温まるカクテルを作ってみたい!そんな時、
「シェーカーなくても作れる?」
「結局、美味しいの?」
「失敗したくない、、」
と、作るときは考えてしまいますよね、、。
そこでこの記事では、年間720杯以上のカクテルを作っている筆者がおすすめのカクテルレシピを紹介!
結論、ホットカクテルは”初心者でも簡単に専門道具なしで美味しく”作ることができます。
本記事では、ホットカクテルで代表的な、
- ホットワイン
- アイリッシュコーヒー
- ホットバタードラム
に加えて、余った材料で作るカクテルレシピまで、”幅広く紹介”します。
心も体も温まる一杯で、寒い夜を少し特別な時間にしてみませんか?
書いてるのはこんな人
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冬にホットカクテルが人気の理由
寒さが厳しくなる季節、ただ体を温めるだけでなく「気持ちまでほぐしてくれる一杯」を求める人が増えます。
冬に人気を集めるホットカクテルには、温度だけではない“特別な魅力”が詰まっています。
ただ温かいだけじゃない、冬カクテルの魅力
ホットカクテルは、温めることでアルコールの香りが柔らかく楽しめることも魅力ですが、人気の理由はそこだけではありません。
スパイスやフルーツを加えることで、体の芯からポカポカ温まります。
また、ホットカクテルは、冷たいカクテルにはない「温度の変化による味の移ろい」も魅力のひとつ。
最初のひと口は香り高く、時間が経つごとに角が取れ、まるで人の心をゆるめるような優しい味わいへと変化します。
香り・見た目・雰囲気で季節を楽しむ
冬のホットカクテルは、味わうだけでなく“見て楽しむ”飲み物でもあります。
立ちのぼる湯気、スパイスや柑橘のガーニッシュが「冬の夜らしいぬくもり」を演出してくれます。
さらに、耐熱グラスを使うと本格的に。
おうち時間を少し特別にしてくれる「冬のインテリア」としての一面もありますよ。
おうち時間を豊かにする「温かな癒し」
お気に入りの音楽や照明、キャンドルを添えれば、自宅でもバーのような落ち着いた癒し空間に。
一日の終わりに自分をいたわるように、「温まるお酒」でリセットする時間は、冬ならではの贅沢なおうち時間です。
おうちで簡単に作れる冬のホットカクテルレシピ7選
寒い冬の日に、体の芯から温まる一杯を自分で作れたら素敵ですよね。
ホットワインやアイリッシュコーヒーをはじめ、家にある材料で手軽に作れるホットカクテルは意外とたくさんあります。
ここでは、初心者でも失敗なく作れる「おうちで楽しむ冬のお酒レシピ」を紹介します。
ホットワイン|王道のホットカクテル
赤ワイン200ml
ハチミツ10ml
レモンスライス 1片
ベース:
ワイン
手法:
ビルド
スタイル:
ロング
味わい:
フルーティー
度数:
約10%
言葉:
–
誕生日:
–
- STEP1鍋にワインを入れて火をかける
弱火~中火くらいで!
沸騰はさせないように - STEP2はちみつを入れて甘さを調節する
- STEP3レモンスライスを入れて少し馴染ませる
入れる時間が長すぎると、
白ワタからえぐみが出るので注意 - STEP4耐熱グラスに注ぐ
- 完成!
冬の定番ホットカクテルといえば、やっぱりホットワイン。
温めた赤ワインにはちみつとレモンを加えるだけで、香り豊かで身体の芯から温まる一杯に。
スパイスや柑橘を加えることも多く、味わいの変化や香りの層を楽しめます。
中でもおすすめは「ラ・アタラヤ」。
スパイスの風味が豊かで酸味は控えめなのでホットワインとの相性抜群です。
▼詳しい作り方やスパイスやフルーツを組み合わせたレシピはこちらで詳しく解説しています。
アイリッシュコーヒー|ウイスキー香る大人の味
アイリッシュ ウィスキー 30ml
砂糖 10g
ホットコーヒー 適量
生クリーム 適量
ベース:
ウィスキー
手法:
ビルド
スタイル:
ロング
味わい:
芳醇で温か
度数:
約8%
言葉:
あたためて
誕生日:
–
- 準備グラスは熱湯を入れて温めておく。生クリームは冷蔵庫で冷やしておく。
- STEP1コーヒー・砂糖を入れて溶かしこむ
しっかりと溶解させるのがポイント!
- STEP2ウィスキーを入れて混ぜ合わせる
- STEP3生クリームを入れる
バースプーンの背を伝うように
入れると問題ない - これで完成!
深煎りコーヒーとアイリッシュウイスキー、生クリームのハーモニーが魅力の一杯。
ほろ苦さと甘み、そしてウイスキーの香りが重なり合うことで、冬の寒い日にピッタリのホットカクテルになります
ウィスキーのなかでもおすすめは「バスカー」。
バニラの甘い香りとまろやかな味わいがアイリッシュコーヒーと抜群に相性が良い一本です。
▼生クリームの浮かべるコツを押さえると、見た目も映えますよ!
ホット・バタード・ラム|甘く香ばしいデザートカクテル
ラム 40ml
角砂糖 1個
バター 約10g
熱湯 適量
ベース:
ラム
手法:
ビルド
スタイル:
ロング
味わい:
まったり甘
度数:
約20%
言葉:
良き思い出
誕生日:
1月17日
- STEP1耐熱グラスに角砂糖を入れ、潰す
- STEP2ラムを注いで混ぜ合わせる
完全には溶けないので、
ある程度でOKです! - STEP3熱湯で満たし、冷えたバターを浮かべる
- 完成!
バターのコクとラムの甘い香りが溶け合う、冬ならではの贅沢カクテル。
ナツメグやシナモンを加えることで、まるで焼き菓子のような香ばしさと甘い深みが広がります。
寒い夜にゆっくり味わえば、体の芯からほっと温まる心地よさ
おすすめのダークラムは「ロン・アブエロ」。
これに変えるだけで、上品で上質な味わいに早変わり!ぜひ試してみてください↓
▼スパイスやバターの種類をこだわると、さらに本格的な味わいに!
ホット・バタード・ラム・カウ|やさしい甘さのミルクアレンジ
ホットバタードラムに温かいミルクを加えたアレンジ版が「ホットバタードラムカウ」。
ミルクのやさしい甘さが加わることで、よりまろやかで飲みやすい一杯になります。
甘口のカクテルが好きな人や、アルコールをやや抑えたい人にもおすすめです。
シーン別|冬のカクテルをもっと楽しむアイデア
同じホットカクテルでも、
「誰と・どんな場所で・どんな気分で」楽しむか?
によって、味わいの感じ方が違いますよね。
ここでは、季節のイベントや日常のひとときをもっと豊かにしてくれる、シーン別の楽しみ方を紹介します。
クリスマス・年末年始のパーティーに
華やかな集まりのテーブルには、見た目も香りも印象的なホットカクテルがぴったり。
ホットワインのスパイス香や、ホットバタードラムの甘い香ばしさは、パーティーの雰囲気を一気に温めてくれます。
グラスの縁にオレンジやシナモンスティックを添えるだけで、写真映えも抜群。
キャンプやアウトドアで温まる夜に
冷たい外気の中で飲むホットカクテルは、まさに冬キャンプの醍醐味。
保温ボトルで持参すれば、焚き火のそばでも温かい一杯を楽しめます。
特におすすめは、香りが長く続くホットバタードラムや、ホットバタードラムカウ。
甘みとスパイスが体を内側からしっかり温めてくれますよ。
保温マグカップを使えば、見た目もアウトドアらしく映えますよ!
一人で過ごすリラックスタイムに
静かな夜にゆっくりと味わうホットカクテルは、まるで一日のご褒美。
照明を落とし、音楽を流しながら、温かいお酒を口に含むと、体だけでなく心まで解けていきます。
中でもアイリッシュコーヒーは、香りが深く、穏やかな眠りを誘うナイトキャップとしても人気です。
どちらも手軽に作れて、リラックス効果抜群の「癒し系ホットカクテル」です。
初心者でも失敗しないホットカクテルの作り方のコツ
ホットカクテルは作り方こそ簡単ですが、ちょっとした温度や手順の違いで味わいが大きく変わるのが特徴です。
ここでは、初めて挑戦する人でも美味しく仕上げられるように失敗しないコツを紹介します。
温度管理が一番のポイント
ホットカクテルを作るときに最も注意したいのが加熱温度です。
アルコールは約78℃を超えると揮発し始めるため、沸騰させると風味もアルコールも飛んでしまう原因になります。
理想は60〜70℃前後。
ホットカクテルですが、温めすぎないように注意しましょう。
鍋で温める場合は、
鍋底から小さな泡が立ち始めるくらいがベスト温度!
甘さと酸味のバランスを整える
「ホットワインが甘すぎた」「酸っぱくなった」という失敗はよくあるパターン。
酸味や甘味は入れすぎず、最初は控えめにしてから味見しながら調整するのがポイントです。
味が濃すぎる時には、ベースの量を増やしてみるのもコツです
香りを引き立てるスパイスの扱い方
ホットカクテルの魅力のひとつは“香りの立ち方”。
シナモンやクローブなどのスパイスは、入れすぎると香りが強く出すぎたり、苦味が出てしまうため、短時間で取り出すのがコツです。
お湯を注いだあとに1〜2分ほど蒸らすだけで、十分に香りが移りますよ!
ホットカクテルに使えるおすすめリキュール・スパイス
ホットカクテルには様々なスパイスやお酒が使われます。ここでは、ホットカクテルで王道のおすすめスパイス・リキュールなどを紹介します
まず揃えたい!冬カクテル共通の基本スパイス3選
冬のホットカクテルの共通点は、温度+香りの演出。
中でも、どのベース(ワイン・ラム・ウイスキー・コーヒー)にも使えるのが以下の3つ。
- シナモン
- クローブ
- ナツメグ
共通することは”温かみ”のある香りであること、
どれもスーパーの製菓コーナーで手に入る、扱いやすい定番アイテムです。
スパイス | 香りの特徴 | 向いているカクテル | 使い方のコツ |
---|---|---|---|
シナモン | 甘くて華やか。香りの立ち方が強く、冬らしい印象を演出。 | ホットワイン、ホットバタードラム | スティックを温める過程で入れて、香りを移す。飾りにも◎。 |
クローブ | 深みとスパイシーさ。香りが重層的で“冬の温もり感”を強調。 | ホットワイン、ホットバタードラム、 | 入れすぎ注意。1〜2粒で十分。加熱後は取り出す。 |
ナツメグ | 甘く芳ばしい香りで、コクと厚みをプラス。 | ホットワイン、ホットバタードラム、アイリッシュコーヒー | 少量をすりおろして使う。仕上げにふりかけると香りが立つ。 |
自分で一から揃えてもいいですが、セットになっているものもあります。お手軽に始めたい方はこちらが便利です
ホットワイン用のスパイスを選ぶなら、私のおすすめは「VOXSPICE」です。
以前は別のメーカーを使っていましたが、VOXSPICEに変えてからは香りの鮮やかさが段違いに良く、一度使って以来ずっとリピートしています。
少量サイズもあるため、香りが飛ぶ前に使い切れるのも非常にポイント高いです!
味の方向で選ぶ香り付けのお酒ガイド
ホットカクテルに使うリキュールなどは、ベースの酒よりも「香りの方向性」で選ぶのがポイント。
- 甘香系
- 芳醇系
- 柑橘系
以上の3系統を覚えておくと、どんなカクテルにも応用しやすくなります。
系統 | 代表的リキュール | 味わいの特徴 | 向いているカクテル |
---|---|---|---|
甘香系 | カルーア/アマレット | 甘いコクと香ばしさ。デザート感を出す。 | アイリッシュコーヒー、ホットバタードラム |
芳醇系 | ブランデー | 芳醇な香り・深みを与える。スパイスと好相性。 | ホットバタードラム、ホットワイン |
柑橘系 | グランマルニエ/ホワイトキュラソー | 爽やかさと香りの抜け。重さのバランス調整に。 | ホットワイン、ホットバタードラム |
ちなみに、、
「甘い・コク・爽やか」という3軸で整理すると、材料選びがぐっと楽になりますよ!
余った材料の使い回しアイデア
先程の紹介したスパイスやリキュールは、ホットカクテルを作るだけだと少し余りがち。
でも、実はそれらの材料は他のカクテルにも応用できる能アイテムです。
- スパイスが余った時におすすめのカクテルレシピ
①スパイシーモスコミュール
②スパイシーネグローニ - リキュール等が余った時のカクテルレシピ
③ブランデーバック
④スクリュードライバー×ホワイトキュラソー
①スパイシーモスコミュール
ライムとジンジャーエールに、シナモンを軽く振るだけで一気に奥行きが出ます。
色々なスパイスをお好みで混ぜても美味しく仕上がりますよ!
バーで出てくるような、クリアな味わいを求めるなら「グレーグース」がおすすめです!
せっかくならこだわりたい!というかたは、ぜひ買ってみてください↓
②スパイシーネグローニ
クローブやナツメグだけでもピリッと美味しくなります。
こだわりたい方は色々スパイスを組み合わせるのも面白いですよ!
ジンはカクテルにしてもヘタレない腰の強さがある「タンカレー」がおすすめです!
汎用性の高いジンを探しているなら、ベスト商品です↓
③ブランデーバック
ブランデーのハチミツのような甘く深い香りが、ジンジャーエールのスパイシーさと見事に調和。
飲みごたえがありながらも、意外とさっぱり。
リッチで飲みやすいカクテルです。
ブランデーは蜂蜜感のある「ヘネシーVSOP」がおすすめです。
非常に高級感のある味わいに仕上がりますので、ぜひチェックしてみてください↓
④スクリュードライバー×ホワイトキュラソー
王道のスクリュードライバーにホワイトキュラソーを加えるだけで一気に表情が変わります。
爽やかな柑橘の香りと深みが加わり、後味も引き締まります。
普段飲み慣れた一杯が、ワンランク上のカクテルに生まれ変わる感覚を楽しめますよ!
ホワイトキュラソーのおすすめは「コアントロー」。
最も王道で汎用性の高いアイテムです。まずはコアントローを買うべき!
ノンアルコールでも楽しめる冬のホットドリンク
寒い日に飲みたくなるのは、体をじんわり温めてくれる一杯。
お酒が飲めない人や家族と過ごす夜でも、ノンアルコールのホットカクテル(モクテル)なら同じ雰囲気を楽しめます。
ここでは、見た目も味わいも本格的な「冬のノンアル・ホットドリンクレシピ」を紹介します。
ジンジャーハニー|体の芯から温まる定番ドリンク
すりおろした生姜とはちみつをお湯で割るだけの、超シンプルなホットドリンク。
冷え対策や風邪予防にも効果的で、冬の健康管理にもぴったりです。
レモン汁を少し加えると爽やかさが増し、気分転換にもおすすめ。
紅茶ベースに変えると「ジンジャーハニーティー」としても楽しめます。
ホットチョコミルク|冬のご褒美ドリンク
牛乳とココアパウダーを温め、少量のチョコレートを溶かすだけ。
濃厚でデザートのような味わいは、寒い夜のご褒美タイムにぴったり。
ホイップクリームやマシュマロを浮かべれば、見た目も可愛くSNS映えします。
豆乳やオーツミルクを使えば、よりヘルシーでやさしい味わいに!
ホットカクテルと一緒に楽しみたいおつまみ・スイーツ
ホットカクテルをもっとおいしく、もっと特別にしてくれるのが“おつまみ”や“スイーツ”との組み合わせ。
ここでは、味のタイプ別におすすめのペアリングを紹介します。
甘いカクテルには「塩気」や「ナッツ系」
ホットバタードラムのような甘いカクテルには、塩味でコントラストを作るのがポイント。
- ローストナッツ
- チーズクラッカー
- ラムレーズンバター
ラムレーズンバターはラムやバターにこだわると、贅沢なひと時になりますよ↓
スパイス系カクテルには「ドライフルーツ」や「チーズ」
スパイス入りホットワインなど、スパイスの効いたカクテルには自然な甘みと酸味のある食材が好相性。
- ドライいちじく・レーズン・アプリコット
- カマンベールやブルーチーズ
- ハチミツ+クラッカーの簡単カナッペ
スパイスの香りを邪魔せず、ワインの酸味を引き立てる絶妙な組み合わせです。
チーズにハチミツを少し垂らすと、冬の夜にぴったりの大人のデザート!
コーヒー系カクテルには「チョコレート」や「焼き菓子」
アイリッシュコーヒーのような深煎り系カクテルには、カカオやナッツ系のスイーツがベストマッチ。
- ビターチョコレート(カカオ70%以上がおすすめ)
- フィナンシェやブラウニー
- 自家製ガリアーノクリームのプリン
ハーブとバニラが香るガリアーノを使えば、バー出てくるようなスイーツを作れますよ↓
まとめ|冬の夜は、香り立つ一杯で“自分を温める時間”を
寒い季節こそ、ゆっくりと湯気を眺めながら飲む一杯が格別です。
ホットワインやアイリッシュコーヒー、ホットバタードラムなど、
お好みのホットカクテルで“冬のポカポカお酒時間”を楽しんでみてください!
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