のしやすさ
まずは「どこでも買えるか」を最優先に決めていきましょう。
どんなにおいしくても、再購入できなければ意味がありません。
特にカクテル用として継続して使うなら、スーパーや大型酒販店で手に入る銘柄を優先するのが鉄則です。
優先順位としては、、
- スーパー・大型酒販店で売っている商品
→ これらは広く流通しており、ネット通販でも確実に購入可能。
→ 日本での流通量も多いため、安定供給されやすく、価格も比較的安定しています。 - Amazonや楽天など、ネットで広く扱われている商品
→ 特に「Amazonが販売・発送」している商品は、流通量が多く、比較的安定して再購入が可能です。
この順番で探していけば、安定供給されている可能性が高い銘柄から探せるので参考にしてみてくださいね!
ややレアな銘柄が欲しい場合は?
一部のラム酒は、通販でも在庫が不安定だったり、価格が変動しやすい傾向があります。
なので定番用には不向き。
定番用は別で揃えて、レア銘柄は味替え程度に持っておくのがいいと思います!
価格帯とコスパ
ホワイトラムは、700mlあたり1000円台のものでも十分に完成度が高いです。
なので、安価で王道なバカルディ等の商品を買っておけば間違いありません。
逆に、高くなれば美味しくなる、ということもありません。
個性が強く出ることもあるので、カクテルには向かないものも存在します。
安くて王道のラムなら癖も少ないくクリアな商品が多いので、色々なカクテルに合わせやすいですよ。
なので、最初はバカルディのような安価で王道のラムを買ってみることをおすすめします。
汎用性の高さ
汎用性・扱いやすさで選ぶなら、
「フルーティーでクセが少ないラム」を選びましょう。
理由は、ラムカクテルの多くはミントやライム、トロピカルフルーツなどと合わせることが多いです。
その味わいに自然に寄り添えるラムこそが、最も汎用性が高いからです。
また汎用性の高いホワイトラムを使うことは 「ラムが合っていないのか?」の判断にも役立ちます。
なぜなら、仮にカクテルがうまくいかなかったとしても、「ラムのせいではない」と判断しやすくなるからです。
たとえば、
- 他の材料や分量が間違っているのか?
- そもそも自分の好みに合わないカクテルだったのか?
などの原因特定がしやすく、初心者にとっても安心して試せる1本になります。
まとめ:まずは「万能タイプ」で1本、次に目的別で選ぶのが理想
ここまでの「ラムの味わい」「実用的なメリット」を踏まえて、
初めてホワイトラムを選ぶなら、
どの材料にも馴染み、入手性・汎用性・コスパの高い、
バカルディがおすすめです。
■バカルディ スペリオール ホワイト
入手性・汎用性・コスパの3拍子がそろった王道ホワイトラム、バカルディ。
どんな材料ともよく馴染み、モヒートやダイキリ、トロピカルカクテルまで幅広く対応。
クリアでクセがなく、それでいてバナナやバニラのようなほんのり甘い香りが感じられる、バランスの取れた味わいです。
価格も手頃で、プロのバーテンダーからも支持される定番中の定番。私も最初にホワイトラムを買ったときから、今でも使ってるアイテムです。
「何を買えばいいか迷ったらこれ」――最初の1本にふさわしい安心の選択肢です。王道ですが、その理由があるのです!
銘柄 | 味の軽さ | 入手しやすさ | 汎用性 | モヒート | ダイキリ |
---|---|---|---|---|---|
バカルディ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★★ | ◎ | ◎ |
サントリー | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ○ | ○ |
ロンリコ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ○ | △ |
汎用性よりも、モヒートやダイキリに合うラムを選びたい|7種類のラムからそれぞれ一番合う銘柄を紹介
上記の項目で、初めてホワイトラムを選ぶなら、バカルディのような定番ラムがおすすめとしました。
ですが、「こういうカクテルを作りたい」や「モヒートだけをつくりたい」という作りたい味わいがきまっているのであれば、
それに特化した相性抜群のラムを選ぶのもおすすめです。
次章では、実際に7種のホワイトラムを3条件(ライム/ミント/パイナップル)で飲み比べた結果をもとに、
それぞれのラムの個性とおすすめ用途を詳しく解説していきます。
ミント系のカクテルにおすすめのホワイトラム|モヒートにおすすめ
ミントのカクテル、モヒートに使うホワイトラムで一番のおすすめは
バカルディです。
その理由は、以下の通りです↓
- 世界的に見ても“モヒートの王道”とされるラム
多くのレシピやバーで使われている信頼あるブランドで、これ1本でクラシックなモヒートの味わいをしっかり再現できます。
私自身、他のラムを購入するたびに、必ずバカルディと比較してその違いを確かめています。
それくらい「基準」として信頼しているラムです! - 香りのバランスが絶妙であること
バカルディのフルーツ感とミントの香りのバランスは絶妙です。
他のラムでは、ラムの主張が強すぎたり、逆にフルーツの香りが物足りなかったりと、バランスをとるのが難しいこともありました。
その点、バカルディは香りが出しゃばらず、ミントやライムと自然に調和します。
そんな理想的な香味設計がバカルディでなら可能です。 - クリアで爽快な飲み口
クセが少なく、すっきりとした仕上がりで、モヒートの命ともいえる「清涼感」が際立ちます。
実際、口をつけた瞬間は甘い果実の香りとミントの爽快感がふわっと広がりますが、後味には甘さが引いて、ミントだけがすっと残ります。
これは、バカルディがフルーティーでありながら、クリアな後味を持っているからこそ生まれる味の流れです。
まさに、モヒートにぴったりのラムと言えるでしょう。
ライム系のカクテルにお勧めなラム|特にダイキリにお勧め
ライムのカクテル、ダイキリに使うホワイトラムで一番のおすすめは
プラントレイです。
その理由は、以下の通りです↓
- ブランデーのような滑らかさがあるから
このメーカーはもともとブランデーの造り手であり、その熟成技術や香味の設計力をラムづくりにも活かしています。
そのため、プラントレイのラムはスムースで上質、まるでブランデーを思わせるような洗練された味わい。
どこか上品な気持ちにさせてくれる、特別な1本です。
このラムをダイキリに使えば、ただクリアなだけのカクテルとは一線を画す、奥行きと品のある味わいが楽しめます。
自宅での1杯が、ちょっと贅沢なバータイムに変わる——
そんな魅力を持ったラムです。 - 濃くもなく軽くもない絶妙なフルーツ感
プラントレイは、バナナやパイナップルのような穏やかなフルーツ香がありつつ、主張しすぎない絶妙なバランス。
ダイキリの爽快さを壊さず、でもラムらしい飲みごたえはしっかり感じられます。
他のラムだと香りが強すぎて、ライムが負けたり、カクテル全体がラムの個性に染まってしまうことも。
その点プラントレイは、ダイキリに必要な「軽やかさ」と「奥行き」のどちらも備えている、
理想的な1本です。 - ベースとしての伸びが良い
しっかりしたボディがあり、酸や砂糖と合わせても味がぼやけず「芯」が残ります。
薄まるのではなく、芯を保ったまま味が広がる感覚です。
この伸びの良さが、フレッシュなダイキリを雑味なく引き締めるうえで重要です。
トロピカルフルーツを使うカクテルに特におすすめなラム
トロピカルフルーツのカクテルに合うホワイトラムで一番のおすすめは
マイヤーズです。
その理由は、以下の通りです↓
- 熟したフルーツ感によるコクと厚み
マイヤーズは特にエステル(発酵由来のフルーツ香)やモラセス(糖蜜)系の香りが豊かで、熟したバナナやマンゴー、プラムのような濃厚な果実感があります。
通常、パイナップルやミルクと混ぜるとラムの風味は薄まりがちですが、
マイヤーズはダークラムにも近いコクと厚みを備えているため、
カクテルにしても“芯”がしっかり残ります。
こうした“味の骨格”の強さが、濃厚なトロピカル系カクテルに最適と評価する理由です。 - 熱帯の湿度を帯びた果実感
マイヤーズも他のラムと同様に甘いフルーツの香りがありますが、
最大の違いはその「こもるような南国感」。
まるで熱帯雨林の湿った空気に包まれたような、
むわっとした熟れた果実の香りが広がります。
こうした濃密なトロピカル感は、ピニャコラーダやマイタイのような濃厚系カクテルと相性抜群。ラムに厚みを求めたい人にぴったりの1本です。 - 濃厚だが抜け感のある爽快さ
マイヤーズは、最初の一口で熱帯のむわっとした湿度をまとったような、
熟したトロピカルフルーツの香りがふわっと広がります。
ところがその余韻は意外なほど爽やかで、スッと抜ける清涼感が後味を引き締めてくれます。
まるで湿度の高い熱帯雨林から海に抜ける風を感じるような、
「濃厚なのにさっぱりと飲める」不思議なバランス。
重いラムのはずなのに、飲み疲れしにくく、
ついもう一口進んでしまいます。
ホワイトラム7本を一括比較|味・カクテル適性・価格・入手性まとめ表
ここまで、ホワイトラムの「カクテルにした時の相性」「実用的なメリット」など、さまざまな視点からおすすめを紹介してきました。
最後に、それぞれの特徴を一覧で比較できる早見表としてまとめました。
「で、結局どれがいいの?」と迷ったときに役立つよう、味の傾向、カクテル適性、入手しやすさなどを一目でチェックできます。
前項のおすすめに入っていないものも詳しく載せていますので、選ぶ時の参考にしてみてください
銘柄 | 味の軽さ | 入手しやすさ | 汎用性 | 価格の安さ | モヒート (ミント) | ダイキリ (ライム) | トロピカル カクテル |
---|---|---|---|---|---|---|---|
バカルディ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ◎ | ○ | ○ |
プラントレイ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ○ | ◎ | ○ |
マイヤーズ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ○ | △ | ◎ |
サントリー | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ○ | △ | ○ |
ロンリコ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ◎ | △ | △ |
セルバレイ | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ◎ | △ | 〇 |
エルドラド | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ○ | ◎ | ○ |
銘柄 | 以上より、どんな人におすすめか |
---|---|
バカルディ | 始めてラムを買う人 色々なカクテルを作ってみたい人 |
プラントレイ | トロピカル全開!というよりは、 上品で上質なカクテルを作りたい人 |
マイヤーズ | 常夏の甘いトロピカル感を存分に味わいたい人 |
サントリー | 濃いフルーツの香りを自分で調節しながら カクテルにしていきたい人 |
ロンリコ | ナッツやベーコン、チョコ様の香り、 落ち着いていて、ドライなカクテルを作りたい人 |
セルバレイ | 主にストレートで飲みたい人 チョコレートのようなコクを前面に出したい人 |
エルドラド | 軽くて優しいフルーツ感を求める人 他の材料の持ち味を活かしあいたい人 |
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ホワイトラムを使うおすすめレシピ
モヒート
ミント香るキューバ生まれの「モヒート」
●ホワイトラム45ml
●シロップ10ml
●ライム15ml
●ミント適量
●ソーダ適量
グラスに氷を詰める。ソーダ以外のものを入れて、よく混ぜ合わせる(ミントは叩いてから入れると香りが立ちます)。最後にソーダで満たして完成!
今回のレシピは、作りやすいように簡易版です。
モヒートは、ラムの芳醇なコクとフレッシュミントとさっぱりとした爽快感が飲みやすい清涼感のある味わい。
その爽やかさはまさに夏にぴったり。甘すぎず、キレのある味わいで、ビーチやテラスでのんびり楽しみたくなるような一杯です。モヒートは男女問わず人気の高いカクテルのひとつです。
ライムは生のものを用意するとフレッシュ感が増し本格的になります。
難しいときはストレート果汁がおすすめ。銘柄によって味が全く違いますので、迷った時は、この記事をご参考に↓
モヒートは、炭酸の強さと泡の細かさで味が変わります。こだわって選びたい方は、こちらの記事を参考にして炭酸水を選んでみてください↓
ラムの使い道に迷ったら、ロングカクテルがおすすめ。自宅で簡単に作れる定番&変わり種レシピをまとめました↓
ボストンクーラー
ノスタルジックな爽快感「ボストンクーラー」
●ホワイトラム45ml
●レモン20ml
●シロップ10ml
●ジンジャエール適量
ジンジャエール以外をシェークしグラスに注ぐ。最後にジンジャエールで満たして完成!
ジンジャーエールのピリッとした炭酸感と、レモンのキリッとした酸味が特徴で、どこかレトロな雰囲気を感じさせる爽快系カクテルです。
甘さは控えめで、スッと喉を通る軽やかさが魅力。夏の昼下がりやお風呂上がりなど、リフレッシュしたいタイミングにぴったりです。
「なんか味が違う?」と思ったら、ジンジャエールが原因かも。先にこちらでおすすめをチェックしてからボストンクーラーを作ってみてください↓
ジンジャエールだけじゃなく、レモン果汁にもこだわると驚くほど美味しくなります!気になる方は、こっちも見てみてくださいね↓
ダイキリ
ラムの芳醇なコクと透明感、洗練されたスタンダードカクテル
●ホワイトラム45ml
●ライム15ml
●シロップ1tsp
全てをシェークしてグラスに注いだら完成!
ラムのまろやかなコクとライムの酸味が複雑で奥行きのあるエレガントな余韻が魅力のカクテルです。
加えてダイキリの魅力は、わずか3つのシンプルな材料の使い方で味わいが大きく変わることです。
ライムの絞り方、砂糖の加減、使うラムの種類で味わいは驚くほど変化します。
自分好みの「究極の一杯」を追求できるのも、ダイキリならではの楽しみです。
もっとこだわってダイキリを楽しみたい方は、本格派のレシピや作り方のコツをこちらで紹介しています↓
ライムの選び方で仕上がりが変わるのは、ダイキリも同じ。
モヒートでもご紹介したこちらの記事で、本格的な味に近づけますよ↓
暑い季節にぴったりのダイキリは、実はBBQシーンでも大活躍。
氷さえあれば意外と簡単に作れて、爽快感も抜群。
BBQで映えるカクテルを探している方は、こちらの記事もどうぞ↓
ビットウィーン・ザ・シーツ
大人の夜を彩る、妖艶な一杯
●ブランデー30ml
●ホワイトラム30ml
●ホワイトキュラソー30ml
●レモン20ml
全てをシェークしてグラスに注いだら完成!
一口飲めば、華やかで奥行きのある香りと、じんわり身体に染み渡るような深みが広がります。
寝る前の一杯、特別な夜の演出、静かなバーで自分を見つめ直したいとき——
どんなシーンでも、その名の余韻とともに、あなたを艶やかな気分に誘う一杯です。
とくにビトウィーン・ザ・シーツでは、ブランデーの質感が全体の印象を決めます。銘柄ごとの違いも大きいので、本格的に作りたい方は以下の記事をぜひご参照ください。↓
「そもそもウィスキーとブランデーの違いって?」と思ったら、まずはこちらの記事で基本から確認しておくのがおすすめです↓
ホワイトキュラソーも味や香りに個性があり、どれを選ぶかでカクテルの印象がガラッと変わります。1本持っておくと汎用性も高い、おすすめ銘柄をまとめました↓
ホワイトキュラソーは揃えたけれど「他に何を買えばいいのか分からない…」という方も多いはず。そんな時に役立つ、初心者向けリキュールのおすすめをまとめたガイドはこちら↓
ボストンクーラーの項でも触れましたが、ビトウィーン・ザ・シーツのように全体量が少ないショートカクテルでは、レモン果汁の質が味に大きく影響します。
市販のものと生搾りではどう違う?こだわるならまずこちらをご参考に↓
エル プレジデンテ
華やかな甘さと爽やかなキレ味が調和する大人のステアカクテル
●ホワイトラム30ml
●ドライベルモット15ml
●オレンジキュラソー15ml
●グレナデンシロップ1tsp
全てをミキシンググラスでステアしてグラスに注いだら完成!
このカクテルは、ホワイトラムの軽やかでクリアな味わいに、ドライベルモットのほのかなハーブ感とキレが絶妙にマッチします。
オレンジキュラソーが華やかな柑橘の香りと程よい甘みを添え、グレナデンシロップの深みある甘さが全体のバランスを引き締めています。
爽快感と豊かな甘みが織りなす大人の味わいは、特別な夜にも普段のひとときにもぴったりの一杯です。
ここで使うドライベルモットは、華やかなタイプもドライなタイプも相性抜群です。自分に合うベルモットを見つけるために、まずはこちらの記事をチェックしましょう↓
このカクテルでは1 tspだけ使いますが、香りの存在感はしっかりあります。グレナデンシロップは他のカクテルでもよく使うため、一度買うと長く使えます。
失敗しない選び方はこちらの記事を参考にしてください↓
これらのカクテルを作るのにはシェーカーやミキシンググラスが必要
これらのカクテルを作るには、シェーカーやミキシンググラス、バースプーンが必要になります。
ゆったりした夜に、
自分だけの優雅なバータイムを楽しんでみては?
でも、いざ道具を揃えようとすると、その種類の多さに圧倒されて「どれを選べばいいの?」と、
立ち止まってしまうかもしれません。
ご安心ください!
カクテル作り初心者さんでも「これさえあれば間違いない!」と自信を持っておすすめできる、
「ハズレなしの必須アイテム」を厳選してご紹介します。
これを読めば、あなたも今日から自宅バーのマスター!
シェーク
シェークは、カクテルを作る基本技法のひとつで、
シェーカーと呼ばれる専用の器具に材料と氷を入れ、勢いよく振って混ぜ合わせる方法です。
シェーカーは様々なメーカーが販売していますが、
安価なシェーカーを買うと噛み合わせが悪かったり爆発したりすることがありますので、
大手のメーカーでメジャーなものを購入することをおすすめします。
バースプーンはシェークする前に軽く混ぜて味見をするときに重宝します。
長めのものが扱いやすいのでおすすめです。
BIRDYの商品は非常に高品質ですが価格も高め。
そのため、コスパを重視する方には以下の記事で紹介している他の選択肢もおすすめです。迷ったときはこの記事を参考に↓
ミキシンググラス✖️ステア
ミキシンググラスという大きめのグラスに材料を入れて混ぜ合わせる手法です。
ミキシンググラスを買う時は、ストレーナーもセットで購入しましょう。
ストレーナーは、ミキシンググラスからカクテルグラスに注ぐ際、
ミキシンググラスに蓋をする道具です。
ホワイトラム とは?
ホワイトラムとは、無色透明で軽やかな味わいのラム酒です。
サトウキビを原料に作られ、短期間の熟成または熟成後にろ過して色を取り除いています。
クセが少なく爽やかなので、モヒートやダイキリなどのカクテルにぴったり。
初心者でも扱いやすいラム酒です。
ラム酒とは?
ラム酒とは、サトウキビのしぼり汁や糖蜜を発酵・蒸留して作る蒸留酒です。
ラム酒は、糖蜜を使う一般的なインダストリアルラムと、
生搾り汁を使う個性的なアグリコールラムに分かれます。
インダストリアルラムは、熟成度合いでホワイト・ゴールド・ダークに分かれ、
それぞれ合うカクテルが異なります。
主にはホワイトとダークラムがカクテルで使われることが多いです。
ホワイトラムとダークラムの違いは?
ホワイトラムは、クリアで軽快な味わいが特徴で、
今回紹介したモヒートやダイキリ、ピニャコラーダのような爽やかでフルーティーなカクテルに最適です。
ダークラムは、長期熟成による濃厚な甘みや香ばしさ、重厚なコクが魅力で、
ダーク&ストーミー、ゾンビといった力強く、香り高いカクテルによく使われます。
質問コーナー
- Q大手ラムメーカーのキャプテンモルガンは調査しないのですか?
- A
はい。キャプテンモルガンはスパイスの効いたダークラムが主力のブランドで、ホワイトラムの流通はあまりありません。
供給が不安定なものを紹介しても、混乱する恐れがあると思い今回は調査対象としませんでした。
- Qホワイトラムはダークラムと比較して、種類が少ないのはなぜ?
- A
ホワイトラムは個性が出しにくいからといわれています。
ダークラムは熟成させたりする過程で個性を出せますが、ホワイトラムは短期熟成のため個性を出しにくいと言われています。
加えてバカルディの様な超競合がいるため、あえて参入するメーカーが少ない。ということが影響していると言われています。
- Qホワイトラムはお菓子作りにも使えますか?
- A
はい。今回紹介したホワイトラムはどれも香りが良いものなのでお菓子の香りづけに使うことができます。
ただし、銘柄によって香りが全然違うため、使う前に香りを確かめてから使用しましょう。
- Qホワイトラムにはアグリコールラムもありますが、代用できますか?
- A
おすすめしません。アグリコールラムは青臭いような個性を持っている商品もあります。
一般的にカクテルレシピに乗っているホワイトラムはバカルディやロンリコのようなインダストリアルラムを指しますので、
代用してもレシピが狙った味にならない可能性が高いです。
迷ったらこれ!初めての1本は「バカルディ」で間違いなし
ここまで、さまざまなホワイトラムを紹介してきましたが、
最初の1本に選ぶならやはり 「バカルディ」 をおすすめします。
理由はシンプル。
どんなカクテルにも合わせやすく、香りやクセもほどよく、スーパーや通販でも手に入りやすい。
しかも価格も手頃でコスパ抜群。バーテンダーも愛用する王道のラムだからです。
「ホワイトラムってどれを買えばいいの?」と迷ったら、まずはこの1本から始めてみましょう。
失敗のない、安心のスタートになりますよ!
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