バースプーンを回そうとしても、

「氷が引っかかる…」
「うまく回らない…」
「なんでうまく回らないの??」
と悩んでしまうことはありませんか?

実は“正しいコツ”を知るだけで必ず回せるようになりますよ!
ポイントを押さえれば、初心者の方でもスムーズにクルクル回せるようになります。
さらに、透明感のある美しいカクテルに仕上がります!
この記事では、
まで今日からプロっぽく回せるようになる具体的なテクニックをわかりやすく解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
- ホームバーテンダー歴16年
- 「初心者がおうちカクテルを本格的に楽しむためのブログ」を運営
- 自分で試したもの”だけ”紹介する、がモットー
- 作るカクテルは”年間720杯”以上

「バースプーンが回らない!」という人は、「BIRDY.バースプーン」の”一択”。
- 手触りの良さ
- 軽い力でスーッと回る
- 練習しても疲れない
など、まだ使い慣れてない初心者ほどおすすめな商品です。
気になる方は『BIRDY.バースプーン徹底レビュー』の記事もあわせてご覧下さい。
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バースプーンは、初心者でも必ず回せるようになる!
バースプーンが思うように回らないと、

「自分には向いてないのかな…」
と感じてしまいますよね。

でも安心してください!
バースプーンは「コツを知れば必ず回せるようになる道具」です。
私も買った当初は、どんな持ち方かもわからず、うまく回せなかったのを覚えています。
重要なのは、「なぜ回らないのか?」という原因を知ること。
原因を知れば“今日から確実に上達する最短ルート”が見えてきますよ。

次の項目からよくある原因を紹介していきます
バースプーンが回らない理由|失敗の原因
バースプーンが回らないときは
- 持ち方
- スプーンの当て方
- 回し方
の3点が原因であることが多いです。
この3点を押さえるだけで、回転する感覚を理解できるようになりますよ。
左利きの人は、”左利き用のバースプーン”を用意しましょう。
柄のツイストの向きが、右利きと左利きで違いますので注意が必要です。
持ち方を間違えている

よくある失敗の原因はバースプーンを”鉛筆もち”することです。
この持ち方だと、
- スプーンが途中で引っかかる
- 軸がぶれる
など、どう頑張ってもスムーズに回りません。
これが原因の場合、正しい持ち方に直すだけで、驚くほど回しやすくなるはずです。
具体的には、バースプーンを中指と薬指で挟むように持つこと。
このように持つだけで劇的に変わりますよ。

ぜひ試してみてくださいね!
スプーンの当て方が違う

失敗の2つ目は「スプーンの”先端”をグラスに沿わせる」ことです。
こうするとカチカチッというだけで、結果回りません。
正しくは「スプーンの”背”をグラスに沿わせる」ことです。
スプーンの背をグラス壁面に沿うよう、常に意識すれば確実にクルクル回りますよ。
回し方がわからない
最後のよくある失敗は「そもそも回し方がわからない」ということです。
そもそも回し方がわかってなければ、回るものも回りませんよね。
回し方については、『次の項目』から詳しく解説していますので、

どう回せばいいの??
と悩まれている方は、ぜひご覧くださいね。
バースプーンの基本の回し方
ここからは、基本的なバースプーンの扱い方について紹介します。

バースプーンが回らない…
という方でも、読むだけで“今日からスッと回せるようになる”はずです。
ぜひ最後までご覧くださいね。
バースプーンの持ち方
バースプーンは利き手で
- 中心より少し上を持ち
- 「人差し指」と「中指」を奥
- 「薬指」と「小指」を手前
の3点を意識して持ちましょう。

バースプーンの回し方
バースプーンは
- スプーンの”背”を
- グラス壁面に伝うように
回していきます。
そうすることで、効率的に氷も回すことができますよ!

- ★スプーンの背をグラスの上側壁面に持ってくる
- 中指でステムを手前に押してスプーンをグラスの下側に移動
※スプーンの背は常にグラスの壁面を伝うのがポイント! - 薬指でステムを奥側に押してスプーンをグラスの上側に移動
- ★に戻る
この①~④を繰り返すこと勝手にスルスル回りますよ!

よく言われる「速度」や「氷のぶつかる音」は気にしなくて大丈夫!
全然美味しく作れていますよ!
プロ級に見える!|回すときのポイント

ここからは、

せっかくならかっこよく回したい!
という方に向けて「プロ級に見えるバースプーンの回し方」のポイントをご紹介します。
おうちカクテルをぜひ本格的な雰囲気で楽しんでみてくださいね。
中指と薬指だけで回す(手首と肘は固定)

バースプーンを指先だけを使って回転させるとプロっぽく見えます。
初心者がやりがちなのは、
- 腕全体を使って回そうとする
- 手首も使って回そうとする
このようにすると、大きくぎこちなく見えてしまいます。
バースプーンをプロっぽく回したいときは、
- 肘と手首は動かさず
- バースプーンを中指と薬指でうまく押し出す
この2点を意識すれば、軸がぶれないプロ級の所作に近づきます。
「回す」ではなく「押し出す」意識

バースプーンは「回す」のではなく「押し出す」を意識するのがポイントです。
多くの初心者は“スプーンを回そう”として手首をひねりがちですが、実はこれが回らない大きな原因。
“押し出す”を意識することで、
- スプーンの軸が安定
- グラスの壁に沿ってスムーズに回転
していきます。
この“押し出す”意識で扱うと、力を使わなくても静かに美しく回りプロのような滑らかなステアになりますよ。
「大きな回転」を意識する

スプーン部は、グラス壁面で大きく回るように意識しましょう。
プロのステアがダイナミックに見えるのは、軸が安定しているだけではありません。
それは、グラスの中で“大きく”回しているからです。
このようにステアすることで
- 液体全体がしっかり動き
- ヘッド部分も大きな円を描く
ため「プロらしい華やかさ」を出すことができます。
冷却・撹拌が均一になり、見た目も味わいもワンランク上のステアに変わりますよ。
バースプーンの回し方の練習方法
ここではおすすめの練習方法は以下の3点です。
口径が大きく、寸胴型の容器を用意する

練習時は、
- 口径が大きく
- 寸胴型
など「ミキシンググラス」のような容器で練習するのがおすすめです。

なければ、大きなグラスで!
なぜならできるだけ本番に近い道具で練習することで
- 初心者でも動きをつかみやすい
- 上達スピードが早い
- 実践への移行がスムーズ
などたくさんのメリットがあるからです。
「早く上達したい!」ならば「ミキシンググラス」で練習していきましょう。
ミキシンググラスに迷っている方『ミキシンググラスおすすめ14選』の記事で徹底解説しています。
ステアで作るカクテルでは”必須”商品ですので、あわせてご覧ください。
氷を入れて練習

練習では「氷を入れて」回すことをおすすめします。

氷がもったいなくない?

早く上達したいなら、氷は必須です!
氷を入れて練習すると、
- 氷なし→ありの二度手間を防げる
- 氷の詰め方も同時に学べる
- 実践への移行がスムーズ
など、非常に効率的です。
そのため、練習するときは氷を入れてチャレンジしていきましょう。
本格カクテルに挑戦したい方は、キューブアイスや一枚氷での練習がおすすめです。
製氷機の氷だと
- 溶けやすい
- 水っぽくなる
- カルキ臭が出やすい
など実際にカクテルにした時のデメリットが多いです。
そのため、練習段階から氷にこだわると
- プロのような滑らかなステア
- 本格的な味わい
へ早く到達できますのでおすすめです。
前章の「回すポイント」を意識

「容器」と「氷」が準備できたら前章の
の4点を押さえて練習しましょう。
何度か練習するうちに「ちゃんとクルクル回ってる!」という手応えをきっと実感できるはずです。

1回であきらめず、何度かチャレンジしてみましょう!
練習にお勧めのステアカクテル
ここでは、ステアで作る有名なカクテルをいくつか紹介します。
ぜひ気になるものから、美味しいカクテルに仕上げてみてくださいね。
マティーニ

ジン 45ml
ドライベルモット 15ml
オリーブ 1個
レモンピール 1片
ベース:
ジン
手法:
ステア
スタイル:
ショート
味わい:
ドライ
度数:
約30%
言葉:
知的な愛
誕生日:
3月16日
- STEP1別の小容器ですべての材料を混ぜ、味を調整-★
この段階で、完成形の味を作っておきましょう!
- STEP1ミキシンググラスに氷を入れて冷やす
液体の冷却が早く済むように、
あらかじめミキシンググラスを冷やしておきます - STEP3★をミキシンググラスに入れてステアする
大体30回転くらい
回数は味見をしながら調整しましょう - STEP4ストレーナーをかぶせてグラスに注ぐ
- これで完成
マティーニの味わいは研ぎ澄まされた静謐と複雑な芳香です。
まさに”大人の味”で、ジンとベルモットの複雑なアロマの余韻は、非常に奥深い味わいです。
このカクテルは、ベルモットを変えることで印象が変わります。
がおすすめです。
自分の作りたいマティーニに合わせて選ぶのも楽しいですよ。
マンハッタン

ライウィスキー 50ml
スイートベルモット 25ml
アンゴスチュラ ビターズ 1dash
マラスキーノ チェリー 1個
ベース:
ウィスキー
手法:
ステア
スタイル:
ショート
味わい:
どっしり重厚
度数:
約30%
言葉:
切ない恋心
誕生日:
9月25日
- STEP1チェリー以外を小容器で混ぜ合わせ味を調整-★
この段階で、完成形の味を作っておきましょう!
- STEP2ミキシンググラスに氷を入れて冷やす
液体の冷却が早く済むように、
あらかじめミキシンググラスを冷やしておきます - STEP3★をミキシンググラスに入れてステアする
大体30回転くらい
回数は味見をしながら調整しましょう - STEP4ストレーナーをかぶせてグラスに注ぐ
- STEP5ピンで刺したマラスキーノチェリーを沈める
チェリーの漬け込み液を、
ウィスキーで洗ってから入れると、
甘さがカクテルにつきません - 完成
”カクテルの女王”とも呼ばれるメジャーカクテル。
ライウィスキーとベルモットが織りなす、深みのある香りと甘味は洗練された大人の味わいです。
落ち着いた空間でゆっくりと味わうのにふさわしい一杯です。
ライウィスキーのおすすめは「オールド・オーバー・ホルト」です。
ライウィスキーの王道のような銘柄で、ライ指定のレシピはすべてこの一本で対応可能です。
パリジャン

ジン 20ml
カシスリキュール 20ml
ドライベルモット 20ml
レモンピール 1片
ベース:
ジン
手法:
ステア
スタイル:
ショート
味わい:
芳醇なカシス
度数:
約25%
言葉:
小粋
誕生日:
5月6日
- 手順1レモンピール以外を小容器で混ぜ合わせ味を調整-★
この段階で、完成形の味を作っておくのが
おすすめ - 手順2ミキシンググラスに氷を入れて冷やす
液体の冷却が早く済むように、
あらかじめミキシンググラスを冷やしておきます - 手順3★をミキシンググラスに入れてステアする
大体30回転くらい
回数は味見をしながら調整しましょう - 手順4ストレーナーをつけてグラスに注ぐ
- 手順5レモンピールを振りかける
軽くつけるくらいがおすすめ!
- 完成
ジンとベルモットのハーブ感、カシスのまろやかさが織りなす芳醇で奥深くフルーティーな味わい。
使用するカシスリキュールやベルモットによって味わいが大きく異なります。
自分の好きな組み合わせで、ぜひ作ってみてくださいね。
銘柄の組み合わせは、
- カシスリキュール→「アラン・ヴェルデ」
- ベルモット→「ドラン・シャンベリー」
がおすすめです。
通常リキュールは比重が大きく、沈みがちですが、「アラン・ヴェルデ」は比較的軽め。
そのため、ワインベースの様にステアしやすく、均一感のあるカクテルに仕上がりますよ。
まとめ|バースプーンは誰でも回せるようになる!
「バースプーンが回らない」時の対策は、
この3つに集約されます。
これだけ押さえれば、誰でもスムーズに回せるようになり、仕上がりも一気に美しくなります。
そして意外と重要なのが“道具選び”。
扱いやすい道具を選ぶだけで
- ステアが疲れない
- 指が痛くならない
- 軽い力でスーッと回る
など上達スピードにも影響が出ます。
とくにおすすめなのが「BIRDY.バースプーン」。
これを使うだけで、ステアの動きが静かに整い、練習から本番まで一気にレベルアップできるはずです。
早く上達したい方は、ぜひ検討してみてくださいね。
もっと詳しく知りたい方は『BIRDY.バースプーン徹底レビュー』の記事もあわせてご覧下さい。
「他の銘柄も見たい」という方は『バースプーンおすすめ11選』の記事もぜひご覧ください。










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