キスオブファイアのカクテルレシピ|非日常なルビーレッドロマンスを|歴16年の管理者が解説

レシピ

自宅で叶える、あのバーの特別な一杯

「カクテルって、バーで飲むもの?」そう思っていませんか?

「難しそう…」と躊躇する必要はありません。 必要な材料は、少しのお酒とレモン、そして砂糖だけ。 そして何より、シェイカーひとつあれば、誰でも本格的なバーテンダー気分を味わえるです。

このカクテルには、あなたの日常を非日常へと誘う魔法が詰まっています。

ご紹介するのは、日本生まれの傑作カクテル「キス・オブ・ファイア」

この記事を書いているのはこんな人↓

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作り方


ウォッカ20mlml

ドライベルモット20ml

スロージン20ml

レモン2dash

砂糖スノースタイル用

グラスの縁に砂糖をつけておく。その他の材料をシェークしてグラスに注いで完成!

妖艶なルビーレッドの液色が非日常感を醸し出す大人なカクテルです。カクテル言葉は「情熱的な恋」。誕生日カクテルは11月29日。

【味わい】
最初にスロージン由来のスモモの若くて甘酸っぱいフルーティーな果実味、最後にベルモットのハーブ感がスロージンの甘酸っぱさをスッと引いてくれます。まったりと安心した気分になるのに、どこか刺激的で程よい緊張感、そんな大人の余韻に浸る味わいです

【このカクテルの難しいところ】
それぞれの材料のバランスの調節が難しいです。16年カクテルを作ってきた私の個人的なコツは、自分の好きな材料を軸にして分量を調節することです。好きな材料がわからない場合はストレートで飲んでみましょう。私はスロージンが好きなので、スロージンを多めに入れるとベストバランスになります。

カクテル誕生にまつわる歴史を少しだけ

1953年に日本で行われたカクテルコンテストで誕生した日本生まれの傑作。当時大ヒットしたルイ・アームストロングの楽曲「Kiss of Fire」にインスパイアされたこと。その情熱的なタイトルがカクテルの色合いと味にぴったり合うことを説明。「炎のキス」というロマンチックなネーミングが、このカクテルの魅力を一層引き立てていることを強調。

キスオブファイアはシェークをして作るカクテルです。そのため3つの道具が必要になります

◼️シェーカー

シェーカーはカクテルをシェークするために必要になる必須道具です。シェーカーを使うことで急冷させながら混ぜ合わせることが可能です。こちらには大手のユキワ製を載せてます。

しかし、「シェーカーの種類やメーカーをもっとこだわって選びたい!」という方はこちらの特設記事を確認してからだと失敗はなくなります↓

◼️バースプーン

バースプーンはカクテル作りのどんなシーンでも使うので1本あって損はありません。シェークにおいては、振る前に軽く混ぜ合わせて味見をするときに使います。「ミスタースリム」は長くて使いやすいオーソドックスなバースプーンです。

バースプーンもたくさんの種類がありますので「バースプーン選びに失敗したくない!」という方は特設記事を確認してから検討しましょう↓

◼️メジャーカップ

お酒を計り取るときに使います。目分量で測れるならば必要ありません。「WOMLEX」は45mlや30ml等のよく使うメモリが引いてあるのでおすすめです。メモリが線だけでなく数字も彫ってあるものポイント高いです(ないと忘れる)。

◼️ウォッカ

無色透明で、基本的に無味無臭に近いニュートラルなスピリッツです。そのため、他の材料を邪魔することないのが特徴です。純度が高く、クリアな味わいのものが多いです。

アブソリュートウォッカはクリアな味わいでありながらコシがあるので、カクテルにしたときに「薄くなった…」となりにくいです。それでいて約2000円で購入できるのでおすすめです!

管理者の感想
管理者の感想

キッスオブファイアにおすすめなウォッカはクリアなものか甘みのあるものがあいますよ!
ベルヴェデールなんかが該当します

◼️ドライベルモット

白ワインをベースに、ニガヨモギや様々なハーブ、スパイスを配合し、酒精強化したフレーバードワインです。独特の苦味とハーブの香りが特徴で、カクテルに複雑さや深みを与えます。

中でもドランシャンベリーは、頃な価格帯からは想像もできないほどの、際立つバランスの良さがあります。どんなカクテルにも自然に溶け込み、そのポテンシャルを最大限に引き出します。

そのため、これを買っとけば、ドライベルモットで「失敗した!」と思うことは、まずないでしょう。

管理者の感想
管理者の感想

キッスオブファイアには味わいがニュートラルなものがおすすめです!
ドライすぎるとベルモットの味になってしまうし、過度な酸味はスロージンの繊細な風味を損ねてしまうことがあるからです!(ドランが最適)

◼️スロージン

ベースの酒にスローベリー(スモモ)を浸漬して作られるリキュールです。甘酸っぱく、ベリー特有のフルーティーな香りが特徴です。キッス・オブ・ファイアの鮮やかな赤色と独特の風味の決め手となる重要な材料です。

スロージンは多くの銘柄がありますが、この「ゴードン」を買っておけば間違いありません!甘味と酸味のバランスも完璧だし、カクテルにした時の伸びが異常なほど良いです。

管理者の感想
管理者の感想

他の銘柄のスロージンを購入したときは、このゴードンと比較して味の評価をしています!これを超えるのはなかなかありませんが、、

◼️レモン

できればフレッシュの生レモンが良いですが、毎回は難しいですよね。そんな時のおうちカクテルの強い味方が「ストレート果汁」です。カクテルにフレッシュな酸味と香りを与えてくれます。

レモン果汁には色々な銘柄ががあります。自分に合ったものを選べるようにしましょう↓

作り方


シロック ウォッカ10ml

ベルヴェデール ウォッカ20ml

ドラン ドライベルモット20ml

ゴードン スロージン20ml

モンキー47 スロージン10ml

全ての材料をシェークしてグラスに注いだら完成

スタンダードよりもスモモ感を強化したレシピです。これによりスロージンの甘く複雑な味わいが引き立ちますスロージンが好きならぜひ試してみてほしいレシピです!

【味わい】
ゴードンのスロージンの甘酸っぱさやスムースさを感じながら、モンキー47スロージンのムワッと香る複雑なスモモの芳香が味わいをより上質、かつ複雑なものにしてくれます。さらにドライベルモットの複雑なハーブ香も加わり「驚くほどに複雑で、驚くほどに一体感がある」そんな味わいです。

【僭越ながら、、カクテル解説】
ウォッカ
ベースはベルヴェデール、香づけにシロックという感じで使いました。ベルヴェデールをベースに使った理由は、特有の伸びやコシが強さにより、カクテルの印象が薄まりにくく、スロージンの果実味を存分に残した味わいにできると考えたからです。

シロックを香りづけに使った理由は、特有のフルーティーさとフローラルな香りで、スロージンの華やかさを強化したいと考えたからです。

ベルモット
ベルモットは、ドライすぎると全体がシャープな印象になるし、過度な酸味はスロージンの繊細な風味を損ねると感じました。ハーブ感が強かったりすると、その印象がカクテルに過度に出てしまいます。今回は「スロージン」に焦点を当てたカクテルなので、控えめでバランスが最高のドランを使うことにしました

スロージン:
ベースをゴードン、香りづけをモンキー47という感覚で使いました。ゴードンでどっしりと重厚感のある味わいを演出し、モンキー47の複雑かつ香り高いアロマでフレイバーに奥行きを持たせるように、と考えました。

モンキー47をシェークすると、粉糖を振ったようなムワッとした香りに包まれる感じがします。そのため、粉糖のスノースタイルをモンキー47に代用してみました。

ここからはキスオブファイアに合うようなおつまみを探索していきます。宅飲みや家飲みでは一般的なナッツ、ドライフルーツ、生ハム、チーズで探索していきます。

基本的にどのおつまみとも相性よく飲むことができました。チーズはカマンベールやコンテのようなタイプなら相性が良いですが、ゴルゴンゾーラなどのクセが強いものに関しては

Q
スロージンが手に入りません。代用はできますか?
A

味わいは変わりますができます。カシスリキュールやプルシアなど甘酸っぱい果実のリキュールであれば代用可能です。代用する際は適宜シロップやレモンを加えて味の調節をすることをおすすめします。

Q
レシピ内の銘柄は指定ですか?
A

いいえ。ただし、オリジナルレシピにおいては記載の銘柄を揃えた方が味わいは近くなります。

Q
スノースタイルがうまくできないのですが…
A

シロップをキッチンペーパーに少しつけて、グラスの縁に軽く滑らせてからグラニュー糖をつけるとやりやすいです。とは言っても絶対に必須ではないため、なくても問題ありません。

Q
シェーカーがなくても作ることができますか?
A

はい。プロテインのシェーカーなど氷を入れて振れる容器があれば可能です。しかし、カクテルシェーカーと比較して急冷能力が低いことが多いので、本格的に作るならカクテルシェーカーの購入をおすすめします↓

Q
分量を間違えてしまいました。味は大丈夫でしょうか?
A

全体量は増えてしまいますが、シェーク前であれば他材料との比率が同じになるように調節すればレシピ通りの味わいが作れます。

Q
スロージンが余ったらどうしたら良いですか?
A

ロックで飲んでも大変おいしいです。スロージンフィズやチャーリーチャップリンなど様々なカクテルに応用可能です。肉料理のソースにしてもおいしいです

Q
今回のカクテルと味わいの系統が似ているカクテルを教えてください
A

スロージンを使うものだとラムベースのミリオネーア、使わないものだとジンベースのパラダイスが近いかなと思います

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