チョコミントのような甘く爽やかな味わいで人気のカクテル、
「グラスホッパー」。
デザート代わりにも楽しめる飲みやすさから、
カクテル初心者や甘口好きにぴったりの一杯です。
この記事では、
- グラスホッパーの基本レシピと作り方
- 身近な材料でできる代用・アレンジレシピ
- カクテルの歴史や名前の由来
- おすすめのリキュールやペアリングおつまみ
までをまとめてご紹介します。
初心者でも簡単に作れるコツを解説しているので、ぜひチェックしてみてください!
この記事を書いているのはこんな人↓
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グラスホッパーとは?

グラスホッパー(Grasshopper)は、
鮮やかなミントグリーンの色と、
チョコミントのような甘く爽やかな味わいが特徴のカクテルです。
ミントリキュール、カカオリキュール、生クリームを使い、
デザート感覚で楽しめる甘口カクテルとして人気があります。
名前はその色合いがバッタ(グラスホッパー)を連想させることに由来します。
グラスホッパーの基本レシピ

グリーンミント リキュール 20ml
ホワイトカカオ リキュール 20ml
生クリーム 20ml
ベース:
リキュール
手法:
シェーク
スタイル:
ショート
味わい:
チョコミント
度数:
約15%
言葉:
喜び
誕生日:
1月3日
- STEP1全ての材料をシェーカーに入れる
- STEP2バースプーンで軽く混ぜて味見する
ここで味の最終確認をしましょう!
- STEP3シェークする
通常より長めのシェークがおすすめ
- STEP4シェークしフレークを除きながらグラスに注ぐ
ストレーナーで砕けた氷(フレーク)を
取り除くと水ぽくなりにくいです - 完成
味わいは、
チョコミントを思わせ、まったり飲めるデザートカクテルです。
生クリームのコクと。
カカオリキュールの重厚な甘さ、
その上にミントのすっきりとした清涼感が重なります。
飲みやすく、
ミント系カクテルのスタンダードとして世界中で親しまれています。
材料をすぐに揃えられる代用レシピ
ここでは、スーパーや一般的な酒屋で売っているようなアイテムで作る方法をご紹介します。
簡単に作れるグラスホッパー

●ミント 20ml
●カカオリキュール 20ml
●生クリーム 20ml
作り方
1 グラスにミントを入れ、ペストルで軽く潰して香りを出す。
2 シェイカーに生クリームとモーツアルトチョコリキュールを加え、氷と一緒にシェーク。
本来のグラスホッパーよりミント感は控えめですが、チョコミント風のニュアンスを楽しめます。
ポイント
伝統的に使うホワイトカカオリキュールは店頭ではあまり見かけませんが、
モーツアルトのチョコレートリキュールはスーパーや酒販店でも手に入りやすいです↓
ミントと生クリームもスーパーで揃うので、
このレシピなら、初心者でも簡単にチャレンジできますよ!
グラスホッパーの作り方のコツ

グラスホッパーは材料がシンプルな分、
仕上がりの差が出やすいカクテルです。
ここでは、美味しく作るために押さえておきたいコツを紹介します。
氷は「純氷」を使う

グラスホッパーの美味しさを左右するのは、
実は「氷」です。
家庭用の製氷機で作った氷は手軽ですが、
カルキ臭(塩素臭)や不純物が溶け出し、せっかくのカクテルを薬っぽく感じさせる原因になります。加えて溶けやすいため、水っぽくなってしまうのも難点。
そこでおすすめなのが 純氷(じゅんぴょう)。
純氷は時間をかけてゆっくり凍らせ、不純物を取り除いた透明な氷。
密度が高く、溶けにくいので、カクテル本来の風味をクリアに保ってくれます。
純氷はコンビニやスーパーでも手軽に購入可能ですよ。
さらにこだわりたい方は、
氷屋さんの純氷を試してみるのもおすすめです。プロのバーテンダーが愛用する氷は特に密度が高く、最後の一口まで美味しさをキープできます。
私がいつも利用しているおすすめの氷屋さんはこちらです ↓

ブレンダーで乳化の補助をする

グラスホッパーのようなクリーム系カクテルは、
お酒(水分)と生クリーム(油分)をどれだけ均一に乳化させられるかが味の決め手です。
シェイクだけでは分離してしまうこともあるので、
ブレンダーで軽く混ぜてからシェイクすると仕上がりが格段に良くなります。
ポイントは「泡立てるのではなく、なじませる程度に10秒ほど回す」こと。
これによりシェイク時間を長くしすぎず、
最後までクリーミーで一体感のある口当たりになります。
やりすぎると重たくなるので、乳化のサポートとして使うのがコツです。

飲み口の均一さや滑らかさを重視したい人には、
向いている手法です!
シェーク後の氷のフレークは取り除く

シェーク後に氷の破片(フレーク)がグラスに入ると、
溶けて水っぽくなり、せっかくの乳化が崩れてしまいます。
注ぐ際はストレーナーでしっかりフレークを除去することで、
最後まで濃厚でクリーミーな口当たりを保てます。
グラスホッパー作りで失敗しやすいポイント

ここでは、初心者がつまずきやすい、味を損なう注意点を3つまとめました。
- 生クリームの代用に牛乳を使う
→コクがなくなり薄まった印象になる。代用するならホイップクリームで - ミントリキュールを入れすぎる
→少しずつ入れていき、味のバランスをみて調整を - 氷のフレークを取り除かない
→氷が解けて水っぽくなる+脂肪分との分離が早まる
以上のことに注意すると、
初めて作るグラスホッパーでも失敗する可能性がぐっと減るでしょう!
グラスホッパーでのおすすめ材料は?
ここからは、グラスホッパーのおすすめ材料を紹介していきます。
グラスホッパーで必要な材料は、
- グリーンミントリキュール
- ホワイトカカオリキュール
- 生クリーム
この順に沿っておすすめ商品を紹介していきます。
グリーンミントリキュール
ミントリキュールを選ぶなら、
「ジェット27(Get 27)」を買っておけば間違いありません。
そもそもミントリキュールは銘柄の種類が少なく、実際にバーでもほとんどがこの銘柄を使っています。
ペパーミントとスペアミントを合わせたような爽快な香りが特徴で、カクテルづくりに非常に適しています。
ミント系カクテルを幅広く楽しみたいなら、まずはこの1本を持っておけば安心です。
■色のない「ジェット31」もあります。
色味を出したくない場合は、こちらを使い分けましょう↓
カカオリキュール
有名どころは「ボルス」か「エギュベル」
カカオリキュールの選択肢はそれほど多くなく、よく使われるのは次の2ブランドです:
- ボルス:
入手しやすく、価格も手ごろ。
しっかりしたロースト感があり、初心者にも扱いやすい。 - エギュベル:
やや高級感があり、
しっかりしたロースト、上品でなめらかな甘さが特徴。
ボルスはスーパーやネットでも手に入りやすく、コスパも抜群。
「どれを買えばいいか迷う…」という方には、
まずボルスをおすすめします。
手軽に本格的な味が楽しめる“エントリーモデル”として非常に優秀です。
↓エギュベル ホワイトカカオ
■他にも初心者が揃えるべきリキュールについてまとめています↓
生クリーム

生クリームは、
市販のものには、動物性、植物性、混合タイプがありますが、
グラスホッパーには動物性がおすすめです。
動物性のクリームは、植物性に比べてどっしりとしたコクがあり、
ミントの強い香りや、カカオリキュールのロースト感にも負けません。
グラスホッパーのアレンジレシピ
グラスホッパー×ビターズ

グリーンミントリキュール 20ml
ホワイトカカオリキュール 20ml
生クリーム 20ml
ペイショーズビターズ 2dash
ベース:
リキュール
手法:
シェーク
スタイル:
ショート
味わい:
八角チョコミント
度数:
約15%
言葉:
–
誕生日:
–
- STEP1全ての材料をシェーカーに入れる
- STEP2バースプーンで軽く混ぜて味見する
ここで味の最終確認をしましょう!
- STEP3シェークする
通常より長めのシェークがおすすめ
- STEP4シェークしフレークを除きながらグラスに注ぐ
ストレーナーで砕けた氷(フレーク)を
取り除くと水ぽくなりにくいです - 完成
グラスホッパーにペイショーズを入れてみました。
ミントの爽快感に、
ペイショーズのアニスやフローラルな香りが加わり、チョコミントがぐっと大人の味わいに。
まさに“これぞカクテル”という複雑さを楽しめます。
未体験ならぜひ試してみてください!
■他にもビターズのおすすめ銘柄を紹介しています。詳しくはこちら↓
パッションフルーツのグラスホッパー

グリーンミントリキュール 20ml
ホワイトカカオリキュール 20ml
生クリーム 20ml
パッションフルーツ 1/2個
ベース:
リキュール
手法:
シェーク
スタイル:
ショート
味わい:
南国チョコミント
度数:
約15%
言葉:
–
誕生日:
–
- STEP1パッションフルーツを種と果肉を分離する
すり鉢で少し擦ると、
種と果肉を分離できますよ - STEP2全ての材料をシェーカーに入れる
- STEP3バースプーンで軽く混ぜて味見する
ここで味の最終確認をしましょう!
- STEP4シェークする
通常より長めのシェークがおすすめ
- STEP5シェークしフレークを除きながらグラスに注ぐ
ストレーナーで砕けた氷(フレーク)を
取り除くと水ぽくなりにくいです - 完成!
ほんのりとした酸味が加わりますが、強すぎることはなく、
チョコミントのバランスを崩さずに奥行きのある複雑な味わいに仕上がります。
後味にはフルーティーさがぱっと広がり、爽やかさが一段と引き立ちます。
チョコミント好きはもちろん、トロピカルフレーバーが好きな方にもおすすめのアレンジです。
グラスホッパーの類似カクテル
グラスホッパーに似ているカクテルとして有名なのが、
アレキサンダーです。
どちらもカカオリキュールと生クリームを使いますが、ベースが異なります。

- アレキサンダー:
ブランデーを使用 → 重厚で芳醇、食前酒やナイトキャップにおすすめ - グラスホッパー:
ミントリキュールを使用 → 爽やかでデザート感覚、食後におすすめ
両者違いはありますが、アレキサンダーも非常に美味しいカクテルです。
興味があればぜひ作ってみてください!
■アレキサンダー専門特設記事↓
カクテルづくりに必要な道具

シェークとは、
材料をシェーカーに入れて振って混ぜる方法です。
シェークに必要な道具は、
- シェーカー
- バースプーン
- メジャーカップ
シェークには、この3つの材料が必要です。
■おすすめのシェーカー
おすすめは、BIRDYの商品↓
プロも愛用者が多い信頼性の高いアイテムです。
値段が張りますが、その価値は十分にあります。
初心者が作っても一段階上のカクテルに仕上がります←これ本当
しかし、
BIRDYの商品は非常に高品質ですが価格も高め。
そのため、
「他にも見て決めたい!」という方は、この記事を参考に↓
■バースプーン
おすすめはBIRDYの40cm↓
プロも愛用者が多い信頼性の高いアイテムです。
バースプーンは何度も買い替えるものではないため、失敗しない1本を揃えるのがおすすめです
しかし、
BIRDYの商品は非常に高品質ですが価格も高め。
そのため、
「他にも見て決めたい!」という方は、この記事を参考に↓
■メジャーカップ(ジガー)
WOMLEXの商品は、カクテルでよく使われている目盛り線が刻まれているだけでなく、
メモリ数も彫ってくれているので、非常に使いやすいです。
私は、使っているうちにどのメモリか忘れてしまうことがあるので、
このメモリ数の彫りこみは大変ありがたいです!
グラスホッパーに合うおつまみ
家でグラスホッパーをつくるなら、おつまみにもこだわりたいですよね。
ここからは、家で揃えやすい4つのおつまみでグラスホッパーに合うか比較してみました。

ナッツ:★★★☆☆
カクテルの味わいを邪魔しない、万能おつまみです!
ドライフルーツ:★★★★☆
チョコミントの甘さがドライフルーツの甘さと相性抜群です!
生ハム:★★★☆☆
チョコミントの甘さ、生ハムの塩気で、甘い⇔しょっぱいが好きな人はおすすめです!
チーズ:★★★☆☆
チョコミントの甘さ、生ハムの塩気で、甘い⇔しょっぱいが好きな人はおすすめです!
名前の由来・歴史
グラスホッパーは英語で「バッタ」の意味で、鮮やかなミントグリーンの色合いから名付けられました。
誕生は20世紀初頭、アメリカ・ニューオーリンズの老舗バー「トゥージャン」。戦後のアメリカでデザートカクテルとして人気を集め、今ではアレキサンダーと並ぶクリーム系カクテルの定番となっています。
グラスホッパーの昔のレシピ(プースカフェ)
誕生当初のグラスホッパーは、現在のようにシェイクするスタイルではなく、
リキュールを静かに注ぎ分けて層を作る「プースカフェ」として提供されていました。
緑と白のコントラストが美しく、見た目重視のデザートカクテルとして楽しまれていたのです。
よくある質問(FAQ)
- Qグラスホッパーはアルコール度数が高いですか?
- A
一般的なレシピではアルコール度数は10%前後と、ショートカクテルの中では比較的低めです。甘口で飲みやすいので初心者にもおすすめです。
- Qカロリーは高いですか?
- A
生クリームを使うためやや高めで、1杯あたり200kcal前後になります。気になる場合は牛乳で軽めにアレンジしても楽しめます。
- Qどんなグラスで飲むのが正解ですか?
- A
一般的にはカクテルグラスで提供されますが、アイスクリームと合わせるならロックグラスやデザートカップもおすすめです。
- Qノンアルコールで作る方法はありますか?
- A
ミントシロップ+チョコレートシロップ+生クリームをシェイクすれば、チョコミント風のノンアル版として楽しめます。
- Qグラスホッパーは作り置きできますか?
- A
生クリームを使うため分離しやすく、作り置きには向きません。必ず作ったらすぐに飲むのがおすすめです。
- Qグラスホッパーは男性にも人気がありますか?
- A
甘口でデザート感覚のため女性に人気が高いですが、チョコミント好きの男性や食後酒を好む方にも楽しまれています。
まとめ
グラスホッパーは、
鮮やかな緑色とチョコミントのような甘く爽やかな味わいが魅力のデザートカクテルです。
材料さえ揃えれば簡単に作れるうえ、初心者でも飲みやすいのが特徴。
おうちで気軽に楽しめる一杯として、ぜひ試してみてください!
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