白ワインをジンジャーエールで割るだけで作れる、爽快で飲みやすいカクテル「オペレーター」。
シンプルながら、甘さと酸味のバランスが良く、食前酒や宅飲みにもぴったりです。
この記事ではオペレーターカクテルの、
- 基本レシピ(作り方)
- 味わいの特徴・度数の目安
- よくある失敗を防ぐコツ
- アレンジレシピ
- 相性の良いおつまみ提案
と幅広く網羅しています。
「オペレーターを作ってみたい!」
「バーみたいなクオリティのカクテルを作ってみたい!」
という方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください!
書いているのはこんな人↓
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オペレーターってどんなカクテル?【味・度数・特徴】

オペレーター(Operator) は、
白ワインをジンジャーエールで割ったカクテルです。
作り方はとてもシンプルで、
氷を入れたグラスに冷えた白ワインを注ぎ、ジンジャーエールを同量加えて軽く混ぜるだけ。
以下が特徴です↓
- 味わい:
白ワインのフルーティーさと、ジンジャーエールの爽快感が合わさり、さっぱり飲みやすい - アルコール度数:
通常は 7% 前後 - 飲みやすさ:
甘口にも辛口にも調整できるので、ワイン初心者や女性にも人気 - シーン:
食前酒、女子会、宅飲み、夏の乾杯ドリンクとして定番
オペレーターは、
日本でも海外でもメジャーなカクテルです。
特に日本だと、ホテルのバーやレストランでよく見かけるように思います!
キティ スプリッツアー、サングリアとの違いは?

オペレーターとよく混同されやすいのが、
「キティ」
「スプリッツァー」
「サングリア」
です。いずれもワインをベースにしたカクテルですが、それぞれに特徴的な違いがあります。
スプリッツァー は、
白ワインを炭酸水で割ったカクテル。
甘さのあるジンジャーエールを使うオペレーターに比べ、スッキリと辛口に仕上がるのが特徴です。
キティ は、
赤ワインをジンジャーエールで割ったもの。
白ワインを使うオペレーターの“赤ワイン版”といえる存在です。甘みとまろやかさがあり、よりコクを感じる味わいになります。
最後に サングリア は、
ワインにフルーツやスパイスを漬け込んだ飲み物。
手間がかかる分フルーティーで華やかな味わい。オペレーターやキティのようにその場で作るカクテルとは少し立ち位置が違います。
まとめると、
- オペレーター:白ワイン × ジンジャーエール
- スプリッツァー:白ワイン × 炭酸水
- キティ:赤ワイン × ジンジャーエール
- サングリア:ワイン × フルーツ&スパイス
このように、同じワインカクテルでも様々な違いがあります。
オペレーターの基本レシピ【作り方】

白ワインをジンジャーエールで割った爽快カクテル!
白ワイン 60ml
レモン 15ml
ジンジャエール 60ml
ベース:
白ワイン
手法:
ビルド
スタイル:
ロング
味わい:
すっきり
度数:
約5%
言葉:
気さくな関係
誕生日:
9月2日
- STEP1氷を入れたグラスに白ワイン・レモンを入れステアする
ここでステア(混ぜる)しておくと、
香りが立ち、味がなじみます - STEP2ゆっくりとジンジャエールを加えて軽く混ぜる
炭酸はスプーンの背に沿わせ、
グラスの壁を伝わせて注ぐと
気が抜けにくいです! - STEP3レモンスライスをグラスの中に差し込む
- これで完成!
フルーティーな香りに炭酸の刺激とほのかな甘さが加わり、軽やかで飲みやすいのが特徴です。
アルコール度数は5%程度と控えめで、ワイン初心者や食前酒にもぴったりの一杯です。
作るポイント:
白ワインは銘柄によって酸味や甘みが大きく違いますので、
シロップ(または粉糖)やレモンで適宜調整して作りましょう!
オペレーターに使うおすすめのワインは?

オペレーターは白ワインをジンジャーエールで割るシンプルなカクテル。
ですが、
ひと口に白ワインといっても種類はさまざまで、選ぶ一本によって甘さ・香り・爽快感がガラッと変わります。
だからこそ、
どんなワインを選ぶかが美味しさの決め手。ここでは、オペレーターにぴったりのおすすめワインをご紹介します。
オペレーターにおすすめのワインはシャルドネとソーヴィニヨン・ブラン
白ワインには多くのブドウ品種がありますが、
オペレーターにぴったりなのは シャルドネ と ソーヴィニヨン・ブラン です。
どちらも酸味があり、
ジンジャーエールの甘さとバランスが取れるため、すっきり爽快な仕上がりになります。
コンビニやスーパーでも手に入りやすい品種なのも嬉しいポイントです。
一方で、
甘みとフルーティーさが特徴の リースリング を使っても美味しく作れます。フルーティーに楽しみたいときにおすすめです。
まとめると、
- シャルドネ・ソービニヨンブラン
=王道なすっきり味わい - リースリング
=まろやかでフルーティー
このように使い分けてみるのも楽しいですよ!
白ワインはコンビニで買えるもので十分!
オペレーターの魅力は、
コンビニやスーパーで買える安価なワインでも十分に美味しく作れることです。
実際にコンビニワインで作ってみても、
ジンジャーエールの炭酸と酸味が合わさり、とても爽快で飲みやすい一杯になりました。
気軽に楽しめるのが、オペレーターの大きな魅力です!
■コンビニでも買えるお手頃なおすすめ白ワイン「アルパカ」↓
とはいえ、「せっかくだから少しこだわりたい」という方には、
ウィリアム フェーブルのシャブリがおすすめです。
ミネラル感と酸味のバランスが良く、
白い花を思わせる香りを持っていて、ジンジャーエールと合わせた時にふわっと上品な余韻が広がります。
普段より少し贅沢に、ワンランク上のオペレーターを楽しみたいときに試してみてください。
■上品・上質な味わいに。ウィリアムフェーブル シャブリ↓
オペレーターを美味しく作るポイント

シンプルに見えるオペレーターですが、
実はちょっとした工夫で仕上がりが大きく変わります。
ここでは、誰でも簡単に実践できる美味しく作るコツをご紹介します。
作る前に白ワインの味を確認する

美味しいオペレーターを作る最大のポイントは、
白ワインを必ず味見してから作ることです。
白ワインは同じ品種でも銘柄ごとに味わいが大きく異なり、
さらに開栓後は酸化によって時間とともに風味が変化します。
そのため、使うワインの酸味や甘味に合わせて、
レモン果汁を加えたり、シロップ(粉糖など)で甘さを調整すると、毎回バランスよく仕上げることができます。
炭酸を飛ばさないように工夫する

オペレーターを美味しく仕上げるためには、
ジンジャーエールの炭酸をできるだけ保つことが大切です。
炭酸が抜けてしまうと、このカクテルならではの爽快さが半減してしまいます。
ジンジャーエールはなるべく開けたてを使うのがベストで、
大きなペットボトルよりも200ml前後の小瓶や缶を選んで毎回使い切ると、いつでも新鮮な炭酸を楽しめます。
注ぐときは氷に直接当てるのではなく、
グラスの内側を伝わせるように静かに注ぐと炭酸が逃げにくく、仕上がりがすっきりします。
その後のステアも激しくかき混ぜるのではなく、
氷を下から数回持ち上げる程度にとどめるのがポイントです。
氷は純氷を使う

オペレーターの美味しさを左右するのは、実は「氷」です。
家庭用の製氷機で作った氷は手軽ですが、
カルキ臭(塩素臭)や不純物が溶け出し、せっかくのカクテルを薬っぽく感じさせる原因になります。加えて溶けやすいため、水っぽくなってしまうのも難点。
そこでおすすめなのが 純氷(じゅんぴょう)。
純氷は時間をかけてゆっくり凍らせ、不純物を取り除いた透明な氷。
密度が高く、溶けにくいので、カクテル本来の風味をクリアに保ってくれます。
純氷はコンビニやスーパーでも手軽に購入可能ですよ。
さらにこだわりたい方は、
氷屋さんの純氷を試してみるのもおすすめです。プロのバーテンダーが愛用する氷は特に密度が高く、最後の一口まで美味しさをキープできます。
私がいつも利用しているおすすめの氷屋さんはこちらです ↓

よくある失敗と改善方法
オペレーターはとてもシンプルなカクテルなので、大きな失敗はほとんどありません。
ですが、
ちょっとした注意点を知っておくだけで、仕上がりがぐっと美味しくなります↓
- 甘すぎる → 辛口のジンジャーエールを使う、レモンを多めにする
- 味が薄い → 白ワインをやや多めに or ジンジャエールを少なめに
- 炭酸が弱い → グラスに注ぐのは飲む直前、強炭酸タイプを選ぶ
- ぬるい → ワインもジンジャーエールもしっかり冷やしておく
ちょっとした工夫をするだけで、簡単なカクテルもぐんと美味しく楽しめますよ。
オペレーターにおすすめの銘柄と必要な道具
オペレーターはシンプルなカクテルですが、
選ぶワインやジンジャーエールによって味わいが変わります。
ここでは、おすすめの銘柄と、揃えておくと便利な道具をご紹介します。
白ワインのおすすめはシャルドネ か ソービニヨンブランの商品
オペレーターにぴったりなのは、
シャルドネ か ソーヴィニヨン・ブランというブドウ品種が原料の商品 です。
酸味がはっきりしているので、
ジンジャーエールの甘さとバランスが良く、すっきり爽快な仕上がりになります。
白ワインは高級品でなくてもOK。
オペレーターの魅力は、コンビニやスーパーの手頃なワインでも十分美味しく作れることです。
中でも「アルパカ」は酸味が心地よく、オペレーターとの相性抜群です↓
少しこだわりたいなら、ウィリアム フェーブルのシャブリがおすすめ。
ミネラル感と酸味のバランス・白い花のような香りがオペレーターをより上品なものに↓
ジンジャエールのおすすめはカナダドライやフィーバーツリー
実際に作ってみると、
オペレーターには辛口よりもすっきりタイプのジンジャーエールが相性抜群でした。
辛口すぎるとスパイス感が強まり、白ワインの華やかさや爽快さを損なってしまうからです。
カナダドライやフィーバーツリーなら、
白ワインの良さを引き立てつつジンジャーエールらしさも楽しめます↓
ほかの種類について知りたい方は、
別記事でカクテル向けジンジャーエールの徹底解説をしているので、ぜひチェックしてみてください。
ビルド

モヒートはビルドという手法で作ります。
ビルドとは、
氷を入れたグラスに、お酒やジュースなどの材料を順番に注ぐだけ。
ビルドで必要な道具は、
- バースプーン
- メジャーカップ
だけでOKです。
■バースプーン
おすすめはBIRDYの40cm。
プロも愛用者が多い信頼性の高いアイテムです。
バースプーンは何度も買い替えるものではないため、失敗しない1本を揃えるのがおすすめです
しかし、
BIRDYの商品は非常に高品質ですが価格も高め。
そのため、コスパを重視する方や迷ったときはこの記事を参考に↓
■メジャーカップ(ジガー)
WOMLEXの商品は、カクテルでよく使われている目盛り線が刻まれているだけでなく、
メモリ数も彫ってくれているので、非常に使いやすいです。
私は、使っているうちにどのメモリか忘れてしまうことがあるので、
このメモリ数の彫りこみは大変ありがたいです!
他にもシェークやステアという手法もある
ビルドのほかにもシェーカーやミキシンググラスを使った、
シェーク、ステアという手法もあります。
モヒートでは使いませんが、スタンダードカクテルではよく使われる手法になります。
それぞれの特設記事がありますので、気になる方はぜひ↓
これからカクテルを始めようという方は、この記事を見ておくことをお勧めします。
どこ記事で知るよりも詳しく、体系的にカクテルを理解できますよ↓
オペレーターのアレンジレシピ

白ワイン 60ml
白ブドウ 4粒ほど
レモン 15ml
ジンジャエール 60ml
ベース:
白ワイン
手法:
ビルド
スタイル:
ロング
味わい:
すっきり
度数:
約5%
言葉:
気さくな関係
誕生日:
9月2日
- STEP1適当な容器に白ワイン・白ブドウを入れ果肉を潰す
白ワインに白ブドウのフレイバーを加えます
- STEP2容器からグラスにストレーナーで濾しながら入れる
果肉入りがいい場合は、
この作業はなしでOK - STEP3グラスに氷・レモンを入れてステアする
ステア(混ぜる)ことで、
それぞれの材料を馴染ませます - STEP2ゆっくりとジンジャエールを加えて軽く混ぜる
炭酸はスプーンの背に沿わせ、
グラスの壁を伝わせて注ぐと
気が抜けにくいです! - STEP3レモンスライスをグラスの中に差し込む
- これで完成!
通常よりもさらにフルーティーに仕上がるレシピです。
もともと白ワインの原料は白ブドウなので、相性は抜群。
ジンジャーエールの爽快さと合わさり、
フルーティーなのにごくごく飲める、贅沢なアレンジカクテルになります。
オペレーターに合うおつまみ
家でモヒートをつくるなら、おつまみにもこだわりたいですよね。
ここからは、家で揃えやすい4つのおつまみでモヒートに合うか比較してみました。

ナッツ:★★★★☆
カクテルの味わいを邪魔しない、万能おつまみです!
ドライフルーツ:★★★☆☆
ドライフルーツの甘味がオペレーターの爽快感を引き立たせてくれます!
生ハム:★★★★☆
元々白ワインとも相性が良い生ハム。オペレーターでもその相性の良さは折り紙付きです
チーズ:★★★★☆
生ハム同様チーズも白ワインと相性が良いおつまみ。特にコンテやカマンベールと相性抜群です!
名前の由来とカクテルの背景
「オペレーター」という名前の由来は諸説ありますが、
英語の Operator(操縦士・交換手) からきているといわれています。
また、軽やかで飲みやすい一杯を“スマートに操る”イメージと重ねたものと考えられます。
誕生は古典カクテルのように古くはなく、
日本のバー文化やワインブームとともに広まった比較的新しい存在。赤ワインを使う「キティ」と並んで紹介されることが多く、ワインを気軽に楽しむスタイルを象徴するカクテルです。
よくある質問(FAQ)
- Qオペレーターのカロリーはどのくらい?
- A
白ワイン100ml(約80kcal)+ジンジャーエール100ml(約70kcal)で、1杯あたり 150〜170kcal程度。ワインを多めにするとややカロリーは上がります。
- Qオペレーターは、ノンアルコールで作れる?
- A
はい、可能です。ノンアルコール白ワインやぶどうジュースをベースにし、ジンジャーエールで割れば同じような風味が楽しめます。アルコールが苦手な人やパーティーの乾杯ドリンクにおすすめです。
- Qオペレーターの作り置きはできる?
- A
おすすめしません。
空気に触れている時間が長いほど、白ワインは酸化が進みます。
またジンジャーエールの炭酸が抜けてしまうため、必ず飲む直前に作るのが美味しさのポイントです。
- Qオペレーターは、カクテル初心者でも作れる?
- A
はい、材料を注いで軽く混ぜるだけなので、誰でも簡単に作れます。シェーカーも必要ありません。
- Q海外でもオペレーターは飲まれている?
- A
ヨーロッパやアメリカでは「ワインスプリッツァー」や「ワインカクテル」が主流で、日本ほど「オペレーター」という名前は知られていません。日本独自の呼び名として親しまれているカクテルです。
まとめ
オペレーターは、
白ワインをジンジャーエールで割るだけの手軽で爽快なカクテルです。
ワインのフルーティーさと炭酸の爽快感が合わさり、
アルコール度数もほどよく低いため、初心者からワイン好きまで幅広く楽しめます。
シンプルだからこそ銘柄や比率を工夫すれば、味わいはぐっと変化します。
ぜひあなた好みのスタイルを見つけて、オペレーターを楽しんでみてください!
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