「ウィスキーとブランデー、名前は聞くけど、一体何が違うの？」
飲む機会が無いし、どちらも同じような色合いなので、違いがわからなくなりますよね、、、
この記事を読めば、その違いがハッキリわかるだけでなく、どっちがあなたに向いているのか、あなたの好みの一杯がきっと見つかりますよ
難しそうな専門知識は抜きにして、「これだけ知っておけば大丈夫！」というポイントをギュッと凝縮しました。この記事を読み終える頃には、あなたは自信を持って自分にぴったりの一杯を選び、その魅力を存分に楽しめるほどにレベルが上がっています！
歴１６年で色々なウィスキーやブランデーを飲んできた私が、実体験をもとに違いや飲み方のおすすめをご紹介します！
この記事を読み終えたら、ぜひあなたも1杯試してみてください
これが私です↓
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最初に結論｜ウィスキーとブランデーの違いは？？
ウィスキーとブランデーの一番大きな違いは原料です。ウィスキーは大麦やライ麦などの穀物、一方ブランデーは主にブドウから使われます。完成するお酒は、原料を活かしたの味わいになるので、ウィスキーはバニラや香ばしい香り、ブランデーは芳醇でフルーティーな味わいになります。
次に違う点は「お酒の世界観」です。ウィスキーは「力強く重厚で刺激的、かつ冒険的」ブランデーは「上品で優雅、伝統的でいて芸術的」です。世界観を思うことで、原料由来の香りや味わいやお酒造りに対する姿勢や製造哲学も感じ取ることができます。お酒は単なる飲み物ではなく、その歴史や思想までもを楽しむものだと思いますので、ウィスキーとブランデーがどう違うかを紹介するうえで、世界観は非常に重要な項目になります。
ここから本文｜違いの一番の本質は【原料】
「ウィスキーとブランデーって色も似ているし、強いお酒なのは同じだし、飲む機会ないし、よくわからない」
と違いについて疑問に思ったことありませんか？
ただ、飲んでいるうちに、調べていくうちに、それぞれの違いが明確になってきました。その中で一番に感じたことは、
ウィスキーとブランデーの最大の違いは、原料にある、ということです。なぜならば、お酒のすべては料に由来するからです。製造工程の発酵も蒸留も熟成も、すべて原料の性質を活かしたものになります。完成したお酒は、原料の良さを最大限に引き出した味わいになっていくのです。そのため、原料を知るということは、そのお酒を知ることに直結すると考えます。
↓にウィスキーとブランデーの原料の特徴をシェアしていきます。一緒に違いを理解していきましょう！
ウィスキーの個性は、穀物から始まる
ウィスキーは穀物を原料とする蒸留酒で、大麦やライ麦、トウモロコシ、そして小麦などが用いられます。そのフレイバーは穀物からくる奥深い甘味や燻製してから焼いたアーモンドのようなコク、スパイス感など様々です。同じ穀物類でも様々な味わいがあるからこそ、ここまで幅広い味わいを引き出すことができるのです。
醸造家たちは、自分の哲学に基づいた最高のウィスキーを作るためにあらゆる試行錯誤をし、自分の作品を作り上げています。そうした背景を想像しながら楽しむ「個性」は非常に尊いものに感じますよ
ブランデーはブドウから生まれる、芳醇なアート
ブランデーは、果物を原料とする蒸留酒で、主にブドウが用いられます。ブドウを用いることで、フルーティーで花のような華やかなフレイバーを引き出します。ウィスキーと比較して主な原料が決まっているので、様々な個性というよりは、味わいづくりが洗練されているイメージが私にはあります。
ウィスキーと比較してブランデーは、原料由来の香りがワインのように気品あふれるフレイバーなのが特徴です。伝統的でいて、かつ洗練されている上品さはブランデーでしか味わえません。
【製造方法】ウィスキーとブランデーの違い
ウィスキーとブランデーの製造方法を知ることは、香りや味わいを知ることと同じです。なぜなら、ウィスキーとブランデーの味わいは、原料を発酵し熟成したからこそ生まれる唯一無二のものだからです。
私は、そうした工程の中から得られる香りや味わいを学んで、ウィスキーとブランデーは、高尚でいて味わい深く、心を打つような存在だと感じました。なにかのご縁で読んでいただいている、あなたにも、そんな気持ちを感じていただけたらなと思い書いていきます。製造方法を知ると理解が深まりますし、本当に楽しくなると思いますよ！
ウィスキーとブランデーの製造方法の基本は同じです。原料由来の糖を発酵させ、発生したアルコールを蒸留（アルコールのみを抽出する）し樽などで熟成させる、という方法です。
発酵、蒸留、熟成──職人の手が生むウィスキーの旅路
ウィスキーの原料である穀物には発酵に必要な糖が含まれていないので、最初に原料由来の成分を糖に変える作業をします（糖化という）。そのあと発酵させて蒸留します。発酵することにより、ナッツのようなフレイバーや焦がした香りなどが生まれます。
その後、内側を強く焦がしたオーク樽で長期間熟成されることで、スモーキーさやバニラ香、ウッディな風味を深めていき、ウィスキーらしさを引き出していきます。
蒸留と熟成が生む、ブランデーという芸術品
一方、ブランデーの原料であるブドウにはもともと糖分を豊富に含んでいるため、糖化の工程は不要で、いきなり発酵させて蒸留します。発酵することにより、ブドウ由来のフルーティーな香りと花のような香りを引き出します。
その後、ウィスキーと比較してトースト感の控えめな樽を使って熟成させ、バニラやハチミツ、ドライフルーツのような風味を深めていきます。
【味わい】【香り】ウィスキーとブランデーの違い
ここまで使用する原料、製法をご紹介してきました。以上より、香りや味わいは、「原料本来の香り」「発酵で生じた原料由来の香り」「熟成により得られた香り」によって決まります。それらが複雑に混ざり合うことで奥行きが生まれていきます。
この得られる香りを知ることで、「ウィスキーとはどんな味わいか？」「ブランデーとはどんな味わいか？」ということを上部の情報だけでなく、原料や製造方法という根拠に基づいて理解することができるようになります。そうなってくると、飲み比べの理解度が深まったり、作った相手の意図をくみ取れたり、すごく充実して楽しくなってきますよ！
ここからはウィスキーとブランデーの「香りの広がりと複雑さ」「熟成による風味の変化」を見ていきましょう↓
深く、強く、複雑に──ウィスキーの香りと味わい
ウィスキーは発酵により大麦、ライム麦、トウモロコシ本来の甘さやコク、ナッツのような香ばしさやスパイスの香りを得られます。その後の熟成によりスモーキーさやバニラ香、ウッディな風味が深めれれていきます。
ウィスキーは力強く刺激的、かつ冒険的なお酒です。さまざまな製造哲学のもとに銘柄が作られていますので個性があります。そのためブランデーと比較して、様々な個性のある銘柄に出会えます。自分に合うウィスキーを探していきましょう！
熟れた果実と樽香が織りなす、香りの芸術
ブランデーは発酵により、ぶどう本来のグレープ感、発酵由来のフルーティーで華やかな花の香りが最大の特徴です。熟成により、バニラやはちみつ、熟した果実、ドライフルーツのような香りがします。ウィスキーに比べて柔らかく、丸みを帯びた印象を感じます。味わいはシルキーで舌あたりがなめらか、芳醇でありながらも繊細な甘さが残ります。
ブランデーは銘柄ごとに個性が強いかといわれると、ウィスキーほどではないと感じます。その代わり、伝統的で上質な味わいで洗練されています。優雅で芸術的な香り、味わいを求めるならブランデーがおすすめです。
私に合うのはウィスキー？ブランデー？
さあ、ここまで読み進めたあなたは、ほかの人よりも一段も二段の知識と感覚が身についています。ウィスキーとブランデーの個性はまったく異なっていてビックリしましたよね！
ここでは、違いを高いレベルで理解されたあなたに、好みやシーンによってどっちが合うのか？ご紹介していきます
簡単し調べたい方は⬆︎の図を参考にすれば、自分にあったお酒がどちらなのかすぐにわかりますよ
多様な文化を楽しむ探究心に──ウィスキーが応えてくれる
ウィスキーは、世界中の文化や気候、歴史が凝縮された蒸留酒です。スコットランドウィスキーのスモーキーさ、アメリカンウィスキーの甘いバニラ感など、どれも同じウィスキーでありながら、「どこで、誰が、どんな想いで」作ったのかが味わいに現れているところが魅力です。様々な個性に触れ、自分の好みを少しずつ深掘りしていく過程。ウィスキーは、そんな探究心や好奇心を持つあなたにこそ、ぴったりなお酒です。
香りや味わいに関して言えば、あなたが香ばしくて力強い味わい、飲みごたえのあるお酒を求めるタイプなら、ウィスキーが向いているかもしれません。スモーキーで男前な香り、スパイスやオークのニュアンス、じっくりと時間をかけて楽しむ深みがウィスキーには詰まっています！
中でもおすすめのウィスキーはこちら↓
世界が認める、バランスと奥行きのあるスコッチブレンド
こちらはスコットランドのウィスキー（通称スコッチ）。スコッチはスモーキーな香りがするのが特徴です。この程よいスモーキーさのおかげて、「いやなお酒感」がマスクされてとっても飲みやすいです。加えてバニラやドライフルーツなどのしっかりとした余韻もあるため、長く楽しめますよ！
ストレートやロックはもちろん、ハイボールにしても、カクテルにしても、とにかくこれ一本あれば安心！失敗しない１本です！
私は、これを飲んで、ウィスキーが飲めるようになりました！
優雅さと気品を纏いたいあなたに──ブランデーという芸術を
ブランデーは、時間をかけて丁寧に育まれた“芸術品”に近いです。ウィスキーが多様性や冒険を楽しむお酒だとすれば、ブランデーは、静けさや洗練を愛する人のための一杯。変化よりも完成された美しさを求めるあなたにこそ、ふさわしいお酒です。
味わいは、原料となるぶどうの芳醇な香り、発酵によって引き出される果実味、そして熟成の過程で加わるバニラやドライフルーツのような香り──そのどれもが、繊細で優雅。なめらかな口あたり、まるで香水のようにエレガントな香りで、口に含んだ瞬間、気品あふれる世界へと誘ってくれます。ブランデーは、そんな上質な時間を大切にしたいあなたの心に、きっと寄り添ってくれるはずです。
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格の違いを感じる、ぶどう由来の気品ある味わい
コニャック地方で造られる高品質なグランド・シャンパーニュとプティット・シャンパーニュ産の原酒を使用したブランデー。芳醇で滑らか、バニラやアプリコット、マーマレードのようなフルーティーで華やかな香りが特徴です。口当たりはとてもなめらかで、深い余韻が続きます。
フルーティーさと芳醇なコクの重厚さのバランスが絶妙！そのためストレートやロック、水割り、カクテルでも、とにかくこれ一本あれば安心！失敗しない１本です！
ウィスキーの飲み方・ブランデーの飲み方
ウィスキーとブランデーには様々な飲み方があります。これらを知ることで色々な香り、味わいを引き出すことができます。知ればあなたもすぐ試せる！実践しやすい飲み方を紹介します
あなたはどのスタイル？ウィスキーの飲み方で味が変わる
ウィスキーは、主にストレート、ロック、水割りで飲むことが多いです↓
- ストレート
最もシンプルで、ウィスキー本来の香りや味わいをダイレクトに感じられる飲み方です。まずは少量をグラスに注ぎ、香りを確かめてからゆっくりと口に含んでみてください。度数は高いですが、ウィスキーを一番楽しめる方法です。 - ロック
グラスに大きめの氷を入れ、ウィスキーを注ぐ飲み方です。氷がゆっくりと溶けることで、時間の経過とともに香りや味わいが変化していきます。個人的には、年数が高いもののほうが色々な味の変化を楽しめます。 - 水割り
ウィスキーを水で割る飲み方です。アルコール度数が下がり、ウィスキーの香りが開きやすくなります。食事と一緒に楽しむ際にもおすすめ。個人的には、お酒の濃さを自分で変えられる、通な飲み方だなと思います！
芸術を、どう飲むか。ブランデーの美しい飲み方
ブランデーもストレート、ロック、水割りで飲まれることが多いです↓
- ストレート
ブランデーの最も王道とされる飲み方です。ブランデーグラスに少量注ぎ、手のひらでグラスを温めと、芳醇な香りが立ち上ります。度数は高いですが、ブランデーを一番楽しめる方法です。 - ロック
大きめの氷を入れたグラスにブランデーを注ぎます。ゆっくりと氷が溶けるにつれて味わいが変化していくのも楽しみの一つです。 - 水割り
ブランデーを水で割ることで、より気軽に楽しめます。アルコール度数が下がり、口当たりがまろやかになるため、ブランデー初心者の方にもおすすめです。分量をすこしかえるだけで、雰囲気がガラッと変わるので、微調整しながら作ってみましょう！
ウィスキーとブランデーは、最高のカクテルで“違い”を感じよう
ウィスキーやブランデーにはカクテルがめちゃくちゃ合います！その根拠に、カクテルには、ウィスキーとブランデーを使ったレシピがそれぞれ２００種類以上あると言われています。ストレートの味に飽きてきたり、度数が強く感じたりしたらカクテルにするのがおすすめです。
カクテルは消費にも役立ちます。辛口から甘口まで様々なレシピが存在するため「今日はさっぱりで飲みたいな～」「今日はまったり甘いの飲みたいな～」など、気分にあった味わいのカクテルを飲むことができ、飽きが来ませんよ！
芳醇で奥深い、大人のウィスキーカクテルたち
ニューヨーク
●ライウィスキー45ml
●ライム15ml
●グレナデン1/2tsp
●オレンジピール1個
ピール以外をシェークしてグラスに注ぎ、オレンジピールを振りかけたら完成！
都会的でスタイリッシュな名前の通り、夜景の似合うバーで、グラス片手にゆっくり語らうような雰囲気が魅力です。
ウィスキーの深みを残しつつも、飲みやすさが絶妙に調和しており、ビターすぎず甘すぎないバランス感覚が光ります。
ザクロのグレナデンシロップとライム、それぞれにこだわれば、さらに本格的なカクテルに仕上がります、興味のある方はこちらから↓
グレンリベット１８年 ハイボール
●ウィスキー30ml
●ソーダ適量
全てを氷が入ったグラスに入れて混ぜ合わせたら完成！
ハイボールは、ウィスキーをソーダで割っただけのシンプルなカクテルですが、その爽快さと飲みやすさから、ウィスキー初心者から愛好家まで幅広く親しまれています。
ソーダの気泡がウィスキーの香りをふわっと引き立て、食事と合わせやすく、のど越しも心地よい一杯です。特に暑い季節や、揚げ物など脂っこい料理との相性は抜群です。
今回はグレンリベト１８年。超高級ですが、飲んだことない人はぜひ飲んでみてほしいです↓驚くほどフルーティーです、、
エレガンスを一杯に。美しきブランデーカクテルたち
サイドカー
●ブランデー30ml
●レモン15ml
●ホワイトキュラソー15ml
全てをシェークしてグラスに注ぎ、グラスに注いだら完成！
シャープな酸味と上品な甘さが絶妙に絡み合い、口に含んだ瞬間に広がる柑橘とブランデーの芳香が魅力です。
気品がありながらも芯のある味わいで、特別な時間を引き締めてくれる一杯です。まさに“大人の洗練”を体現したカクテル。
「初めから超本格的に作りたい」という凝り性の方は、作る前にこの記事を見て↓
アレキサンダー
●ブランデー30ml
●カカオリキュール15ml
●生クリーム15ml
●ナツメグ適量
ナツメグ以外をシェークしてグラスに注ぎ、ナツメグを振りかけたら完成！
アレキサンダーは、ブランデーを使用するデザートカクテルの代表格。口当たりはまろやかで、チョコレートのような甘さとブランデーの芳醇さが、まるでリッチなスイーツを食べているかのような幸福感を演出します。
このカクテルの魅力は優雅でなめらかな飲み心地。デザート代わりの一杯、特別な夜に自分へのご褒美として飲むのにもぴったりです。
カカオリキュールのおすすめはエギュベルのカカオリキュール。その場でカカオをローストしたような新鮮さのある商品↓
他にも初心者向けのリキュールが知りたい方は特設記事で紹介しています↓
さらに、これらのカクテル作りに必要なことは全てこちらから↓
せっかく飲むなら、合うおつまみと一緒に
ゆっくり飲むときに相棒になってくれるのが、相性の良いおつまみ。ここでは、ウィスキーやブランデーをとことん楽しめるように、相性の良いおつまみを紹介していきます。
合うおつまみに共通することは、ウィスキーとブランデーのどちらも、脂肪分と旨味を持ち、かつ個性が強くない食材と相性抜群ということです。お酒が持つ複雑な香味を、おつまみで際立たせて、最高の時間を楽しんでみてください！
ナッツ
ウィスキーに合う理由：
ナッツの香ばしさはウィスキーのウッディさやスモーキーさとよく調和します。特にローストしたアーモンドやクルミは、バーボン系やスモーキーなスコッチにぴったり。ナッツの油分が口内をコーティングし、アルコールの刺激をまろやかにします。
ブランデーに合う理由：
ブランデーの甘みや果実香と、ナッツの香ばしさ・甘み（例：マカダミアナッツ、カシューナッツ）がバランスよく響き合います。特に軽く塩気のあるナッツは、ブランデーの華やかな香りを引き立ててくれます。
ドライフルーツ
ウィスキーに合う理由：
ウィスキー、特にシェリー樽熟成タイプにはレーズンやイチジクのような甘く濃厚なドライフルーツが好相性。まるでウイスキーに含まれるドライフルーツの香りが“実体化”するようなマリアージュを感じられます。
ブランデーに合う理由：
ブランデー自体が果実からできているため、ドライフルーツとの親和性は非常に高いです。アプリコットやデーツなど、ふくよかでとろけるような甘さが、ブランデーのまろやかさをより引き立てます。
生ハム
ウィスキーに合う理由：
生ハムの塩気と旨味は、ウィスキーの力強いアルコール感や樽香とよく合います。特にスコッチやアイリッシュなど、クセのあるウィスキーには、脂の甘みがある生ハム（例：プロシュートやハモンセラーノ）を合わせると絶妙です。
ブランデーに合う理由：
ブランデーの甘やかな風味と、生ハムの塩気とのコントラストが楽しめます。口に含んだときに、塩味と果実味が折り重なって複雑な味わいが広がります。冷やしすぎない常温の生ハムがおすすめ。
チーズ
ウィスキーに合う理由：
チェダーやスモークチーズなど、コクのあるタイプとよく合います。ウィスキーの深みとチーズの発酵由来の旨味が共鳴します。ブルーチーズも、濃厚なシングルモルトと組み合わせると大胆で大人の味に。
ブランデーに合う理由：
カマンベールやブリーなど、クリーミーでまろやかなチーズがよく合います。ブランデーの芳香と柔らかく優しいチーズが繊細に調和し、口の中でとろけるようなペアリングが生まれます。デザート感覚に近い楽しみ方も可能です。
まとめ｜自分に合ったやつをえらんで素敵なお酒ライフを
ウィスキーとブランデーの違いはとても複雑でしたが、わかるととてもすっきりしますよね！ここまで読み進めたあなたはもう違いについて悩むことはないでしょう。
質問コーナー
ウィスキー・ブランデー関連
- Qウィスキーとブランデーはどちらが高いですか？
- A
銘柄や熟成年数にもよりますが、ブランデーのほうが高価な印象です。理由は、ウィスキーはは幅広い価格帯の銘柄が存在するため、安価なものもよく見かけます。一方、ブランデーはお手頃な価格のものもありますが、ウィスキーほどの幅広さはありません。よって一般的な買い場で見た時、手に取りやすい価格帯が多いウィスキーよりも、ブランデーのほうが高価であることが多いと思います。
- Qウィスキーとブランデーはどちらが健康に良いですか？
- A
どちらが良いかというのは一概には言えません。糖質、カロリーはウィスキーもブランデーも同じくらいです。糖質はほぼ０。カロリーは１ｍｌあたり約２．５キロカロリーです。
ウィスキー関連
- Qスコッチやアイリッシュとは何ですか？
- A
国で作ったウィスキーの名前です。スコッチはスコットランド、アイリッシュはアイルランドを指します。スコッチは製造過程に泥炭を用いることでスモーキーなフレイバーをつけるのが特徴。アイリッシュは蒸留回数が多く、未発芽の麦芽も使うことからクリーミーで飲みやすいフレイバーが特徴です。
- Q世界三大ウィスキーとは何ですか？
- A
「世界五大ウイスキー」とは、世界中で特に評価が高く、伝統と生産量、個性を持つ5つの国・地域のウイスキーの総称です。
■スコッチ（スコットランド）：ピートによるスモーキーさ
■アイリッシュ（アイルランド）：三回蒸留による滑らかな口当たり
■アメリカン：トウモロコシを主原料とし、バニラやカラメルの甘い風味
■カナディアン：軽快で飲みやすく、ミキサーにも向いたスタイル
■日本：スコッチの影響を受けつつ、繊細でバランスの取れた味わい
- Qバーボンとは何ですか？
- A
バーボンとは、アメリカの主にケンタッキー州で造られるウイスキーの一種で、主にトウモロコシを原料にしたものです。原料の51％以上がトウモロコシで、内側を焦がした新しいオーク樽で熟成させて作ります。甘みのある味わいとバニラやカラメルのような香りが特徴です
ブランデー関連
- Qブランデーはリンゴやチェリーでも作れると聞きましたが、ブランデーとは呼ばないのですか？
- A
それらもブランデーの分類に入りますが、○○ブランデーという別の呼称になります。リンゴで作ったものはアップルブランデー（カルヴァドス）、チェリーで作ったものはチェリーブランデーなどがあります。
- QブランデーのVSやVSＯＰとは何ですか？
- A
これらは簡潔に言うとコント数（熟成期間）の違いになります。ＶＳ→ＶＳＯＰ→ナポレオン→ＸＯの順で熟成期間が長くなり、熟成期間が短いとフレッシュなフルーツの香りが強く、長いとドライフルーツなどの香りと豊潤なコクがうまれ重厚な味わいになります。熟成が長くなれば値段も高くなる傾向になります。
- Qブランデーのコニャックやアルマニャックとは何ですか？
- A
フランスの産地のことです。フランスにおいて、ブランデーで特に有名なのはコニャックとアルマニャックです。コニャックは法的な保護制度、生産工程の厳格さなどにより品質のブレが少なく、アルマニャックはコニャックのような保護制度はあるものの、個性を活かしたスタイルのブランデーが多いです。
- Q世界三大ブランデーとは何ですか？
- A
世界的に評価の高い三つの産地のブランデーを指す言葉で、「コニャック」「アルマニャック」「サラマンカ」が該当します。
- Q高級酒で有名なルイ１３世とは何ですか？
- A
こちらは、レミーマルタン社が手掛けている一本４０万以上する高級ブランデーのことです。その味わいは、なめらかで重厚、シルクのような口当たりと豊かなコクがあるとされています（私は飲んだことありません）
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